この作業は、トップダウン・マッピングを生成する際に衝突検出の列を追加する方法についての説明です。
前提条件となる作業- J2EE およびデータベースの機能を使用可能にします。
次のようにして実行できます。
- ワークベンチの設定ページ (「ウィンドウ」>「設定」) で、
フォルダー「ワークベンチ」を展開し、「機能」を選択する。
- 「機能」リストから、
「拡張 J2EE」の下の「エンタープライズ Java」チェック・ボックスを選択する。
「OK」をクリックする。
- WebSphere Application Server v6.0 をターゲット・サーバーとして、
バージョン 1.3 または 1.4のエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトを作成する。
- 作成したエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトに、バージョン 2.x の EJB プロジェクトを作成する。
- 作成したエンタープライズ・アプリケーション・プロジェクトに対応する EJB プロジェクトに、
2.x CMP Bean をインポートする。
- オプティミスティック・アクセス・インテントを wsOptimisticUpdate
または wsOptimisticRead にセットアップする。
この作業のステップトップダウン EJB 2.x CMP エンティティー Bean の衝突検出の列を生成するには、次のステップを実行します。
- トップダウン・マッピングの生成の作業を参照する。
- 「EJB から RDB へのマッピング」ウィザードで、
オプションのチェック・ボックス「衝突検出の列の追加」を選択する。
後処理作業
衝突検出の列を使用する前に、次のステップを実行する必要があります。
- 衝突検出の列の使用をサポートするデータベース・トリガーを独自に作成する。
結果衝突検出の列を追加すると、その結果次のイベントが発生します。
- マッピング・エディターの表ペインに衝突検出の列が表示されます。
- 衝突検出の列のデフォルトのデータ型は BIG INTEGER です。
- 衝突検出の列の命名規則の形式は OCC_beanName です。
- トップダウン・マッピングは余分の関係列を生成します。
デフォルトでは、この列はマップされません。図に示すように、マッピング矢印アイコンがありません。
- 衝突検出の列の使用を選択した場合、
衝突検出の列の使用はオプティミスティック・アクセス・インテントの述部に属性を組み込むオプティミスティック並行性制御方式に優先されます。
さらに、オプティミスティック・アクセス・インテントについて、すべてのオプティミスティック述部の設定が無視されます。
