tmexecute サブコマンドを使用して、Rational® ClearQuest® Test Manager テストを開始します。このテストには、構成されたテスト ケースとテスト スイートの 2 つの ClearQuest レコード タイプがあります。 ClearQuest データベースにログインしてから、構成されたテスト ケースを開始します。詳細がコマンド行に表示されます。通常、テスト結果ビューに表示される情報はすべて含まれます。 テストの実行が完了しても、コマンドによって結果がコミットされる場合とされない場合があります。 実行中に結果をコミットしなかった場合は、tmcommit コマンドを使用して結果をコミットすることができます。
同じコンピュータでも別のコンピュータでもテストを開始できます。この実行コマンドでは、RFT、RPT、RMT、TPTP JUnit、TPTP URL の各テスト タイプをサポートします。 Rational ClearQuest Test Manager は Eclipse ベースのツールのコンテキストで開始されます。 テスト タイプはツールによってサポートされている必要があります。 Eclipse ツールでは、RFT、RMT、RPT、Eclipse TPTP などが使用可能です。 テスト ツールに対して Eclipse の実行可能ファイルをコマンド行で指定します。 コマンドは同期的に実行されます。 これは、コマンドが完了するまで、CQTool によって制御されないことを意味します。 Rational ClearQuest Test Manager の実行が完了すると、実行に関する詳しい情報が CQTool に戻されます。 ClearQuest コマンドの標準的な動作は tmexecute に適用されます。コマンド行にデータベース名とクレデンシャルを指定することもできます。対話モードの状態で必要なコマンドを除外すると、パラメータが欠落していることを知らせるプロンプトが表示されます。
単純な実行を以下に示します。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -iteration it1 -startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
特定のコンピュータでの実行です。 デフォルトではローカル マシン上でテストが実行されますが、コンピュータが指定されている場合は、指定されたコンピュータ上で実行されます。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -computer labcomputer -iteration it1 -startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
特定のコンピュータ グループでの実行です。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -group mygroup -iteration it1 -startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
特定のビルド名を指定した実行です。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -bname build101 -iteration it1 -startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
特定のビルド レコードを指定した実行です。 ビルド レコードは、ビルド名によって検索されます。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -brecord buildrec101-iteration it1 -startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
特定の ClearCase ビューを指定した実行です。 スクリプトは、-view で指定されたビューの外部で実行されます。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -view c:¥¥views¥¥myview -it it1-startup C:¥¥Program Files¥¥IBM¥¥SDP70¥¥eclipse.exe
単純な実行とコミットのコマンドです。
cqtool>tmexecute -id QEMS00000186 -commit