Web ダイアグラム内のフォーム Bean ノードが実現されると、そのノードによって
表現されている基になるリソースが作成されるか、既存のリソースが参照されます。フォーム Bean を Web ダイアグラム上にドロップするときに、その名前およびスコープの新しい値を入力するか、リストから既存のリソースを選択できます。既存のリソースを選択すると、フォーム Bean は即時に実現されます。新しいフォーム Bean 名およびスコープ名を入力するか、デフォルト値の <no name> および request をそのまま受け入れると、そのフォーム Bean は、ユーザーがそれらのリソースを作成するか、既存のリソース
を参照するまで未実現のままです。
既存リソースの参照によるフォーム Bean の実現を行うには、以下のようにします。
- フォーム Bean を右クリックして、「名前変更」を選択する。「フォーム Bean 属性」ウィンドウが開きます。
- フォーム Bean 名をリストから選択する。
- フォーム Bean スコープをリストから選択して、「OK」をクリックする。
新規リソースの作成によるフォーム Bean の実現を行うには、以下のようにします。
- 未実現のフォーム Bean ノードをダブルクリックする。「新規 Form-Bean」ウィザードが開きます。
- 「フォーム Bean 名」フィールドに名前を入力する。
- 使用する既存の ActionForm を選択するか、新しい ActionForm クラスおよびモデルを作成して、
「次へ」をクリックする。
- 使用する ActionForm クラスの項目を選択する。選択した項目それぞれについて、フィールド、getter、および setter が作成されます。 「次へ」をクリックする。
- 「追加」をクリックして新規フィールドを作成してから、「<no name>」フィー
ルドに名前を入力する。 フィールドをクリックして新しいタイプを入力することによって、タイプを変更することもできます。
- 「次へ」をクリックする。
- 「ActionForm クラス名」フィールドに新しい名前を入力して「完了」をクリックする。
ActionForm.java ファイルが作成されて開きます。詳しくは、『Struts フォーム Bean および フォーム Bean マッピング』を参照してください。