setldapinit サブコマンドは、 Rational ClearQuest データベース セットを、 認証に使用される LDAP ディレクトリに接続する場合に必要なパラメータ文字列を設定するために使用します。 必要に応じて、 ドメインごとかサイトごと、またはドメインとサイトの両方で 1 回実行されます。
デフォルトでは、LDAP 検索により参照オブジェクトが戻される場合、 LDAP ライブラリは、参照オブジェクトが検出されるまで検索します。 Rational ClearQuest バージョン 2003.06.15 以上では、ベースとなる検索パスが LDAP ディレクトリ ツリーの最上位レベルで開始されていない 限り、LDAP サーバーにおいて参照追跡が使用可能に設定されている LDAP をサポートします。 ClearQuest データベース セットに対して LDAP 認証をセットアップする際に、 LDAP サーバーにおける参照追跡を一時的にオフにすることができます。 あるいは、参照追跡を使用不可にした ClearQuest 用の別の LDAP サーバーをデプロイする方法もあります。
Installutil setldapinit dbset1 bob_admin bob_pw -domain Domain1 "-h cqldapi60 -p 389 -D uid=0A9701897,OU=bluepages,o=ibm.com -w pswd"LDAP 環境によっては、追加の構成設定の指定が必要なことがあります。たとえば、 LDAP サーバーが匿名検索を許可していない場合、LDAP 管理者に依頼して、 Rational ClearQuest が setldapsearch サブコマンドで指定されたように LDAP ディレクトリ検索を実行できるようにする 権限を持つ LDAP アカウントを作成してもらう必要があります。 そのような検索アカウントのバインド名とパスワードを指定するには、–D オプションと –w オプションを 使用します。