フェーズ:
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作成フェーズの目的は、残りの要求を明らかにし、ベースライン登録されたアーキテクチャーに基づくシステムの開発を完了することです。作成フェーズはある意味で、リソースの管理と、コスト、スケジュール、品質を最適化するための業務管理に重点を置いた製造プロセスと考えられます。この場合、方向付けと推敲におけるアイデアの開発から作成と移行における導入可能な製品の開発へと管理上の視点も切り替えます。 |
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一般的にワークフローの詳細は、中規模プロジェクトにおける作成の反復で実行されます。 |
作成フェーズには主に次の目的があります。
作成フェーズには次の基本作業があります。
初期運用能力マイルストーンでは、ベータ・テスト環境に導入できるレベルまで製品が到達しているかを測定します。詳しくは、『マイルストーン: 初期運用能力』を参照してください。
最初に示した反復ワークフローの例は、中規模プロジェクトにおける一般的な作成の反復を表します。反復計画書のサンプル: 作成フェーズは、作成の反復で実行する作業内容の別の側面を表します。この反復計画書はワークフローの詳細と作業に関してより完全に決定するため、大規模プロジェクトにより適しています。小規模プロジェクトではこれらのワークフロー詳細のサブセットのみを決定する場合があるため、サブセットから逸脱する項目はプロジェクト固有のプロセスの一部として作業し文書化する必要があります。作成の反復を計画する場合、プロジェクトの重点がフェーズの最初の段階から終わりの段階に移行し、反復ワークフローが反復ごとにわずかに異なる場合があることに注意してください。たとえば作成フェーズでは、後期の反復でのプロジェクトはインストール説明書の作成により重点を置きます。
Rational Unified Process
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