codepageutil ユーティリティを使用して既存データベース セットを評価し、
サポートされない文字をすべて変換した後、installutil ユーティリティを使用して、
そのデータベース セットの Rational® ClearQuest® データ コード ページ値を設定できます。
データ コード ページ値を設定する前に、次の操作を実行する必要があります。
- すべての Rational ClearQuest クライアントを
スキーマ リポジトリとユーザー データベースから切断します。これを行わないと、接続されたクライアントは、Rational ClearQuest データ コード ページ値を
設定した後でも、新しいデータ コード ページ外のデータを引き続き入力できます。
- スキーマ リポジトリとすべてのユーザー データベースのバックアップを取ります。
注: バージョン 7.0 では、新規スキーマ リポジトリまたは接続の Rational ClearQuest データ コード ページの設定には、
メンテナンス ツールを使用するのが標準的な方法です。
しかし、installutil ユーティリティを使用してデータ コード ページ値を設定することもできます。
下の例のコマンドでは、データベース セットの名前として MyDBset を使用しています。
- Windows システムから、installutil lscodepage コマンドを実行して、オペレーティング システムのローカル文字セットとスキーマ リポジトリのデータ コード ページを判別します。
installutil lscodepage -dbset MyDBset admin_user admin_password
Code page of MyDBset: 932 (Japanese (Shift-JIS))
Code page of client: 1252 (MS Windows Latin 1)
この例で、ローカル文字セットは 1252 (MS Windows Latin 1) です (MyDBset のスキーマ リポジトリの Rational ClearQuest データ コード ページ値は、現在 932 (日本語シフト JIS) に設定されています)。
- その後、installutil setdbcodepage サブコマンドを実行して、Rational ClearQuest データ コード ページを必要な値に設定します。 Rational ClearQuest でサポートされるコード ページの一覧については、
「サポートされるデータ コード ページ」を参照してください。
installutil
setdbcodepage -dbset MyDBset 1252 admin_user admin_password
これで、スキーマ リポジトリのデータ コード ページが設定され、作成するユーザー データベースはすべてこのデータ コード ページ設定を継承します。