パッケージの状態タイプ モデル

状態タイプは、状態モデル内の各状態の役割を 定義するラベルです。Rational® ClearQuest® のスキーマの中には、 状態モデルの各状態を特定の状態タイプに割り当て、またはマッピングする必要のある パッケージを持つものがあります。たとえば、UnifiedChangeManagement スキーマとパッケージは、 特定の Rational ClearCase® アクションを呼び出す状態タイプを使用します。 Resolution パッケージは、レコードが Resolved 状態タイプにマッピングされる状態に遷移すると、特定のフックを 呼び出す状態タイプを使用します。

状態タイプを使用するスキーマに新しい状態を追加する場合は、新しい状態を状態タイプにマッピングする必要があります。 「状態タイプのマッピング」を参照してください。

詳細については、「Rational ClearQuest 統合の追加 (Adding Rational ClearQuest integrations)」を参照してください。

Resolution パッケージの状態タイプ モデル

次の表と図は、Resolution パッケージの状態タイプと有効な状態マッピングの例を示しています。

状態タイプ
説明
Not_Resolved
レコードが解決されていない状態タイプ
Resolved
レコードが解決されている状態タイプ
図 1. Resolution パッケージの状態タイプ モデルイメージは、Resolution パッケージ内のレコード タイプの状態、状態タイプ、アクションを示します。

UnifiedChangeManagement パッケージの状態タイプ モデル

次の表と図は、UCM パッケージの状態タイプと有効な状態マッピングを示しています。 状態のデフォルト アクションにより、状態タイプ モデル全体で完全な遷移が実行される必要があります。

状態タイプ 説明 UCM スキーマにマッピングされる状態
Waiting レコードのアサイン、評価、スケジュールが行われていない状態タイプ。 Submitted Postponed
Ready レコードがアサインされている状態タイプ。 アサインされたユーザーの To Do List クエリーにレコードが表示され、作業する準備ができています。 ucm_project フィールドを設定する場合もあれば、設定しない場合もあります。 Assigned
Active ユーザーがレコードの処理を開始しており、レコードは Rational ClearCase プロジェクトに関連付けられ、Rational ClearCase のエレメント情報を含むことができます。 Opened
Complete

レコードは以下の 2 つの状態のいずれかです。

  • レコードは処理が完了して、Rational ClearCase プロジェクトに関連付けられていて、 Rational ClearCase のエレメント情報を含んでいることがあります。 または処理されず、破棄されました。
  • 延期またはクローズされました。Rational ClearCase プロジェクトに関連付けられていることもあれば、関連付けられていないこともあります。
Resolved Closed Duplicate
図 2. Enhancement レコード タイプの状態タイプ モデルイメージは、Enhancement レコード タイプの状態、状態タイプ、アクションを示します。

フィードバック