Rational ClearQuest Test Manager のスキーマのカスタマイズについて

Rational ClearQuest Test Manager スキーマは、既存の Rational® ClearQuest® 拡張メカニズムの セットを使用して拡張できます。Rational ClearQuest Designer を使用すると、 フィールド、フォーム、状態遷移をカスタマイズできます。

注: CQTM バージョン 2.1 パッケージを使用して適用された Rational ClearQuest Test Manager スキーマの整合性を保つために、 Rational ClearQuest Test Manager のフォーム、レコード タイプ、スクリプト、フィールドは変更または削除しないことをお勧めします。
一般に、Rational ClearQuest Test Manager スキーマで許可されるカスタマイズは 次のとおりです。

以下の表は、状態ありレコードのカスタマイズの詳細を示します。

状態ありレコード (テスト計画、テスト ケース、構成済みテスト ケース、 テスト スイート) 変更可能
フィールド 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager フィールドは 変更不可です。新しいフィールドの追加のみが可能です。
状態 はい。状態は、追加、変更、削除が可能です。
アクション 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager のアクションは変更できません。新規アクションを追加できるのみです。
フォーム 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager フォームは削除できません。新しいタブの追加のみが可能です。
注: Rational ClearQuest Test Manager フォームを変更すると、Rational ClearQuest Test Manager の新バージョンへ アップグレードするとき、カスタマイズの内容が失われる可能性があります。既存のタブの修正でなく、 タブの追加によるカスタマイズが推奨されます。
レコード スクリプト 制限付き。レコード スクリプトは変更したり削除したりできません。 新しいレコード スクリプトの追加のみが可能です。

以下の表は、状態なしレコードのカスタマイズの詳細を示します。

状態なしレコード (アセット レジストリ、反復、 構成、構成属性、構成値、テスト ログ、スイート ログ) 変更可能
フィールド Rational ClearQuest Test Manager フィールドは 変更不可です。新しいフィールドの追加は可能です。
アクション 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager のアクションは変更できません。新規アクションを追加できるのみです。
動作 はい。動作は変更できます。
注:
  • 登録時には、テスト ログ レコードに必須フィールドを追加しないでください。
  • 登録時には、構成済みテスト ケース レコードに必須フィールドを追加しないでください。
  • テスト計画、テスト ケース、構成済みテスト ケース レコードの反復参照フィールドは 読み取り専用にしないでください。
一意のキー 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager レコード タイプの場合は変更できません。新しいレコード タイプに一意のキーを定義することは可能です。
フォーム 制限付き。Rational ClearQuest Test Manager フォームは削除できません。新しいタブの追加のみが可能です。
レコード スクリプト 制限付き。レコード スクリプトは変更したり削除したりできません。 新しいレコード スクリプトの追加は可能です。

以下の表は、その他のカスタマイズの詳細を示します。

その他のカスタマイズ領域 変更可能
グローバル スクリプト 制限付き。グローバル スクリプトは変更したり削除したりできません。 新しいグローバル スクリプトの追加のみが可能です。
動的リスト 制限付き。動的リストのビルドは変更したり 削除したりできません。新しい動的リストの追加のみが可能です。

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