ツール メンター: Rational ClearQuest で作成するグラフ
目的
このツール メンターでは、クエリーの結果を分析するグラフを Rational ClearQuest で作成し使用する方法について説明します。Rational ClearQuest のグラフ機能は Windows でしか使用できません。ご注意ください。
このツール メンターは、以下の RUP 情報に関連しています。
概要
グラフは、クエリーが検出した情報をグラフィカルな形式で表示するために使用します。グラフでデータをグラフィカルに問い合わせ、さらに分析することができます。Rational ClearQuest には分散、傾向、経時変化の 3 種類のグラフがあり、データの分析に役立てることができます。グラフは、円グラフ、棒グラフ、積み上げ横棒グラフ、面グラフ、折れ線グラフの 5 種類の形式で表示できます。
グラフには、X 軸、Y 軸、凡例の 3 つの要素があります。X 軸はデータのまとまり、Y 軸はデータの測定方法を表します。
このツール メンターには次の手順があります。
分散、傾向、経時変化のグラフを作成するには グラフ ウィザード を使用します。グラフを作成する手順は次のとおりです。
- [クエリー] メニューで [新規グラフの作成] をクリックします。またはツールバーの [グラフの作成] をクリックします。
- グラフにするレコード タイプを選択し、[OK] をクリックします。
- [グラフの種類] で、作成するグラフのタイプをクリックし、[次へ] をクリックします。
- グラフを作成する場合は、[クエリーの実行] チェックボックスをオンにしてクエリーを実行します。[クエリーの実行] チェックボックスがオフの場合はグラフには何も表示されません。グラフ化にするレコードを [クエリー エディタ] タブで指定してください。
- グラフのタイプのパラメータを指定し、[次へ] をクリックします。
- チャートのラベルを定義し、[次へ] をクリックします。
- チャートに使用する表示タイプを選択し、[次へ] をクリックします。棒グラフ、積み上げ横棒グラフ、円グラフは分散グラフに役に立ちます。折れ線グラフと面グラフは、傾向グラフと経時変化グラフに役に立ちます。
- グラフに追加するスタイルのチェックボックスをオンにして、表示方法をカスタマイズします。
- [完了] をクリックしてグラフを作成します。
- グラフを保存するには、[ファイル] メニューの [保存] をクリックするか、[ファイル] メニューの [名前を付けて保存] をクリックします。
保存したグラフは、データの分析時に実行できます。グラフを実行する手順は次のとおりです。
- ワークスペースでグラフをダブルクリックします。
- 選択したグラフによっては、パラメータを指定してグラフのクエリーをさらに定義するように求められることがあります。その場合は、必要なパラメータを指定して [OK] または [クエリーの実行] をクリックします。
グラフを印刷する手順は次のとおりです。
- 印刷したいグラフの任意の場所をクリックします。
- 印刷する場合、グラフの表示領域がアクティブになっている必要があります。
- 印刷のプレビューを表示するには、[ファイル] メニューの [印刷プレビュー] をクリックします。
- グラフを白黒で印刷するには、画面のグラフも白黒で表示する必要があります。[表示] メニューの [色] が選択されていないことを確認してください。
- [ファイル] メニューの [グラフの印刷] をクリックします。
- [印刷] ダイアログ ボックスで、使用するオプションを選択して [OK] をクリックします。
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