Rational Unified Process による大規模システムの開発
Maria Ericsson 著 All Rights Reserved.
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要約
大規模なシステム開発は、非常に複雑な状況になります。
理解しなければならない成果物群が複雑であるだけでなく、大量のリソースを管理することが必要なためにオーバーヘッドも発生します。
このホワイト・ペーパーでは、複雑さのために加わるオーバーヘッドの管理に役立つアーキテクチャー・パターンについて解説します。
アーキテクチャー・パターンとは言い換えると、相互接続される複数のシステムからなるシステムのことです。
このホワイト・ペーパーでは、相互接続されたシステムで構成されるシステムのアーキテクチャー・パターンを紹介しました。
この構造を使用すると、1 つのモデル内だけではない反復が可能になります。この構造では、各サブシステムは独立したシステムとして考えられ、各システムのあらゆる成果物セット間に反復があります。ここで紹介したアーキテクチャーは、相互に通信する複数のシステムによって実装されるシステムで使用されます。
含まれる各システムは、ほかのシステムのモデルとは関係なく、そのシステム固有のモデル群によって記述されます。
このホワイト・ペーパーで紹介した事例は、相互接続されたシステムによるシステムをモデリングするためのアーキテクチャーが、さまざまなアプリケーション分野で役に立つことを示しています。実際、異なる部分を独立したシステムとして見ることのできるシステムには、紹介したアーキテクチャーを適用できます。
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