CM サーバーのデプロイメント モデル

CM サーバーは、WebSphere® Application Server Java™ プロセス内で稼働する J2EE アプリケーションです。ClearCase® と ClearQuest® の RPC サーバーは、WebSphere Application Server と同じマシン上になければなりません。従来型の ClearCase サーバー (VOB およびレジストリ サーバー) と ClearQuest データベース サーバーを別のホストにデプロイすることはできますが、RPC サーバーが稼働しているすべてのコンピュータに Rational® ClearCase と Rational ClearQuest がインストールされている必要があります。一部のサイトは、プロキシまたはリダイレクトによってほかの WAN サーバーから CM サーバーにアクセスする必要のある場合があります (例えば、CM サーバーが分散型環境または複数のサーバー マシンを含む環境にデプロイされた場合)。

CM サーバーを既存の WebSphere Application Server インスタンスの中にインストールするのと、インストールの際に新規の WebSphere Application Server インスタンスを作成するのとでは、相違があります。

1 つのシステム上に 2 つ以上の WebSphere Application Server プロファイルが存在することができます (例えば、RequisitePro® 統合用 1 つと CM サーバー用 1 つ)。 Windows® の場合、CM サーバーおよび他の WebSphere Application Server プロファイルがすべて、インストールされた同一の WebSphere Application Server を使用することがあり、各プロファイルはそれぞれのプロファイルの場所にデプロイされます。例えば、次のようになります。
  • CM サーバー用の cmprofile が、common/CM/profiles/cmprofile にデプロイされる
  • ProjectConsole™ 用の profile1 は、common/EmbeddedExpress/profiles/profile1 にデプロイされる
  • RequisitePro Web 用の profile2 は、common/EmbeddedExpress/profiles/profile2 にデプロイされる
各プロファイルは、コンピュータ上で稼働しているそれぞれの JVM インスタンスに対応します (そして Windows システムの場合、Windows サービスに対応します)。

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