ユーザー データベース レコードでは、マスターシップ情報はレコード内のフィールド値として格納されます。
ユーザーはマスターシップ フィールドの値を変更して、マスターシップを別の複製に転送できます。
レコードのマスターシップは、次の同期中に、新しいマスター複製に送信されます。
その他のすべてのデータベース オブジェクトのマスターシップは、管理者が変更する必要があります。
以下のオブジェクトにマスター複製があります。
- レコード
- ユーザーとグループ
- ワークスペース項目 (クエリー、レポート、グラフ、フォルダ)
- スキーマ リポジトリ
MultiSite 環境で作業している場合は、ソフトウェア ライフサイクル内の任意のステージに対応できるようにワークフローを調整し、レコードまたは障害のマスターシップを変更する必要があります。
例えば、パリのユーザーから送信された障害を、ボストンの開発者が作業しなければならない場合があります。
ただし、マスターシップを変更しないと、ボストンの開発者はパリのユーザーが入力した障害を変更できません。