未解決の参照の装飾

統一モデリング言語 (UML) のクラス図では、現在ワークスペースにロードされていない異なるアプリケーションまたはプロジェクトに属する Java™ クラスおよびインターフェース、または Enterprise JavaBeans™ (EJB) エンタープライズ Bean があると、未解決の参照が発生することがあります。

また、未解決の参照は、 図の更新ポリシーが使用不可になっているときにクラスまたは フィールドが削除された場合にも発生します。未解決の参照は、未解決の参照の 原因となる可能性があることを示すために、UML クラス図に、 異なる装飾アイコンで表示されます。

たとえば、クラス図中で未解決の参照を持っている (つまり、図エレメントが表すエンタープライズ Bean または Java クラスまたはインターフェースが検出できない) 分類子または関係は、この図形またはコネクターが未解決の参照を持っていることを示すために、特殊な未解決ビューの装飾を持ちます。

未解決の参照の装飾が UML 図でどのように表されるかを示すイメージ

ClassC3 と ClassC2 との汎化関係のサプライヤー・サイドにある円で囲まれた「x」は、その関係が ClassC3 に存在しているが、サプライヤーの図エレメント (ClassC2) が未解決であることを示します。 ClassC2 と ClassC1 との汎化関係は、円で囲まれた「x」で装飾されています。これは、ClassC2 と ClassC1 との間の Java 拡張の関係がもはや存在しないことを示します。

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