デフォルト・データベースは、リレーショナル・データベースです。このリレーショナル・データベースは、SQL に関連した I/O ステートメントが EGL 生成コード内で実行される場合、およびその他のデータベース接続が最新でない場合にアクセスされます。デフォルト・データベースは、実行単位の先頭から使用できます。ただし、同じ実行単位内の後続のアクセスでは、別のデータベースに動的に接続できます。詳細については、『VGLib.connectionService』を参照してください。
オプションのランタイム・プロパティー vgj.jdbc.default.database では、Java™ 実行単位に対して、デフォルト・データベースが指定されています。生成時にオプション genProperties に対してGLOBAL または PROGRAM を設定すると、このプロパティーは、ビルド記述子オプション sqlDB から、生成された値を受け取ります。
iSeries™ COBOL プログラムに関しては、データベース接続というアイデアは意味がありません。ビルド記述子オプション destLibrary によって、実行時に使用されるライブラリーが識別されます。別のライブラリーを参照する場合、その別のライブラリーの名前を修飾子として使用する必要があります。例えば、ライブラリー LIBRARY02 の SQL テーブル SAMPLE にアクセスする必要がある場合、LIBRARY02.SAMPLE と指定してテーブルを参照します。
COBOL の実行単位に関しては、デフォルトの DB2® UDB データベースは DB2 構成に指定されます。
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