AdminSession オブジェクト

AdminSession オブジェクトを使用すると、スキーマ リポジトリに関連付けられたセッション オブジェクトを作成できます。

AdminSession オブジェクトは、スキーマ リポジトリ内の情報を変更する場合の開始点です。Session オブジェクトとは異なり、フックを作成する場合でも、AdminSession のインスタンスを明示的に作成する必要があります。AdminSession オブジェクトは、次のようにして作成します。

言語例
外部アプリケーションで AdminSession オブジェクトを手動で作成する構文
Visual Basic
set adminSession = CreateObject("CLEARQUEST.ADMINSESSION")
Perl
$currentAdminSession= CQAdminSession::Build();

オブジェクト操作が終了したら、次のようにしてオブジェクトを破棄します。

CQAdminSession::Unbuild($currentAdminSession);

これにより、初期化されていない AdminSession オブジェクトが作成されます。これを使用するには、AdminSession.Logon メソッドを使用してデータベースにログインする必要があります。 このメソッドでは、指定されたデータベース セットのスキーマ リポジトリにログインします。次の引数を使用します (引数値は文字列です)。

Logon login_name, password, databaseSetName

管理者のログイン名およびパスワードと、スキーマ リポジトリが含まれているデータベース セットの名前が分かっている必要があります。 正常にログオンすると、AdminSession オブジェクトのメソッドを使用してスキーマ リポジトリから情報を取得できます。

このスキーマ リポジトリに関連したユーザー、グループ、データベースなど、さまざまな情報を取得できます。次に AdminSession API 階層を示します。

AdminSession

    |-----Users

    |       |-----User

    |-----Groups

    |       |-----Group

    |-----Databases

    |       |-----Database

    |-----Schemas

            |-----Schema 
注: ユーザー管理について理解するには、「ユーザー管理の実行」を参照してください。

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