IBM Rational Robot バージョン 7.0.2

補足資料


ご注意

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

第1版第1刷 2008.11

本書は、IBM Rational Robot (部品番号 5724-G24) バージョン 7.0.2、 および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

Copyright International Business Machines Corporation 1992, 2008. All rights reserved.

目次

IBM Rational Robot integration with Rational Quality Manager
Robot アダプターのインストール
Robot アダプターの構成
GUI を使用したアダプターの構成
コマンド行を使用したアダプターの構成
Robot アダプターの実行
GUI からのアダプターの実行
コマンド行からのアダプターの実行
Robot BuildForgeScripts プロジェクトの概要
特記事項
商標

IBM Rational Robot integration with Rational Quality Manager

この補足資料では、 Rational(R) Robot バージョン 7.0.2 リリースで導入された新機能について説明します。この資料の情報は、 ヘルプの説明を補足するものです。IBM(R) Rational Robot バージョン 7.0.2 は、Rational Quality Manager バージョン 1.0 と統合できます。ユーザーは Rational Quality Manager からスクリプトを実行でき、テスト・ログを表示できます。 Robot は、Rational Quality Manager との統合のために構成できて統合で有効にできる アダプターを提供します。このアダプターは、 Rational Robot および Rational Quality Manager との間のインターフェースとしての機能を果たします。 Robot のインストール後に アダプターを構成して実行する必要があります。アダプターは、Quality Manager から要求されたときに、Quality Manager からメッセージを受け取り、Robot のスクリプトを実行します。 実行後に、アダプターは Rational Quality Manager サーバーに実行ログをアップロードします。Rational Quality Manager の Robot アダプターは、 Linux(R) 上では使用できません。

Robot アダプターの使用を開始する前に、Rational Robot バージョン 7.0.2 (プロジェクトがスタンドアロン・モードで作成されている必要があります) がインストールされていることを 確認してください。

Robot アダプターのインストール

Quality Manager の Robot アダプターが Robot バージョン 7.0.2 のインストールとともにインストールされます。アダプターのインストール場所は <Rational install directory>Rational TestRQMAdapter です。

Robot アダプターの構成

GUI またはコマンド行を使用して、Robot アダプターを構成できます。

注:
Rational Quality Manager の Robot アダプターは、 Linux 上では使用できません。

GUI を使用したアダプターの構成

初回は、アダプターを実行する前に構成する必要があります。

  1. 「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM Rational」 -> 「Robot Adapter for Rational Quality Manager」 -> 「Configure Adapter (アダプターの構成)」をクリックします。
  2. 「Connection Information (接続情報)」タブの以下のフィールドに値を入力します。
  3. Apply (適用) をクリックしてこの情報をローカル・マシンに保存します。
  4. Start Adapter (アダプターの開始)」をクリックしてアダプターを開始します。
  5. Adapter Console (アダプター・コンソール)」タブをクリックして、アダプターによって処理される メッセージを表示します。

    アダプター実行時に最小化をクリックするかまたは閉じた場合は、アダプター UI は システム・トレイに行きます。 アダプターのシステム・トレイ・アイコンを右クリックして、以下のメニュー・オプションを表示します。

コマンド行を使用したアダプターの構成

  1. コマンド・プロンプトを開きます。
  2. RQMAdapter フォルダーに移動します。
  3. configureadapter.bat ファイルを実行します。

    configureadapter.bat -repository https://<repository>:9443/jazz -user <userid> -password <password> -adapter <adapter ID>.

Robot アダプターの実行

GUI またはコマンド行を使用して、Robot アダプターを実行できます。

GUI からのアダプターの実行

「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM Rational」 -> 「Robot Adapter for Rational Quality Manager」 -> 「Start Adapter (アダプターの開始)」をクリックします。

コマンド行からのアダプターの実行

  1. コマンド・プロンプトを開きます。
  2. RQMAdapter フォルダーに移動します。
  3. startadapter.bat ファイルを実行します。

Robot BuildForgeScripts プロジェクトの概要

Rational Quality Manager (RQM) を使用して、リモート・マシンに Robot をインストールできます。

<rational install directory>Windows(R) is C:Program FilesRationalRational TestRTLM_BuildForge で、Robot バージョン 7.0.2 のインストール中にコピーされたサンプル・プロジェクトを使用できます。

注:
Rational Quality Manager に Robot をインストールまたはアンインストールする手順の詳細については、Rational Quality Manager の資料を参照してください。

特記事項

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商標

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