Web デプロイメント記述子エディター

Web デプロイメント記述子エディターを使用することにより、Web 開発環境で作成済みのモジュールにデプロイメント情報を指定することができます。 この情報は web.xml ファイル内にあります。Web デプロイメント記述子は、デプロイメント記述子属性の設定に使用することに注意してください。 Web リソース・コンテンツの操作には使用しません。

Web プロジェクトの web.xml ファイルは、Web アプリケーション・モジュールのデプロイ中に必要な情報を提供します。 この情報は、プロジェクトから WAR ファイルをビルド中に使用されます。 新しい Web プロジェクトを作成するときはいつも、プロジェクトの Web コンテンツ・フォルダーの下の WEB-INF 内に、最小限のサイズで web.xml ファイルが自動的に作成されます。

Web デプロイメント記述子エディターは動的で、また、デプロイメント記述子内のさまざまなプロパティーおよび設定値を表示する多くのタブ付きページ (ビュー) がインクルードされています。 例えば、「サーブレット」タブをクリックして、「サーブレット」ページを表示できます。 このページでは、Web アプリケーションで使用するサーブレットおよび JSP の追加または除去ができます。Web デプロイメント記述子エディターには、以下のタブ付きページが 組み込まれています。
web.xml を直接編集できますが、Web デプロイメント記述子エディターで複数のタブ付きページを編集することをお勧めします。 これらのタブ付きページにデプロイメント情報を指定すると、エディターは該当する XML タグを、web.xml (または適切な .xmi ファイル) に自動的に取り込みます。

web.xml ファイル内の構成情報に加えて、Web プロジェクト内の他のデプロイメント記述子には、 以下の情報がインクルードされています。 既存の Web プロジェクトに WAR ファイルをインポートする場合には、Web プロジェクトの新しいデプロイメント記述子として、WAR ファイル内にインクルードされているデプロイメント記述子ファイルをインクルードすることができます。 これらのファイルの中に既に定義されている固有のデプロイメント情報は、 更新された Web アプリケーションをデプロイ中に使用されます。

web.xml ファイルを自動的に更新して、Web プロジェクトへの変更を反映できます。 例えば、「新規サーブレット」ウィザードを使用して Web プロジェクトに新規 サーブレットを作成する場合、ウィザードは該当するサーブレット・エントリー を web.xml ファイルに配置します。

関連概念
Web プロジェクト
Web アプリケーションの概要
サーブレット
JavaServer Pages (JSP) テクノロジー
関連タスク
Web デプロイメント記述子エディターを使用して Web アプリケーションを構成する
サーブレットを作成する
Web アーカイブ (WAR) ファイルをインポートする

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