ライセンス サーバーの要件を説明します。
Linux® システムまたは UNIX® システムで ライセンス サーバーをセットアップするには、Rational® license_setup スクリプトとライセンス実行可能ファイルを IBM Rational Download and Licensing Center からダウンロードする必要があります。登録が必要です。
ライセンス サーバーを root として実行する必要はありません。サーバーを root として実行すると、セキュリティ リスクの可能性があることを示すメッセージが表示されます。root 権限を使用すると、TCP/IP ポートを経由して lmgrd プロセスにアクセスし、ほかのプログラムを実行することができます。ライセンス サーバーを /opt/rational ディレクトリにインストールし、このディレクトリが root によって所有されている場合は、license_setup を root として実行します。非 root ユーザーのために、/opt/rational ディレクトリを root として作成し、ディレクトリ所有権を非 root ユーザーに変更し、license_setup を non_root ユーザーとして実行することができます。
License_setup は、lmgrd 開始スクリプト start_lmgrd_on_HOST を作成します。ライセンス サーバーを実行するユーザーを変更するには、デフォルトで /opt/rational/config ディレクトリにある lmgrd 開始スクリプトを変更します。LICENSE_USER=user 行を更新します。ここで、user はライセンス サーバーを起動するために使用する ID です。
lmgrd 開始スクリプトは、システム起動ディレクトリに S98Rational というファイル名で格納されている場合があります。 S98Rational ファイルが存在する場合は、このファイル内の LICENSE_USER 行を変更します。 システム起動ディレクトリ内に S98Rational ファイルが存在しない場合は、start_lmgrd_on_HOST ファイルをこのディレクトリにコピーし、このファイルを S98Rational に名前変更できます。 これにより、マシンのリブート後にライセンス サーバーを再起動できます。