エージェントの出力をファイルにリダイレクトする

場合によっては、エージェントが生成した出力の宛先 を、クライアントではなく、ファイルに変更する方が望ましい 場合があります。 これは、別々のシナリオを結合した場合にも役に立ちます。 まず、エージェントをヘッドレス、つまりクライアントなし で実行するために、出力をファイルへリダイレクトすると、 クライアントの必要がなくなります。 2 番目に、これは、データ・チャネルを使用したバッファーに適する量を超える、大量のデータがエージェントから出力されるようなシナリオでも役に立ちます。 このデータをファイルにストリーミングする方が、処理の ために直接クライアントにストリーミングするよりも高速 です。

エージェント出力をファイルへ宛先変更するには、以下を行います。

  1. 構成ファイル serviceconfig.xml を見つけます。関連タスクを参照してください。
  2. エディターを開き、<Agent> エレメントを検索します。
  3. logFile 属性を <Agent> エレメントに追加します。
    例えば、Java Profiling Agent からのすべての出力を、tmp ディレクトリー内の profile.trcxml ファイルに宛先変更する には、logFile 属性に値 /tmp/profile.trcxml を指定します。
    <Agent
      name="Java Profiling Agent" type="Profiler" logFile="/tmp/profile.trcxml">
    </Agent>

関連タスク
構成ファイルのロケーション
ロギングの構成
Agent Controller の管理
 


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