IBM Rational ProjectConsole

インストールおよびアップグレード ガイド

バージョン7.0.2
Windows
GI88-4114-01

本書をご使用になる前に、付録. 特記事項に記載されている情報をお読みください。

2008 年 9 月

本書は、IBM Rational ProjectConsole バージョン 7.0.2.0、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。 本書は、GI88-4114-00 の改訂版です。

Copyright International Business Machines Corporation 1995, 2008. All rights reserved.

目次

本書について
本書の対象読者
Rational ソフトウェア 製品に関する IBM カスタマ サポートへの問い合わせ
IBM Support Assistant のダウンロード
インストールの計画
前のバージョンからのアップグレード
IBM Rational Portfolio Manager との Rational ProjectConsole 統合のインストール
サーバーとクライアント環境の計画
他の IBM Rational 製品と一緒にこの製品をインストールする
システム要件
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
サポートされるベンダー データベースとサーバー プラットフォーム
Rational ProjectConsole のインストール
Rational 製品のアンインストール
展開の構成
ソフトウェアのライセンス交付
Web クライアントのライセンス交付
Windows ターミナル サーバー上の製品のライセンス
IBM Rational ProjectConsole サーバーの構成
Rational ProjectConsole サーバーのセットアップ
追加のレポート サーバーと収集エージェントのセットアップ
Rational ProjectConsole データ ウェアハウスのセットアップ
データ ウェアハウスの準備
セキュア接続の作成
IBM Rational ProjectConsole クライアントのセットアップ
Rational ProjectConsole Web クライアントと Template Builder のセットアップ
モニタのスクリーン領域の設定
cookie の有効化
Rational ProjectConsole Web サイトへのログイン
Java プラグインのインストール
Rational ProjectConsole Template Builder のインストール
ベンダー データベースの構成
ベンダー データベースの選択
Microsoft Access を使用するケース
データベースの大/小文字の区別
インストール後: Rational ProjectConsole の構成
Microsoft Access サンプル データの表示
ユーザーとグループのセットアップ
Rational ProjectConsole サービスの構成
Rational ProjectConsole サーバー、追加のレポート サーバー、および収集エージェントの構成
Rational ProjectConsole リポジトリの作成
Rational ProjectConsole サーバーのスタートアップ エラー情報の表示
Rational ProjectConsole のアップグレード
このリリースでの変更点
アップグレード パス
アップグレードの準備と計画
アップグレードの前提条件を満たす
アップグレード計画のテスト
システムのシャットダウンとバックアップ
Rational ProjectConsole Web サーバーのアップグレード
Rational ProjectConsole コレクション サーバーのアップグレード
システム再起動と検証
サーバー使用可能の通知
データ ウェアハウス接続のアップグレード
DB2 データ リポジトリ
Microsoft Access データ リポジトリ
Access 97 から Access 2000 へのデータベースの変換
Microsoft SQL Server データ リポジトリ
Oracle データ リポジトリ
Sybase SQL Anywhere データ リポジトリ
付録. 特記事項

  1. Rational ProjectConsole と共に使用するサーバー
  2. Rational ProjectConsole 機能のソフトウェア要件
  3. Windows プラットフォーム用にサポートされるベンダー データベース
  4. Linux または UNIX システム上で実行するサポートされるデータベース
  5. 保存されるユーザー データ
  6. IBM ライセンス キーの要求とインストール
  7. インストレーション チェックリスト
  8. Rational ProjectConsole Web クライアント インストール チェックリスト
  9. ベンダー データベースにおける大/小文字の区別のプロパティ
  10. バージョン 7.0 .x へのアップグレード パス
  11. Rational ProjectConsole でサポートされるバージョンと互換性のあるデータベース
  12. バージョン 2003.06.15 に対する DB2 接続パラメータ
  13. バージョン 7.0.x 用の DB2 接続パラメータ

本書について

本書では、IBM(R) Rational(R) ProjectConsole(TM) のインストール、構成、ライセンス交付のための必要条件および操作手順について説明します。

本書の対象読者

本書は、Rational ProjectConsole の管理者または、Rational ProjectConsole バージョン 7.0.2 をインストールするユーザーを対象としています。

Rational ソフトウェア 製品に関する IBM カスタマ サポートへの問い合わせ

本製品のインストール、使用、または保守に関するご質問については、 次のようにして IBM カスタマ サポートにお問い合わせください。

サポートの資格をお持ちのすべてのお客様は、電話や電子メールによるサポートもご利用になれます。 詳しくは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ をご参照ください。

IBM Rational ソフトウェア サポートのインターネット サイトでは、ユーザーが自分でサポート情報を検索することができます。 IBM Rational ソフトウェア サポートのホームページは http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ で参照できます。

サポート要求を電子的に行うことができます。http://www.ibm.com/jp/software/rational/support/ の [Report Problems (問題報告)] タブをクリックします。

注:
IBM カスタマ サポートに連絡するときは、以下の情報をお手元に揃えておいてください。

IBM Support Assistant のダウンロード

IBM Support Assistant (ISA) は、ソフトウェア製品の問題解決を単純かつ容易にするための保守容易性ワークベンチです。これは、ローカルにインストールします。ISA は、無償のスタンドアロン アプリケーションであり、IBM からダウンロードして、任意の数のマシンにインストールすることができます。ISA は、AIX、 (RedHat Enterprise Linux AS)、HP-UX、Solaris、および Windows プラットフォームで実行することができます。

ISA には以下の機能が組み込まれています。

ISA のダウンロードとインストールの手順や製品プラグインなどを含む ISA の詳細については、ISA ソフトウェア サポート ページを参照してください。

IBM Support Assistant: http://www.ibm.com/software/support/isa/

インストールの計画

この章では、IBM Rational ProjectConsole のインストールを計画するための概要を示しています。 この製品の管理者とユーザーは、インストールを開始する前にこの章をお読みください。

Rational ProjectConsole はリリース 7.0.2 以降、インストールに IBM Installation Manager を使用します。IBM Installation Manager は、パッケージのインストール、更新、および修正用のプログラムです。このプログラムは、使用するコンピュータにインストールする IBM アプリケーションまたはパッケージの管理に役立ちます。Installation Manager の機能はパッケージのインストールだけではありません。インストールしたものの追跡、インストールに使用できるものの判別、およびインストール ディレクトリの編成に役立ちます。詳しくは、IBM Installation Manager インフォメーション センターを参照してください。

機能と既知の問題に関する最新情報については、「IBM Rational ProjectConsole リリース ノート」を参照してください。

前のバージョンからのアップグレード

前のバージョンの製品からアップグレードする場合には、現在のバージョンをインストールする前にアップグレード情報を確認してください。

MSI インストーラを使用してインストールされた Rational ProjectConsole の旧バージョンから アップグレードする場合は、今回のインストールを開始する前に、ご使用の製品をあらかじめアンインストールしておく 必要があります。バージョン 7.0.2 では、IBM Installation Manager を使用してインストールを完了します。

アップグレードについて詳しくは、Rational ProjectConsole のアップグレードを参照してください。

IBM Rational Portfolio Manager との Rational ProjectConsole 統合のインストール

Rational Portfolio Manager に対するメトリックス使用可能化機能の一部として Rational Portfolio Manager との Rational ProjectConsole 統合をインストールする場合は、Rational ProjectConsole インストールに対する [カスタム セットアップ] メニューで統合オプションを選択する必要があります。

統合をインストールすると、Rational ProjectConsole Designer の修正バージョンがインストールされます。Designer には、[スタート] メニューからアクセスできます。このバージョンの Designer は、Rational Portfolio Manager に対して認証を行うようになっており、スタンドアロン バージョンの Rational ProjectConsole での使用は意図されていません。

Rational Portfolio Manager との統合のセットアップの詳細については、Rational Portfolio Manager の資料セットに含まれる『IBM Rational Portfolio Manager IBM Rational ProjectConsole Integration Guide』を参照してください。

サーバーとクライアント環境の計画

環境に関する計画を円滑に行うため、サーバーとなるコンピュータを決定します。 サーバーには、可用性が高く、追加のメモリとディスク容量が必要な場合があります。表 1では、 必要となる可能性のあるサーバーのタイプを説明します。

表 1. Rational ProjectConsole と共に使用するサーバー
サーバーのタイプ 説明
ライセンス サーバー フローティング ライセンスを購入した場合、サーバーをインストールおよび セットアップしてライセンスを管理します。 詳しくは、「IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。
データベース サーバー
  • IBM DB2(R)、Oracle、または SQL などの市販のデータベースを Rational ProjectConsole と共に使用する場合は、データベースを専用のコンピュータにインストールしてください。
  • システムにインストールすると、Microsoft(R) Access ランタイムがインストールされます。
    重要: Microsoft Access は、実稼働環境で使用することは意図されていません。
  • サーバー ソフトウェアをインストールする前に、データベース ベンダーのソフトウェアをインストールして構成してください。
Web サーバー Web サーバー コンポーネントを使用すると、 クライアント ソフトウェアがデスクトップにないユーザーも、プロジェクト データにアクセスすることができます。
  • Rational Web Platform (RWP) は、Rational ProjectConsole を含む複数の 製品用の Web サーバーです。ProjectConsole Web サーバー コンポーネントをインストールすると、RWP が Rational ProjectConsole サーバーに自動的にインストールされます。RWP をカスタマイズする場合を除いて、 構成はほとんど必要ありません。詳しくは、付録 A を参照してください。
  • Rational Web アプリケーション (および RWP) は、現在、ほかの Web アプリケーションまたは Web サーバーを実行していないサーバーに インストールしてください。 すでに別の Web サーバーを実行中のサーバーに RWP をインストールすると、 ポートの競合が発生して、RWP や別の Web サーバーにエラーが生じる可能性があります。

他の IBM Rational 製品と一緒にこの製品をインストールする

以前は IBM Rational Suite(R) の一部として提供されていた製品も、このリリースでは個別にインストールすることしかできません。Rational 製品のコレクションを、 1 つの Rational Suite としてインストールすることはできなくなりました。 製品は個別にインストールして、パッチ処理とアップグレード処理をサポートします。

Rational 製品を初めてインストールする場合は、インストール対象の各製品用の インストール ガイドの指示に従ってください。

Rational Suite の一部である Rational 製品を既にインストールしている場合は、本書のアップグレードに関するセクションをよくお読みください。 バージョン 7.0.2 は、インストールや他のオペレーティング プロセス、 製品間の依存関係、製品統合における相互運用性などに関する変更点を含む、 メジャー リリースです。たとえば、クライアントのアップグレード前にサーバー コンポーネントをアップグレード するなど、場合によっては、タスクを特定の順序で実行する必要があります。

バージョン 7.0.2 時点では、コンピュータにインストールするすべての Rational 製品のバージョンを同じにする必要があります。Installation Manager で Rational 製品をインストールする前に、rationaluninstalltool.exe ツールを使用して、MSI ベースのインストール テクノロジでインストールされた前バージョンの Rational 製品をアンインストールしておく必要があります。Rational 製品のアンインストールの詳細については、「Rational ProjectConsole アップグレードでの Rational 製品のアンインストール」を参照してください。

ライセンス キーの検索の順序の変更

Rational Suite の以前のリリースのライセンスを保持し ている場合、そのライセンスは現在のリリースでも有効ですが、ライセンス キーの検索の順序は 変更されています。

7.0.x 以前のリリースでは、Rational Suite の製品がインストールされると、Rational License Key Administrator (LKAD) アプリケーションが Rational Suite に 対応するライセンス キーの検出を試行しました。該当するキーが有効ではない場合、LKAD は製品それ自体に対応する キーを検索しました。

バージョン 7.0.x では、LKAD は製品固有のライセンス キーを最初に探します。LKAD の License Usage Mapper を使用してこの検索順序を変更したり、 アプリケーションが Rational Suite キーを検索しないようにしたりする 機能は、このリリースでも使用可能です。 ライセンス管理について詳しくは、「 IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。

システム要件

ここでは、インストールのハードウェアとソフトウェアのシステム要件と、サポートされるベンダー データベースとサーバー プラットフォームのリストを示します。

ハードウェア要件

次のリストは、Rational ProjectConsole をサーバーにインストールするためのハードウェア要件に関する情報を示しています。

ソフトウェア要件

このセクションでは、Rational ProjectConsole の機能のインストールに必要なソフトウェア要件を示します。

これらの機能には、以下が含まれます。

表 2. Rational ProjectConsole 機能のソフトウェア要件
製品の機能 要件およびガイドライン
Rational ProjectConsole サーバー Microsoft Windows オペレーティング システム
  • Windows(R) 2000 Professional、Service Pack (SP) 4
  • Windows 2000 Server、SP4
  • Windows 2000 Advanced Server、SP4
  • Windows 2003 Enterprise Server、SP なし、および SP1
  • Windows 2003 Standard Server、SP なし、および SP1
  • Windows 2003 Server Web Edition、最新バージョン
リポジトリ データベース

リポジトリ データベースに使用できるベンダー データベースについては、サポートされたベンダー データベース サーバーのプラットフォームを参照してください。

収集エージェントおよびレポート サーバー

追加コンピュータにエージェント ソフトウェア (レポート サーバーおよび収集エージェント) をインストールする場合、 このソフトウェアは、そのサーバーにインストールされている ProjectConsole ソフトウェアと同じバージョンになっていなければなりません。

Microsoft プロジェクトに対してメトリックを収集、またはレポートを作成する場合は、以下のバージョンのいずれかを使用する必要があります。

  • Microsoft Project 2000 Professional
  • Microsoft Project 2002 (.mpp のみ)
  • Microsoft Project 2003、SP1
Template Builder
  • Microsoft Word 2000
  • Microsoft Word 2002 (SP1、2)
  • Microsoft Word 2003 (別称 Word 11) (SP1、2)
  • Microsoft Word 2007
Web クライアント
  • Internet Explorer 7.0、6 SP1、2
  • Firefox 1.07、1.5、2.0
  • Mozilla 1.6、1.7

自動化されたライセンス キー要求

ライセンス キー ファイルを要求および受信するためのインターネット接続。 詳しくは、「IBM Rational ライセンス管理ガイド」を参照してください。
文書 オンライン PDF ファイルを読むには、Adobe Acrobat Reader 4.x 以上が必要です。 www.adobe.com から無料版の Adobe Acrobat Reader をダウンロードしてください。

サポートされるベンダー データベースとサーバー プラットフォーム

Windows 用にサポートされるベンダー データベースとサーバー プラットフォーム

表 3 では、それぞれのサーバー プラットフォームごとに、サポートされるベンダー データベースをリストします。

表 3. Windows プラットフォーム用にサポートされるベンダー データベース
オペレーティング システム データベース
Microsoft Windows 2000:
  • Windows 2000 Professional、SP4
  • Windows 2000 Server、SP4
  • Windows 2000 Advanced Server、SP4
  • SQL Server 2005 SP1
  • SQL Server 2005 SP2
  • SQL Server 7 SP4
  • SQL Server 2000 SP2、3、および最新版
  • Oracle 9.2
  • Oracle 10.0 (32 ビット)
  • Oracle 11g
  • IBM DB2 UDB 8.2.x
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 8.2
  • IBM DB2 UDB 9.1
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 9.1
  • IBM DB2 UDB 9.5
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 9.5
Microsoft Windows 2003:
  • Windows 2003 Enterprise Server、SP なし、SP1
  • Windows 2003 Standard Server、SP なし、SP1
  • Windows 2003 Server Web Edition、最新バージョン
  • Windows Server 2003 SP2
  • Windows Server 2003 R2
  • SQL Server 2005 SP1
  • SQL Server 2005 SP2
  • SQL Server 7 SP4
  • SQL Server 2000 SP2、3、および最新版
  • Oracle 9.2
  • Oracle 10.0 (32 ビット)
  • Oracle 11g
  • IBM DB2 UDB 8.2.x
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 8.2
  • IBM DB2 UDB 9.1
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 9.1
  • IBM DB2 UDB 9.5
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 9.5
Microsoft Windows Server 2008

Linux および UNIX 用にサポートされるベンダー データベース プラットフォーム

Linux(R) および UNIX システムで Rational ProjectConsole を実行するベンダー データベースを使用できます。表 4では、これらのプラットフォームに対してサポートされるベンダー データベースを一覧表示します。

表 4. Linux または UNIX システム上で実行するサポートされるデータベース
オペレーティング システム データベース バージョン
Linux x86
   RHEL 3 & 4 - AMD64、EM64T

Linux x86
   SUSE (SLES) 9 - AMD64、EM64T

Linux x86 - Novell Linux Desktop
  • Oracle 9.2
  • Oracle 10.0 (32 ビット)
  • IBM DB2 UDB 8.1.x
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 8.1
  • IBM DB2 UDB 8.2.x
  • IBM DB2 UDB Components for Rational Products 8.2
Sparc 上の Solaris 8、9 および 10
  • Oracle 9.2
  • Oracle 10 (32 ビット)
  • IBM DB2 UDB 8.1.x
  • IBM DB2 UDB 8.2.x
RISC 上の AIX 5.1、5.2 および 5.3
  • Oracle 9.2
  • Oracle 10 (32 ビット)
  • IBM DB2 UDB 8.1.x
  • IBM DB2 UDB 8.2.x

Rational ProjectConsole のインストール

この章では、Rational ProjectConsole コンポーネントのインストール手順について説明します。

Rational 製品のアンインストール

Installation Manager で Rational 製品をインストールする前に、rationaluninstalltool.exe ツールを使用して、MSI ベースのインストール テクノロジでインストールされた前バージョンの Rational 製品をアンインストールしておく必要があります。

注:
Rational 製品が Linux または UNIX システム プラットフォームにインストールされている場合は、Installation Manager で次バージョンにアップグレードする前にこの製品をアンインストールする必要がありますが、アンインストール オプション install_release を使用して現行バージョンをアンインストールすることができます。

MSI ベースのインストール テクノロジでインストールされた、以下の製品はアンインストールする必要があります。

注:
これらの製品は、MSI アンインストール テクノロジでアンインストールしないでください。rationaluninstalltool.exe ツールを使用する必要があります。

rationaluninstalltool.exe ツールには、クリーン アンインストールとユーザー データ保存アンインストールの、2 つのアンインストール シナリオがあります。

クリーン アンインストールでは、Rational インストール ディレクトリと、HKEY_LOCAL_MACHINE と HKEY_CURRENT_USER の下にある Rational Software レジストリ キーを完全に削除します。

ユーザー データ保存アンインストールでは、環境のカスタマイズに使用されるファイルは削除しません。Installation Manager デプロイメントのために、現行デプロイメントのカスタマイズを保存する場合は、この方式を使用します。次の表に、このアンインストール方式で保存される各製品のファイルを示します。

表 5. 保存されるユーザー データ
Rational ClearCase Rational ClearQuest Rational RequisitePro Rational SoDA
  • ClearCase¥var ディレクトリ
  • IHS¥Conf ディレクトリ
  • CCweb 機能の Ccweb.conf
  • HKEY_LOCAL_MACHINE¥Software¥Atria
  • HKEY_LOCAL_MACHINE と HKEY_CURRENT_USER の下
    • Rational Software¥Email レジストリ キー
    • Rational Software¥ClearQuest レジストリ キー
  • Rational ClearQuest Web Application Server:
    • jtl.properties
    • common.properties
    • dct.properties
  • Rational ClearQuest Request Manager
    • common.properties
    • jtl.properties
    • logging.xml
    • rmmanager.properties
    • saved.properties
    • csm.properties
  • RequisitePro¥projects ディレクトリ
  • Catalog.txt
  • SoDAWord¥logs ディレクトリ
  • SoDAWord¥temp ディレクトリ

rationaluninstalltool.exe ツールは、上記の Rational 製品をすべて、同時に削除します。製品ごとに再実行する必要はありません。

rationaluninstalltool.exe ツールで Rational 製品を削除するには、次のようにします。

  1. アンインストール プログラム rationaluninstalltool.exe をダウンロードして、ハード ディスクに保存します。
  2. Windows コマンド プロンプトを実行します ([スタート] -> [ファイル名を指定して実行] をクリックして、cmd と入力し、[Enter] を押す)。
  3. アンインストール プログラムが保存されているディレクトリにナビゲートします。
  4. rationaluninstalltool.exe コマンドを実行します。下のコマンド リファレンスを参照してください。

形式

rationaluninstalltool.exe <log file name> [ -c ]

説明

次のサブコマンドを指定して、rationaluninstalltool.exe コマンドを使用します。

展開の構成

ソフトウェア製品のデプロイメントを構成するには、ご使用の製品で利用可能な展開方法のタイプを理解している必要があります。 その上で、ユーザーに適したデプロイメント タイプを選択し、選択されたデプロイメント方法に合わせてソフトウェアを構成することができます。

Rational ProjectConsole サーバーをインストールする場合、作業を進める前に IBM Rational ProjectConsole サーバーの構成を参照してください。

Rational ProjectConsole クライアントをインストールする場合、作業を進める前に IBM Rational ProjectConsole クライアントのセットアップを参照してください。

ソフトウェアのライセンス交付

すべての場合に、製品を起動するにはライセンス キーが必要です。 ライセンス管理者は、使用するライセンス キーと取得場所をユーザーに伝えることができます。

License Key Administrator (LKAD) は、ライセンス キーをライセンス サーバーにインポートするツールです。LKAD には、処理を単純化するためのウィザードが用意されています。

セットアップ ウィザードを実行すると、各 IBM 製品と共に LKAD がインストールされます。製品のライセンス交付を まだ受けていない場合でも、インストール処理が終了すると、LKAD ウィザードを開始できます。また、[スタート] > [プログラム] > [IBM Rational] > [Rational License Key Administrator] を クリックして、LKAD を起動することもできます。LKAD のメイン ウィンドウとウィザード ページが同時に開きます。 詳しくは、LKAD のヘルプを参照してください。

インストールの最後に License Key Administrator (LKAD) が開始しない場合、製品には既にライセンスが交付されています。

注:
本資料の発行時点では、AccountLink が IBM Rational ソフトウェア ユーザー向けのオンラインでのライセンス取得ツールです。 将来には、AccountLink は、機能が追加され、ライセンス キーが簡単に管理できる、 オンライン システムである、Rational License Key Center に置き換えられます。 新システムが利用可能になると、現在 AccountLink に使用されている Web 上の 同じページ (http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing/) からアクセスできるようになります。 Rational License Key Center の詳細情報と、Rational License Key Center を使用したライセンス キーの管理に必要な手順については、 このページで紹介いたします。

説明に従って、表 6 製品のライセンスを取得します。

表 6. IBM ライセンス キーの要求とインストール
ライセンス キーの種類 ライセンス キーの要求先 インストール方法
パーマネント ノードロック
AccountLink
(www.ibm.com/software/
rational/support/licensing/)
License Key Administrator (LKAD) ウィザードを使用してデスクトップにキーをインポートします。
パーマネント フローティング
AccountLink
(www.ibm.com/software/
rational/support/licensing/)
ライセンス サーバーを参照するようにクライアントを構成するには、License Key Administrator (LKAD) ウィザードを使用します。 管理者が、最初にライセンス サーバーをインストールしてセットアップする必要があります。

管理者がリリース領域をセットアップしてある場合は、LKAD ウィザードでライセンス サーバーを指定する必要がないことがあります。

評価フローティング 営業担当員 License Key Administrator (LKAD) ウィザードを使用して、ライセンス サーバーを参照するようにデスクトップを構成します。 管理者が、最初にライセンス サーバーをインストールしてセットアップする必要があります。

管理者がリリース領域をセットアップしてある場合は、LKAD ウィザードでライセンス サーバーを指定する必要がないことがあります。

評価用ノードロック 営業担当員 License Key Administrator (LKAD) ウィザードを使用してデスクトップにノードロック キーをインポートします。

Web クライアントのライセンス交付

Rational ClearCase Web、Rational ClearQuest Web、Rational RequisiteWeb、および Rational ProjectConsole を使用可能にする場合、 ライセンス管理者はライセンス サーバーにフローティング ライセンスをインストールする必要があります。

Web サーバー (Rational ClearQuest Web Application サーバーまたは Rational Web Platform) は、Web クライアントごとに Rational ライセンス サーバーにライセンス キーを要求します。各ユーザーは、デスクトップにライセンス キーをインストールしなくても Web クライアントを使用できます。

Windows ターミナル サーバー上の製品のライセンス

Windows ターミナル サーバー上での開発をサポートする Rational 製品を使用するには、フローティング ライセンスが必要です。

IBM Rational ProjectConsole サーバーの構成

この章では、Web サーバー、レポート サーバー、収集エージェントのコンピュータで、Rational ProjectConsole ソフトウェアをインストールおよびセットアップする方法について説明します。 この情報は、開発チーム全体で使用する のセットアップを担当する管理者を対象とするものです。

最新の Rational ProjectConsole と Template Builder のインストール情報については、「IBM Rational ProjectConsole リリース ノート」を参照してください。

表 7 のセットアップと必要なインストール後のタスクの実行には、チェックリストを利用します。

表 7. インストレーション チェックリスト
完了 タスク
ソフトウェアのライセンスを取得します。
サーバー コンピュータとデータ ウェアハウスのシステム要件とソフトウェア要件を確認します。
サーバー コンピュータに管理者権限があることを確認します。
追加のレポート サーバーと収集エージェントが必要かどうかを決定します。次のセクションを参照してください。
サーバー、追加のレポート サーバーと収集エージェント (必要な場合)、Template Builder をご使用の環境にデプロイする方法を決定します。 これらの機能は、デフォルトで ProjectConsole のインストールに含まれています。
データ ウェアハウス ソフトウェアを選択します。Rational ProjectConsole データ ウェアハウスのセットアップを参照してください。
ベンダー データベース ソフトウェアをインストールして構成します。 インストレーションの手順については、個々のベンダーの資料を参照してください。ベンダー データベースの構成については、ベンダー データベースの構成を参照してください。
Template Builder ソフトウェアのインストール先を決定します。 Rational ProjectConsole Template Builder のインストールを参照してください。
Rational ProjectConsole ソフトウェアをインストールする手順については、Rational ProjectConsole のインストールを参照してください。
サーバー、追加のレポート サーバーと収集エージェント (オプション) を構成します。 インストール後: Rational ProjectConsole の構成を参照してください。
データ ウェアハウスとリポジトリを構成します。 インストール後: Rational ProjectConsole の構成を参照してください。
サーバーにログインするようユーザーに指示します。
注:
Designer や Dashboard を開始するには、cookie を有効にする必要があります。 これは、すべてのタイプのブラウザに該当します。

Rational ProjectConsole サーバーのセットアップ

Rational ProjectConsole Web サーバー コンポーネントをインストールすると、Rational ProjectConsole の データ ウェアハウス、収集エージェントおよびレポート サーバー、Template Builder、Rational Web Platform (RWP) もインストールされます。

注:
別の Web サーバーを実行中のサーバーに RWP をインストールすると、ポートの競合が発生し、RWP または別の Web サーバーが開始できなくなる場合があります。 可能な場合は、それ以外の Web サーバーを実行する必要のないサーバーに RWP をインストールしてください。 同じサーバーにインストールしなければならない場合には、RWP の使用していないポートを使用するように他の Web サーバーを構成してください。 この構成ができない場合は、別の Web サーバーで使用しないポートを使用するように RWP を構成する必要があります。

サーバーのセットアップ方法は、次のとおりです。

  1. Web サーバー コンポーネントをインストールします。
  2. サーバーを使用してデータを収集するには、 サーバー コンピュータでレポート サーバーと収集エージェント ソフトウェアを 構成します。 レポート サーバーや収集エージェントとして追加のコンピュータをセットアップする作業はオプションです。

    収集エージェントは、サーバーが、製品、Microsoft Project、および区切り文字で区切られているテキスト ファイルのプロジェクト データにアクセスできるようにします。 収集エージェントは、これらのデータ リポジトリから収集した成果物を、データ ウェアハウスに保管します。

追加のレポート サーバーと収集エージェントのセットアップ

追加のコンピュータをレポート サーバーと収集エージェントとして セットアップして実行するには、

  1. レポート サーバーとデータ収集エージェント ソフトウェアを インストールします。 セットアップ ウィザードでその他のすべての機能をクリアすることで、 これらの機能を単独使用の製品としてインストールできます。
  2. 収集エージェント ソフトウェアを設定します。Rational ProjectConsole サービスの構成.

Rational ProjectConsole データ ウェアハウスのセットアップ

Rational ProjectConsole データ リポジトリを作成する準備段階として、Rational ProjectConsole データ ウェアハウスの セットアップを行う必要があります。データ リポジトリは、データ ウェアハウスと セキュリティ データベースに関するメタデータを保管するために使用されます。Rational ProjectConsole セキュリティ データベースは、ナビゲーション ツリー構造情報、ユーザーとグループの認証および許可情報を保管するために使用されます。

セキュリティ データベースは IBM Cloudscape(TM) バージョン 10.1.2 ソフトウェアから作成されます。Cloudscape は、Rational ProjectConsole サーバー コンポーネントと共にインストールされ、追加の構成やセットアップは必要ありません。 このソフトウェアは、Rational ProjectConsole のナビゲーション ツリー構造情報とすべてのユーザーとグループの認証情報を含みます。

Rational ProjectConsole データ ウェアハウスのデータベース要件と構成情報については、ベンダー データベースの構成で説明しています。

データ ウェアハウスの準備

リポジトリは、必ず Rational ProjectConsole サーバーのインストールとデータ ウェアハウスの 作成が完了してから作成します。データ ウェアハウスは、ソフトウェア開発ツールや他の Rational 製品から収集したデータを保管するデータベース サーバーです。Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを使用してデータ ウェアハウスを管理します。

実稼働環境で Rational ProjectConsole の使用を開始する場合、SQL Server、Oracle、 IBM DB2 のいずれかを使用して、新しいデータ ウェアハウスを作成してください。Microsoft Access (ランタイム ファイルのみ) は、デモ用に提供されます。Microsoft Access は、エンタープライズ データ ウェアハウスとしての用途には適していません。使用すると、すぐに Microsoft Access の能力を超えてしまいます。 エンタープライズ規模のデータ ウェアハウスとしては、SQL Server、Oracle、DB2 の方が より強力で適しています。

セキュア接続の作成

Rational ProjectConsole のセキュア アクセスの一般的な説明については、Rational Web Platform の付録 A にあります。そこで説明されている手順に加え、IBM キーストアで作成されたキーを Java キーストアにインポートする必要があります。

IBM Rational ProjectConsole クライアントのセットアップ

このセクションでは、デスクトップ上で Rational ProjectConsole クライアントをセットアップする方法と、Rational ProjectConsole Template Builder をインストールする方法について説明します。 このセクションは、Web ブラウザから Rational ProjectConsole Web サイトにアクセスして、最新のプロジェクト情報を参照するチーム メンバーを対象にしています。

Rational ProjectConsole 機能と既知の問題に関する最新情報については、「IBM Rational ProjectConsole リリース ノート」を参照してください。

Rational ProjectConsole Web クライアントと Template Builder のセットアップ

表 8 のチェックリストを使用して、Rational ProjectConsole Web クライアントと Rational ProjectConsole Template Builder をデスクトップでセットアップします。チェックリストに続けて、作業手順を示します。Rational ProjectConsole Web クライアントに関するインストール後のタスクはありません。

表 8. Rational ProjectConsole Web クライアント インストール チェックリスト
完了 タスク
Rational ProjectConsole Template Builder のシステム要件とソフトウェア要件、Rational ProjectConsole Web クライアントの実行に必要なサポートされている Web ブラウザを確認します。

Rational ProjectConsole Template Builder ソフトウェアは、インストール済み環境に含まれています。

このチェックリストに従って操作を続ける前に、 Rational ProjectConsole Web サイトが動作していることを管理者に確認します。
ブラウザの最小スクリーン領域を設定します。
Web ブラウザで cookie を有効にします。
Rational ProjectConsole Web サイトにログインします。
Java(TM) プラグインをインストールします (初回インストール時のみ)。 このプラグインは、Rational ProjectConsole Dashboard または Designer アプレットを最初に実行したときに自動的にインストールされます。
Template Builder ソフトウェアをデスクトップにインストールするかどうかを決定します。

モニタのスクリーン領域の設定

Rational ProjectConsole Web サイトを使用するには、モニタの画面区域を 1024 x 768 ピクセル以上に 設定します。 この設定を行わないと、Rational ProjectConsole の 主要なコンポーネントへのアクセスに問題が起きることがあります。

cookie の有効化

Rational ProjectConsole Web サイトを使用するには、Web ブラウザで cookie を有効にします。cookie を有効にする方法については、Web ブラウザのヘルプを参照してください。

Rational ProjectConsole Web サイトへのログイン

Rational ProjectConsole Web サイトへの初回ログイン時には、次のことを行います。

  1. 管理者に Rational ProjectConsole Web サーバーの名前を問い合わせる。
  2. Web ブラウザを起動し、次のように入力する。
    http://server-name/ProjectConsole 

    ここで、server-name には Rational ProjectConsole サーバーの 名前を指定します。

  3. [Enter] を押す。
  4. [Rational ProjectConsole ログオン] ページの [ユーザー名] フィールドに、デフォルトの管理者ユーザー名 admin を入力する。
  5. [Password] フィールドに、デフォルトの管理者パスワード changeit を入力する。
  6. [Logon] をクリックする。

Java プラグインのインストール

Rational ProjectConsole Web サイトへの初回ログイン時に、Dashboard または Designer アプレットを実行すると、必要な Java プラグインがコンピュータにインストールされていない場合は、インストールするように要求されます。

Java プラグインをインストール するには、プラグインのインストール用に画面に表示される手順に従います。

Java プラグインをインストールした後で、すべてのブラウザ ウィンドウを閉じて、Rational ProjectConsole Web サイトにログインします。 次回に Rational ProjectConsole のいずれかのアプレットを実行しようとしたときに、Java プラグインを再度インストールするようにプロンプトが出された場合には、システムの再起動が必要になる可能性があります。

Rational ProjectConsole Template Builder のインストール

Rational ProjectConsole レポート テンプレートの作成または変更を行う コンピュータに Template Builder をインストールすることができます。 ほかの Rational ProjectConsole コンポーネントがコンピュータにインストールされているかどうかにかかわらず、Rational ProjectConsole Template Builder をそのコンピュータにインストールできます。

Rational ProjectConsole Template Builder は、Microsoft Word のアドインです。Template Builder を実行するには、サポートされるバージョンの Microsoft Word を Template Builder コンピュータにインストールする必要があります。

すべての Rational ProjectConsole レポート テンプレートが Rational ProjectConsole Web サーバー上になければなりません。Rational ProjectConsole Template Builder を別のマシンにインストールして実行する場合は、生成されたレポート テンプレートを Rational ProjectConsole Web サーバー上の適切な位置にコピーする必要があります。

ベンダー データベースの構成

Rational Project Console のスキーマとデータベースは、Rational ClearQuest が使用するモデルに基づいて使用されます。したがって、Rational Project Console スキーマ リポジトリとユーザー データベースは、データベース管理システムによって物理的に管理されるデータベースのタイプとなります。プラットフォームに応じて、これらのシステムには、Microsoft Access、Microsoft SQL Server、Oracle RDBMS、IBM DB2、または Rational 用の IBM DB2 UDB コンポーネントの一部として使用できる DB2 機能セットが含まれている場合があります。

Rational ProjectConsole で使用するためのベンダー データベースの構成方法の詳細については、Rational ClearQuest インフォメーション センター (IBM Installation Manager インフォメーション センター) にあるベンダー データベースのトピックを参照してください。データベースの アップグレードについては、データ ウェアハウス接続のアップグレードを参照してください。

ベンダー データベースの選択のガイドラインは、ベンダー データベースの選択Microsoft Access を使用するケースを参照してください。

ベンダー データベースの選択

どのプラットフォームがデータベースとして使用する予定の ベンダー データベースをサポートしているのか考える必要があります。

次のデータベースがサポートされています。

次の一般ガイドラインに従って、最適なベンダー データベースを選択してください。

Microsoft Access を使用するケース

Microsoft Access データベースは実動データベースとして使用しないでください。 このランタイム ファイルは評価を目的としてのみ提供されています。 これらのランタイム ファイルは、 Microsoft Access のフル バージョンではありません。

評価目的のために Microsoft Access を使用することを選択した場合、 Rational ProjectConsole を最初に実行し、スキーマ リポジトリを作成するようにプロンプトが出されたときは、共有ディレクトリへのパスを指定し、スキーマ リポジトリにファイル名を与えます。 そうすると、共有ディレクトリに適切な Microsoft Access データベースが作成され、初期化されます。

データベースの大/小文字の区別

異なるベンダーのデータベースに移行する際は、データベースにおける大/小文字の区別の設定に一貫性を持たせる必要があります。

表 9 は、サポートされるベンダー データベースにおける大/小文字の区別のプロパティを要約したものです。

表 9. ベンダー データベースにおける大/小文字の区別のプロパティ
ベンダー データベース デフォルト設定 指定可能な設定 コメント
Microsoft Access 大/小文字を区別しない 大/小文字を区別しない なし。
DB2 大/小文字を区別する 大/小文字を区別する なし。
SQL Server 大/小文字を区別しない、大/小文字を区別する 大/小文字を区別しない、大/小文字を区別する 大/小文字を区別するかどうかは、インストール時またはデータベース作成時のオプションで指定できます。 大/小文字の区別は、データベースのオブジェクト名およびデータに適用されます。
Oracle 大/小文字を区別する 大/小文字を区別する 大/小文字の区別はデータのみに適用されます。

インストール後: Rational ProjectConsole の構成

この章では、インストール後に Rational ProjectConsole ソフトウェアを構成する方法について 説明します。Rational ProjectConsole を Rational ProjectConsole Web サーバー (レポート サーバーと 収集エージェントのソフトウェアも含む)、データ リポジトリ、オプションで別々の レポート サーバーと収集エージェント コンピュータにセットアップする方法について 説明します。

以下のセクションでは、次のタスクが完了していることを前提としています。

Microsoft Access サンプル データの表示

Rational ProjectConsole サーバー コンポーネントのインストール時に、 Rational セットアップ ウィザードは、Rational ProjectConsole リポジトリの一部となる 次の 2 つの Microsoft Access Rational ProjectConsole サンプル データベース ファイルを 作成します。

Rational ProjectConsole Web サーバー コンポーネントをインストールすると、リブートを行わなくても Rational ProjectConsole Web サイトにログインできます。Rational ProjectConsole Web サイトにログインできない場合は、他のセクションを参照してください。

Rational ProjectConsole クライアントから Rational ProjectConsole Web サイトに ログインして、サンプル リポジトリ データの参照を開始できます。 クライアントから Rational ProjectConsole Web サイトにログインする方法について詳しくは、Rational ProjectConsole Web サイトへのログインを参照してください。

ユーザーとグループのセットアップ

Rational ProjectConsole サーバーのインストールとセットアップを行った後で、[ユーザー ID] フィールドに admin と入力し、[パスワード] フィールドに changeit と入力して、Rational ProjectConsole 管理者としてログインします。Rational ProjectConsole Web サイトのセキュリティを確保するには、Rational ProjectConsole サーバーの セットアップ完了後、ただちに開発チームのユーザー (ユーザー ID とパスワードを 使用) とグループをセットアップします。 Rational ProjectConsole サイトに最初にログインした直後に、管理アカウントのパスワードを変更してください。

ユーザーとグループのセットアップと、サイトのセキュリティ管理について 詳しくは、Rational ProjectConsole のヘルプを参照してください。

Rational ProjectConsole サービスの構成

ここでは、Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを 使用して、Rational ProjectConsole サーバーと、レポート サーバーと収集エージェントを インストールした個々のコンピュータに、Rational ProjectConsole ソフトウェアを 構成する方法について説明します。

Rational ProjectConsole サーバー、追加のレポート サーバー、および収集エージェントの構成

サーバーまたは追加のレポート サーバー、収集エージェントで Rational ProjectConsole サービスを設定する方法は、次のとおりです。

  1. [スタート] > [プログラム] > [IBM Rational ProjectConsole] > [IBM Rational ProjectConsole Maintenance Tool] とクリックします。
  2. [ProjectConsole サービスを構成する (Configure the ProjectConsole services)] チェックボックスを選択します。[Next] をクリックします。
  3. [Web server name] フィールドに、Rational ProjectConsole サーバーの名前を入力します。
  4. Rational ProjectConsole Web サーバーがデフォルト以外のポート (HTTP に 80、HTTPS に 443) を使用している場合、[Web server port] フィールドのデフォルト ポート番号をクリアして正しい番号を入力します。
  5. データ処理のセキュリティを確保するには、[Web server protocol] の 横にある [HTTPS] をクリックします。

    [HTTPS] をクリックすると、[Web server port] フィールドに表示される値が 80 から 443 に変わります。Rational ProjectConsole アプリケーションが HTTPS プロトコルを使用して接続できるようにするには、HTTPS 接続を受け入れるように Web サーバーを構成する必要があります。

  6. Rational ProjectConsole サーバーがファイアウォールの内側で稼働しており、 このサーバー コンピュータの名前がファイアウォールの外側から見えない場合は、 次のステップを実行します。 それ以外の場合は、ステップ 7 に進んでください。
    1. [RMI server name] フィールド に、Rational ProjectConsole サーバーのホスト名、または RMI 接続応答メッセージで送信する RMI サーバーの IP アドレスを入力します。

      ファイアウォールの背後に ProjectConsole Web サーバーをインストールした場合には、RMI サーバー名を、ファイアウォールの外部から解決可能なホスト名または IP アドレスに設定し、ファイアウォール ソフトウェアが受信した要求を Rational ProjectConsole Web サーバー マシンに転送するようにしてください。

    2. [RMI server port] フィールドに、RMI サーバーが動的クライアント接続ポートの代わりに使用する必要がある Rational ProjectConsole サーバーのポート番号を入力します。Rational ProjectConsole Web サーバーがファイアウォールの背後にインストールされている場合は、RMI サーバー ポートを設定し、そのポートをファイアウォールで開かなければならないことがあります。

      これらの値は、server.ini ファイルで設定されます。

    3. 静的 Rational ProjectConsole RMI サーバー ポートと動的 RMI サーバー ポートの 両方のポート上の要求が Rational ProjectConsole サーバー コンピュータに 転送されるようにファイアウォールを設定します。
    4. HTTP (または HTTPS) リスニング ポート上の要求を Rational ProjectConsole サーバーに転送するようにファイアウォールを構成します。

      この手順を完了すると、HTTP 要求は Rational Web Platform サーバー上の Rational Web Platform サーバー コンポーネントに転送され、Dashboard と Designer への RMI 接続は Rational ProjectConsole サーバーに正しく転送されます。

  7. [Connection retry interval] フィールドに、レポート サーバーと収集エージェントが Web サーバーへの接続に失敗してから接続を再試行するまでの間に待機する分数を入力します。
  8. Web サーバー (およびすべてのレポート サーバーと収集エージェント) が生成して ログ ファイルに保存するデバッグ情報を制御するには、[Trace level] リストでトレース レベル値を選択します。
  9. [ログ ファイル ディレクトリ] フィールドで、生成したログ ファイル用として、デフォルト ディレクトリ パス (C:¥Programs¥Rational¥ProjectConsole¥logs) を採用するか、ログ ファイル用に別のディレクトリを入力します。
  10. [Text template directory] フィールドで、テキスト テンプレート用として、デフォルト値 (C:ProgramsRationalProjectConsoletemplatesDesigner) を採用するか、別のディレクトリを入力します。
  11. [Artifact repository] フィールドで、開発成果物の格納用として、デフォルト設定 (C:¥Classics¥Projects¥Websho) を使用するか、別のディレクトリを入力します。
  12. [Finish] をクリックします。

Rational ProjectConsole リポジトリの作成

このセクションでは、Microsoft Access、SQL Server、Oracle、DB2 データベースの タイプに基づいて Rational ProjectConsole リポジトリを作成する方法を説明します。

Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを使用して、サポートされる 各データベース タイプに合わせてリポジトリを作成することができます。

Rational ProjectConsole リポジトリの作成方法は、次のとおりです。

  1. メンテナンス ツールを開始します。[スタート] -> [プログラム] -> [IBM Rational Software] -> [IBM Rational ProjectConsole] -> [ProjectConsole Maintenance Tool] とクリックします。
  2. Rational ProjectConsole リポジトリを作成またはコピーして、[Next] をクリックします。
  3. [Rational ProjectConsole repository information] の [Copy from] のリポジトリ リストからリポジトリを選択し、新しいリポジトリを初期化します。

    [Copy from repository] リストにある、ソフトウェア用に事前構成された 3 つのリポジトリは読み取り専用であり、新しいリポジトリの開始点としてのみ使用可能です。

    次元テーブルと測定テーブルについて詳しくは、Rational ProjectConsole Designer の ヘルプを参照してください。 メトリックス表示について詳しくは、Rational ProjectConsole Dashboard のヘルプを参照してください。

  4. [New repository name] フィールドに、新しいリポジトリの名前を入力します。
  5. [Data warehouse information] の [Database type] リストから、新しい Rational ProjectConsole リポジトリのデータベースのベンダーを選択します。
  6. [Data warehouse information] で次に入力する必要のある情報は、選択したデータベースのタイプによって異なります。
  7. [Finish] をクリックします。

    リポジトリが作成されると「操作が完了しました」というメッセージが表示されます。(空のリポジトリを作成するのか、データを含んだリポジトリを作成するのかによって異なりますが、表示するまでに若干の時間を必要とします。)

  8. メンテナンス ツールを閉じるには、[Exit] をクリックします。 最初の画面に戻る場合は [Done] をクリックします。

Rational ProjectConsole サーバーのスタートアップ エラー情報の表示

エラーが発生した場合は、次のいずれかのログ ファイルを調べて、エラーの原因を見つけてください。 Notepad など、別のアプリケーションで開かれている可能性のあるファイルにアクセスできるテキスト エディタで、ログ ファイルを開きます。

installdir¥Rational¥Common¥rwp¥EmbeddedExpress¥profiles¥profile1¥logs¥ProjectConsole.log

installdir¥Rational¥Common¥rwp¥EmbeddedExpress¥profiles¥profile1¥logs¥profile1¥systemOut.log

Rational ProjectConsole のアップグレード

この章では、Rational ProjectConsole を現在のバージョンにアップグレードするためのプロセスについて説明します。

このリリースでの変更点

バージョン 7.0.x の IBM Rational Team 製品には、このリリースへのアップグレード時に考慮すべきいくつかの重大な変更点があります。

Rational ProjectConsole バージョン 7.0.1 にも、Rational ProjectConsole のデータベースおよびスキーマの 機能レベル 6 への必須アップグレードが含まれています。アップグレードは、Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを使用して行います。この ツールは、必要なアップグレードの有無を検出します。詳しくは、Rational ProjectConsole メンテナンス ツールのヘルプを参照してください。

この章の残りの部分では、アップグレードの準備、実行、検証のプロセスについて 説明します。

アップグレード パス

表 10 は、旧リリースの Rational ProjectConsole からのアップグレード手順を提供します。

表 10. バージョン 7.0 .x へのアップグレード パス
以前のバージョン アップグレード ステップ
Rational ProjectConsole for IBM Rational Suite 2002.05.xx (Windows)
  1. IBM Rational Suite 2003.06.15 にアップグレードする
  2. Cloudscape セキュリティ データベースにマイグレーションする
  3. IBM Rational ProjectConsole 7.0.x にアップグレードする
  4. 2002.05 からデータをマイグレーションする
Rational ProjectConsole for IBM Rational Suite 2003.06.14 以前 (Windows)
  1. IBM Rational Suite 2003.06.15 にアップグレードする
  2. Cloudscape ベースのセキュリティ データベースにマイグレーションする
  3. IBM Rational ProjectConsole 7.0.x にアップグレードする
  4. 2003.06 リリースからデータをマイグレーションする
Rational ProjectConsole for IBM Rational Suite 2003.06.15 (Windows)
  1. IBM Rational ProjectConsole 7.0.0 にアップグレードする
  2. バージョン 2003.06 リリースからデータをマイグレーションする

2003.06.15 より前のリリースからアップグレードする場合は、IBM Cloudscape を使用するようにセキュリティ データベースを変換する必要があります。 これを行うツールは、2003.06.15 リリースの Rational ProjectConsole メンテナンス ツールから利用できます。 2003.06.15 より前のリリースからアップグレードする方法は、次のとおりです。

  1. Rational ProjectConsole バージョン 2002.06.15 にアップグレードします。
  2. Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを実行して、セキュリティ データベースをアップグレードします。
  3. Rational ProjectConsole バージョン 7.0.x にアップグレードします。

アップグレードの準備と計画

Rational ProjectConsole (およびその他の IBM Rational 製品) をアップグレードする前に、アップグレード プロセスを綿密に計画する必要があります。

アップグレード プロセスはタスク間に多くの依存関係があって複雑になりがちであるため、計画を作成することが重要です。 計画を使用することで、依存関係を整理できるので、環境を円滑かつ効果的にアップグレードできます。

アップグレードの前提条件を満たす

それぞれの IBM Rational 製品には、製品が正しく動作するために満たす必要のある前提条件があります。 このような前提条件としては、特定のオペレーティング システムとバージョン、データベースのベンダーとバージョン、他のソフトウェアとハードウェアなどがあります。 通常は、IBM Rational 製品をアップグレードする前に、これらの製品をインストールしたり、これらのバージョンにアップグレードしたりすることには意味があります。 このようにすることで、すべてを一度に行うのでなく、一連の小さなステップでアップグレード プロセスを実行できるようになります。 段階的にアップグレードを行うと、アップグレード プロセスのリスクが管理しやすくなり、発生した問題の診断と修正が容易になります。

Rational ProjectConsole では、インストレーションをアップグレードする前に、これらの前提条件を満たしていることを確認してください。

アップグレード計画のテスト

アップグレード計画を作成し、外部の必要条件を満たしてから、アップグレード計画をテストします。 Rational ProjectConsole データベースのコピーを使用して、テスト システム上で計画をテストします。テストは、実動データベースをアップグレードする前に、プロセスに要する時間を調べ、計画のあらゆる問題を明らかにし、計画が正確であることを確認するための、最良の方法です。

システムのシャットダウンとバックアップ

製品要求を満たし、アップグレード計画をテストしたら、アップグレード プロセスを開始することができます。

開始する前に、Rational ProjectConsole Web サーバーをシャットダウンし、すべてのデータベースおよびその他のリポジトリをバックアップします。 この予防措置を実施することで、何らかの問題が発生した場合に、システムを元の状態に復元することができます。 お客様の組織に複数の Rational ProjectConsole Web サーバーがデプロイされている場合は、それぞれのサーバーをバックアップする必要があります。 次のステップを実行してください。

  1. ユーザーに、指定のシャットダウン時間中に Rational ProjectConsole (およびその他アップグレード対象の IBM Rational 製品) が使用できなくなることを通知します。
  2. すべてのデータ ウェアハウス スキーマをチェックインします。これは、Rational ProjectConsole Designer を使用して行う必要があります。 テストする Rational ProjectConsole データ リポジトリが複数ある場合は、各データ リポジトリでスキーマにチェックインします。
  3. Rational ProjectConsole Web サーバーをシャットダウンします。
  4. Rational ProjectConsole データベースをシャットダウンします。 この手順はデータベース ベンダーに固有ですが、データベースごとにデータベース サービスをシャットダウンする方法があります。Oracle の場合、たとえば、データベースの Oracle インスタンスをシャットダウンします。DB2 の場合はデータベース マネージャ インスタンスを停止します。 データベースをシャットダウンすることで、確実にデータベースがロックされていない状態になります。
  5. Rational ProjectConsole Web サーバーで実行されている他の IBM Rational 製品をすべてシャットダウンします。
  6. Rational ProjectConsole データとリポジトリの全バックアップを作成します。 これには、次のディレクトリのバックアップなどが含まれます。
  7. それぞれの Rational ProjectConsole データ ウェアハウス データベースをバックアップします。このタスクの手順はデータベース ベンダーに固有です。 データベース管理者より、ユーザー各自に Rational ProjectConsole データベースをバックアップするように指示が出されます。

Rational ProjectConsole Web サーバーのアップグレード

2002.05.xx バージョンのすべての Rational 製品を、バージョン 7.0.x にアップグレードする前に手動でアンインストールしなければなりません。また、Rational Suite の バージョン 2003.06.xx からアップグレードする場合、アップグレードする前にこのバージョンを手動でアンインストールすることもできます。バージョン 2003.06.xx をアンインストールしない場合は、バージョン 7.0.x のインストールで自動的にこのバージョンがアンインストールされます。

Rational ProjectConsole Web サーバーをアップグレードする方法は、次のとおりです。

  1. Rational ProjectConsole Web Server を以前ライセンス サーバーとして使用していた場合は、最初に Rational ProjectConsole Web サーバーに IBM Rational License Manager をインストールする必要があります。
  2. Rational ProjectConsole バージョン 7.0.x を Web サーバーにインストールします。選択可能なすべての Rational ProjectConsole オプションを選択します。 インストール時には、少なくとも 1 回のシステム リブートを行う必要があります。 Rational ProjectConsole のインストールを参照してください。
  3. Rational ProjectConsole の 2003.06.xx リリースからアップグレードする場合は、このステップをスキップします。

    2003.05.xx リポジトリからデータをマイグレーションします。Rational ProjectConsole データを以前のリポジトリから新しいリポジトリにマイグレーションします。このタスクには、Rational ProjectConsole データ ウェアハウスに以前保管されていたユーザーとグループの、新しいセキュリティ データベースへのマイグレーションが含まれます。 また、Rational ProjectConsole エクスプローラ ツリーも新しいセキュリティ データベースにマイグレーションします。

    データを移行するには

    1. Rational ProjectConsole メンテナンス ツールを開きます。[スタート] > [プログラム] > [IBM Rational] > [IBM Rational ProjectConsole] > [ProjectConsole Maintenance Tool] とクリックします。
    2. [Migrate data from version 2002.05.00] を選択します。
  4. 2003.06.xx リポジトリからデータをマイグレーションします。 Rational ProjectConsole の 2002.05.xx リリースからアップグレードする場合は、このステップをスキップします。

    このリリースの Rational ProjectConsole には、Rational Web Platform に対する変更が含まれます。 最もわかりやすい変更は、Rational ProjectConsole Web アプリケーションがデプロイされる位置です。バージョン 2003.06 では、Rational ProjectConsole Web アプリケーションは、次の場所に格納されています。

    ..¥rational¥common¥rwp¥webapps¥ProjectConsole 

    バージョン 7.0.x の Rational ProjectConsole Web アプリケーションは、以下に格納されています。

    ..¥rational¥common¥rwp¥EmbeddedExpress¥Profiles¥
                InstalledApps¥defaultNode¥PJCWASAPP.ear¥PJCWeb.war

    インストール プロセスは、Rational ProjectConsole セキュリティ データベースを新規フォルダに移動して、Rational ProjectConsole エクスプローラ ツリーを復元します。 ただし、以下のものについてはすべて手動で再配置する必要があります。

  5. 必要なすべての Rational ProjectConsole データ ウェアハウス接続をアップグレードします。データ ウェアハウス接続のアップグレード
  6. バージョン 7.0.x では、インストールされる ProjectConsole サービスの名前が変更されました。次の表に各サービスの前の名前と新規の名前を示します。以前に、ドメイン アカウントを使用してログインするように Rational ProjectConsole サービスを設定していた場合、新しくインストールするサービスが、バージョン 2003.06.15 のサービスで使用していたものと同じドメイン ログイン パラメータを使用するためには、ログイン パラメータを変更する必要があります。 Windows サービス アプレットを使用して、Rational ProjectConsole サービスのログイン パラメータを再構成してください。
    2003.06.15 サービス名 7.0.x サービス名
    Rational ProjectConsole Collection サーバー IBM Rational ProjectConsole Collection サーバー
    Rational ProjectConsole Dashboard サーバー IBM Rational ProjectConsole Dashboard サーバー
    Rational ProjectConsole レポート サーバー IBM Rational ProjectConsole レポート サーバー
  7. Rational ProjectConsole インストールが完了したら、Rational ProjectConsole Web サーバーにインストールされていたその他すべての Rational 製品をアップグレードします。 指示については、各製品のインストールやアップグレードに関する資料を参照してください。
  8. Rational ProjectConsole Web サイトにログインできることと Rational ProjectConsole ツリー間をナビゲートできることを確認し、Dashboard アプレットと Designer アプレットを実行します。

Rational ProjectConsole コレクション サーバーのアップグレード

Rational ProjectConsole コレクション サーバーのアップグレードは、Rational ProjectConsole Web サーバーをアップグレードするよりも簡単です。バージョン 2002.05.xx リリースのすべての Rational 製品を、バージョン 7.0.x にアップグレードする前に手動でアンインストールしなければなりません。また、Rational Suite のバージョン 2003.06.xx からアップグレードする場合、バージョン 7.0.x にアップグレードする前に、このリリースを手動でアンインストールすることもできます。バージョン 2003.06.xx をアンインストールしない場合は、バージョン 7.0.x のインストールで自動的にこのバージョンをアンインストールします。

Rational ProjectConsole コレクション サーバーをアップグレードする方法は、次のとおりです。

  1. Rational ProjectConsole コレクション サーバーをアップグレードする前に、Rational ProjectConsole Web サーバーをアップグレードします。
  2. Web サーバーに Rational ProjectConsole の新しいバージョンをインストールします。

    デフォルトのインストール オプションを受け入れます。Rational ProjectConsole Web サーバーのコンポーネントはインストールしないでください。

  3. バージョン 7.0.x では、インストールされる ProjectConsole サービスの名前が変更されました。次の表に各サービスの前の名前と新規の名前を示します。以前に、ドメイン アカウントを使用してログインするように Rational ProjectConsole サービスを設定していた場合、新しくインストールするサービスが、バージョン 2003.06.15 のサービスで使用していたものと同じドメイン ログイン パラメータを使用するためには、ログイン パラメータを変更する必要があります。
    2003.06.15 サービス名 7.0.x サービス名
    Rational ProjectConsole Collection サーバー IBM Rational ProjectConsole Collection サーバー
    Rational ProjectConsole Dashboard サーバー IBM Rational ProjectConsole Dashboard サーバー
    Rational ProjectConsole レポート サーバー IBM Rational ProjectConsole レポート サーバー
  4. Rational ProjectConsole Web サーバーにインストールされていたその他すべての Rational 製品をアップグレードします。
  5. Rational ProjectConsole Web サーバーにログインし、アップグレード済みの Rational ProjectConsole コレクション サーバーでメトリックス収集と成果物レポートが生成可能であることを確認します。

システム再起動と検証

Rational ProjectConsole Web サーバーと Rational ProjectConsole コレクション サーバーをアップグレードした後で、Web サーバーと各コレクション サーバーを再起動して、それらが正しく動作していることを確認します。

システムを再起動したら、Rational ProjectConsole Web サーバーにログインし、Rational ProjectConsole ツリー ノードを表示できること、Designer アプレットと Dashboard アプレットを使用できること、成果物レポートを生成できること、メトリックス収集を実行できることを検査します。

サーバー使用可能の通知

すべての Rational ProjectConsole サーバーとすべての該当する IBM Rational 製品を再起動した後で、Rational ProjectConsole とその他の製品が使用可能になったことをユーザーに通知できます。 すべてのアップグレード済みのデータベースに、バージョン 7.0.x と以前のクライアント バージョンの両方を使用してアクセスできるようになっているはずです。

データ ウェアハウス接続のアップグレード

サポートされるデータベースのベンダーとバージョンが変わりました。バージョン 7.0.x のデータベース ベンダーとバージョンの完全なリストについては、表 11 を参照してください。ご使用のデータベースのバージョンがサポートされなくなっている場合もあります。

アップグレードにおける要求事項の 1 つは、最初にバージョン 2003.06.15 にアップグレードして、組み込み SQL Anywhere セキュリティ データベースを IBM Cloudscape フォーマットに変換することです。 サポートされるデータベース ベンダーごとに、バージョン 2003.06.15 とバージョン 7.0.x の両方でサポートされるバージョンがあります。

まだ 2003.06.15 リリースがインストールされている場合は、ご使用のデータベースを 2003.06.15 リリースと 7.0.x リリースの両方でサポートされるバージョンにアップグレードします。 データベース バージョンをアップグレードしたら、7.0.x リリースにアップグレードする前に、ご使用の Rational ProjectConsole 2003.06.15 バージョンが正しく動作していることを確認する必要があります。

表 11. Rational ProjectConsole でサポートされるバージョンと互換性のあるデータベース
データベース バージョン Rational ProjectConsole v2002.05.20 Rational ProjectConsole v2003.06.00 から v2003.06.12 Rational ProjectConsole v2003.06.13 から v2003.06.15 Rational ProjectConsole 7.0.x
IBM DB2 7.1 はい いいえ いいえ いいえ
IBM DB2 7.2 はい はい はい いいえ
IBM DB2 8.1 いいえ はい はい はい
IBM DB2 8.2 いいえ いいえ いいえ はい
IBM DB2 9.1 いいえ いいえ いいえ はい
IBM DB2 9.5 いいえ いいえ いいえ はい
Microsoft Access 97 はい はい はい いいえ
Microsoft Access 2000 はい はい はい いいえ
Microsoft Access 2003 いいえ はい はい いいえ
Microsoft SQL Server 7.9 SP3 はい いいえ いいえ いいえ
Microsoft SQL Server 7.0 SP4 はい はい はい はい
Microsoft SQL Server 2000 SP1 はい いいえ いいえ いいえ
Microsoft SQL Server 2000 SP2、SP3 はい はい はい はい
Microsoft SQL Server 2005 いいえ いいえ いいえ はい
Oracle 8.0.5 はい いいえ いいえ いいえ
Oracle 8.1.6 および 8.1.7 はい はい はい いいえ
Oracle 9i いいえ いいえ はい はい
Oracle 10g いいえ いいえ はい はい
Oracle 11g いいえ いいえ いいえ はい
Sybase SQL Anywhere 5.5.04 はい はい はい いいえ
Sybase SQL Anywhere 8.0.1 いいえ はい はい いいえ
Sybase SQL Server 2005 SP2 いいえ いいえ いいえ はい

DB2 データ リポジトリ

2003.06 の DB2 との接続に使用される ODBC ドライバが変更されました。新ドライバを使用する利点の 1 つは、リモート DB2 サーバーにホストされている DB2 データベースに接続するために DB2 クライアント ソフトウェアが必要ないことです。ただし、新ドライバを使用して DB2 データベースに接続するには、接続パラメータを変更する必要があります。2003.06.15 リリースで使用される接続パラメータとバージョン 7.0 で使用される接続パラメータのマッピングについては、表 12 および表 13 を参照してください。

バージョン 7.0.x をインストールした後、ProjectConsole メンテナンス ツールを実行して、DB2 データ リポジトリに再接続する必要があります。ProjectConsole メンテナンス ツールの接続画面には、古い ODBC ドライバ用の 2003.06.15 バージョンに接続するために使用されるパラメータが設定されています。 [ウェアハウス情報の編集 (Edit Warehouse Information)] ボタンを選択して、データベース管理者から指定されたパラメータに合うように接続パラメータを更新する必要があります。

表 12. バージョン 2003.06.15 に対する DB2 接続パラメータ
パラメータ 説明
スキーマ リポジトリ名 スキーマ リポジトリ用の DB2 エイリアス
スキーマ リポジトリ ユーザー名 スキーマ リポジトリ データベース用のユーザー名
スキーマ リポジトリ パスワード スキーマ リポジトリ データベース用のパスワード
データ ウェアハウス名 データ ウェアハウス用の DB2 エイリアス
データ ウェアハウス ユーザー名 データ ウェアハウス データベース用のユーザー名
データ ウェアハウス パスワード データ用のパスワード
表 13. バージョン 7.0.x 用の DB2 接続パラメータ
パラメータ 説明
データベース サーバー DB2 データベース サーバーのホスト名
接続オプション Port=nnnnn; (DB2 がポート 500000 を使用していない場合のみ必須)。
スキーマ リポジトリ名 スキーマ リポジトリ用の DB2 データベース名
スキーマ リポジトリ ユーザー名 スキーマ リポジトリ用のユーザー名
スキーマ リポジトリ パスワード スキーマ リポジトリ用のパスワード
データ ウェアハウス名 データ ウェアハウス用の DB2 データベース名
データ ウェアハウス ユーザー名 データ ウェアハウス用のユーザー名
データ ウェアハウス パスワード データ ウェアハウス用のパスワード

Microsoft Access データ リポジトリ

Rational ProjectConsole は実動用に Microsoft Access をサポートしていませんが、多くのユーザーがデモの作成や概念の検査に Access を使用しています。Rational ProjectConsole の 2003.06.15 リリースでは、Microsoft Access のデータ リポジトリを作成する場合、Microsoft Access 97 スキーマをベースにしていました。バージョン 7.0 以降、Microsoft Access 97 がサポートされなくなったので、ご使用のデータベースを Microsoft Access 2000 (またはそれ以上) のファイル フォーマットにアップグレードする必要があります。

バージョン 7.0.x で作成されたすべての新規 ProjectConsole データ リポジトリは、自動的に Microsoft Access 2000 フォーマットで生成されます。

Microsoft Access データ リポジトリを使用している場合は、以下のアップグレード オプションがあります。

Access 97 から Access 2000 へのデータベースの変換

この手順を行うには、Microsoft Access 2000 以降のバージョンをインストールしている必要があります。

  1. Rational ProjectConsole Dashboard Server サービスを停止します。
  2. Microsoft Access 2000 (またはそれ以上のバージョン) を開始します。
  3. ご使用のデータ リポジトリでファイル datawarehouse.mdb を開きます。(データ リポジトリは、¥Rational¥ProjectConsole¥DataRepository フォルダにあります。)
  4. データベースを変換するには、[ツール]、[データベース ユーティリティ]、[データベースの変換] の順にクリックします。 プロンプトが表示されたら、データベースの名前を変更します。
  5. ファイル schemarepository.mdb を開きます。
  6. データベースを変換するには、[ツール] > [データベース ユーティリティ] > [データベースの変換] の順にクリックします。プロンプトが出されたら、データベースの名前を変更します。
  7. Microsoft Access を閉じます。
  8. 既存のファイル datawarehouse.mdb および schemarepository.mdb を、変換したバージョンに置換します。
  9. 各データ リポジトリに対して、同じ操作を繰り返します。
  10. すべてのデータ リポジトリ ファイルを変換したら、Rational ProjectConsole Dashboard Server サービスを再起動します。

Microsoft SQL Server データ リポジトリ

2003.06.15 リリースとバージョン 7.0.x の両方でサポートされる Oracle のバージョンを使用している場合は、SQL Server データベースに接続するために変更することは何もありません。

Oracle データ リポジトリ

2003.06.15 リリースとバージョン 7.0 の両方でサポートされる Oracle のバージョンを使用している場合は、Oracle データベースに接続するために 7.0 で変更することは何もありません。

Sybase SQL Anywhere データ リポジトリ

SQL Anywhere はサポートされなくなりました。 ご使用の Rational ProjectConsole データ ウェアハウス用に SQL Anywhere を使用している場合は、各データ リポジトリを、SQL Anywhere からサポートされるデータベース ベンダー用に変換する必要があります。

注:
必ず、2003.06.15 リリースからバージョン 7.0.x にアップグレードする前にこの変換を実行する必要があります。 アップグレードする前にデータベースの変換に失敗した場合は、バージョン 7.0.x のデータ ウェアハウスにアクセスできません。

付録. 特記事項

本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、または サービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。

IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。

〒106-8711
東京都港区六本木 3-2-12
IBM World Trade Asia CorporationIntellectual Property Law & Licensing 

実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。 〒106-8711 東京都港区六本木 3-2-12 IBM World Trade Asia Corporation Intellectual Property Law & Licensing

〒106-8711
東京都港区六本木 3-2-12
IBM World Trade Asia Corporation Intellectual Property Law & Licensing 

以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。 IBM および その直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの 状態で提供し、商品性の保証、特定目的適合性の保証および法律上の 瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものと します。国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。

この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM は予告なしに、随時、この文書に記載されている製品またはプログラムに対して、 改良または変更を行うことがあります。

本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。

IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。

本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。

IBM Corporation
Department BCFB
20 Maguire Road
Lexington, MA 02421 
U.S.A. 

本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。

本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資 料は、IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、 またはそれと同等の条項に基づいて、IBM より提供されます。

この文書に含まれるいかなるパフォーマンス・データも、管理環境下で 決定されたものです。 そのため、他の操作環境で得られた結果は、異なる可能性があります。 一部の測定が、開発レベルのシステムで行われた可能性がありますが、 その測定値が、一般に利用可能なシステムのものと同じである保証はありません。 さらに、一部の測定値が、推定値である可能性があります。 実際の結果は、異なる可能性があります。お客様は、お客様の特定の環境に適したデータを確かめる必要があります。

IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。

著作権使用許諾:

本書には、様々なオペレーティング・プラットフォームでのプログラミング手法を例示するサンプル・アプリケーション・プログラムがソース言語で掲載されています。お客様は、サンプル・プログラムが書かれているオペレーティング・ プラットフォームのアプリケーション・プログラミング・インターフェースに 準拠したアプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、 いかなる形式においても、IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、 配布することができます。 このサンプル・プログラムは、あらゆる条件下における完全なテストを経ていません。 従って IBM は、これらのサンプル・プログラムについて信頼性、利便性もしくは機能性が あることをほのめかしたり、保証することはできません。 お客様は、IBM のアプリケーション・プログラミング・インターフェースに準拠した アプリケーション・プログラムの開発、使用、販売、配布を目的として、いかなる形式においても、 IBM に対価を支払うことなくこれを複製し、改変し、配布することができます。

それぞれの複製物、サンプル・プログラムのいかなる部分、またはすべての派生的創作物にも、次の ように、著作権表示を入れていただく必要があります。

(c) (お客様の会社名) (年). このコードの一部は、IBM Corp. のサンプル・プログラムから取られています。 (c) Copyright IBM Corp. _年を入れる_. All rights reserved.

追加の法的通知は、Rational ソフトウェア・インストールに含まれる、legal_information.html ファイルに記載されています。

商標

ClearCase、ClearQuest、DB2、DB2 Universal Database、IBM、Passport Advantage、ProjectConsole、Rational、Rational Portfolio Manager、Rational Suite、SoDA、SP1、SP2 は International Business Machines Corporation の商標です。

Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標です。

Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。

UNIX は The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。

Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。

他の会社名、製品名およびサービス名等はそれぞれ各社の商標です。