行ブレークポイントの設定

行ブレークポイントは、プログラムの実行可能行で設定されます。

行ブレークポイントを追加するには、以下のようにします。

  1. エディター・エリアで、ブレークポイントを追加したいファイルを開きます。
  2. 以下のいずれかのタスクを実行します。
    • ブレークポイントを追加する行のすぐ左側にある マーカー・バー (メイン・テキスト域の左側にある垂直バー) を右マウス・ボタン・クリックして、 ポップアップ・メニューから「ブレークポイントの切り替え」を選択します。
    • ブレークポイントを追加する行のすぐ左側のマーカー・バーを ダブルクリックします。
    注: 行にブレークポイントがすでに設定されている場合は、 「ブレークポイントの切り替え」を選択すると ブレークポイントは除去されます。
  3. 新しい行ブレークポイント・マーカーが、「ブレークポイント」ビューとマーカー・バー (ブレークポイントを追加した行のすぐ左側) の両方に表示されます。

ブレークポイントが使用可能になっている間は、そのコード行が実行される前に、スレッドの実行が中断されます。 デバッガーは中断されているスレッドを選択し、そのスレッドのスタック上に スタック・フレームを表示します。ブレークポイントが設定された行は、エディターで強調表示されます。

ワークスペースの外側のソース内で設定された行ブレークポイント

ワークベンチ・ワークスペースの外側のページにリンクする Web ページをデバッグする場合、またはページが Web サーバーを使ってデプロイされている場合、デバッガーはリンク先ソースのファイル名を判別できません。デバッガーはこのソースを 一時的なもの、すなわち、ページがブラウザーに開かれている間だけ有効なソースとして取り扱います。ソース・ファイル (ページの URL を基にしたファイル名付きの) は、デバッガーによって作成されます。そして、このソースは、 ユーザーがブラウザー内のページから離れるまでキャッシュされます。 このソース内にブレークポイントを設定すると、それがソース内でアクティブのままとなり、 「ブレークポイント」ビューに表示されるのは、 キャッシュ付きソースが存在する間のみです。 ページがブラウザーに存在しなくなると、ブレークポイントは削除され、「ブレークポイント」ビューには表示されなくなります。 これらの非永続的 ブレークポイントが「ブレークポイント」ビュー でアクティブである間は、アスタリスク (*) を付けて示されます。 これらのブレークポイントのプロパティーを表示する際、それらには永続的ではないという ラベルが付けられます (ここで、永続的 ブレークポイントとは、 ワークスペースにあるソース内に設定され、 ユーザーが除去するまで存在し続けるブレークポイントです)。

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