ALM プロセス内の役割

ALM パッケージは、役割ベースの開発に適用するレコード タイプの集合を使用して、役割ベースの変更管理 (CM) システム設計をサポートします。
作業プロセスによって、各レコード タイプ (プロジェクト要求タスクアクティビティベースラインビルドなど) で使用可能なアクションが決まります。たとえば、以下の役割は次のアクションを実行します。

要求は、タスクに関連付けられた作業が進行中にいつでも「完了」または「取り消し済み」にでき、また、タスクは関連するアクティビティの状態に関わらずいつでも「完了」にできるため、関連するアクティビティが完了するとすぐにタスクを完了するユーザー特権を持つのは、マネージャまたはチーム リーダーの役割のみです。

要求の登録者には、システムのどのユーザーでもなることができます。登録者は、要求の解決を受け入れるか、却下することができます。コメント レコード タイプのアクションについても、すべてのユーザーが行えます。

アクティビティが登録されたとき、そのマスターシップは、次のアクティビティ アクションを行なう責任者のサイトに転送することができます。マスターシップは、所定のタイプの WorkConfiguration アクティビティ レコードに組み込まれている基本役割メンバーの ratl_mastership プロパティで制御されます。また、役割の基本メンバーがアクティビティの次のアクションを実行することになっている場合、そのアクション (たとえば、あるアクティビティで作業する場合ならば、そのアクティビティを「開く」アクション) が、役割の ApprovedActions 内にリストされている必要があります。OOTB サンプル構成が提供されており、これらのベスト プラクティスを組み入れたシステムを使用することができます。


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