このランタイム環境は WebSphere® Studio の前のリリース (バージョン 5.0 以前) でサポートされていた唯一の Web サービス・ランタイム環境でした。 このランタイム環境は Apache SOAP 2.3 をサポートします。 この環境は、後方互換性の確保以外の理由では使用しないようにしてください。
以下のリストは Web サービスで IBM® SOAP ランタイム環境を使用する場合の制限です。 制限の詳しいリストについては、『制限』を参照してください。
SOAP サービス http://tempuri.org/webservice.AddressBook でのデプロイメント・エラー: クラス名 java.lang.String[] を解決できませんでした
その結果、サービス・サイドの Java 配列に対してシリアライザーをカスタム・マップすることができません。 部分的な回避策は、「シリアライザー・クラス」フィールドをカスタム・マッピング用に空にしておくことです。 これによって、デプロイメント記述子への配列クラス名の生成が抑制され、サービスが稼働します。 デシリアライザー・クラス、およびデシリアライザーをカスタム・マッピングする機能は、 この問題および回避策による影響を受けないことに注目してください。
<isd:map encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" xmlns:x="" qname="x:some-name" xml2JavaClassName="some-serializer"/>
XML エディターは、次のエラーにフラグを立てることができます。
属性 "xmlns:x" の値が無効です。 接頭部付きのネームスペース・バインディングが空でない可能性があります。
WebSphere Application Server V4 の場合、これは問題ではありません。 ただし、Xerces 2.x (XML4J 4.x) 以降 (WebSphere Application Server V5 サーバーなど) を使用する他のサーバーにこの dds.xml をデプロイしないでください。 そうでないと、サーバーが dds.xml ファイルをロードするときに同様の Xerces 構文解析エラーが発生します。 Web サーバーのシナリオに従って正しいサーバー・タイプを選択して、dds.xml を再生成してください。 これにより、そのサーバー・タイプに対して正しい dds.xml が生成されます。
また、ISD ファイルから Web サービスをデプロイしようとすると、同様の Xerces 構文解析エラーが発生します。 これは、ファイルを手動で下記のフォーマットに編集することで回避できます。
<isd:map encodingStyle="http://schemas.xmlsoap.org/soap/encoding/" qname="some-name" xml2JavaClassName="some-serializer"/>