Faces メディア・コンポーネントの属性

次の表では、Faces メディア・コンポーネントの「プロパティー」ビューおよび「すべての属性」ビューの中にある属性の一部を説明しています。

「プロパティー」ビュー (「ウィンドウ」 > 「ビューの表示」 > 「プロパティー」) はコンポーネントの最も一般的な属性を示すもので、デフォルトのビューです。

「すべての属性」ビューは、コンポーネントの属性をすべて表示します。コンポーネントの「すべての属性」ビューに切り替えるには、「プロパティー」ビュー・タブの右にある「すべての属性」ボタンをクリックしてください。 「すべての属性」ビューで 1 つの属性をクリックすると、その隣に属性の説明が表示されます。

その他のメディア属性については、『Faces コンポーネントの属性』も参照してください。

コンポーネント 属性 説明
RealOne Player (playerRealPlayer) backgroundcolor イメージ・ウィンドウの背景色を設定します。クリップに透明領域が含まれる場合は、 該当区域に背景色が示されます。
console 同じコンソール名が Web ページ上の複数のコントロールに指定されている時は、 このパラメーターを使用して、これらのコントロールにより単一の組み込み表示の再生を管理することができます。 たとえば、同じページに複数の再生と停止ボタンがある場合は、 共用コンソール名を使用してこれらのボタンにより同じクリップを制御することができます。
controls 指定された RealPlayer コントロールを Web ページに組み込みます。
center 表示をイメージ・ウィンドウ内の中央にするかどうか、 その元のエンコードされたサイズにするかどうかを指定します。
loop クリップの再生を無期限に継続もしくはループさせるかどうかを指定します。
shuffle 表示の中の再生されていない全クリップをランダムな順序で再生するかどうかを指定します。 このパラメーターは、クリップの順序のみが含まれているマルチクリップ RAM ファイル (.ram または .rpm) または SMIL ファイルに使用することができます。
Windows® Media Player playerMediaPlayer uiMode 組み込み Windows Media Player の外観を指定します。 値は、「なし」、「小型」、「フル」、または「不可視」とすることができます。
baseURL メディア・プレイヤーの動作元となるベース URL を指定します。
stretchToFit 再生されるビデオの元の縦横比を維持するかどうかを設定する、true (真) または false (偽) の値をとります。 デフォルトは false です。
enableContextMenu ユーザーが右マウス・ボタンをクリックした時点でコンテキスト・メニューを表示するかどうかを指定します。 デフォルトは true です。
playCount クリップの動作回数を指定します。
volume -10,000 から 0 (100 デシベル単位) までの範囲で音量を指定します。 デフォルト値は -600 です。
Macromedia Flash Player (playerFlash) loop 最後のフレームに達した時点でムービーを継続して繰り返す (ループさせる) か、停止させるかを指定します。 デフォルトは true です。
menu 表示されるメニュー・タイプを指定します。true の設定により、全メニューが表示され、 ユーザーには再生を拡張または制御する各種オプションが示されます。 false の設定により、「設定値」オプションと「フラッシュについて」オプションのみを含むメニューが表示されます。
quality 再生の品質 (低度、中程度、高度、自動低、自動高、最適) を指定します。
  • 低度 - 映像を超える再生速度を選定し、アンチエイリアシングを少しも使用しない。
  • 中程度 - 何らかのアンチエイリアシングを適用するが、ビットマップを滑らかにしない。 これにより、低度設定に比べると高く、高度設定に比べると低い品質が得られます。
  • 高度 - 再生速度を超える映像を選定し、常にアンチエイリアシングを適用する。 ムービーにアニメーションが含まれていない場合はビットマップが滑らかにされますが、 ムービーにアニメーションが含まれている場合はビットマップが滑らかにされることはありません。
  • 自動低 - 始めの速度は強調するが、可能な場合はいつでも映像を改善する。 再生は、アンチエイリアシングがオフにされた状態で開始します。Macromedia Flash Player がプロセッサーでこれが処理できることを検出した場合は、アンチエイリアシングがオンとなります。
  • 自動高 - 再生速度と映像は同じように最初は強調されるが、再生速度の場合は必要に応じて映像が犠牲となる。 再生は、アンチエイリアシングがオンにされた状態で開始します。 実際のフレーム・レートが指定されたフレーム・レート以下に低下した場合は、 アンチエイリアシングがオフとなり、再生速度が改善されます。 この属性設定を使用して、Macromedia Flash Player の中の「ビュー > 平滑化」設定をエミュレートしてください。
  • 最適 - 最高の表示品質を提供するが、再生速度は考慮されていない。 出力はすべて、平滑化され、全ビットマップが滑らかにされます。
salign 位置合わせを指定します。値は l、r、t、b とすることができます。 デフォルトによりムービーはブラウザー・ウィンドウ内の中央に置かれ、 ブラウザー・ウィンドウがムービーよりも小さい場合は縁が切り取られます。 左、右、上、下 (l、r、t、b) により、ムービーはブラウザー・ウィンドウの対応する縁に沿って位置が合わされ、 その他の 3 つの辺は必要に応じて切り取られます。
scale 尺度を指定します。値は次のとおりです。
  • showall - (デフォルト) 指定された区域内に見えるムービーの全体をゆがみのないものとする一方で、 元の縦横比を維持する。 ムービーの両側には境界線が現れることもあります。
  • noborder - ムービーはゆがむことなく指定された区域に収まるように拡大もしくは縮小されるが、 一部は切り取られることもある。この一方では、元の縦横比が維持されます。
  • exactfit - ムービーの全体は指定された区域内に見えるようにされるが、元の縦横比を保持する試みはしない。 ゆがみが生じることもあります。
wmode Flash ムービーの Window Mode プロパティーを指定します。 値には以下のものがあります。
  • window - ムービーは Web ページの独自の長方形ウィンドウ内に再生される。
  • opaque - ムービーはその背後のページ上にすべてが隠れる。
  • transparent - Web ページの背景がムービーの透明部分に示される。 これにより、アニメーションの動きは緩やかになります。
Macromedia Shockwave Player (playerShockwave) bgColor ムービーそれ自体が現れる前に長方形ムービーの色を指定します。 値は、6 つの標準 16 進文字の RGB 色指定表記 (すなわち #FFFF00) で表されます。
swStretchStyle Shockwave メディアに使用するストレッチ・スタイルを指定します。 値には以下のものがあります。
  • none - ストレッチなし
  • meet - 比率を保持
  • fill - 全面にストレッチ
  • stage - ステージ・サイズの拡張
swStretchHAlign swStretchStyle が meet または stage に設定されている時に水平方向の位置合わせを指定します。 値は Left、Center、または Right となります。
swstretchVAlign swStretchStyle が meet または stage に設定されている時に垂直方向の位置合わせを指定します。 値は Top、Center、または Bottom となります。
swRemote Shockmachine の全機能を制御します。これには個別のサブパラメーターがあります。
関連概念
JavaServer Faces
Faces コンポーネント
関連タスク
Faces コンポーネントの使用
関連資料
Faces コンポーネントの参照
Faces コンポーネントの属性
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Faces コンポーネントの属性
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