フェーズ:
|
方向付けフェーズで優先する目的は、プロジェクトのライフ・サイクル目標に関して、利害関係者全員の同意を得ることです。 方向付けフェーズは、プロジェクトを進める前にビジネスや要求のリスクを検討しなければならない新規の開発作業にとって、特に重要です。既存システムを拡張するプロジェクトでは、方向付けフェーズは短いフェーズになります。 ただし、新規のシステム開発と同様に、プロジェクトを実施する価値があること、また、実現可能であることを確認することが重要です。 |
|
|
一般的にワークフローの詳細は、中規模プロジェクトにおける方向付けの反復で実行されます。 |
方向付けフェーズには主に次の目的があります。
方向付けには次の基本作業があります。
ライフ・サイクル目標マイルストーンでは、プロジェクトの基本的な実行可能性を評価します。詳しくは、マイルストーン: ライフ・サイクル目標を参照してください。
最初に示した反復ワークフローの例は、中規模プロジェクトにおける一般的な方向付けの反復を表します。方向付けの反復計画書のサンプルは、方向付けの反復で実行する作業内容の別の側面を表します。この反復計画書はワークフローの詳細と作業に関してより完全に決定するため、大規模プロジェクトにより適しています。小規模プロジェクトではこれらのワークフロー詳細のサブセットのみを決定する場合があるため、サブセットから逸脱する項目はプロジェクト固有のプロセスの一部として作業し文書化する必要があります。
Rational Unified Process
|