システム変数

システム関数/呼び出し 説明
ConverseVar.commitOnConverse このシステム変数を 1 に設定すると、 セグメント化されていないプログラムが converse を発行する前に、 テキスト・アプリケーション内のリソースのコミットおよびリリースが行われます。デフォルト値は、非セグメント化プログラムの場合が 0、セグメント化プログラムの場合は 1 です。
ConverseVar.eventKey 書式を EGL テキストまたは Web プログラムに戻すためにユーザーが押したキーを識別します。
ConverseVar.printerAssociation 実行時に、印刷書式を印刷するときの出力の宛先を指定できるようにします。
ConverseVar.segmentedMode テキスト・アプリケーションで使用され、converse 文の効果を変更します。ただし、呼び出し先プログラムでは変数のこの目的は無視されます。
ConverseVar.validationMsgNum テキスト・アプリケーションで使用できます。またこの変数には、ConverseLib.validationFailed によって割り当てられた値が含まれています。
sysVar.arrayIndex

以下の番号を含んでいます。

  • in 演算子が使用された単一論理式の検索条件に一致する、配列内の最初のエレメントの番号
  • 検索条件に一致する配列エレメントが存在しない場合には、ゼロ
  • move ... for count 文の後のターゲット配列内で最後に変更されたエレメントの番号
sysVar.callConversionTable
プログラムが実行時に以下を行うときのデータ変換に使用される 変換テーブルの名前を含んでいます。
  • リモート・システム上のプログラムへの呼び出しで引き数を受け渡す
  • リモート・プログラムをシステム関数 sysLib.startTransaction 経由で呼び出すときに引き数を受け渡す
  • リモート・ロケーションにあるファイルにアクセスする
sysVar.conversationID EGL プログラムが UI レコードを使用して Web ページを表示するときに割り当てられる会話 ID を保管します。
sysVar.errorCode

以下のいずれかが発生した場合に状況コードを受け取る。

  • call 文の呼び出し (その文が try ブロックにある場合)
  • 索引ファイル、MQ ファイル、相対ファイル、またはシリアル・ファイルに対する入出力操作
  • 次の場合における、ほとんどすべてのシステム関数の呼び出し
    • 呼び出しが try ブロック内にある場合、または
    • プログラムが VisualAge® Generator との互換性モードで実行中であり、VGVar.handleSysLibraryErrors が 1 に設定されている場合
sysVar.formConversionTable EGL 生成 Java™ プログラムが以下のように動作する場合に双方向テキスト変換で使用される変換テーブルの名前を含んでいます。
  • ヘブライ語またはアラビア語の文字を含むテキスト書式または印刷書式を表示する。
  • ヘブライ語またはアラビア語の文字を受け入れるテキスト書式を表示する。
sysVar.overflowIndicator 算術オーバーフローが発生すると 1 に設定されます。この変数の値を検査することによって、オーバーフロー条件が発生したかどうかを確認できます。
sysVar.remoteSystemID プログラム、VSAM ファイル、CICS® トランザクション、または一時データ・キューなどのリモート・エンティティーのロケーションを表すシステム名を含んでいます。
sysVar.returnCode プログラムによって設定され、オペレーティング・システムで使用可能な外部戻りコードを含んでいます。
sysVar.sessionID Web アプリケーション・サーバー・セッションに固有の ID を含んでいます。
sysVar.sqlState 最後に完了した SQL 入出力操作の SQL 状態値を含んでいます。コードは、SQL 通信域 (SQLCA) から取得され、リレーショナル・データベース・マネージャーによって異なります。
sysVar.sqlca SQL 通信域 (SQLCA) 全体を含んでいます。
sysVar.sqlcode 最後に完了した SQL 入出力操作の戻りコードを含んでいます。コードは、SQL 通信域 (SQLCA) から取得され、リレーショナル・データベース・マネージャーによって異なります。
sysVar.systemType プログラムを実行するターゲット・システムを識別します。
sysVar.terminalID

CICS の COBOL コードに関しては、sysVar.terminalID には CICS 端末 ID が含まれます。z/OS® バッチ処理に使用される COBOL コードに関しては、sysVar.connectionID はブランクです。

iSeries™ 上の COBOL コードに関しては、sysVar.terminalID はブランクに初期化されます。コードが対話式の場合、この変数はアクティブ・ジョブ属性のクエリーから受け取った端末名にリセットされます。

Java コードに関しては、sysVar.terminalID は (sysVar.sessionID のように) Java 仮想マシンのシステム・プロパティー user.name から初期化されます。このプロパティーを検索できない場合は、sysVar.terminalID はブランクになります。

sysVar.transactionID CICS では、システム変数 sysVar.transactionID は以下のように振る舞います。
  • セグメント化されたプログラムで converse 文の後にプログラムを呼び出すために使用するトランザクション ID を変更する
  • 最初にビルド記述子オプション restartTransactionID で指定した値が含まれているか、または (この値が指定されていない場合) プログラムを呼び出すために使用するトランザクション ID が含まれている。ただし、プログラムが transfer to program という書式の transfer 文によって呼び出された場合、この変数には最初に、転送プログラムを開始したトランザクションID が含まれています。

    CICS ベースのプログラムが、Web アプリケーションで稼動している場合、この変数には catcher プログラム DFHMIRS のトランザクション ID が含まれる。

他のすべてのプラットフォーム上では、この変数は使用されません。ただし、プログラムが transfer to program 書式の transfer 文によって呼び出されている場合、 この変数には転送側プログラムの名前が含まれます。

sysVar.transferName 実行時に、転送先のプログラムまたはトランザクションの名前の指定を許可します。
sysVar.userID ユーザー ID が使用可能な環境にユーザー ID を含みます。
VGVar.currentFormattedGregorianDate 現在のシステム日付を、長いグレゴリオ暦形式で格納します。
VGVar.currentFormattedJulianDate 現在のシステム日付を、長いユリウス暦形式で格納します。
VGVar.currentFormattedTime 現在のシステム時刻 (HH:mm:mm 形式) を検索します。
VGVar.currentGregorianDate 現在のシステム日付を、8 桁のグレゴリオ暦形式 (yyyyMMdd) で格納します。
VGVar.currentJulianDate 現在のシステム日付を、7 桁のユリウス暦形式 (yyyyDDD) で格納します。この変数は、VisualAge Generator から EGL へのコード・マイグレーションをサポートするために存在するものなので、なるべく使用しないでください。
VGVar.currentShortGregorianDate 現在のシステム日付を、6 桁のグレゴリオ暦形式 (yyMMdd) で格納します。この変数は、VisualAge Generator から EGL へのコード・マイグレーションをサポートするために存在するものなので、なるべく使用しないでください。
VGVar.currentShortJulianDate 現在のシステム日付を、5 桁のユリウス暦形式 (yyDDD) で格納します。この変数は、VisualAge Generator から EGL へのコード・マイグレーションをサポートするために存在するものなので、なるべく使用しないでください。
VGVar.handleHardIOErrors

以下のいずれかの方法で使用できます。

  • assignment 文または move 文のソースまたはターゲットとして使用 (move 文の「for count」でも使用可能)
  • caseif、 または while 文で使用される論理式での変数として使用
  • return または exit 文内の引き数として使用
VGVar.handleOverflow 算術オーバーフロー後のエラー処理を制御します。
VGVar.handleSysLibraryErrors システム変数 sysVar.errorCode の値がシステム関数の呼び出しの影響を受けるかどうかを指定します。
VGVar.mqConditionCode MQ レコードの add または scan 入出力操作の後に行われる MQSeries® API 呼び出しの完了コードを含んでいます。
VGVar.sqlerrd 6 エレメントからなる静的配列であり、各エレメントには、最後の SQL I/O オプションから戻された、対応する SQL 通信域 (SQLCA) 値を含みます。
VGVar.sqlerrmc sysVar.sqlcode の戻りコードに関連したエラー・メッセージの置換変数を含んでいます。
VGVar.sqlIsolationLevel データベース・トランザクション間の独立性のレベルを示します。これは、Java 出力を生成する場合にのみ意味があります。
VGVar.sqlWarn 最後の SQL 入出力操作に関して SQL 通信域 (SQLCA) で戻された警告バイトが各エレメントに含まれ、インデックスが SQL SQLCA の説明内の警告番号よりも 1 大きい、11 個のエレメントからなる静的配列。
VGVar.systemGregorianDateFormat dd (日数)、MM (月数)、および yy か yyyy (年数) を、d、M、y または数字以外の、区切り文字として使用される文字と一緒に含む、8 または 10 文字のパターン。
VGVar.systemJulianDateFormat DDD (日数)、および yy か yyyy (年数) を、D、y、または数字以外の、区切り文字として使用される文字と共に含む、6 または 8 文字のパターン。
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