GSKit での SSL 暗号化の有効化

SSL 暗号化の概要とデジタル セキュリティ証明書を保存する鍵データベースの使用

Rational ClearQuest® と LDAP ディレクトリ サーバー間の通信がプライベートで保護されるようにするために、Secure Sockets Layer (SSL) を有効にすることがあります。SSL とは、Web ブラウザと Web サーバー、LDAP クライアントと LDAP サーバーなどの、 クライアントとサーバー間で送信されるデータを暗号化するプロトコルです。 SSL を使用すると、他人の ID を盗もうとする者から、Rational® ClearQuest と LDAP ディレクトリ サーバー間で送信されるユーザー ID やパスワードの流出を防ぐことができます。

保護された通信を確保するために、SSL はデジタル証明書を使用します。 LDAP サーバーの証明書のうち、トラステッド CA の証明書は、鍵データベースに保管する必要があります。 Rational ClearQuest インストール処理で、鍵データベースの作成や証明書の作成およびインポートに使用するユーティリティ、 グローバル セキュリティ キット (GSKit iKeyman) がインストールされます。

管理者は、以下のタスクを実行して、プロジェクト チームの SSL 暗号化を有効にします。

関連概念
Rational ClearQuest の LDAP 構成手順
MultiSite 考慮事項
一般的な LDAP 構成
FIPS 140-2 準拠のデータ暗号化の構成
関連タスク
LDAP 認証の無効化
関連資料
LDAP 情報の収集
LDAP ワークシートのクイック リファレンス

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