EGLCMD

コマンド EGLCMD を使用すると、ワークベンチ・バッチ・インターフェースにアクセスできます。詳細については、『ワークベンチ・バッチ・インターフェースからの生成』を参照してください。

構文

EGLCMD を呼び出す際の構文を次に示します。


EGLCMD の構文図: java EGLCMD file_name [parameters ...]
generate
出力を生成するために使用する EGL ソース・ファイルおよびビルド記述子パーツをコマンド自体が参照することを示します。この場合、コマンド EGLCMD は、コマンド・ファイルを参照しません。
–data workSpace
ワークスペース・ディレクトリーの絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスは、コマンドを実行するディレクトリーを基準にした相対パスとなります。

値を指定しなかった場合、このコマンドは Eclipse のデフォルト・ワークスペースにアクセスします。

パスは、二重引用符で囲みます。

cmdFile
EGL コマンド・ファイル に記述されたファイルの絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスは、コマンドを実行するディレクトリーを基準にした相対パスとなります。

パスは、二重引用符で囲みます。

このコマンド・ファイルは、ワークスペース内に存在しなければなりません。ワークスペース内に存在しない場合は、Eclipse のインポート処理を使用して、ファイルをインポートし、EGLCMD を再実行してください。

–generateFile genFile
処理したいパーツを含む EGL ファイルの絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスは、コマンドを実行するディレクトリーを基準にした相対パスとなります。

パスは、二重引用符で囲みます。

–buildDescriptorFile bdFile
ビルド記述子を含むビルド・ファイルの絶対パスまたは相対パスを指定します。相対パスは、コマンドを実行するディレクトリーを基準にした相対パスとなります。

パスは、二重引用符で囲みます。

–buildDescriptorName bdName
生成をガイドするビルド記述子パーツの名前を指定します。ビルド記述子は、EGL ビルド (.eglbld) ファイルのトップレベルになければなりません。
–sqlID sqlID
ビルド記述子オプション sqlID の値を設定します。
–sqlPassword sqlPW
ビルド記述子オプション sqlPassword の値を設定します。
–destUserid destID
ビルド記述子オプション destUserID の値を設定します。
–destPassword destPW
ビルド記述子オプション destPassword の値を設定します。

コマンド EGLCMD を呼び出すときに指定するビルド記述子オプションは、EGL コマンド・ファイルにリストされているビルド記述子オプションよりも優先されます。

コマンドの例を次に示します。スペースの関係で、1 行のコマンドを複数行に分割しているものもあります。

java EGLCMD "commandfile.xml"

java EGLCMD "commandfile.xml" -data "c:¥myWorkSpace"

java EGLCMD generate
    -generateFile "c:¥myProg.eglpgm"
    -data "myWorkSpace"
    -buildDescriptorFile "c:¥myBuild.eglbld"
    -buildDescriptorName myBuildDescriptor
 
java EGLCMD "myCommand.xml"
    -data "my WorkSpace"
    -sqlID myID -sqlPassword myPW
    -destUserID myUserID -destPassword myPass

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