IBM®
DB2® データベースを
Rational® ClearQuest® で使用される DataDirect ドライバにバインドします。
Rational ClearQuest
クライアントがデータベースに接続する前に、それぞれの物理的な
DB2 データベースごとに 1 回ずつこのコマンドを実行する必要があります。
また、既存のユーザー データベースを更新版の DataDirect ドライバを含むバージョンの
Rational ClearQuest にアップグレードする場合にも、このコマンドを実行してください。
概要
- binddb2pkg server database DB2_admin password [port ]
説明
Rational ClearQuest が、
DB2 データベースに接続するために使用する
DataDirect ドライバでは、多くの DB2 パッケージが、使用前に作成されてデータベースにバインドされていることを必要とします。
Rational ClearQuest の
DB2 データベースへの
最初の接続で、これらのパッケージがバインドされます。
しかし、そのような自動バインディングは、データベースに接続するすべての DB2 ユーザーがデータベース管理者権限を持っていない限り
機能しません。DB2 の
すべての Rational ClearQuest ユーザーが、
データベース管理者権限を持っていない場合は、Rational ClearQuest から
データベースに接続する前にこのコマンドを実行する必要があります。
このコマンドは、Rational ClearQuest が使用する
DB2 データベースすべてに対して実行する
必要があります。
オプションと引数
- server
- スキーマ リポジトリまたはユーザー データベースのデータベース サーバーのコンピュータ名。
- database
- データベース名。
- DB2_admin
- DB2 データベースのデータベース管理者権限を持つユーザー名。
- password
- そのユーザー名のパスワード。
- port
- データベースが、デフォルト ポート値 50000 を使用していない DB2 インスタンスにある場合、
ポート値を指定する必要があります。
例
ポート 60000 を使用するサーバー Jupiter
上のデータベース user_db.mdb に DB2 パッケージをバインドします。
binddb2pkg Jupiter user_db admin "" 60000