Web サービス・コンポーネントは、Web サービスからのデータが含んでいる、ご使用のクライアント・データを更新可能にします。
例えば、ポートフォリオ内の株式の現在値を更新することができます。Faces Client の Web サービスを使用するためには、Web サービスをローカルで実行しなければなりません。
セキュリティー上の問題で、ドメイン内の Web サービスへの呼び出しのみが
サポートされています。
Web サービスを構成するには、次のステップにしたがってください。
- Faces Client コンポーネントで使用するためのドメイン内 Web サービスを作成します。
WSDL URL、および Web サービス用の入出力 SOAP メッセージのフォーマット (スキーマ) を確認する必要があります。
- Faces Client ページ用のクライアント・データを作成した後、Web サービス・アイコンを「Faces Client コンポーネント」ドロワーからページ上にドラッグします。
- JSP ページで Web サービス・コンポーネントを選択します。
- プロパティー・ビューに進み、属性を設定します。
- 「odc:WebService」タブで、Web サービスの別名または意味のある名前、Web サービス定義用の WSDLドキュメントのロケーションの URL、および呼び出したい Web サービス操作の名前を指定します。
- 「入力パラメーター」タブで、指定した Web サービス操作の呼び出しに必要なパラメーターを指定します。 Web サービスへの入力パラメーターには、属性、
クライアント・データからの参照、またはリテラル・ストリングを指定することができます。
- オプション: Web サービスへの入力パラメーターが画素属性を持つ
複合タイプである場合は、クライアント・モデルの画素属性を入力スキーマの画素属性にマップするために、要求エレメント名を指定できます。 出力パラメーターのマッピングは、入力と同じです。ただし、Web サービスからモデル内のいくつかのエンティティーに結果を
マッピングする場合は例外です。
- リスト参照内のいくつかの属性のリストを作成し、
それを Web サービスへの入力データとして提供したい場合は、属性名リストを利用します。 例えば、Stock オブジェクトのリストがあり、そのリスト内のそれぞれの Stock オブジェクトに symbol というストリング属性があるとします。
「バインド先」ダイアログから Web サービスへの入力として symbol のリストを提供するためには、Stock オブジェクトのリストを選択し、属性名リストから symbol を選択します。「属性名」フィールドは、入力パラメーターがリスト・タイプのときにのみ使用します。
Faces Client の Web サービスの例として、Faces Client のサンプルにある Stock Web サービスを参照してください。
このサンプルを実行するためには、「サンプル」のセクションを参照してください。