J2EE 1.4 仕様は、J2EE コンポーネントがメッセージ宛先参照と呼ばれる「論理」名を使用してメッセージ宛先オブジェクトを参照する際の手段を提供します。 デプロイメント記述子エディターを使用して、メッセージ宛先参照を定義できます。
メッセージ宛先参照は、EJB モジュール内のメッセージ駆動型 Bean (MDB) を指します。
デプロイメントでは、メッセージ宛先参照は、ターゲットの作動環境内の管理メッセージ宛先へ結び付けられます。
定義したそれぞれのメッセージ宛先参照ごとに、message-destination-ref エレメントがそのアプリケーション・コンポーネントのデプロイメント記述子に追加されます。 メッセージ宛先参照は、それらが定義されているアプリケーション・コンポーネントにスコープされるので、ランタイム時は他のアプリケーション・コンポーネントからはアクセスできません。 その他のコンポーネントは、名前の競合なしに同じ名前でメッセージ宛先参照を定義できます。
メッセージ宛先参照の定義方法は、次のとおりです。