WebSphere Application Server v5.x へのリソース・アダプターおよび接続ファクトリーの追加

リソース・アダプターは、エンタープライズ情報システム (EIS: Enterprise Information System) と通常呼ばれるリモート・サーバー上のアプリケーション、またはデータなどのリソースにアプリケーションをアクセスさせる一連の関連したクラスです。 JCA リソース・アダプターを使用する場合は、JCA 接続ファクトリーのインスタンスを追加し、そのプロパティーを構成する必要があります。

接続ファクトリーとは、オンデマンド形式で、EIS との接続を実現するものです。 リソース・アダプターが EIS の特定のインスタンスに接続するために必要なすべての情報を指定します。 また、JNDI ルックアップ名も指定します。新規接続ファクトリー・インスタンスは、この名前のもとで、コンポーネントから使用可能になります。 このルックアップ名を使用して、コンポーネントは、EIS との接続を迅速に確立することができます。  リソース・アダプターと接続ファクトリーは、WebSphere® Application Server v5.x サーバー・エディターの「J2C」ページ上で 追加することができます。

前提条件のステップ:
  1. ワークスペースに少なくとも 1 つのコネクター・プロジェクトを作成またはインポートしてある。

このタスクのステップ:

WebSphere Application Server v5.x テスト環境またはサーバーへ接続ファクトリーを追加するには、 以下のステップを実行します。
  1. 「サーバー」ビューで、WebSphere Application Server v5.x をダブルクリックして開く。サーバー・エディターが開きます。
  2. J2C」タブをクリックして、 「J2C リソース・アダプター」リスト・テーブルの横にある「追加」をクリックする。
  3. リソース・アダプター名」ドロップダウン・リストから作成する J2EE リソース・アダプターの名前を選択する。OK」をクリックする。
  4. 「J2C 接続ファクトリー」リスト・テーブルの横にある「追加」をクリックする。
  5. 「接続ファクトリーの作成」ダイアログ・ボックスで、 接続ファクトリーの名前、その JNDI 名、および接続ファクトリー用のその他の値を入力する。 このダイアログ・ボックスのフィールドについて詳しくは、 フィールドを選択し、F1 キーを押してください。 「OK」をクリックする。
  6. 「リソース・プロパティー」リスト・テーブルで、接続プロパティーを入力する。 例えば、CICS® の場合は、「」フィールドに、EIS トランザクション・ゲートウェイの URL、EIS サーバーの名前、その他の必要プロパティーを入力します。
  7. エディターを閉じ、「はい」をクリックして変更を保管する。
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