IBM Rational Robot バージョン 7.0.2

インストール・ガイド


GC88-5657-00
ご注意

本書および本書で紹介する製品をご使用になる前に、特記事項に記載されている情報をお読みください。

本書は、IBM Rational Robot のバージョン 7.0.2 (部品番号 5724-G24)、および新しい版で明記されていない限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。

お客様の環境によっては、資料中の円記号がバックスラッシュと表示されたり、バックスラッシュが円記号と表示されたりする場合があります。

 

原典:
GC23-9568-00
Rational
Installation Guide
発行:
日本アイ・ビー・エム株式会社
担当:
ナショナル・ランゲージ・サポート

第1刷 2008.9

Copyright International Business Machines Corporation 1992, 2008. All rights reserved.

目次

概説
IBM Installation Manager
インストール要件
ハードウェア要件
ソフトウェア要件
ユーザー特権についての要件
インストール計画
プリインストール・タスク
Rational 製品のアンインストール
インストール・シナリオ
インストールするフィーチャーの決定
フィーチャー
前のバージョンからのアップグレード
Rational Robot の以前のバージョンからアップグレード
Rational Robot の以前のバージョンからのテスト・アセットのマイグレーション
インストール・リポジトリー
Installation Manager のリポジトリー設定
インストール作業
Rational Robot の CD-ROM からのインストール: タスクの概要
ワークステーション上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要
電子イメージからのインストール
共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要
HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Robot のインストール: タスクの概要
HTTP Web サーバー上への Rational Robot の配置: タスクの概要
IBM Installation Manager の操作
Windows への Installation Manager のインストール
Windows での Installation Manager の開始
Installation Manager のアンインストール
Installation Manager のサイレント・インストールとアンインストール
Installation Manager のサイレント・インストール
Installation Manager のサイレント・アンインストール
電子イメージの確認および解凍
ダウンロードしたファイルの解凍
ランチパッド・プログラムからのインストール
ランチパッド・プログラムの開始
ランチパッド・プログラムからのインストールの開始
Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストール
サイレント・インストール
Installation Manager を使用した応答ファイルの作成
Installation Manager インストーラーを使用した応答ファイルの記録
サイレント・モードでの Installation Manager のインストールと実行
すべての使用可能な製品の検索とサイレント・インストール
現在インストールされているすべての製品に対する更新のサイレント・インストール
応答ファイルのコマンド
サイレント・インストール設定コマンド
サイレント・インストール・コマンド
参照: サンプル応答ファイル
サイレント・インストール・ログ・ファイル
ライセンスの管理
Rational Robot の開始
Rational Robot の更新
インストールの変更
前のバージョンへの更新の復帰
Rational Robot のアンインストール
オプション・ソフトウェアのインストール
IBM Packaging Utility
Packaging Utility のインストール
Packaging Utility を使用した HTTP サーバーへの製品パッケージのコピー
特記事項
商標

概説

このインストール・ガイドには、IBM(R) Rational(R) Robot のインストール、更新、およびアンインストール方法が記載されています。

IBM Rational Robot について

Rational Robot は、.NET、Java、Web、PowerBuilder、Delphi、およびその他の GUI ベースのアプリケーションの機能テストおよびレグレッション・テストのための自動化されたテスト・ツールです。 Rational Robot は、強力なテスト・エディター、学習しやすいテスト・スクリプト言語および幅広い関数ライブラリーを備えています。

Rational Robot は、テスト用に次のアプリケーションをサポートしています。

IBM Installation Manager

IBM Installation Manager は、製品パッケージをインストールするためのプログラムです。インストールしたこのパッケージや他のパッケージの更新、変更、およびアンインストールも行います。パッケージとは、Installation Manager によってインストールされるよう設計された製品、複数コンポーネントのグループ、または単一のコンポーネントです。

IBM Installation Manager は、 次のタスクを短時間で実行できる便利なフィーチャーを提供します。

IBM Installation Manager について詳しくは、 Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。

インストール要件

このセクションでは、ソフトウェアを正常にインストールし、実行するために満たす必要がある、 ハードウェア、ソフトウェア、およびユーザー特権の要件について説明します。

最新の詳細なシステム要件については、http://www.ibm.com/software/awdtools/tester/robot/sysreq/index.html を参照してください。

ハードウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムが最小ハードウェア要件を満たしていることを確認してください。

ハードウェア 要件
プロセッサー Intel(R) Pentium(R)
メモリー 最小要件: 512 MB の RAM
ディスク・スペース

最小要件: 500 MB のディスク・スペースが、製品パッケージのインストール時に必要です。 さらに、開発するリソース用の追加ディスク・スペースが必要になります。

ディスプレイ 最低でも 256 色を使用する 1024 x 768 解像度 (最適な結果を得るためにはそれ以上)
その他のハードウェア Microsoft マウスまたは互換のポインティング・デバイス

ソフトウェア要件

製品をインストールする前に、ご使用のシステムがソフトウェア要件を満たしていることを確認してください。

オペレーティング・システム

この製品の 32 ビット・モードでサポートされるオペレーティング・システムは、次のとおりです。

注:
Rational Robot は、 64 ビット・プロセッサー上で稼働する Microsoft Windows オペレーティング・システムではサポートされません。

サポートされる仮想化ソフトウェア

次の仮想化ソフトウェアがサポートされます。

注:
Robot および AUT は、Terminal Server で実行する必要があります。このサーバーは、テスト中のアプリケーションおよび IBM Rational Robot のアプリケーションの両方をホストします。
注:
Terminal Server または Citirix で TM を使用している場合、LogViewer のみが実行されます。

追加のソフトウェア要件

ユーザー特権についての要件

Rational Robot をインストールするには、 以下の要件を満たすユーザー ID が必要です。

インストール計画

どの製品フィーチャーをインストールまたは更新する場合にも、 事前にこのセクションのすべてのトピックをご一読ください。効果的なプランニングと、 インストール・プロセスの主要な段階を理解することが、インストールの成功につながります。

プリインストール・タスク

製品をインストールする前に、以下のステップを実行しておく必要があります。

  1. ご使用のシステムがセクションインストール要件に記載されている要件を満たしていることを確認します。
  2. ご使用のユーザー ID が製品のインストールに必要なアクセス権を満たしていることを確認します。ユーザー特権についての要件を参照してください。
  3. セクションインストール計画を一読します。特に、トピック前のバージョンからのアップグレードをよくお読みください。
    注意:
    Rational 製品のアンインストールを試みる前にすべての Robot プロジェクトのバックアップ・コピーを作成してください。

Rational 製品のアンインストール

Installation Manager を使用して Rational 製品をインストールする前に、rationaluninstalltool.exe ツールを使用して、MSI ベースのインストール・テクノロジーを使用してインストールされた、Rational 製品の前のバージョンをアンインストールする必要があります。

MSI ベースのインストール・テクノロジーを使用してインストールされた次の製品は、アンインストールする必要があります。

注意:
Rational 製品のアンインストールを試みる前にすべての Robot プロジェクトのバックアップ・コピーを作成してください。
注:
これらの製品を MSI ベースのアンインストール・テクノロジーを使用してアンインストールしないでください。rationaluninstalltool.exe ツールを使用する必要があります。

Robot 7.0.2 のインストール前に rationaluninstalltool.exe ツールが 実行されていない場合は、Installation Manager により前のバージョンの Rational 製品がインストールされているという警告が表示されます。Installation Manager の操作を続行するには、この警告を除去する必要があります。rationaluninstalltool.exe ツールでは、クリーン・アンインストールとユーザー・データ保持アンインストールという 2 つのアンインストール・シナリオが提供されています。クリーン・アンインストールは、Rational インストール・ディレクトリーだけでなく、HKEY_LOCAL_MACHINE および HKEY_CURRENT_USER の両方にある Rational Software レジストリー・キーも完全に除去します。 ユーザー・データ保持アンインストールでは、環境のカスタマイズに使用されているファイルを除去しません。Installation Manager デプロイメントの現在のデプロイメントからのカスタマイズを保存する場合は、この方法を使用します。

rationaluninstalltool.exe ツールを使用して Rational 製品を除去するには、次の手順を実行します。

  1. Rational 製品を除去する必要があるコンピューターに rationauninstalltool.exe をコピーします。
  2. Windows コマンド・プロンプトから、rationaluninstalltool.exe を実行します。
  3. 以下のコマンドの説明を参照してください。
形式

rationaluninstalltool.exe <log file name> [-c]

説明

rationaluninstalltool.exe コマンドは、以下のサブコマンドと併用します。

注:
ユーザー・データ保持アンインストールを実行する場合は、-c オプションを起動しないでください。rationaluninstalltool.exe では、このオプションが使用されない場合は、前に指定されたデータが自動的に保持されます。

インストール・シナリオ

Rational Robot をインストールまたは更新する際に使用できるシナリオは多数あります。

以下に、インストール・シナリオを決定するいくつかの要素を挙げます。

典型的なインストール・シナリオには、以下のものがあります。

注:

CD からのインストール

このインストール・シナリオでは、お客様は製品パッケージのファイルが含まれている CD を持っており、通常は、ご自身のワークステーション上に Rational Robot をインストールします。このステップの概要については、Rational Robot の CD-ROM からのインストール: タスクの概要を参照してください。

ワークステーションにダウンロードした電子イメージからの インストール

このシナリオでは、 お客様は IBM パスポート・アドバンテージから インストール・ファイルをダウンロードしており、ご自身のワークステーション上に Rational Robot を インストールします。このステップの概要については、ワークステーション上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要を参照してください。

共用ドライブ上の電子イメージからのインストール

このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Robot のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。このステップの概要については、共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要を参照してください。

HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからのインストール

このシナリオは、 ネットワークを通じて製品をインストールする最速の方式です。 HTTP または HTTPS Web サーバー上に Rational Robot の製品パッケージ・ファイルを置くには、 IBM Packaging Utility というユーティリティー・アプリケーションを使用して、 HTTP または HTTPS Web サーバーから直接 Rational Robot をインストールする場合に使用できるパッケージ・フォーマットにインストール・ファイルをコピーする必要があります。 このユーティリティーは、Rational Robot に添付されています。 パッケージが含まれている HTTP または HTTPS Web サーバー上のディレクトリーは、リポジトリーと呼ばれます。Rational Robot インストール CD に収録されているオプション・ソフトウェアは、 パッケージには含まれません。パッケージに含まれるのは、 Rational Robot のインストール・ファイルのみです。 このステップの概要については、HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Robot のインストール: タスクの概要およびHTTP Web サーバー上への Rational Robot の配置: タスクの概要を参照してください。

インストールするフィーチャーの決定

インストールする Rational Robot のフィーチャーを選択することにより、 ソフトウェア製品をカスタマイズできます。

IBM Installation Manager を使用して Rational Robot の製品パッケージをインストールする場合は、 使用可能な製品パッケージに入っているフィーチャーがインストール・ウィザードに表示されます。 このフィーチャー・リストから、インストールするフィーチャーを選択できます。 デフォルトの一連のフィーチャーが選択されています (必須フィーチャーはすべて含まれています)。 フィーチャー間に依存関係があれば、Installation Manager はそれを強調し、必要なフィーチャーが消去 されないようにします。

注:
パッケージのインストールを終了した後も、 Installation Manager で「パッケージの変更」ウィザードを実行して、ソフトウェア製品のフィーチャーを追加または除去することができます。 詳しくは、インストールの変更を参照してください。

フィーチャー

以下の表には、インストールを選択できる Rational Robot のフィーチャーが示されています。デフォルトで選択されているインストールするフィーチャーは、異なる場合があります。 フィーチャーが既に共用リソース・ディレクトリーに存在している場合は、デフォルトでは選択されず、再度インストールされることはありません。

フィーチャー 説明 インストール対象としてデフォルトで選択済み
.Net のサポート .NET アプリケーションの自動化された機能とレグレッション・テストを提供します。 .Net Framework 1.0 または 1.1 が必要です。 いいえ

前のバージョンからのアップグレード

前のバージョンの製品がある場合、 または同じワークステーションに複数の Rational Team 製品をインストールする計画がある場合は、 このセクションの情報を検討してください。

Rational Robot の以前のバージョンからアップグレード

Rational Robot の前のバージョンがインストールされているコンピューターには、Rational Robot バージョン 7.0.2 を インストールすることはできません。 Rational Robot の前のバージョンをすべてアンインストールしてから、Rational Robot バージョン 7.0.2 をインストールする必要があります。Rational Robot バージョン 7.0.2 のインストール中に前のバージョンのインストールが検出された場合、インストール・ルーチンは停止します。このソフトウェアのアンインストール方法については、トピック Rational 製品のアンインストール を参照してください。

注意:
Rational 製品のアンインストールを試みる前にすべての Robot プロジェクトのバックアップ・コピーを作成してください。
注:
パッケージの前のバージョンをアンインストールしても、プロジェクト・アセットは削除されません。Robot 7.0.2 での Test Manager プロジェクト・アセットを表示するには、Rational Test Manager 7.0.2 をインストールする必要があります。詳しくは、Rational Test Manager 7.0.2 の README を参照してください。

Rational Robot の以前のバージョンからのテスト・アセットのマイグレーション

プロジェクト、スクリプト、オブジェクト・マップ、検査ポイントを含め、Rational Robot の以前のバージョンからのテスト・アセットはすべて、 当製品の現行バージョンで動作します。 ただし、現行バージョンの製品で記録されたスクリプトは、以前のバージョンでは動作しません。

インストール・リポジトリー

IBM Installation Manager は、 指定のリポジトリー・ロケーションから製品パッケージを取得します。

ランチパッドを使用して Installation Manager を開始すると、 リポジトリー情報が Installation Manager に渡されます。 Installation Manager を直接開始した場合は、インストールする 製品パッケージが格納されたインストール・リポジトリーを指定する必要があります。 Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。

一部の組織では、製品パッケージをイントラネットに組み込み、ホスティングします。 この種のインストール・シナリオについては、 HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからのインストールを参照してください。 システム管理者から正しい URL を提供してもらう必要があります。

デフォルトでは、IBM Installation Manager は、 各 Rational ソフトウェア開発製品に 組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続します。 その後、Installation Manager が製品パッケージ、更新、および新規フィーチャーを検索します。

Installation Manager のリポジトリー設定

Rational Robot のインストールをランチパッド・プログラムから開始する場合は、 IBM Installation Manager の開始時に、インストールする製品パッケージを含むリポジトリーのロケーションが Installation Manager に自動的に定義されます。 しかし、直接 Installation Manager を開始する場合 (例えば、 Rational Robot を Web サーバー上にあるリポジトリーからインストールする場合) は、まず Installation Manager でリポジトリー設定 (製品パッケージが含まれるディレクトリーの URL) を指定しておかなければ、 製品パッケージはインストールできません。このリポジトリー・ロケーションは、 「設定」ウィンドウの「リポジトリー」ページで指定します。デフォルトでは、IBM Installation Manager は、各 Rational ソフトウェア開発製品に組み込まれている URL を使用して、インターネットを介してリポジトリー・サーバーに接続し、インストール可能なパッケージおよび 新規フィーチャーを検索します。組織によっては、イントラネット・サイトを使用するためにリポジトリーをリダイレクトする必要があります。

注:
インストール・プロセスを開始する前に、必ず管理者からインストール・パッケージ のリポジトリーの URL を取得してください。

Installation Manager でリポジトリー・ロケーションを追加、編集、または除去するには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を開始します。
  2. Installation Manager の「始動」ページで、「ファイル」 -> 「設定」をクリックしてから 「リポジトリー」をクリックします。 「リポジトリー」ページが開きます。 このページには、使用可能なリポジトリー、そのロケーション、およびアクセス可能かどうか が表示されます。
  3. 「リポジトリー」ページで、「リポジトリーの追加 」をクリックします。
  4. 「リポジトリーの追加」ウィンドウで、 リポジトリー・ロケーションの URL を入力するか、ブラウズしてファイル・パスを設定します。
  5. 「OK」をクリックします。HTTPS または制限付き FTP リポジトリー・ロケーションを指定した場合は、 ユーザー ID とパスワードの入力を求めるプロンプトが出されます。 新規または変更されたリポジトリー・ロケーションがリストされます。リポジトリー がアクセス不可の場合は、「接続」列に赤い x が表示されます。
  6. 「OK」をクリックして終了します。

注:
Installation Manager がインストール済みパッケージのデフォルトのリポジトリー・ロケーションを検索できるように、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する」の設定が選択されていることを確認します。 この設定はデフォルトで選択されています。

インストール作業

次のセクションでは、インストール・シナリオのセクションに記載されているインストール・シナリオの概要を示します。 詳しい説明には、メイン・ステップのリンクからアクセスできます。

Rational Robot の CD-ROM からのインストール: タスクの概要

このインストール・シナリオでは、インストール・ファイルが含まれている CD を持っており、 通常は、そこからワークステーション上に Rational Robot を インストールします。

CD からインストールする一般的な手順は、次のとおりです。

  1. プリインストール・タスク にリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. 1 枚目のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
  3. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、Rational Robot ランチパッド・プログラムが 自動的に開きます。 自動実行が使用不可の場合は、ランチパッド・プログラムを開始してください。 詳しくは、 ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  4. ランチパッドから Rational Robot のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。

    IBM Installation Manager がワークステーション上で検出されない場合、 先に進むためには Installation Manager をインストールする必要があります。 ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。

    Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、既にコンピューター上にある場合は、Installation Manager が自動的に開始します。

  5. インストール」をクリックし、「パッケージのインストール」ウィザードの指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。
  6. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  7. Rational Robot と一緒に組み込まれているオプション・ソフトウェアをインストールします。詳しくは、オプション・ソフトウェアのインストールを参照してください。

ワークステーション上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要

電子インストール・イメージから Rational Robot をインストールする 場合の一般的な手順は、次のとおりです。

  1. IBM パスポート・アドバンテージ(R)からダウンロードするファイルと抽出したインストール・イメージを保管するのに十分なスペースが、ワークステーションにあることを確認してください。ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  3. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージを抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。
  4. 続けて、下記の 電子イメージからのインストール のステップを実行します。

電子イメージからのインストール

  1. プリインストール・タスク にリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。詳しくは、ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  3. ランチパッドから Rational Robot のインストールを開始します。 詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。
  4. 「パッケージのインストール」ウィザードの説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。
  5. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  6. Rational Robot と一緒に組み込まれているオプション・ソフトウェアをインストールします。詳しくは、オプション・ソフトウェアのインストールを参照してください。

共用ドライブ上の電子イメージからの Rational Robot のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、お客様は共用ドライブ上に電子イメージを置いて、社内のユーザーが 1 つのロケーションから Rational Robot のインストール・ファイルにアクセスできるようにします。

共用ドライブ上にインストール・イメージを置く人が、以下のステップを実行します。

  1. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードするファイルと抽出したインストール・イメージを保管するのに十分なディスク・スペースが、共有ドライブにあることを確認してください。詳しくは、 ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、共用ドライブ上の一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  3. インストール・イメージをダウンロードしたファイルから共用ドライブ上のアクセス可能なディレクトリーに抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。

共用ドライブ上のインストール・ファイルから Rational Robot をインストールするには、以下のようにします。

  1. インストール・イメージが含まれている共用ドライブの disk1 ディレクトリーに移動します。
  2. 電子イメージからのインストールのステップに従います。

HTTP または HTTPS Web サーバー上のリポジトリーからの Rational Robot のインストール: タスクの概要

このシナリオでは、製品パッケージは HTTP または HTTPS Web サーバーから IBM Installation Manager によって取り出されます。

以下のステップは、Rational Robot パッケージを含むリポジトリーが HTTP または HTTPS Web サーバー上に作成されていることを前提としています。

Rational Robot パッケージを HTTP または HTTPS サーバー上のリポジトリーからインストールするには、以下のようにします。

  1. プリインストール・タスク にリストされているプリインストールのステップをすべて実行します。
  2. IBM Installation Manager をインストールします。IBM Installation Manager の操作を参照してください。 このシナリオでは、例えば Installation Manager のインストール・ファイルは 共用ドライブから入手できます。
  3. 「Installation Manager」を開始する。詳しくは、 Windows での Installation Manager の開始を参照してください。
  4. Rational Robot パッケージが含まれているリポジトリーの URL を、Installation Manager のリポジトリーとして設定します。Installation Manager のリポジトリー設定を参照してください。
  5. Installation Manager で「パッケージのインストール」ウィザードを開始し、「パッケージのインストール」ウィザードのスクリーン内の指示に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。
  6. Rational License Key Administrator を使用して、ライセンスを構成します。 詳しくは、 ライセンスの管理を参照してください。
  7. Rational Robot と一緒に組み込まれているオプションのソフトウェアをインストールします。詳しくは、オプション・ソフトウェアのインストールを参照してください。

HTTP Web サーバー上への Rational Robot の配置: タスクの概要

HTTP Web サーバー上にあるリポジトリーから、 インストールのために Rational Robot を準備するには、次のようにします。

  1. ご使用の HTTP または HTTPS Web サーバーに、 製品パッケージを保管するのに十分なディスク・スペースがあることを確認します。 ハードウェア要件を参照してください。
  2. IBM パスポート・アドバンテージからダウンロードするファイルと抽出したインストール・イメージを保管するのに十分なディスク・スペースが、ワークステーションにあることを確認してください。ハードウェア要件を参照してください。
  3. IBM パスポート・アドバンテージから製品イメージの必要な部分を、ワークステーション上の一時ディレクトリーにすべてダウンロードします。
  4. ダウンロードしたファイルからインストール・イメージをワークステーション上の別の一時ディレクトリーに抽出し、インストール・イメージが完全であることを確認します。詳しくは、電子イメージの確認および解凍を参照してください。
  5. ご使用のプラットフォームに適切な Enterprise Deployment CD (または電子ディスク) から、ワークステーションに IBM Packaging Utility をインストールします。
  6. Packaging Utility を使用して、 Rational Robot 製品パッケージをコピーします。
  7. Packaging Utility の出力を HTTP または HTTPS Web サーバーにコピーします。
  8. IBM Installation Manager のインストール・ファイルを Enterprise Deployment CD から共用ドライブにコピーします。
  9. 社内ユーザーに Installation Manager をインストールするよう指示します。
  10. 以前に作成済みの Rational Robot 製品パッケージが含まれているリポジトリーの URL をユーザーに提供します。

IBM Installation Manager の操作

このセクションでは、IBM Installation Manager に関連するいくつかの共通タスクを取り扱います。 詳しくは、Installation Manager のオンライン・ヘルプ、 または Installation Manager のインフォメーション・センター (http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jsp) を参照してください。

Windows への Installation Manager のインストール

ランチパッド・プログラムから製品のインストールを開始する場合は、IBM Installation Manager のインストールが自動的に開始されます (ワークステーション上にまだインストールされていない場合)。 (このプロセスについて詳しくは、ランチパッド・プログラムからのインストールを参照してください。) このほかの場合は、Installation Manager のインストールを手動で開始する必要があります。

Installation Manager のインストールを手動で開始するには、以下のようにします。

  1. 1 枚目のインストール・ディスクの InstallerImage_win32 フォルダーから install.exe を実行します。
  2. 「パッケージのインストール」ページで「次へ」をクリックします。
  3. 「ご使用条件」ページの使用条件を読み、「使用条件の条項に同意します」を選択して同意します。「次へ」をクリックします。
  4. 必要に応じて、「宛先フォルダー」ページの「参照」ボタンをクリックして、インストール・ロケーションを変更します。 「次へ」をクリックします。
  5. 「要約」ページで「インストール」をクリックします。インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを 確認するメッセージが表示されます。
  6. 「終了」をクリックします。 IBM Installation Manager が開きます。

Windows での Installation Manager の開始

IBM Installation Manager は、 ランチパッド・プログラムから開始してください。こうすると、 Installation Manager が、リポジトリー設定を構成し、Rational Robot パッケージを選択した状態で起動します。 Installation Manager を直接開始した場合は、 リポジトリーの設定と製品パッケージの選択を手動で行う必要があります。詳しくは、インストール計画を参照してください。

Installation Manager を手動で開始するには、 以下のようにします。

  1. タスク バー「スタート」メニューを開きます。
  2. 「すべてのプログラム」 -> 「IBM Installation Manager」 -> 「IBM Installation Manager」を選択します。

注:
WindowsVista オペレーティング・システムでは、Installation Manager を管理者として実行しなければなりません。 プログラムのショートカットを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。

Installation Manager のアンインストール

  1. 「スタート」 -> 「設定」 -> 「コントロール パネル」の順にクリックし、「プログラムの追加と削除」をダブルクリックします。
  2. IBM Installation Manager の項目を選択し、「削除」をクリックします。

Installation Manager のサイレント・インストールとアンインストール

IBM Installation Manager はサイレントでインストールおよびアンインストールすることができます。

Installation Manager のサイレント・インストール

Installation Manager のサイレント・インストールを実行するには、 インストーラーを unzip し、InstallerImage_platform サブディレクトリーに切り替えて、次のコマンドを使用します。

インストールの後に、Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用して、パッケージをサイレントでインストールすることができます。

Installation Manager のサイレント・アンインストール

Windows で Installation Manager をサイレントでアンインストールする場合は、 次の手順に従ってください。

  1. コマンド行から、Installation Manager の uninstall ディレクトリーに移動します。デフォルトでは、これは C:¥Documents and Settings¥All Users¥Application Data¥IBM¥Installation Manager¥uninstall になります。
  2. 以下のコマンドを入力します。uninstallc.exe --launcher.ini silent-uninstall.ini

電子イメージの確認および解凍

インストール・ファイルのダウンロード後は、 Rational Robot をインストールする前に圧縮ファイルから電子イメージを解凍する必要があります。 イメージを解凍する前に、ファイルのダウンロードが完全に行われたことを確認する必要があります。

インストール・ファイルをダウンロードする際に「Download Director」オプションを選択すると、Download Director アプレットが、処理する各ファイルの完全性を自動的に確認します。

ダウンロードしたファイルの解凍

圧縮ファイルは、それぞれ同じディレクトリーに解凍します。

ランチパッド・プログラムからのインストール

ランチパッド・プログラムを使用すると、1 つのロケーションでリリース情報の表示およびインストール・プロセスの開始を行うことができます。

次の場合に、ランチパッド・プログラムを使用して、Rational Robot のインストールを開始します。

ランチパッド・プログラムからインストール・プロセスを開始すると、IBM Installation Manager は、コンピューター上にまだ存在しない場合自動的にインストールされ、Rational Robot パッケージが含まれているリポジトリーのロケーションで事前に構成された状態で始動します。 Installation Manager を直接インストールして開始する場合は、手動でリポジトリー設定を行う必要があります。

ランチパッドからインストールするには、以下のようにします。

  1. プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。
  2. ランチパッド・プログラムを開始します。ランチパッド・プログラムの開始を参照してください。
  3. Rational Robot のインストールを開始します。 ランチパッド・プログラムからのインストールの開始を参照してください。

「パッケージのインストール」ウィザードの説明に従って、インストールを完了します。詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。

重要:
Windows Vista オペレーティング・システムでのインストール上の注意:

ランチパッド・プログラムの開始

プリインストール・タスクをまだ行っていない場合は、プリインストール・タスクに記載されているプリインストール・タスクを完了します。

CD からインストールする場合に、ワークステーション上で自動実行が使用可能になっているときは、インストール・ディスクを CD ドライブに挿入すると、Rational Robot ランチパッドが自動的に開始します。電子イメージからインストールする場合、もしくは、ワークステーション上で自動実行が構成されていない場合は、ランチパッド・プログラムを手動で開始する必要があります。

ランチパッド・プログラムを開始するには、以下のようにします。

  1. IBM Rational Robot CD を CD ドライブに挿入します。
  2. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、IBM Rational Robot ランチパッド・プログラムが 自動的に開きます。 システムで自動実行を使用できない場合は、CD の ルート・ディレクトリーにある launchpad.exe を実行します。

ランチパッド・プログラムからのインストールの開始

  1. ランチパッド・プログラムを開始します。
  2. 言語を選択して、「OK」をクリックします。
  3. リリース情報をまだ読んでいない場合は、「Readme」をクリックしてお読みください。
  4. インストールの開始準備ができたら、「Install IBM Rational Robot (IBM Rational Robot のインストール)」をクリックします。
  5. システム上で IBM Installation Manager が検出されない場合、または古いバージョンが既にインストールされている場合は、最新のリリースのインストールを行う必要があります。
  6. ウィザードの指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。詳しくは、Windows への Installation Manager のインストールを参照してください。
  7. IBM Installation Manager のインストールが正常に完了したら、「終了」をクリックしてウィザードを閉じます。 インストールが完了したら、IBM Installation Manager が自動的に開きます。
  8. これが新規インストールの場合は、 「Install (インストール)」をクリックし、 ウィザードの指示に従ってインストール・プロセスを完了します。 詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。
  9. 製品更新の場合は、「Update (更新)」をクリックし、 ウィザードの指示に従って更新プロセスを完了します。 詳しくは、Rational Robot の更新を参照してください。

Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストール

以下のステップでは、IBM Rational Robot の Installation Manager グラフィカル・ユーザー・インターフェース (GUI) によるインストールについて説明します。

  1. Installation Manager の「スタート」ページで、 「インストール」をクリックします。
    注:
    Installation Manager の新しいバージョンが検出されると、 そのバージョンのインストールの確認を求めるプロンプトが表示されます。 これを確認しないと、続行することはできません。 「OK」をクリックして先に進みます。 Installation Manager は自動的に、新しいバージョンのインストール、停止、再始動、および再開を実行します。
  2. 「パッケージのインストール」ウィザードの「インストール」ページに、 Installation Manager が検索したリポジトリー内で検出されたすべてのパッケージがリストされます。 2 つのバージョンのパッケージが検出された場合は、最新バージョンまたは推奨バージョンのパッケージのみが表示されます。
    1. オプション: IBM Rational Robot バージョンの説明を読むには、バージョンのチェック・ボックスを選択します。「Details (詳細)」 に説明が表示されます。
    2. オプション: IBM Rational Robot 製品に対する更新を検索するには、 「Check for Other Versions and Extensions (ほかのバージョンおよび拡張の検査)」をクリックします。
      注:
      Installation Manager が、事前に定義された IBM 更新リポジトリー・ロケーションでインストール済み製品を検索するには、「リポジトリー」の設定ページ (「File (ファイル)」 -> Preferences (設定)) で「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する」設定を選択する必要があります。この設定はデフォルトで選択されています。インターネットへのアクセスも必要です。
      Installation Manager は、製品パッケージ用に事前に定義された IBM 更新リポジトリーで更新を検索します。 リポジトリー・ロケーションを設定しておけば、 そこも検索します。プログレス・バーに検索状況が表示されます。 基本製品パッケージのインストールと同時に更新もインストールできます。
  3. IBM Rational Robot 製品の更新が検出されると、 「パッケージのインストール」ページの各製品の下の「インストール・パッケージ」リストにそれらが表示されます。 デフォルトでは、推奨される更新のみが表示されます。
  4. インストールする IBM Rational Robot パッケージおよびそのパッケージに対する更新を選択します。 依存関係のある更新は、 自動でまとめて選択およびクリアされます。「次へ」をクリックして続けます。
  5. 「ライセンス」ページで、選択したパッケージのご使用条件を読みます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  6. 「ロケーション」ページで、共有リソース・ディレクトリー のデフォルト・パスを受け入れるか、またはパスを入力します。または参照して、パスを選択します。「次へ」をクリックして続けます。
  7. 「ロケーション」ページで、インストール・ディレクトリー のパスを入力するか、 デフォルトのパスを受け入れます。
  8. 「フィーチャー」ページで、 インストールするパッケージ・フィーチャーを選択します。 ネット・アプリケーションをテストするために、ネット・サポート機能をインストールするには、コンピューターに .Net フレームワークがインストールされている必要があります。
    1. オプション: フィーチャー間の依存関係を表示するには、「依存関係の表示 (Show Dependencies)」を選択します。
    2. オプション: フィーチャーをクリックすると、「詳細」の下に簡単な説明が表示されます。
    3. パッケージのフィーチャーを選択またはクリアにします。Installation Manager は、他の フィーチャーとの依存関係を自動的に強制し、ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
    4. フィーチャーの選択が終了したら、「次へ」をクリックして続けます。
  9. 「License (ライセンス)」ページで、ライセンス・サーバーが設定されている場合、Rational 共通ライセンス・サーバーの TCP/IP ポートおよびホスト名を入力します。Rational License Key Administrator を使用する製品をインストールした後に、ライセンスを構成することができます。
  10. IBM Rational Robot パッケージをインストールする前に「要約」ページで選択項目を検討します。 前のページで行った選択を変更したい場合は、「戻る」を クリックして変更を行います。リポジトリーを表示するには、「Repository Information (リポジトリー情報)」をクリックします。 選択がそのままでよければ、 「インストール」をクリックしてパッケージをインストールします。 プログレス・バーにインストールの 完了パーセントが表示されます。
  11. インストール・プロセスが完了したら、プロセスが正常に行われたことを 確認するメッセージが表示されます。
    1. オプション: 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで 現行セッションのインストール・ログ・ファイルを開きます。 続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。 ログ・ファイルにイベントの詳細を表示するには、項目を選択し、「Details (詳細)」 セクションの詳細を読みます。.xml ファイルとしてログ・ファイルをインポートまたはエクスポートしたり、ログ・イベントを基準にログ・ファイルをフィルタリングしたり、Web ページとしてログ・ファイルを開いたりすることができます。
    2. オプション: ロールバック用に指定された任意のファイルを削除するには、「Files for rollback (ロールバック用ファイル)」をクリックし、設定ウィンドウで、削除するファイルを選択します。
    3. 「終了」をクリックします。「パッケージのインストール」ウィザードが閉じ、Installation Manager の 「始動」ページに戻ります。

サイレント・インストール

Rational Robot は、Installation Manager を サイレント・インストール・モードで実行してインストールできます。Installation Manager をサイレント・モードで実行する場合は、ユーザー・インターフェースは使用できません。 代わりに、Installation Manager は応答ファイルを使用して、 製品パッケージのインストールに必要なコマンドを入力します。Installation Manager インストーラーを使用して、Installation Manager のインストールをサイレントで実行することもできます。その後、インストーラーを使用して、製品パッケージをサイレントでインストールすることができます。

Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、バッチ処理で スクリプトを通じて製品パッケージのインストール、更新、変更、およびアンインストールを行えるため便利です。

パッケージをサイレント・インストールする前に、Installation Manager をインストールする必要があることに注意してください。

サイレント・インストールには、 必須のメインタスクが 2 つあります。

  1. 応答ファイルの作成。
  2. Installation Manager のサイレント・インストール・モードでの実行。

Installation Manager を使用した応答ファイルの作成

Installation Manager または Installation Manager インストーラーを使用して、 Rational Robot のインストール時のアクションを記録することにより、応答ファイルを作成することができます。 応答ファイルを記録すると、Installation Manager の GUI で選択した項目がすべて XML ファイルに保管されます。Installation Manager をサイレント・モードで実行すると、Installation Manager は XML 応答ファイルを使用して、パッケージが含まれているリポジトリーの検索、インストールするフィーチャーの選択などを行います。

インストール (またはアンインストール) 用の応答ファイルを記録するには、以下のようにします。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。例えば、次のとおりです。
  2. コマンド行で次のコマンドを入力して、Installation Manager を開始します。応答ファイルおよび (オプションで) ログ・ファイルのファイル名およびロケーションは、ご使用のものに置き換えてください。
    注:
    入力するファイル・パスが存在することを確認してください。Installation Manager では、応答ファイルとログ・ファイル用のディレクトリーは作成されません。
  3. 「パッケージのインストール」ウィザードの指示に従って、インストール・オプションを選択します。 詳しくは、Installation Manager GUI を使用した Rational Robot のインストールを参照してください。
  4. 「終了」をクリックして Installation Manager を閉じます。

コマンドで指定したロケーションに XML 応答ファイルが作成されます。

Installation Manager インストーラーを使用した応答ファイルの記録

Installation Manager インストーラーを使用して、Installation Manager やその他の製品のインストールを記録することができます。

Installation Manager のインストールを記録するには、次のステップを実行します。

  1. Installation Manager を unzip して、InstallerImage_platform ディレクトリーに移動します。
  2. 記録を開始するには、次のコマンドを入力します。 install -record <応答ファイルのパスおよび名前> -skipInstall <agentDataLocation> -vmargs -Dcom.ibm.cic.agent.hidden=false

インストーラーを使用した製品インストールの記録

Installation Manager インストーラーを使用して製品のインストールの記録を開始するには、次のステップを実行します。

  1. Installation Manager を unzip した場所にある InstallerImage_platform ディレクトリーに移動します。
  2. -input および @osgi.install.area/install.xml という行を除去して、install.ini ファイルを開きます。
  3. 次のコマンドを入力します。install -record <応答ファイルのパスおよび名前> -skipInstall <agentDataLocation>。例: install -record
  4. Installation Manager を始動して、「パッケージのインストール」ウィザードを最後まで実行します。

サイレント・モードでの Installation Manager のインストールと実行

Installation Manager インストーラーを使用して Installation Manager をインストールした後、Installation Manager を使用して、コマンド行からサイレント・インストール・モードで製品パッケージをインストールします。

Installation Manager をサイレント・モードで実行する方法に関するその他の資料については、Installation Manager の Web サイトを参照してください。例えば、認証 (ユーザー ID とパスワード) を必要とするリポジトリーからのサイレント・インストールなどの説明が掲載されています。

次の表は、サイレント・インストール・コマンドで使用される 引数を示したものです。

引数 説明
-vm Java(TM) ランチャーを指定します。 サイレント・モードでは、Windows の場合は java.exe、その他のプラットフォームの場合は java を必ず使用します。
-nosplash
スプラッシュ画面を抑止することを指定します。
--launcher.suppressErrors
JVM エラー・ダイアログを抑止することを指定します。
-silent Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager をサイレント・モードで実行することを指定します。
-input
Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager への入力として、XML 応答ファイルを指定します。 応答ファイルには、インストーラーまたは Installation Manager が実行するコマンドが含まれています。
-log
(オプション) サイレント・インストールの結果を記録するログ・ファイルを指定します。ログ・ファイルは XML ファイルです。

Installation Manager インストーラーおよび Installation Manager のどちらにも、初期化ファイル、つまり .ini ファイル silent-install.ini があります。このファイルのテーブル内に引数のデフォルト値が含まれています。

Installation Manager インストーラーは、Installation Manager のインストールに使用されます。 Installation Manager をサイレントでインストールするには、次のステップを実行します。

Installation Manager をサイレントでインストールするには、インストーラーを unzip して、eclipse サブディレクトリーに切り替えてから、次のコマンドを使用します。

Installation Manager をインストールしたら、これを使用して、ほかの製品をインストールすることができます。Installation Manager インストーラーを使用して、製品をインストールすることもできます。

Installation Manager をサイレント・モードで実行するには、eclipse サブディレクトリーから次のコマンドを実行します。

Installation Manager インストーラーを使用して製品をサイレントでインストールする場合は、eclipse ディレクトリーから、次のコマンドを入力します。

Installation Manager インストーラーまたは Installation Manager がサイレント・インストール・モードで実行されると、応答ファイルを読み取り、ユーザーが指定したディレクトリーにログ・ファイルを書き込みます。 サイレント・インストール・モードで実行する場合、応答ファイルは必須ですが、ログ・ファイルはオプションです。 この実行の結果、成功時は状況 ゼロ、失敗時はゼロ以外の数値が返されます。

すべての使用可能な製品の検索とサイレント・インストール

すべての使用可能な製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。

すべての使用可能な製品を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。
  2. 以下のコマンドを入力して実行します。 応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) の個所には、ご使用のロケーションを指定してください。

Installation Manager に認識されているすべての使用可能な製品がインストールされます。

現在インストールされているすべての製品に対する更新のサイレント・インストール

現在インストールされているすべての製品に対する更新をサイレントで検索してインストールすることができます。

すべての使用可能な製品に対する更新を検索してサイレントでインストールする場合は、次の手順に従ってください。

  1. コマンド行で、Installation Manager をインストールしたディレクトリーの eclipse サブディレクトリーに移動します。
  2. 以下のコマンドを入力して実行します。 応答ファイルおよびログ・ファイル (オプション) の個所には、ご使用のロケーションを指定してください。

Installation Manager で認識されているすべての使用可能な製品の更新がインストールされます。

応答ファイルのコマンド

Installation Manager のサイレント・インストール機能を使用する場合は、 Installation Manager で実行する必要のあるすべてのコマンドを含む応答ファイルを作成する必要があります。 これを行う際に推奨されるのは、 IBM Rational Robot パッケージのインストール時のアクションを記録することによって、 応答ファイルを作成する、という方法です。 ただし、応答ファイルは手動で作成したり編集したりすることができます。

応答ファイルのコマンドには、以下の 2 つのカテゴリーがあります。

サイレント・インストール設定コマンド

通常は「設定」ウィンドウを使用して設定を指定しますが、 サイレント・インストール中に使用する応答ファイルに設定 (キーとして識別されます) を指定することもできます。

注:
応答ファイルには、複数の設定を指定できます。

応答ファイルに設定を定義する場合、使用する XML コードは次の例のようになります。

<preference
	name = "the key of the preference"
	value = "the value of the preference to be set">
</preference>

次の表を使用して、サイレント・インストール設定用のキーとそれに関連した値を識別します。

キー
com.ibm.cic.common.core.preferences.logLocation Installation Manager のログ・ファイルのロケーションを指定します。
重要:
このキーはオプションで、テストとデバッグ用に設計されています。ログ・ファイルのロケーションが未指定である場合、Installation Manager のサイレント・インストールと UI バージョンの両方で同じロケーションが使用されます。
com.ibm.cic.license.policy.location リモート・ライセンス・ポリシー・ファイルを置く場所を定義する URL を指定します。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyEnabled True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.http.proxyUseSocks True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.SOCKS.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyEnabled True または False 「False」がデフォルト値です。
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyHost ホスト名または IP アドレス
com.ibm.cic.common.core.preferences.ftp.proxyPort ポート番号
com.ibm.cic.common.core.preferences.eclipseCache c:¥IBM ¥common (Windows)

注:
上記のパスは、この設定のデフォルト値です。通常、各インストール・パッケージには、この設定にそれぞれ固有の値があります。
既にパッケージをインストール済みである場合は、このロケーションは変更できません。
com.ibm.cic.agent.core.pref.offering.service.repositories. areUsed True または False 使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、製品のインストールまたは更新時に、リンクされているすべてのリポジトリーが検索されます。
com.ibm.cic.common.core.preferences. preserveDownloadedArtifacts True または False 使用不可にするには、この設定を「False」に変更します。「True」の場合、パッケージを前のバージョンにロール・バックするために必要なファイルがシステムに保管されます。 「False」の場合、これらのファイルは保管されません。これらのファイルを保管しない場合、ロールバックするためには、元のリポジトリーまたはメディアに接続する必要があります。

サイレント・インストール・コマンド

この表を参照すると、サイレント・インストール中に使用する応答ファイル・コマンドについてさらに詳細がわかります。

応答ファイルのコマンド 説明

プロファイル

<profile 
id="プロファイル
(パッケージ・グループ) ID"
installLocation="the install location of
 the profile">
<data key="key1" value="value1"/>
<data key="key2" value="value2"/>

</profile>
このコマンドは、パッケージ・グループ (またはインストール・ロケーション) を作成する場合に使用します。 指定したパッケージ・グループが既に存在する場合は、このコマンドの効果はありません。 現時点では、プロファイルを作成すると、 サイレント・インストールでは以下の 2 つのインストール・コンテキストも作成されます。 1 つは Eclipse 向けで、もう 1 つは native 向けです。 プロファイルは、インストール・ロケーションです。

リポジトリー

<server>
<repository location="http://example/
repository/">
<repository location="file:/C:/
repository/">
<!--以下にさらにリポジトリーを追加-->
<...>
      </server>
このコマンドは、サイレント・インストール中に使用するリポジトリーを指定する場合に使用します。 リモート・リポジトリーを指定する場合は URL または UNC パスを使用し、 ローカル・リポジトリーを指定する場合はディレクトリー・パスを使用します。

インストール

<install>
<offering profile= "プロファイル ID"
features= "フィーチャー ID"
id= "offering id" version= "offering 
version"></offering>

<!--以下にさらにオファリングを追加>
<...>

</install>
このコマンドを使用して、インストールするインストール・パッケージを指定します。

プロファイル ID は、既存のプロファイル、またはプロファイル設定コマンドで作成されたプロファイルと一致している必要があります。

フィーチャー ID は、コンマで区切られたリスト (「feature1, feature2」など) によって、オプションで指定できます。 フィーチャー ID が指定されていない場合は、指定の製品のすべてのデフォルト・フィーチャーがインストールされます。

バージョン番号は不要です。バージョンが指定されていない場合、Installation Manager は指定された ID を持つ最新の製品と使用可能な更新およびフィックスをインストールします。

注:
必須のフィーチャーは、コンマで区切られたリストで明示的に指定されていない場合であっても、 インストール用に含まれます。

<install modify="true"> または <uninstall modify="true"> (オプション属性)

<uninstall modify="true">
<offering profile="プロファイル ID"
 id="ID"
version="バージョン"
features="-"/>
</uninstall>

既存のインストールを変更することを指示する場合は、 install コマンドおよび uninstall コマンドの <install modify="true"> 属性を使用します。 この属性が true に設定されていない場合、値はデフォルトで false に設定されます。 変更操作を、追加の言語パックをインストールすることだけを目的に行う場合、 製品フィーチャー ID リストでハイフン「-」を使用して、 新しいフィーチャーを追加するわけではないことを指示する必要があります。

重要:
例で指定しているように、"modify=true" とハイフン "-" から成るフィーチャー・リストを指定してください。 そうしないと、install コマンドでは製品のデフォルト・フィーチャーがインストールされ、 uninstall コマンドではすべてのフィーチャーが除去されます。

アンインストール

<uninstall>
<offering profile= "プロファイル ID"
features= "フィーチャー ID"
id= "offering id" version= "offering 
version"></offering>

<!--以下にさらにオファリングを追加>
<...>

</uninstall>
このコマンドは、アンインストールするパッケージを指定する場合に使用します。

プロファイル ID は、既存のプロファイル、またはプロファイル・コマンドで指定されたプロファイルに一致している必要があります。 さらに、フィーチャー ID が指定されていない場合は、 指定の製品のすべてのフィーチャーがアンインストールされます。 製品 ID が指定されていない場合は、指定のプロファイル内のすべてのインストール済み製品がアンインストールされます。

ロールバック

<rollback>
<offering profile= "プロファイル ID"
 id= "製品 ID"
version= "offering version">
</offering>

<!-以下にオファリングを追加-->
<...>

</rollback>
このコマンドは、指定したオファリングを、指定したプロファイルに現在インストールされているバージョンからロールバックする場合に使用します。 rollback コマンドでフィーチャーを指定することはできません。

すべてインストール

<installALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用した場合と同等です。
-silent -installAll 
.
このコマンドは、すべての使用可能なパッケージをサイレントで検索し、インストールする場合に使用します。

すべて更新

<updateALL/>
注:
このコマンドは、次のコマンドを使用した場合と同等です。
-silent -updateAll 
.
このコマンドは、すべての使用可能なパッケージをサイレントで検索し、更新する場合に使用します。

ウィザード

<launcher -mode wizard -input 
< response file >
このコマンドは、UI モードで Installation Manager を始動する場合に使用します。UI モードでは、インストール・ウィザードまたはアンインストール・ウィザー ドのいずれかで、Installation Manager を始動します。 ただし、この場合、応答ファイルには preference コマンドと install コ マンド、または preference コマンドと uninstall コマンドしか入れることができません。 Installation Manager を UI モードで実行する場合は、 同じ応答ファイルに install コマンドと uninstall コマンドを一緒に入れることはできません。

追加の応答ファイル属性

応答ファイル属性 説明

「Clean (クリーン)」

<agent-input clean="true">
</agent-input>
デフォルトでは、clean="false" です。Installation Manager は、応答ファイルで指定されているリポジトリーおよびその他の設定だけでなく、Installation Manager で設定されている既存の設定も使用します。設定が応答ファイルと Installation Manager で指定されている場合は、応答ファイルの設定が優先されます。

clean="true" に設定されている場合、Installation Manager は、応答ファイルで指定されているリポジトリーおよびその他の設定を使用するため、Installation Manager で設定されている既存の設定は使用しません。

「Temporary (一時)」

<agent-input clean="true"
temporary="false">
</agent-input>
デフォルトでは、temporary が「false」に設定されており、応答ファイルの設定セットが保持されます。temporary="true" を設定する場合は、応答ファイルの設定セットは保持されません。

一時属性およびクリーン属性を一緒に使用することができます。例えば、クリーンを true に設定し、一時を false に設定する場合、サイレント・インストールの実行後、応答ファイルで指定したリポジトリー設定は、Installation Manager を使用する前のセッションの設定セットをオーバーライドします。

「License agreement acceptance (ご使用条件受諾)」

<agent-input acceptLicense="false">
</agent-input>
デフォルトでは、Installation Manager をサイレント・インストール・モードで使用する場合には、 ライセンスおよびインストール・パッケージの内容をすべて受諾します。 ご使用条件を受諾しない場合は、<agent-input> エレメントに追加の属性を使用できます。 これを使用すると、サイレント・インストール操作は自動的に失敗します (<agent-input acceptLicense="false">)。 インストールするインストール・パッケージにご使用条件があり、それを受諾する必要がある場合、 サイレント・インストール操作は失敗します。

参照: サンプル応答ファイル

XML ベースの応答ファイルを使用すると、サイレント・インストール設定、リポジトリーのロケーション、 インストール用プロファイルなどの事前定義情報を指定できます。 応答ファイルは、インストール・パッケージをサイレントでインストールし、 インストール・パッケージのロケーションと設定を標準化するチームや会社に役に立ちます。

サンプル応答ファイル
<agent-input >

<!-- add preferences -->
<preference name="com.ibm.cic.common.core.preferences. http.proxyEnabled" 
value="c:/temp"/>

<!-- create the profile if it doesn't exist yet -->
<profile id="my_profile" installLocation="c:/temp/my_profile"></profile>

<server>
<repository location= 
"http://a.site.com/local/products/sample/20060615_1542/repository/"></repository>
</server>

<install>
	<offering profile= "my_profile" features= "core" id= "ies" 
version= "3.2.0.20060615">
	</offering>
</install>

</agent-input>

サイレント・インストール・ログ・ファイル

サイレント・インストール・ログ・ファイルを使用すると、 サイレント・インストール・セッションの結果を検査できます。

サイレント・インストール機能によって、XML ベースのログ・ファイルが 作成されます。このログ・ファイルには、サイレント・インストール実行の結果が 記録されます。これは、-log <ログ・ファイル・パス>.xml を 使用してログ・ファイル・パスが指定されている場合です。 サイレント・インストール・セッションが正常に行われた場合、 ログ・ファイルには、<result> </result> のルート要素のみが含まれます。 しかし、インストール中にエラーが発生した場合は、 以下のようなエラー要素が、メッセージとともにサイレント・インストール・ログ・ファイルに記録されます。

<result>
	<error> Cannot find profile: profile id</error>
	<error> some other errors</error>
</result>

詳細な分析については、 Installation Manager データ域に生成されたログを参照してください。 設定コマンドを使用することにより、 選択したロケーションにデータ域をオプションで設定できます (応答ファイルのトピックを参照)。

ライセンスの管理

インストールしたIBM Rational Robot ソフトウェアのライセンスは、IBM Rational License Key Administrator (LKAD) を使用して管理されます。

IBM Rational License Key Administrator (LKAD) は、IBM Rational Robot および IBM Rational License Server ソフトウェアを使用してインストールされます。

IBM Rational License Key Administrator (LKAD) は、ライセンス・キーをご使用のデスクトップ・コンピューター にインポートする際に使用できるツールです。また、このツールを使用して、 フローティング・ライセンスおよびユーザー名指定ライセンスを使用できるようクライアントをセットアップする ことができます。また、ライセンス構成を変更することもできます。製品インストールの完了後に LKAD ウィザードが始動します。また、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM Rational」 -> 「Rational License Key Administrator」 をクリックすることにより、クライアントで LKADウィザードを始動することができます。

Rational Common Licensing を使用したライセンスの管理の詳細については、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/cqhelp/v7r1m0/topic/com.ibm.rational.licensing.doc/topics/c_managing_lic.htmにある Rational ClearQuest インフォメーション・センターを参照してください。

Rational 製品のライセンス管理の詳細については、http://www.ibm.com/software/rational/support/licensing/にある Rationalライセンス・サポート・ページを参照してください。

Rational Robot の開始

Rational Robot は、デスクトップ環境またはコマンド行インターフェースから開始できます。

この製品をデスクトップから開始する場合は、「スタート」 -> 「プログラム」 -> 「IBM Rational」 -> 「IBM Rational Robot」をクリックします。

Rational Robot をコマンド行から開始する場合は、 以下のようにします。

重要:
Windows Vista オペレーティング・システムで、 Rational Robot のインストール・ロケーションまたはパス C:¥Program Files 内のディレクトリーにある場合は、 Rational Robot を管理者として実行しなければなりません。 管理者として実行するには、プログラムのショートカットを右クリックして、「管理者として実行」をクリックします。

Windows Vista では、 Program Files ディレクトリーは、管理者以外のユーザーがこの保護下のディレクトリーへの書き込み権限を持つことができるように、 常に仮想化されます。 ただし、仮想化の解決策は、Rational Robot には対応していません。

Rational Robot の更新

IBM Installation Manager でインストールされた製品の更新をインストールできます。パッケージの更新では、インストールされている機能への修正および更新を提供します。また、「変更」ウィザードを使用してインストールできる新しい機能を含みます。

デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。

各インストール済み製品には、それぞれのデフォルトの IBM 更新リポジトリーのロケーションが組み込まれています。Installation Manager が IBM 更新リポジトリー・ロケーションで、インストール済み製品を検索できるようにするには、「リポジトリー」の設定ページで「インストールおよび更新時にサービス・リポジトリーを検索する」の設定を選択する必要があります。 この設定はデフォルトで選択されています。

詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。

注:
Installation Manager を使用してインストールしたプログラムをすべて閉じてから、更新を開始してください。

製品の更新を検索してインストールするには、次のようにします。

  1. Installation Manager の「スタート」ページで、 「更新」をクリックします。
  2. システム上で IBM Installation Manager が検出されない場合、または古いバージョンが既にインストールされている場合は、最新のリリースのインストールを行う必要があります。ウィザードの指示に従って、IBM Installation Manager のインストールを完了します。
  3. 「更新」ウィザードで、更新する Rational Robot 製品がインストールされている製品のロケーションを選択するか、 「Update All (すべて更新)」チェック・ボックスを選択して、「次へ」をクリックします。 Installation Manager は、そのリポジトリー内、 および Rational Robot の事前に定義した更新サイトで更新を検索します。 プログレス・バーに検索状況が表示されます。
  4. 製品の更新が検出されると、「パッケージの更新」ページの各パッケージの下の 「更新」リストにそれらが表示されます。 デフォルトでは、推奨される更新のみが表示されます。「すべてを表示」をクリックすると、 使用可能な製品に対して検出されたすべての更新が表示されます。
    1. 更新の詳細を知りたい場合は、「更新」をクリックし、「詳細」の下の説明を参照してください。
    2. 更新に関する追加情報が入手可能な場合は、説明本文の最後に「詳細情報」リンクが表示されます。 このリンクをクリックすると、ブラウザーに情報が表示されます。 更新をインストールする前に、この情報を確認しておくようにしてく ださい。
  5. インストールする更新を選択するか、「推奨を選択」をクリックしてデフォルトの選択を復元します。 依存関係のある更新は、 自動でまとめて選択およびクリアされます。
  6. 「次へ」をクリックして続けます。
  7. 「ライセンス」ページで、選択した更新のご使用条件を読みます。「ライセンス」ページの左側に、選択した更新のライセンスのリストが表示されます。 各項目をクリックすると、ご使用条件の本文が表示されます。
    1. ご使用条件のすべての条項に同意する場合は、「使用条件の条項に同意します」をクリックします。
    2. 「次へ」をクリックして続けます。
  8. 更新をインストールする前に「要約」ページで選択内容を確認します。
    1. 前のページで行った選択を変更したい場合は、「戻る」を クリックして変更を行います。
    2. そのままで問題なければ、「更新」をクリックし、更新をダウンロードしてインストールします。 プログレス・バーにインストールの 完了パーセントが表示されます。
    注:
    更新プロセス中に、Installation Manager がパッケージの基本バージョンのリポジトリー・ロケーションの入力を求めるプロンプトを表示することがあります。 製品を CD またはその他のメディアからインストールした場合は、更新機能を使用するときにそれらのメディアを使用できるようにしておく必要があります。
  9. オプション: 更新プロセスが完了すると、プロセスの成功を確認したというメッセージが、ページの上部に表示されます。 「ログ・ファイルの表示」をクリックして、新規ウィンドウで現行セッションのログ・ファイルを開きます。 続行するには、「インストール・ログ」ウィンドウを閉じる必要があります。
  10. 「終了」をクリックしてウィザードを閉じます。
  11. オプション: 「更新」ウィザードを使用してインストールされた機能のみが更新されます。更新にインストールしたい新しい機能が含まれている場合、「Modify Packages (パッケージの変更)」 ウィザードを実行し、新しい機能を選択して、機能選択パネルからインストールします。

インストールの変更

IBM Installation Manager の 「変更」ウィザードで、インストール済み製品パッケージの言語およびフィーチャーの選択を変更できます。また、「変更」ウィザードを使用して、更新パックなど製品の更新に含まれる可能性のある新しい機能をインストールすることができます。

デフォルトでは、リポジトリー設定がローカル更新サイトを指していない限り、インターネットへのアクセスが必要になります。詳しくは、Installation Manager のヘルプを参照してください。

注:
Installation Manager を使用してインストールしたプログラムをすべて閉じてから、変更を開始してください。

インストール済み製品パッケージを変更するには、以下のようにします。

  1. Installation Manager の「スタート」ページから、「変更」アイコンをクリックします。
  2. 「変更」ウィザードで、 Rational Robot 製品のインストール・ロケーションを選択し、 「次へ」をクリックします。
  3. 「フィーチャー」ページで、 インストールまたは除去する機能を選択します。
    1. フィーチャーの内容を知りたい場合は、そのフィーチャーをクリックして、 「詳細」で簡単な説明を確認します。
    2. フィーチャー間の依存関係を表示するには、 「依存関係の表示 (Show Dependencies)」を選択します。フィーチャーをクリックすると、 それに依存するフィーチャーとその従属フィーチャーが、「依存関係」ウィンドウに 表示されます。パッケージ内のフィーチャーを選択したり除外したりすると、 Installation Manager は、他のフィーチャーとの依存関係を自動的に強制し、 ダウンロード・サイズおよびインストールに必要なディスク・スペース所要量を更新して表示します。
  4. フィーチャーの選択が終了したら、 「次へ」をクリックします。
  5. インストール・パッケージを変更する前に「要約」ページで選択内容を確認し、 次に「変更」をクリックします。
  6. オプション: 変更プロセスが完了したら、 「ログ・ファイルの表示」をクリックして完了ログを確認します。

前のバージョンへの更新の復帰

IBM Installation Manager の「パッケージのロールバック」ウィザードを使用することで、 パッケージの更新を削除して前のバージョンに戻すことができます。

ロールバック・プロセスの際、Installation Manager は前のバージョンのパッケージのファイルにアクセスする必要があります。 デフォルトでは、これらのファイルは新しいパッケージを更新したときにコンピューターに保管されます。 更新中に、ロールバック用にローカルに保管されているファイルを削除または、「Preferences (設定)」ページ (「File (ファイル)」 > 「Preferences (設定)」 > 「Files for Rollback (ロールバック用ファイル)」 ) 「Save files for rollback (ロールバック用ファイルの保存)」チェック・ボックスをオフにした場合、パッケージのバージョンのインストールに使用されたメディアまたはリポジトリーなしでは、前のバージョンにロールバックすることはできません。

更新を製品パッケージに適用した後で、 その更新を削除して製品を前のバージョンに戻す場合は、ロールバック・フィーチャーを使用します。 ロールバック・フィーチャーを使用する場合、 Installation Manager は更新されたリソースをアンインストールして、 前のバージョンのリソースを再インストールします。 ロールバックできるのは一度に 1 つのバージョン・レベルのみです。

詳しくは、 Installation Manager のオンライン・ヘルプまたはインフォメーション・センターを参照してください。

更新を前のバージョンに戻す場合は、次の手順に従ってください。

  1. 「スタート」ページで、「パッケージのロールバック」をクリックします。
  2. 「ロールバック」ウィザードで、「インストール・パッケージ」リストから、 前のバージョンに戻すパッケージを選択します。
  3. ウィザードの指示に従います。

Rational Robot のアンインストール

Installation Manager の「アンインストール」オプションを使用すると、製品をアンインストールできます。

製品をアンインストールするには、以下のようにします。

  1. Installation Manager を使用してインストールしたプログラムを閉じます。
  2. Installation Manager の「スタート」ページで、 「アンインストール」をクリックします。
  3. 「パッケージのアンインストール」ページで、Rational Robot 製品を 選択します。「次へ」をクリックします。
  4. 「要約」ページでアンインストールするパッケージのリストを確認してから 「アンインストール」をクリックします。 アンインストールが終了すると、「完了」ページが表示されます。
  5. 「終了」をクリックしてウィザードを終了します。

オプション・ソフトウェアのインストール

Rational Robot は、Delphi、Oracle、.Net、Java、HTML、および Power Builder などの各種ドメインをサポートしています。Test Enabler は、開発者またはテスターのシステム上のドメインを使用可能にするために使用されます。 Delphi、Java、および Oracle などのアプリケーションは、サポート対象のアプリケーションで、Robot で記録する前に使用可能になっている必要があります。Test Enabler を使用して、IBM Rational Robot はドメイン側のオブジェクトを認識できます。Rational Test Enabler は、IBM Rational Robot のアドオンであり、「Rational Test Enablers」と呼ばれるダウンロードとは別のダウンロードです。

Test Enabler をインストールするには、ユーザー・マシン上に開発環境をインストールする必要があります。例えば、Oracle Test Enabler をインストールするには、同じコンピューター上に Oracle Forms をインストールする必要があります。Delphi Test Enabler をインストールするには、Delphi Frameworks をインストールする必要があります。開発環境がマシンにインストールされていない場合、インストーラーでは必要なイネーブラーがリストされません。

IBM Rational Test Enablers は、Windows オペレーティング・システムのみで実行する内蔵タイプのアプリケーションです。 デフォルトでは、Rational Robot と同じ共用リソース・ディレクトリーを使用します。詳しくは、CD の documents ディレクトリーにある Rational Robot の「インストール・ガイド」を参照してください。

Rational Test Enablers をインストールするには、以下のステップを実行します。

  1. CD を CD-ROM ドライブに挿入します。
  2. IBM Rational Test Enablers ランチパッドから、「Install Rational Test Enablers (Rational Test Enablers のインストール)」をクリックします。 「IBM Rational Test Enablers - Setup Wizard ( 設定ウィザード)」 が表示されます。
  3. ウィザードは使用可能な Test Enabler のリストを表示します。IBM Rational Test Enablers を選択して、「次へ」をクリックします。
  4. 「終了」をクリックします。

IBM Packaging Utility

IBM Packaging Utility ソフトウェアを使用すると、 製品パッケージをリポジトリーにコピーできます。 リポジトリーは、HTTP または HTTPS を介して使用可能な Web サーバーに置くことができます。

Packaging Utility ソフトウェアは、Rational Robot に同梱されている Enterprise Deployment CD にあります。 Rational Robot パッケージを含むリポジトリーを HTTP または HTTPS 上で使用可能な Web サーバーに置く場合は、Packaging Utility を使用して、Rational Robot 製品パッケージをリポジトリーにコピーする必要があります。

このユーティリティーを使用して、以下のタスクを実行します。

Packaging Utility の使用法について詳しくは、このツールのオンライン・ヘルプを参照してください。

Packaging Utility のインストール

IBM Packaging Utility を使用して Rational Robot 製品パッケージをコピーするには、 事前に Enterprise Deployment CD からこのユーティリティーをインストールしておく必要があります。

次のステップに従って、IBM Packaging Utility ソフトウェアを Enterprise Deployment CD からインストールしてください。

  1. 該当プラットフォームに対する Enterprise Deployment CD に移動して、 CD から Zip ファイルを取り出します。
  2. Packaging Utility ディレクトリーに移動し、 圧縮ファイル (pu.disk_win32.zip または pu.disk_linux.zip) から Packaging Utility インストール・パッケージを解凍します。
  3. Packaging Utility インストーラーの実行可能ファイルを探します。
  4. インストーラーの実行可能ファイルを開始し、ウィザードの指示に従って Packaging Utility をインストールします。
  5. IBM Installation Manager がワークステーション上に検出されない場合は、それをインストールするようプロンプトが表示され、インストール・ウィザードが開始します。ウィザードの指示に従って、Installation Manager のインストールを完了します。
  6. Installation Manager のインストールが完了したら、あるいは、既にコンピューター上にある場合は、Installation Manager が開始し、自動的に「パッケージのインストール」ウィザードが開始します。
  7. 「パッケージのインストール」ウィザードの説明に従って、インストールを完了します。

Packaging Utility を使用した HTTP サーバーへの製品パッケージのコピー

HTTP または HTTPS サーバー上にリポジトリーを作成する場合は、 Packaging Utility を使用して、Rational Robot の製品パッケージをコピーする必要があります。

  1. CD イメージからコピーする場合は、以下のタスクを実行します。
    1. 1 枚目のインストール CD を CD ドライブに挿入します。
    2. システムで自動実行が使用可能になっている場合は、Rational Robot ランチパッド・プログラムが 自動的に開きます。 ランチパッド・プログラムを閉じます。
  2. Packaging Utility を開始します。
  3. ユーティリティーのメインページで、「パッケージのコピー」をクリックします。 「前提条件」ページが開き、以下の 2 つのオプションが表示されます。
  4. 「IBM Web から製品パッケージをダウンロードします」をクリックします。
    注:
    既にアクセス可能なリポジトリーを定義している場合は、「他のソースから製品パッケージを取得します」オプションを使用できます。
  5. 「次へ」をクリックして、「ソース」ページに進みます。 選択する製品パッケージが無い場合は、製品パッケージが含まれているリポジトリーを開く必要があります。
  6. リポジトリーを開くには、「リポジトリーを開く」ボタンをクリックします。 「リポジトリーを開く」ウィンドウが開きます。
    注:
    リポジトリーは、ローカル・ファイル・システム上のファイルへのパス、1 枚目の製品 CD が含まれているディスク・ドライブ、またはサーバー上のファイルへの URL です。
  7. リポジトリー・ロケーションを定義するには、リポジトリー・ロケーションの「参照」ボタンをクリックし、ディスク・イメージを含むリポジトリー・ロケーション (共通のルート・ディレクトリー) にナビゲートします。例えば、製品ファイル (disk1、disk2 など) が C:¥productA¥unzip にある場合は、repository.config ファイル、diskTag.inf、jar ファイル、または zip ファイルにナビゲートし、選択します。
  8. 「OK」をクリックしてリポジトリー・ロケーションを定義し、 「リポジトリー・ディレクトリーの参照」ウィンドウを閉じます。
  9. 「宛先」ページで、「参照」ボタンをクリックし、 製品の保管先として、既存のリポジトリー・ディレクトリーを選択するか、または新規フォルダーを作成します。
  10. 選択した製品パッケージおよびフィックス用のリポジトリーを指定したら、 「OK」をクリックして「ディレクトリーを参照」ウィンドウを閉じます。 定義したファイル・パスが、「宛先」ページの「ディレクトリー」フィールドにリストされます。
  11. 「次へ」をクリックして、「要約」ページに進みます。 「要約」ページに、宛先リポジトリーにコピーされる選択済み製品パッケージ が表示されます。また、このページには、コピーに必要なストレージ・スペースの量およびドライブ上で使用可能なスペースの量もリストされます。
  12. 「コピー」をクリックして、選択済み製品パッケージを宛先リポジトリーに コピーします。 ウィザードの下部に、コピー・プロセスにあとどのくらいの時間がかかるかを示す ステータス・バーが表示されます。 コピー・プロセスが終了すると、「完了」ページが開き、 正常にコピーされた製品パッケージがすべて表示されます。
  13. 「終了」をクリックして、 Packaging Utility のメインページに戻ります。

Packaging Utility を使用して Rational Robot インストール・ファイルをリポジトリーにコピーしました。これで、Web サーバー上にリポジトリーを置き、HTTP 上で使用可能なディレクトリーおよびファイルを作成できます。(リポジトリーは、UNC ドライブにも置くことができます。)

IBM Packaging Utility の操作に関する最新情報については、 http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/install/v1m0r0/index.jspの IBM Packaging Utility インフォメーション・センターにアクセスしてください。

特記事項

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