課題 2.1: 必須リソースのインポート

このチュートリアルをモジュール 2 から始める場合 (モジュール 1 を学習しない場合) には、最初に必須リソースをインポートする必要があります。

モジュール 1: データ接続を扱う Web ページの作成』を既に完了していて、そのモジュールで作成した Web サイトがある場合は、この課題を実施する必要はありません。『課題 2.2: データ・テーブルのフォーマット』から始めることができます。

サンプル・プロジェクト・ファイルのインポート

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このチュートリアルのための基本的な Web ページとサンプル・データベースが、ZIP ファイルに組み込まれています。以下の手順は、ユーザーが、この ZIP ファイルを解凍して、それらのページとデータベースを使用できるようにします。このチュートリアルのモジュール 1 を既に完了している場合は、このファイルを抽出する必要はありません。

  1. メニュー・バーで、「ファイル」>「インポート」を選択する。「インポート」ウィンドウが開きます。
  2. インポート・ソースの選択」の下で、「プロジェクト交換」をクリックする。
  3. 次へ」をクリックする。「プロジェクト交換内容のインポート」ウィンドウが開きます。
  4. ソース ZIP ファイル」の横にある「参照」をクリックして、ディレクトリー <installdir>/rwd/eclipse/plugins/com.ibm.etools.webtools.tutorial.doc/resources にナビゲートする。ここで、<installdir> はご使用のインストール・ディレクトリーです。
  5. インポートのターゲットとして module2.zip を選択して、「開く」をクリックする。
  6. すべて選択」をクリックする。
  7. 完了」をクリックする。ウィザードはプロジェクトをユーザーのワークスペースにインポートします。このプロジェクトを正しく表示するためには、Web パースペクティブにいなければならないので、それを即時に見ることはできません。

Web パースペクティブへの切り替え

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Web パースペクティブは、このチュートリアルで使用するパースペクティブです。 Web パースペクティブへ切り替えるには、以下の手順を行ってください。

  1. メニュー・バーで、「ウィンドウ」>「パースペクティブを開く」>「その他 」と順に選択する。「パースペクティブの選択」ダイアログが開きます。
  2. Web」をクリックする。
  3. OK」をクリックする。これで、Web パースペクティブに切り替わります。これで、ユーザーの新規プロジェクトとそのリソースを「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで見ることができます。
    PI ファイルをインポートした後のプロジェクト・エクスプローラー

動的 Web プロジェクトのためのターゲット・サーバーの設定

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このチュートリアルは、WebSphere Application Server v6.0 または WebSphere Application Server v5.1 で実施することができます。もっとも多く使用する計画を立てているサーバー、またはユーザーの他のプロジェクトが使用するサーバーを選択してください。どのサーバーを選択しても、このチュートリアルは同じように働きますが、チュートリアル全体を実施する間、同じサーバーを使用し続ける必要があります。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「エンタープライズ・アプリケーション」を展開する。
  2. ClassifiedsTutorialEAR」を右クリックし、次にポップアップ・メニューから「プロパティー」をクリックする。「プロパティー」ウィンドウが開きます。
  3. 「プロパティー」ウィンドウの左側の「サーバー」をクリックする。
  4. ターゲット・ランタイム」リストから、このチュートリアルで使用するサーバーを選択する。「WebSphere Application Server v6.0」または「WebSphere Application Server v5.1」のいずれかを選択することができます。

    重要: どちらのサーバーを選択したか、記憶しておいてください。この情報は、後の課題で必要になります。

  5. OK」をクリックする。

    使用したいサーバーが「ターゲット・ランタイム」リストにない場合、すなわち、このリストにどちらのサーバーも入っていない場合は、以下のステップを実行してサーバーをインストールします。

    1. ワークベンチを閉じる。
    2. Rational Software Development Platform インストール・プログラムを実行する。
    3. インストール・メニューから、使用したいサーバーをインストールするためのオプションを選択する。
    4. サーバーがインストールされたならば、ワークベンチを開く。
    5. ClassifiedsTutorialEAR」を右クリックし、次にポップアップ・メニューから「プロパティー」をクリックする。
    6. 「プロパティー」ウィンドウの左側の「サーバー」をクリックする。
    7. ターゲット・ランタイム」リストから、このチュートリアルで使用するサーバーを選択する。「WebSphere Application Server v6.0」または「WebSphere Application Server v5.1」のいずれかを選択することができます。
    8. OK」をクリックする。

データベース接続のセットアップ

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今インポートしたプロジェクト交換ファイルには、この課題の終わりにリストされる Web ページに加えて、このチュートリアルに必要なサンプル・データベースが組み込まれています。このデータベースを使用できるようにするには、まず Web ページをデータベースに接続して、ユーザーのコンピューターでデータベースがあるページを知らせる必要があります。以下の手順を行って、Web ページをデータベースに接続します。

  1. 「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで、「動的 Web プロジェクト」>「ClassifiedsTutorial」>「WebContent」を展開する。
  2. WebContent」フォルダーの「all_records.jsp」ファイルをダブルクリックする。この Web ページがエディターで開きます。
  3. 「ページ・データ」ビューで、「all_recordlist (サービス・データ・オブジェクト)」をダブルクリックする。「SDO レコード・リストの構成」ウィンドウが開きます。

    「ページ・データ」ビューは、通常、ワークベンチの左下隅にあります。「ページ・データ」ビューがない場合は、「ウィンドウ」>「ビューの表示」 > 「ページ・データ」 とクリックすると、表示されます。

  4. 「SDO レコード・リストの構成」ウィンドウで「接続」タブをクリックする。
  5. 新規」をクリックする。「新規接続」ウィンドウが開きます。
  6. 新規 DB 接続の作成」をクリックする。「新規データベース接続」ウィンドウが開きます。
  7. データベース・マネージャーおよび JDBC ドライバーの選択」を選択し、「次へ」をクリックする。
  8. 上部の「参照」ボタンをクリックする。これは、「データベース・ロケーション」の隣にある「参照」ボタンです。「フォルダーの参照」ウィンドウが開きます。
  9. データベース・ディレクトリーの選択」の下で、ディレクトリー <workspace-folder>¥ClassifiedsTutorial¥WebContent¥cloudscapesampledata¥database にナビゲートする。ここで、<workspace-folder> は、現在作業しているワークスペースがあるディレクトリーです。
  10. database」フォルダーをクリックして、次に「OK」をクリックする。
  11. データベースにアクセスするためのユーザー ID またはパスワードを追加する必要はありません。「新規データベース接続」ウィンドウは下図のようになるはずです。

    「新規データベース接続」ウィンドウ
  12. 完了」をクリックする。「新規接続」ウィンドウに戻ります。
  13. 「新規接続」ウィンドウで、「完了」をクリックする。「SDO レコード・リストの構成」ウィンドウに戻ります。
  14. 閉じる」をクリックする。

このチュートリアルで使用するファイルについて

この時点で、チュートリアル「Web プロジェクト」のファイルを参照することができます。ファイルを開くには、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューでそのファイルをダブルクリックします。 さらに、「プロジェクト・エクスプローラー」ビューで .website-config アイコンをダブルクリックして、ページ間の関連のしかたについてのマップに似た表示を見ることができます。

このサイトの目的は、新聞にあるような案内広告を表示することであり、それぞれのファイルには、その目的達成を助ける役割があります。プロジェクトには多くのリソース (イメージ、コード・ファイル、構成ファイルなど) がありますが、以下の 5 つのファイル、つまりプロジェクトの実際の Web ページが最も重要です。

これで、『課題 2.2: データ・テーブルのフォーマット』を始める準備が完了しました。

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