1 つのテスト ケース レコードは、テストされるシステムで検証を必要とする動作の 1 単位を表します。
テスト ケース レコードを
テスト スクリプトに関連付けることができるにもかかわらず、
このテスト スクリプトをそのテスト ケースを使用して実行することはできません。テスト スクリプトへの
参照がテスト ケースでサポートされるため、すべての子の構成されたテスト ケース レコードは、
親のテスト ケースからテスト スクリプト参照を継承できます。
テスト管理の目標は、個別の、適切に編成されたテスト ケースという観点から言えば、テスト工数を明示することです。それによって、システムは信頼性の高いテストが可能になり、開発チームにそのテスト結果を容易に周知徹底できるようになります。
注: Rational RequisitePro 統合のバージョン 1.8 パッケージが、Rational ClearQuest Test Manager を
サポートするスキーマに適用されている場合、選択されたレコードに (これにはテスト ケース レコードも
含まれます)、[要求] ページが追加されます。
テスト ケースとは、テストの計画作成、実行、レポート作成を結合する概念です。
- 1 つのテスト ケース レコードは、1 つの親テスト計画レコードに関連付けられます。
- 1 つのテスト ケース レコードは、複数の子構成されたテスト ケース レコードに関連付けられます。
- [要求] タブを使用して、特定のテスト ケースに対するテスト入力 (Rational® ClearQuest® 要求レコード) を定義します。
- Rational ClearQuest Test Manager で提供される Rational ClearQuest クエリーを使用して、テスト ケースのテスト範囲、関連付けられた構成されたテスト ケース レコードのテスト結果の確認と分析を行ないます。
各 Rational ClearQuest クライアントでサポートされる、テスト ケース レコードに
関係するユーザー タスクは、次の表のとおりです。
クライアント |
サポートされるユーザー タスク |
Rational ClearQuest for Windows® クライアント |
以下との関連付け- 反復レコード
- 親テスト計画レコード
- Rational ClearQuest 要求レコード (Rational RequisitePro® 統合バージョン 1.8 を使用している場合)
|
Rational ClearQuest Web クライアント |
以下との関連付け- 反復レコード
- 親テスト計画レコード
- Rational ClearQuest 要求レコード (Rational RequisitePro 統合バージョン 1.8 を使用している場合)
|
Rational ClearQuest Client |
以下との関連付け- 反復
- 親テスト計画
- Rational ClearQuest 要求レコード (Rational RequisitePro 統合バージョン 1.8 を使用している場合)
- デフォルト テスト スクリプト
- テスト モチベータ ファイル
上記に加えて実行可能な作業- 関連付けられたテスト スクリプトを開く
- 関連付けられたテスト モチベータ ファイルを開く
|
Rational ClearQuest Client for Eclipse |
以下との関連付け- 反復レコード
- 親テスト計画レコード
- Rational ClearQuest 要求レコード (Rational RequisitePro 統合バージョン 1.8 を使用している場合)
- デフォルト テスト スクリプト
- テスト モチベータ ファイル
上記に加えて実行可能な作業- 関連付けられたテスト スクリプトを開く
- 関連付けられたテスト モチベータ ファイルを開く
|
詳しくは、テスト ケース レコードの作成を参照してください。