ガイドライン: ユース・ケース図
トピック
アクター、ユース ケース、その関係が示されるダイアグラムは、ユース ケース図と呼ばれ、ユース ケース モデル内の関係が描かれます。
ユース ケース図はユース ケース パッケージに組織化され (かつ所属し)、特定のパッケージに適したもののみを表示する場合もあります。
ユース ケース図に書き込む内容についての厳格な規則はありません。モデルにおいて興味深いと思われる関係を記述します。次にその例を挙げます。
- 同一ユース ケース パッケージに所属するアクター
- アクターと相互作用関係にある全ユース・ケース。この種のダイアグラムは、アクターのローカル図としてのロールを果たし、それに関係している可能性があります。
- 同一情報を処理するユース ケース
- 同一グループのアクターに使用されるユース ケース
- 1 つのシーケンスで実行されることの多いユース ケース
- 同一ユース ケース パッケージに所属するユース ケース
- 最も重要なユース ケース。この種のダイアグラムは、モデルのまとめとして機能を果たし、ユース ケース ビューに包含される可能性があります。
- 同じ追加において、同時に作成されたユース ケース
- 特定のユース ケースと、アクターやほかのユース ケースに対するその関係。この種のダイアグラムは、ユース ケースのローカル図としてのロールを果たし、それに関係している可能性があります。
各アクター、ユース ケース、関係を、最低でもいずれか 1 つのダイアグラムに記述することが推奨されます。複数のダイアグラムに記述するとユース ケース モデルがわかりやすくなる場合は、複数のダイアグラムの一部として使用してもかまいませんし、同一のダイアグラム中で複数回使用してもかまいません。
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