エレメントの一連のバージョンを指定するオブジェクト。エレメントのバージョンの全体集合をバージョン ツリーと呼びます。バージョン ツリーには必ずメイン ブランチが 1 つあります。また、バージョン ツリーには複数のサブブランチが含まれる可能性があります。
チェックアウト コマンドによって作成される、VOB 内のプレースホルダ オブジェクト。このオブジェクトは、エレメントをチェックアウトした後で処理する、ビュープライベート オブジェクト (ファイルまたはディレクトリ) に相当します。
ビューに VOB エレメントのどのバージョンを選択するかを指定する一連の規則。スナップショット ビューの構成仕様にも、ビューにどのエレメントをロードするかを指定します。
比較またはマージで使用されるファイル、ディレクトリ、またはバージョン。通常、コントリビュータは ClearCase の同じファイル エレメントまたはディレクトリ エレメントの複数のバージョンです。
一連のバージョンから成り、バージョン ツリーに編成されているオブジェクト。
変更されているがチェックアウトされていないスナップショット ビューのバージョン。デフォルトでは、スナップショット ビュー内の非チェックアウト バージョンには読み取り専用のファイル属性が与えられます。この属性を変更してファイルを変更した場合、ClearCase による直接の制御から外すことによって、このファイルをハイジャックしたことになります。
エレメントのバージョンをスナップショットビューへコピーし、そのエレメントに使用するチェックイン、更新、そのほかの ClearCase 操作を監視すること。
スナップショット ビューにロードするエレメントまたはサブツリーを指定する、構成仕様内のステートメント。構成仕様には複数のロード規則を設定することができます。
複数のファイルまたはディレクトリの内容を結合して 1 つの新しいファイルまたはディレクトリを作成すること。一般に、同一のファイル エレメントの複数のバージョンがマージの対象になります。ディレクトリをマージするときは、すべてのコントリビュータは同じディレクトリ エレメントのバージョンである必要があります。
VOB に格納される項目。
ClearCase のエレメントおよびディレクトリ ツリー内のほかのファイル システム オブジェクトのコピーが収められているビュー。更新ツールを使用して、(構成仕様に指定されているように) VOB とこのビューを同期できます。
エレメントの特定リビジョンを実装するオブジェクト。エレメントのバージョンはバージョン ツリー構造に編成されています。
ファイルまたはディレクトリのバージョンの発展を追跡して管理すること。
エレメントのすべてのバージョンが論理的に編成されている階層構造。
1 人または複数のユーザーに作業空間を提供する ClearCase オブジェクト。VOB 内の各エレメントごとに、ビューの構成仕様 に基づいて、エレメントのバージョン ツリーから 1 つのバージョンが選択されます。各ビューにはビュープライベート ファイルとビュープライベート ディレクトリを格納することもできます。それらはほかのビューからは見えません。
ビューに関連付けられているローカルの作業記憶ディレクトリ。
あるビュー内にのみ存在するディレクトリ。ビュープライベート ディレクトリは、ほかのビューのプライベート ディレクトリと分離されていますが、バージョン管理されません。
あるビュー内にのみ存在するファイル。プライベート ファイルは、ほかのビューのプライベート ファイルと分離されている場合を除けば、バージョン管理されません。
あるビュー内にのみ存在するファイルまたはディレクトリ。ビュープライベート オブジェクトはバージョン管理されません。
ファイル エレメント、ディレクトリ エレメント、派生オブジェクト、オブジェクトに関連付けられているメタデータのバージョンを格納するリポジトリ。