このタスクについて
TSlogger のロギングとトレースのデフォルト設定には変更は必要ありませんが、
ファイル tslogger.properties のいくつかのプロパティを編集することで、
それらの設定をカスタマイズできます。
このファイルには、有効な値の範囲などのプロパティ値を変更できるラベル付きの領域が含まれます。
デフォルトでは、INFO レベルのロギングが有効になっています。
INFO、WARNING、および SEVERE メッセージはすべて、ログ ファイルに記録されます。
tslogger.properties ファイルは、
以下の場所にあります。
- Windows の場合
- ¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥CM¥bin¥tslogger.properties
- UNIX システムおよび Linux の場合
- /opt/rational/common/CM/bin/tslogger.properties
ログ ファイルおよびトレース ファイルは、以下のロケーションに書き込まれます。
- Windows の場合
- ¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥CM¥logs¥server1¥ccrpc (および ¥cqrpc)
- UNIX システムおよび Linux の場合
- /opt/rational/common/CM/logs/server1/ccrpc (および /cqrpc)
ログ ファイルおよびトレース ファイルには、以下が含まれます。
- SystemOut.log
- 一般的なログ出力で、デフォルトでは INFO レベルでのログが可能です。
- SystemErr.log
- エラー/例外出力で、デフォルトで有効です。
- trace.log
- トレース出力で、デフォルトでは無効です。
ログ ファイルおよびトレース ファイルがいっぱいになると、ファイルのローテーションが行われ、次のファイルに出力されます。
ローテーション可能な最大ファイル数に達すると、最も古いファイルが削除され、次のファイルの場所が確保されます。
ロギング レベルを要約すると、以下のようになります。
- OFF: すべてのロギングとトレースを無効にします。
- ERROR: JSR47 の SEVERE に相当します。
- WARNING: JSR47 の WARNING に相当します。
- INFO: JSR47 の INFO に相当します。
- DEBUG_MIN: JSR47 の FINE に相当します。
- DEBUG_MID: JSR47 の FINER に相当します。
- DEBUG_MAX: JSR47 の FINEST に相当します。
- ALL: すべてのレベルのロギングとトレースを有効にします。