プロファイル・モードでのサーバーへの接続
サーバーがプロファイル・モードで正常に始動すると、「接続」ウィザードが開きます。
このウィザードで、サーバーに接続し、プロファイル・オプションおよびフィルターを設定することができます。
サーバーへの接続は、関連付けられたエージェントによる監視結果を含むモニターが作成されることを意味します。
プロファイル・モードで始動されたサーバーに接続するには、以下のステップを行います。
- サーバーのプロセス ID が自動的に判別されない場合 (WAS 6 のみがこれをサポートします)、
「エージェント」タブが表示され、実行中でデータを収集している、切り離された (今後使用可能になる) エージェントが示されます。
- 接続先のプロセス ID に関連付けられているエージェントを選択して、右側のペインに移動します。
- リストが最新のものであることを確認するには、「更新」をクリックします。
「次へ」をクリックします。
- 「プロファイル」タブに、プロファイル・オプションの指定に使用する 3 つのサブタブがあります。
- 「概要」サブタブで、最も適切なプロファイル・セット (メモリー分析など) を
選択します。オプションをより詳細化する必要がある場合は、
新規のプロファイル・セットを作成するか、または既存のプロファイル・セットを編集します。
パッケージおよびクラスのフィルターを変更するには、プロファイル・セットを編集する必要があります。
- 「制限」タブで、収集されるプロファイル・データ量の制限を設定できます。
メソッド呼び出しの最大数や、プロファイル・データが収集されなくなるまでの時間を指定できます。
- 「宛先」タブで、プロファイル・データを収集後に保管する場所を
指定できます。データを保管するプロジェクトおよびモニター名を指定します。
結果を後で表示する (「インポート - プロファイル・ファイル (Import - Profiling file)」アクションを使用) ためにファイルに保管する場合は、「ファイルへのプロファイル・データの送信」ボックスにチェック・マークを付け、ファイルの絶対パスを指定します。
注: ファイルにプロファイル・データを保管した場合、データはビューには表示されません。
データを表示するには、プロファイル・ファイルをワークスペースにインポートする必要があります。
- 「終了」をクリックします。プロファイル作成が開始されます。
- プログラムの入出力を表示する「コンソール」ビューが開きます。
- アプリケーションの実行が完了するまで、関連したエージェントがアプリケーション (「モニター中」シンボル
が表示されます) をモニターします。
- プロファイル・オブジェクトが作成され、プロファイル・モニターに表示されます。
名前とプロセス ID 番号 (PID) の両方で識別されます。
このワークベンチ・プロセス・オブジェクトは、
システム・プロセスではなく、選択されている Java プロセスの論理表記です。
- モニター状態で、ガーベッジ・コレクションを実行することができます (「ガーベッジ・コレクションの実行」ボタン
をクリックします)。また、可能な場合は、オブジェクト参照
を収集することができます (メイン・ツールバーで「オブジェクト参照の収集」ボタン
をクリックします)。
- エージェントのモニターを開始して、プロファイル・データを取得します。
プロファイル・データの収集を開始するには、エージェントのポップアップ・メニューで「モニターの開始」を選択します。
「ビューの更新」をクリックして、プロファイル対象アプリケーション
から収集された最新データでビューを更新します。
- エージェントが終了状態 (「終了」シンボル
が表示されます) である場合は、アプリケーションの実行が完了し、
モニターが終了したことを意味します。
- プロファイル・セッションのデータを分析するために、別の「プロファイルおよびロギング」ビューを開くことができます。
最初にビューを開くと、ビューは空になっています。
データを取り込むには、「ビューの更新」
をクリックします。
(C) Copyright IBM Corporation 2000, 2005. All Rights
Reserved.