説明
ユーザー データベースの更新が許可されるかどうかを戻します。バージョン 7.0 より前では、ローカル文字セット (クライアント コード ページとも呼ばれる) が
Rational® ClearQuest® データ コード ページと互換性がない場合、Rational ClearQuest は、データベースへの書き込み更新ができないようにしていました。バージョン 7.0 以降、ローカル文字セットが互換性がなくてもデータベースは更新できます (
Rational ClearQuest は、互換性のある文字のみをアップデートに保管できるようにして、データ コード ページに存在しない文字をデータベースに保管しようとすると例外を戻します)。
- バージョン 7.0 では、メソッドから常に True が戻されます。データベースの更新は、常に許可されます。ClearQuest は、文字が Rational ClearQuest データ コード ページにない場合は、エラーを戻します。
- バージョン 2003.06.xx では、ローカル文字セットが Rational ClearQuest データ コード ページと互換性がある場合、メソッドから True が戻されます。メソッドから True が戻されたら、データベースの更新は許可されます。
このメソッドから False が戻される場合、ローカル文字セットは Rational ClearQuest データ コード ページと互換性がなく、データベースへの読み取り専用アクセスのみが許可されます。
注: このメソッドは、バージョン 2003.06.00 で使用可能になります。
詳しくは、「
戻り文字列モード」を参照してください。
構文
VBScript
session.IsClientCodePageCompatibleWithCQDataCodePage
Perl
$session->IsClientCodePageCompatibleWithCQDataCodePage();
- 識別子
- 説明
- session
- 現在のデータベース アクセス セッションを表す Session オブジェクト。
- 戻り値
- クライアント コード ページが Rational ClearQuest データ コード ページと互換性がある場合は True、そうでない場合は False を戻します。
例
VBScript
isComp = session.IsClientCodePageCompatibleWithCQDataCodePage
Perl
$isComp = $session->IsClientCodePageCompatibleWithCQDataCodePage();