Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーの構成

このトピックは、Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーを構成する方法について説明します。
このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
RATIONAL_COMMON
Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
JRC-archive
Crystal Reports Java Reporting Component (JRC) ランタイム アーカイブ
Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーをインストールした後、この Web コンポーネントを更新して、 必要な Crystal Reports JRC ランタイム サポートを組み込む必要があります。
  1. Business Objects Web サイト (http://www.businessobjects.com/ibmrational) から、Crystal Reports JRC をダウンロードします。 この JRC は、ライセンス交付を受けた IBM Rational ClearQuest ユーザーの場合、無料でダウンロードして入手できます。
  2. Windows の場合は、バッチ ファイル configureJRC.bat を実行して、Crystal Reports JRC を Web アプリケーションにコピーします。
    1. コマンド プロンプト ウィンドウを開いて configureJRC.bat がインストールされているディレクトリにナビゲートします。
      cd drive:%RATIONAL_COMMON%¥CM¥profiles¥cmprofile¥installedApps¥profile¥RationalClearQuestWebReport.ear¥CQWebReportModule.war
    2. 次のコマンドを実行します。
      configureJRC JRC-archive

    UNIX システムおよび Linux の場合は、シェル スクリプト configureJRC.sh を実行して、Crystal Reports JRC を Web アプリケーションにコピーします。

    1. UNIX コンソール ウィンドウを開いて、configureJRC.sh がインストールされているディレクトリにナビゲートします。
      cd $RATIONAL_COMMON/cmprofile/installedApps/dfltCell/RationalClearQuestWebReport.ear/CQWebReport.war
    2. 次のコマンドを実行します。
      ./configureJRC.sh JRC-archive
  3. IBM WebSphere Application Server を停止してから再始動し、変更をアクティブにします。

    Windows の場合

    1. [スタート] > [コントロール パネル] > [管理ツール] > [サービス] の順にクリックします。
    2. [サービス] ペインで、[IBM WebSphere Application Server v6.1 - cmprofile] を右クリックして、[停止] を選択します。
    3. サービスが停止した後、それを右クリックし、[開始] を選択して再始動します。

    UNIX システムおよび Linux の場合

    1. UNIX コンソール ウィンドウから、次のディレクトリにナビゲートします。
      cd $RATIONAL_COMMON/eWAS/bin
    2. 次のコマンドを入力して、デフォルト プロファイルを停止および開始します。
      ./stopServer.sh WebSphere-host
      ./startServer.sh WebSphere-host

    WebSphere Application Server インスタンスで複数のプロファイルを使用している場合 (たとえば、1 つは Rational ClearQuest Web 用で、もう 1 つは RequisitePro Web 用) は、コマンド行でプロファイルを指定する必要もあります。 例えば、次のようになります。

    ./stopServer.sh WebSphere-host -profileName cmprofile
    ./startServer.sh WebSphere-host -profileName cmprofile
  4. Web ブラウザ ウィンドウを開き、以下の URL を入力して、Crystal Reports 用のレポート サーバーが適切に構成されていることを確認します。

    http://localhost:12080/cqwebreport/CRInvoker

    以下のメッセージが表示されたら、サーバーは適切に構成されています。

    レポート文書の期限が切れました。(The report document has expired.)

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