オンライン・バンキング・システムの概要の作成

所要時間

このチュートリアルには、それぞれ完了するのに約 1 時間を要する 3 つのモジュールが含まれています。 完全なモデルをインポートすることによってモジュール全体をスキップできますが、製品の機能を調べ、各モジュールに含まれる演習を完了する時間は必要です。

前提条件

このチュートリアルを完了するには、次の概念に慣れている必要があります。

次の概念の基本知識も役立ちます。

学習目標

このチュートリアルでは、オンライン・バンキング・アプリケーションをモデル化および構築する方法について説明します。特に、このチュートリアルでは、次の作業を実行する方法を示します。

モジュール

このチュートリアルには 3 つのモジュール (幾つかの演習を含む) が含まれています。各モジュールで PiggyBank オンライン・バンキング・システムのコンポーネントが構築されます。各モジュールは直前のモジュールを基に構築され、直前のモジュールに対する完全なソリューションを組み込んでいます。

独自の PiggyBank オンライン・バンキング・システム全体の構築を奨励しますが、モデルは各モジュールの先頭でインポートする必要があります。このチュートリアルではアプリケーション全体の構築について完全な説明を行いませんが、完全で正しいモデルを使用して、それぞれの新規モジュールを開始することが重要です。それぞれの完全モデルはそれぞれの新規モジュールの概要に含まれています。サンプル・ギャラリーにある完全なユースケース、要求、および設計モデルが含まれている完全なオンライン・バンキング・アプリケーションが使用可能です。完了したモデルは、PiggyBank というプロジェクト名で保存されます。これらのモデルをインポートするときに、現在の PiggyBank モデルに上書きするというプロンプトが表示されます。独自の PiggyBank プロジェクトを作成したい場合は、独自のプロジェクトを構築し、インポートした PiggyBank モデルを参照として使用できるように、必ず別の名前で保存します。

一部の演習はオプションになっています。その理由は、使用しているバージョンの製品にその機能がない (例えば、Rational RequisitePro® をまだインストールしていない場合) か、あるいは学習目標がそのチュートリアルで繰り返しになっているかの場合です。 このチュートリアルでは、システムのモデル化および構築のために Rational Software モデリング製品の使用に焦点を合せているため、 実装の詳細の中には、省略されるか、またはソース・コードのインポートにより自動的に実行されるものがあります。 モデルはサンプルと並行して構築する必要があります。

準備ができたら、『概要: PiggyBank オンライン・バンキング・システムのシナリオ』を開始してください。

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