Hyades 統計コンソール

統計コンソールには、以下の機能が用意されています。

  1. 統計モデルの表示
  2. 統計モデル内でのグラフ・データ
  3. 統計モデルにデータを取り込むトレースに対する、実行時のグラフ機能および制御機能を提供

統計コンソール・モジュール

統計コンソールには、拡張ポイントが用意 され、これを用いて統計コンソール・モジュールを登録できます。 これらのモジュールでは、ユーザーが統計モデルにデータを収集できるように、メニューやツリー・ノード などの特定ユーザー・インターフェース機能を登録できます。

モジュールの通常機能は、データを収集してそれを統計モデルに保管するなにかを、ユーザー が実行し、おそらくは制御できるようにすることです。 StatCon は、さらに、この統計モデルをグラフにすることができ、収集中のデータが到着するとそ のデータを表示することができます。

モジュールでは「新規トレース/統計モデルの追加」メニュー・アクションとともに グローバル・メニュー・アクションを登録できますが、登録済みモジュールの最初のサインは、通常、 ツリー内の最上位ノードです。 モジュールが、これらのノードで表したいものはなんでも表すことができますが、通常は、これらのノードはトレースのタイプを意味します。 これらのノードにより、モジュールは、 トレースを完全に構成して開始するために必要などのような機能も提供することができます。

トレースが開始されると、モジュールは通常、そのトレース・データが収められている統計モデルを統計コンソールに追加します。 モデルが追加されると、通常の方法でグラフにされ、また中に含まれているすべてのコントロールが コントロール・テーブルに表示され、(そのようにセットアップされていれば) 垂直スライダーの バーとして表示されます。

また、モジュールでは、トレース全体に対してユーザーがより複雑で全般的なコントロール (たとえば、データを保管する必要がある場合の、トレースの停止など) を行え るように、実行中のトレースでの特定のアクションを登録することもできます。 モジュールでのこれらのアクションのセットアップ方法、およびそれらのアクションがどのよう なものであるかは、完全にモジュール依存となりますが、統計コンソールでは常にすべてのモデルに「除去」アクションを追加します。

前提条件
概説

関連概念
パフォーマンス・カウンターのモニター

関連タスク
パフォーマンス・トレースの作成
パフォーマンス・オブジェクトの構成
トレースの開始および停止
統計モデルの表示
パフォーマンス・トレース用の新規 statcon ファイルの作成
 

関連参照
統計コンソールのグラフおよびテーブル  

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