このトピックでは、IBM HTTP Server 鍵管理ユーティリティを使用して、
IBM® HTTP
Server (IHS) 鍵を作成する方法について説明します。
IHS 鍵ファイルには、IBM HTTP Server で使用する証明書が保管されます。
このトピックでは、パス名で次の変数を使用します。
- RATIONAL_COMMON
- Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
IBM HTTP Server 鍵管理ユーティリティを使用して IHS 鍵を作成するには、次のようにします。
- IBM HTTP Server が現在稼働中の場合は、これを停止します。 「CM サーバーの開始、停止、再起動」を参照してください。
- IBM HTTP Server 鍵管理ユーティリティを開始します。
- Windows® では、 [Key Management Utility の開始] をクリックします。
- UNIX® システムおよび Linux の場合は、$RATIONAL_COMMON/IHS/bin ディレクトリに移動し、
以下のコマンドを発行して IBM 鍵管理ユーティリティを実行します。
./ikeyman
結果として作成される鍵ストア ファイル ikey.kdb、
および stash ファイル ikey.sth は、Windows では %RATIONAL_COMMON¥IHS¥bin ディレクトリに、
UNIX システムおよび Linux では $RATIONAL_COMMON/IHS/bin ディレクトリにあります。
- の順にクリックし、以下の情報を入力します。
- [鍵データベース タイプ (Key Database Type)] に、CMS
key database file と入力します。
- [ロケーション] に、ご使用のオペレーティング システムに基づいて、
以下のいずれかのパス指定を入力します。
- Windows の場合は、drive:%RATIONAL_COMMON%¥IHS¥ と入力します。
- UNIX システムおよび Linux の場合は、$RATIONAL_COMMON/IHS/ と入力します。
[OK] をクリックします。
- 新しい鍵ストア ファイル名には、「key.kdb」と入力します。
- パスワード プロンプトで、パスワードを入力し、確認入力を行います。 パスワードは、鍵ストア ファイルを保護します。
注: オプションで、
パスワードの有効期限を日単位で設定できます。例えば、365 と入力した場合は、
365 日後に新規パスワードを作成する必要があります。
- [Stash the password to a file] を選択します。 このオプションを選択すると、HTTP Server は、パスワードを使用して、鍵ストア ファイルに含まれている証明書にアクセスすることができます。
- [OK] をクリックします。
- IBM HTTP Server を再起動します。 「CM サーバーの開始、停止、再起動」を参照してください。