analyze_tables

スキーマ リポジトリ内の文字のうち、指定されたコード ページにないすべての文字をカウントし、識別します。

適用性

プラットフォーム: Windows®

コマンド タイプ: codepageutil サブコマンド

概要

codepageutil analyze_tables
dbset_name db_name login password codepage output_file_name [ -master sitename ] [ -xml ] { -all | table ... }

説明

codepageutil analyze_tables コマンドは、指定されたコード ページにないスキーマ リポジトリ内の すべての文字をカウントし、識別します。

analyze_tables サブコマンドは、Rational® ClearQuest® スキーマ リポジトリまたは関連付けられた Rational ClearQuest データベースの すべてのテーブル内の文字フィールド (複数行テキスト フィールドおよび character large objects すなわち CLOB も含む) をすべて スキャンします。 指定されたデータ コード ページに含まれていない文字を検出すると、その文字をカウントし、記録します。

analyze_tables は、文字が格納されている可能性があっても、添付ファイルまたは binary large objects (BLOB) はスキャンしません。

analyze_tables サブコマンドは、データベース全体または指定されたテーブル グループをスキャンできます。

analyze_tables サブコマンドは、データベース内の、設定されたコード ページでサポートされない文字数に関する さまざまな統計情報を提供します。

また、このコマンドは、サポートされない文字のそれぞれについて正確な位置を記録します。 analyze_tables の結果と統計情報は、設定されたコード ページでサポートされない データベース内の文字を、サポートされている文字に変換するために必要な作業量の見積もりに役立ちます。
注: このドキュメントにある例は、サポートされていない文字を正確に表したものではありません。

オプションと引数

dbset_name
分析対象のデータベースが含まれる、データベース セットまたは接続の名前。
db_name
チェック対象の、スキーマ リポジトリ、マスター データベースまたはユーザー データベースの論理名。 マスター データベースの db_name は常に MASTR であることに注意してください。
login
ユーザーの Rational ClearQuest ログイン名。 このユーザーには、スーパーユーザー権限が必要です。
password
ユーザーの Rational ClearQuest パスワード。 パスワードが設定されていない場合は、二重引用符のみの空のパラメータを入力します。
codepage
ターゲット データベースを分析するコード ページ設定。
output_file_name
analyze_tables コマンドの結果を含むファイルのパスと名前。 パス名またはその他の文字列にスペースが含まれている場合、パス名を二重引用符で囲んでください。XML オプションが指定されている場合、 出力ファイルは UTF8 エンコード方式です。それ以外の場合、出力ファイルはシステムのコード ページのエンコード方式です。
-master sitename
sitename でマスター登録されているレコードのみをスキャンすることを指定する、 Rational ClearQuest MultiSite に使用されるオプション パラメータ。
-xml
出力ファイルを XML 形式で作成するよう指定するオプション パラメータです。
-all | table ...
-all は、ターゲット データベースのすべてのテーブルをスキャンすることを指定する場合に、 table ... は、1 つ以上の個々のテーブルを分析するためにその名前を指定する場合に使用します。

関連項目

codepageutil test_codepage, installutil lscodepage, installutil setdbcodepage.