EGL は、VisualAge® Generator 4.5 に代わるものであり、主に既存のプログラムを新規の開発環境にマイグレーションできるようにするための構文をいくつか組み込んでいます。この構文は、EGL の設定 VAGCompatibility が選択されている場合、または (生成時またはデバッグ時に) ビルド記述子オプション VAGCompatibility が yes に設定されている場合に、開発環境でサポートされます。この設定値は、ビルド記述子オプションのデフォルト値も設定します。
以下の記述は、VisualAge Generator との互換性が有効な場合に適用されます。
- 他の場合に無効な 3 つの文字 (- @ #) は ID では有効ですが、いかなる場合も最初の文字としては
無効です。『命名規則』を参照してください。
- 指標を指定しないで静的な 1 次元の構造体項目の配列を参照すると、配列指標はデフォルトの 1 になります。詳しくは、『配列』を参照してください。
- 『プリミティブ型』で説明しているように、プリミティブ型の NUMC および PACF は使用可能です。
- プリミティブ型の DECIMAL の項目に偶数の長さを指定している場合は、その項目が SQL ホスト変数として使用される場合を除き、EGL はその長さを 1 だけ増やします。
- 『SQL 項目のプロパティー』で説明しているように、SQL 項目プロパティー SQLDataCode を使用できます。
- call 文では、呼び出しオプションのセットを使用できます。
- externallyDefined オプションは、show および transfer 文で
使用されます。
- 以下のシステム変数を使用できます。
- VGVar.handleSysLibraryErrors
- ConverseVar.segmentedMode
- システム関数は以下のとおりです。
- VGLib.getVAGSysType
- VGLib.connectionService
- 以下の書式の文を発行できます。
display printForm
- printForm
- プログラムに対して可視になっている印刷書式の名前。
その場合、display は print と等価です。
- 以下のプログラム・プロパティーは、すべてのケースに使用可能であり、特に VisualAge Generator で作成されたコードに役立ちます。
- allowUnqualifiedItemReferences
- handleHardIOErrors (no に設定された場合)
- includeReferencedFunctions
- localSQLScope (yes に設定された場合)
- throwNrfEofExceptions (yes に設定された場合)
詳細については、『プログラム・パーツのプロパティー』を参照してください。
DL/I コードに関して、
VisualAge Generator で作成されたコードのためには、
@DLI プログラム・プロパティーの handleHardDLIErrors フィールドが役に立ちます (このプロパティーが no に設定されている場合)。
詳細については、『@DLI』を参照してください。
- テキスト書式のプロパティー value を設定すると、ユーザーがその書式を戻した後でしか、そのプロパティーの内容をプログラムで使用することはできません。この理由から、プログラムに設定する値は、そのプログラム内の項目に対して有効である必要はありません。
VisualAge Generator プログラムを EGL にマイグレーションする方法の詳細については、『EGL に関する追加情報のソース』を参照してください。