動的 Web プロジェクトへの Struts サポートの追加

プロジェクトを作成するとき、または作成した後で動的 Web プロジェクトに Struts サポートを追加できます。 Struts サポートを追加する場合は、Struts バージョン、デフォルトの Java™ パッケージ接頭部、およびリソース・ バンド ル情報をカスタマイズできます。

プロジェクトを作成するときに Struts サポートを追加するに は、「動的 Web プロジェクトの作成」を参照し てください。静的 Web プロジェクトに Struts サポートを追加することはできません。また、Struts サポートが追加された後に、Struts 機能をカスタマイズすることもできません。

既存の動的 Web プロジェクトに Struts サポートを追加するには、次のようにします。

  1. プロジェクト・ナビゲーター内で、プロジェクト名を右クリックして「プロパティー」をクリックする。
  2. 「プロパティー」ページで、「Web プロジェクト・フィーチャー」をクリックし、「Struts サポートの追加 (Add Struts support)」ボックスをチェックして、「適用」をクリックする。
  3. デフォルトの Struts 設定を指定変更する場合は、「Struts 設定」ページで「デフォルト設定を指定変更」ボックスをクリックして、以下の設定を指定する。
    設定 説明
    別のバージョンを指定するには、「Struts バージョン (Struts version)」ドロップダウン・メニューから選択します。 これは、Struts 1.1 (デフォルト) または Struts 1.0.2 のどちらの .jar ファイルと .tld ファイルをワークスペースにコピーするかを決定します。
    注: プロジェクト向けに選択するどの Struts のバージョンでも、それ以降の Struts プロジェクトのデフォルトになります。
    デフォルトの Java パッケージ接頭部を変更するには 、「デフォルトの Java パッケージ接頭部」フィールドを編集します。 こ れは、ユーザー向けに生成される Java クラスに 使用されるパッケージ接頭部です。例えば、既存のパッケージがあり、生成されたすべてのコードをそのパッケージにまとめたい場合や、デフォルトと現在使用しているパッケージとが競合するので、そのパッケージにコードを生成したくない場合は、パッケージ接頭部を変更することもできます。
    Struts プロジェクトのリソース・バンドルを作成するに は、「Struts プロジェクトのリソース・バンドルの作成 (Create a Resource Bundle for the Struts Project)」ボックスがチェックされていること、および Java パッケージ名とリソース・バンドル名が指定 されていることを確認します。 この設定では、Struts アプリケーションが使用するリソース・バンドルを定義します。このオプションを指定すると、リソース・バンドルが作成され、その参照が プロジェクトの struts-config.xml ファイルに 追加されます。リソース・バンドルが存在する場合、アプリケーションはそのリソース・バンドルでストリングを検索します。Struts アプリケーションの 各国語サポート (NLS) を有効にしたい場合は、変換された言語で別のバンドルを同じディレクトリーに追加し、適宜バンドルに名前を付けます。Struts フレームワークでは、 ロケールの変更が自動的に処理されます。既存のリソース・バンドルを再利用する予定の場合、または他の何らかの理由でリソース・バンドルを作成する意味がない場合は、リソース・バンドルを作成しないことをお勧めします。
  4. 終了」をクリックする。 ウィザードは、web.xml ファイルに Struts エントリーを追加して、Struts 構成ファイルを作成し、 JAR ファイルを動的 Web プロジェクトに追加します。
  5. 「プロパティー」ページで、「OK」をクリックする。
関連概念
Struts 開発ツール
関連タスク
動的 Web プロジェクトの作成
Struts ポートレット・プロジェクトの作成 (Creating a Struts portlet project)
Struts アプリケーションの作成
関連資料
Struts および Struts 開発ツールの設定
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