eliminateSystemDependentCode

ビルド記述子オプション eliminateSystemDependentCode は、EGL が、検証時にターゲット・システムで実行されないプログラムを無視するかどうかを指定します。 有効な値は yes (デフォルト) と no です。現在の生成における出力が、 複数のシステムで実行される場合にのみ、no を指定します。

オプション eliminateSystemDependentCode は、 システム関数 sysVar.systemType との関連でのみ有効です。 この関数は、生成時にどのコードが検証されるかには影響を与えません。 例えば、次の add 文は、Windows® 用に生成している場合でも、検証は行われます。
  if (sysVar.systemType IS AIX)
    add myRecord;
  end
ターゲット・システムで実行されないコードを検証しないようにするには、 以下のいずれかの処置をとります。
  • ビルド記述子オプション eliminateSystemDependentCodeyes に設定します。 現行の例では、add 文は、ビルド記述子オプションが 、yes に設定されている場合には検証は行われません。 ただし、生成プログラムがシステム依存コードを除去できるのは、 論理式 (この場合は sysVar.systemType IS AIX) が単純で生成時に評価できる場合だけであることに注意してください。
  • または、検証しない文を 2 番目のプログラムに移動し、 元のプログラムが新規プログラムを以下のように条件付きで呼び出すようにします。
      if (sysVar.systemType IS AIX)
        call myAddProgram myRecord;
      end

関連する概念
ビルド記述子パーツ

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ビルド記述子オプション

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