最大 JVM ヒープ サイズの増加

CM サーバーの最大 JVM ヒープ サイズを増やすことができます。

CM サーバーの一部となっている IBM® WebSphere® Application Server のインストールでは、デフォルトの最大ヒープ サイズが使用される可能性があるため、このサイズを増やす必要があります。インストールに備えられているユーティリティを使用してコマンド行から JVM ヒープ サイズを設定することができます。

まず、コマンド プロンプトで CM スクリプト ディレクトリ (例えば、Windows® の場合は C:¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥cm¥scripts、 UNIX® システムの場合は /opt/IBM/RationalSDLC/common/CM/scripts、 Linux® の場合は /opt/ibm/RationalSDLC/common/CM/scripts) にナビゲートする必要があります。 以下のコマンドで、%WAS_BIN%eWAS¥bin ディレクトリのパス (例えば、 C:¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥eWAS¥bin) です。

次のコマンド (Windows の場合) は、現在の最大ヒープ サイズを表示します。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize" 
次のコマンド (Windows の場合) は、 最大ヒープ サイズを 1024 MB に設定します。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 1024"
WebSphere Application Server プロファイルが複数存在する場合は、例を修正して、プロファイルを指定することもできます。例えば、次のようになります。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize"
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 1024"
UNIX システムおよび Linux では次のコマンドを使用することもできます。例えば、次のようになります。
$WAS_BIN/wsadmin.sh -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize" 
$WAS_BIN/wsadmin.sh -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 1024"

デフォルト設定を使用するのではなく、CCRC または ClearQuest® Web サーバー用の CM サーバーの非インタラクティブ ヒープ サイズを制御する Windows CM サーバー レジストリ設定を変更する必要があるかもしれません。エラーの発生を防ぐには、 非インタラクティブ デスクトップ ヒープ サイズを増やします。 また、ご使用のシステムで多数の CM サーバー ユーザーをサポートする場合には、Windows の SessionViewSize のデフォルト レジストリ値を増やす必要があります。


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