ビルドのプロモートの試行に使用されたのと同じ CrossPlatformBuild レコードを使用して、失敗したプロモート操作を再プロモートします。
親レコードからプロモート操作を再実行するとき、最初のプロモート操作実行中に正常にプロモートされた子ビルドは無視されます。この処置によって、互いのレコード間と親レコード間で、すべてのレコードの状態の同期が保たれます。
注: CrossPlatformBuild 親レコードと関連付けられた子レコードからのビルドの再プロモートは、子レコードの状態を変更し、親または兄弟との同期から外す結果になります。
- CrossPlatformBuild レコードの Rational® ClearQuest® クエリーを
実行します。
- [結果] ページから、ビルドを再プロモートする際に必要な CrossPlatformBuild レコードを選択します。 [状態] フィールドに、レコードが PromoteFailed 状態にあることが示されます。
- とクリックします。 [状態] フィールドが、PromoteFailed 状態から PromotePending 状態に変わります。
- [詳細] ウィンドウのツール バーから、[状態の変更] ボタン
の横の矢印をクリックし、[再プロモート] をクリックします。 [状態] フィールドが、PromoteFailed 状態から PromotePending 状態に変わります。
- [適用] ボタンをクリックして、この状態変更を受け入れます。
- [詳細] ウィンドウのツール バーから、[メニュー] ボタン
をクリックし、データベース内のビルド レコードをリフレッシュするため [リフレッシュ] をクリックします。
- とクリックして、データベース内のビルド レコードを更新します。
- とクリックして、[状態] フィールドを更新します。以下のいずれかを実行します。
- 再プロモート操作が正常終了した場合、[状態] フィールドが PromoteCompleted 状態に変わります。Rational ClearCase® ビルドの場合、この変化は、CCBuildConfig レコード内に指定されたプロモート コマンドが成功キーワードなしで正常に実行したことか、または、プロモートの出力に成功キーワードがあったことを意味します。
Rational ClearCase プロモート操作を成功キーワードを指定せずに実行する場合でも、[適用] ボタンをクリックし、ログ ファイル <rational_root>¥ClearQuest¥cpscm.log をチェックすることによって、Rational ClearCase 成果物が正常にプロモートされたことを検証できます。
また、実行されたコマンドに基づいて、ファイルが正常にプロモートされたことを検証することもできます。
- 再プロモート操作が失敗した場合、[状態] フィールドが PromoteFailed 状態に変わります。[適用] ボタンをクリックして、この状態変更を受け入れます。<rational_root>¥ClearQuest¥cpscm.log でエラー メッセージを調べてください。
SCLM 通信に関する追加情報については、<rational_root>¥ClearQuest¥cpscm_communications.log を参照してください。
- 大きな SCLM ジョブをバッチ モードでプロモートする場合、ビルドが実際にはプロモートされていないために、更新および修正の手順でレコードが PromotePending 状態から移動しないことがあります。このような状況が発生した場合、通常は JCL コードにエラーがあることを意味します。レコードを削除するか、または、Rational ClearQuest 制限付きグループのメンバーである場合は、レコードを手動で PromoteFailed 状態に移し、問題を修正してください。(このグループの詳細については、オプション: "制限付き" Rational ClearQuest ユーザー グループの作成 を参照してください。)