[すべての VOB の VOB ビュー]


Rational ClearCase Web クライアントの大半の機能は [VOB のビュー] ページからアクセスできます。

ビューのルートでは、[VOB のビュー] ページにすべての VOB のリストが表示されます。リストをフィルタして、ロードされたエレメントのある VOB のみ、パブリック VOB または ロードされたエレメントのある VOB、すべての VOB のいずれかを表示することができます。

このページを使用して VOB を選択しディレクトリ階層を横断するには、VOB リストで VOB 名をクリックするか、[VOB ディレクトリを入力してください] ボックスに名前またはディレクトリのパスを入力して [実行] をクリックします。

利用可能な ClearCase ツールバーのコマンドを使用して、1 つ以上の VOB ルート ディレクトリ エレメントで操作を実行することもできます。1 つ以上の VOB ルート ディレクトリ エレメントを選択するには、VOB ルート ディレクトリの左にあるチェック ボックスをオンにするか、[すべて選択/すべて選択解除] をクリックします。

左のペインの [ビューの選択] をクリックしてビューを変更することもできます。

ページの整列

Windows エクスプローラの階層に似た VOB 階層で自分の場所が参照できるビューのページは、上、左、右の 3 つのペインに分割されています。

上のペイン

次のコントロールが上のペインに表示されます。

[VOB ディレクトリを入力してください]
移動先の VOB ディレクトリ パスを入力します。
[実行]
VOB ディレクトリに移動します。

左のペイン

左のペインで [すべての VOB] のレベルにいる場合、右のペインには 3 列の簡単なリストに VOB ルート ディレクトリ名が表示され、ほかの情報は表示されません。また、 [ビューの選択] コマンドも左のペインに表示されます。

右のペイン

VOB ルート ディレクトリ エレメントのほかに、フィルタ コントロールと 2 つの [ClearCase] ツールバーが表示されます。

コントロールのフィルタ

VOB ルート ディレクトリ リストにフィルタを適用して、VOB のクラスを含めるか除外することができます。次の [VOB の表示] フィルタリング コントロールが右のペインに表示されます。

[ロードされたエレメント]
ロードされたエレメントの VOB を一覧表示します。
[パブリックまたはロードされたエレメント]
パブリック VOB、ロードされたエレメントの VOB、その両方を一覧表示します。
[すべて]
すべての VOB を一覧表示します。

[ClearCase] ツールバー

右のペインには 2 つの [ClearCase] ツールバーがあります。

上部のツールバー

ページの上部にある [ClearCase] ツールバーはいつでも利用でき、以下の操作が実行できます。

ClearCase ソース管理下に配置できるビュープライベート ファイルを検索します。1 つ以上の VOB ルート ディレクトリを選択している場合は、検索範囲はそのディレクトリ内に限定されます。VOB ルート ディレクトリを選択していない場合は、ビューのすべての VOB ルート ディレクトリが検索されます。
ビューの場所と VOB のコンテンツを同期します。
 
チェックアウトまたはハイジャックしたすべてのファイル エレメントを一覧表示します。1 つ以上の VOB ルート ディレクトリを選択している場合は、検索範囲はそのディレクトリ内に限定されます。VOB ルート ディレクトリを選択していない場合は、ビューのすべての VOB ルート ディレクトリが検索されます。
ビューの構成仕様を編集します。
 
 
(UCM 開発ビューの場合のみ)
ビューの場所で行った変更をインテグレーション ストリームにデリバーします。
 
(UCM 開発ビューの場合のみ)
インテグレーション ストリームで行った変更をビューの場所に組み込みます。リベース操作により、ビューの場所がベースラインで指定されたバージョンで更新されます。

ディレクトリ リスト上部のツールバー

ディレクトリ リスト上部の [ClearCase] ツールバーでは、選択したエレメントによって操作が実行できる場合と実行できない場合があります。アスタリスク (*) が付いている操作は 1 つ以上のエレメントを使用して実行します。

*
選択したエレメントをチェックアウトします。
エレメントをチェックアウトすると、そのエレメントのコピーと、このファイルを含む VOB ディレクトリ階層がビューの場所に作成されます。
*
選択したエレメントをチェックインします。
エレメントをチェックインすると、チェックアウトした VOB のブランチで行った新しいバージョンのエレメントへの変更が保存され、VOB のほかのユーザーが新しいバージョンを利用できるようになります。
*
選択したファイルのチェックアウトを取り消します。
*
ビューで選択したハイジャックされたファイルのバージョンを VOB からロードします。
ハイジャックされたファイルを取り消すと、ハイジャックされたファイルには新しい拡張子、.keep が付きます。
エレメントの 2 つのバージョンを比較します。
*
マージ マネージャを開始し、選択した VOB ルート ディレクトリをマージします。
選択したエレメントのバージョン情報を表示します。
エレメントの修正履歴を表示します。

関連項目