説明
指定された権限に関して、ユーザー権限レベルをテストして、現在のユーザーに権限がある場合は Boolean の True、そうでない場合は False を戻します。このメソッドは、特定のタスクを実行する権限がユーザーにあるかどうかを判別する場合に使用します。
データ アクセス、レポート作成、および管理は、データベース、レコード タイプ (EntityDef)、フィールド (列) の各レベルで制御できます。このメソッドは、レコード タイプおよびフィールドに関連する権限をテストします。レコード タイプおよびフィールド レベルでセキュリティを管理するには、使用する Rational ClearQuest クライアントとセッション データベースの両方がセキュリティ権限をサポートする必要があります。
ユーザー権限をテストするには、UserPrivilegeMaskType 定数の 1 つを指定します。
構文
VBScript
session.HasUserPrivilege(priv_mask)
Perl
session->HasUserPrivilege(priv_mask);
- 識別子
- 説明
- session
- 現在のデータベース アクセス セッションを表す Session オブジェクト。
- priv_mask
- テストする権限を指定する UserPrivilegeMaskType 列挙型定数 (Long)。
- 戻り値
- 現在のユーザーが指定された権限を持っている場合は Boolean の True、そうでない場合は戻り値は Boolean の False。
例
VBScript
has_privilege = session.HasUserPrivilege AD_SUPER_USER
Perl
$has_privilege = $session->HasUserPrivilege ($CQPerlExt::CQ_SUPER_USER);