サブレポートは、レポートの中に挿入されたレポートです。サブレポートを設定することにより、2 つのレポートの内容を 1 つにまとめることができます。元々はリンクしていないデータを併せて表示したり、単一のレポート内で、同じデータを複数の異なった視点から見ることができます。
レポートに大量のレコードを処理するセクションがある場合、そのセクションをオンデマンド サブレポートに入れることができます。オンデマンド サブレポートは、プライマリ レポートでハイパーリンクとして表示されます。プライマリ レポートを開いた場合、ハイパーリンクをドリルダウンするまでオンデマンド サブレポートのデータは取得されません。
ヒント 通常のサブレポート(オンデマンド サブレポート以外のサブレポート)をメイン レポートにリンクするのではなく、できる限りデータベース テーブルをビジュアル リンク エキスパートでリンクして、レポート データを統合してください。各サブレポートは別々のレポートとして実行されるため、リンク テーブルの方が処理速度が速くなります。
サブレポートを挿入するには
注 オンデマンド サブレポートを使用すると、サブレポートが含まれるレポートのパフォーマンスが向上します。
レポートのリンク
フィールドとして使用するフィールドを選択します。
レポートの構成が適用されます。レポートを実行すると、プライマリ
レポートのデータとサブレポートのデータが統合されます。
注 [Containing Report]フィールドのフィールドの型により、表示されるサブレポートのフィールドが決まります。Crystal Reports ActiveX デザイナは、日付を文字列、日付、または日付/時刻のいずれかのフィールドとして読み取ります。したがって、サブレポートのパラメータ フィールドの型が、メイン レポートの [レポート オプション]で設定したリンクするフィールドの型と一致していることを確認する必要があります。