EGL 文およびコマンドの構文図

IBM® 構文図を使用すると、EGL 文またはビルド・コマンドが どのように構成されているかをすぐに理解することができます。 図の例を以下に示します。


構文図の例

図は、左側の二重矢印 (>>) で始まるメインパスの線に従って左から右へ、上から下へ読みます。 メインパスについていくときに、従属パスでエントリーを選択することができます。 この場合、従属パスに従って左から右へ読み取りを続行します。

この例では、メインパスは 4 つの線分で構成されています。 これを理解するのは大切です。 メインパスの 2 番目と 3 番目の線分は、矢印 (>) で始まり、 従属情報が含まれています。 メインパスの 4 番目の線分も矢印 (>) で始まり、 戻り矢印と従属情報が含まれ、向かい合う矢印 (><) で終了しています。

斜体ではない語句 (またはシンボル) は、表示されているとおりに指定する必要があります。 この例では、語句 RequiredTerm を指定します。 一方、斜体の語句は、指定する値のプレースホルダーです。 この例では、RequiredValue の代わりに以下のいずれかのシンボルを含めます。
  myVariable
  50
  "Oh!"

斜体の語句に関する特定の要件 (ストリングまたは数値のいずれが適切かなど) は、構文図自体ではなく、 構文図の後のテキストで説明されています。

図に非英数字がある場合は、その文字を構文の一部として入力します。 たとえば、RequiredValue の値を指定した後、 コロン (:) およびブランクを入力します。

いくつかの語句から選択することが許されているいる場合、 それらの語句はスタックに表示されます。 この例では、語句 Alternative01 または Alternative02 を指定することができます。

(この場合) スタックにリストされている語句からいずれかを選択しなければならない 場合は、選択肢のいずれか (任意で指定される) がスタックの上の行に表示されます。 語句を選択する必要がない場合は、OptionalTerm01 のように、 スタックの最上部の行の下にすべての語句が表示されます。

パス上にあるが、上方に表示される (= yes の場合) 値は、値が表示されるスタックのデフォルト値です。 この例では、以下のストリングを指定でき、 最初の 2 つは同等であることを示しています。
optionalTerm01 = yes

optionalTerm01

optionalTerm01 = no

OptionalTerm02

語句の上で左へ戻る矢印は、 その語句を繰り返し使用できることを示しています。 この例では、property の値をコンマで区切って指定します。

垂直スタックの上で左へ戻る矢印は、 そのエントリーのリストから任意の順序で選択できることを示しています。 この例では、以下の各ストリングは有効 (他のバリエーションでも同様) ですが、必須ではありません。
  OptionalTerm04 OptionalTerm05
  OptionalTerm06
  OptionalTerm04 OptionalTerm06 OptionalTerm05
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