レコード タイプの概要

レコード タイプは、変更依頼のコンテンツ、外観、動作を 定義します。 IBM Rational ClearQuest は、変更依頼をユーザー データベース内のレコードとして 保管します。スキーマは、種類の異なる変更依頼を表す複数のレコード タイプを 持つことができます。 例えば、障害に対してあるレコード タイプを使用し、 拡張依頼に対してはまた別のレコード タイプを使用することができます。

次のコンポーネントは、レコード タイプ定義を作成します。

レコード タイプは、「状態あり」と「状態なし」の 2 つのカテゴリのうちのどちらかに属します。 状態ありのレコード タイプは、状態と状態遷移モデルを含みます。 状態の例には、[Submitted(登録済み)]、[Assigned(アサイン済み)]、[Resolved(解決済み)] が含まれます。 ユーザーは、 アクションを実行して、レコードをある状態から別の状態に移動します。 状態なしのレコード タイプは、 データを保持しますが、状態を含みません。 ユーザーは、これらのレコード タイプに対して 登録、修正、削除などのアクションを実行することができます。

Rational® ClearQuest® には、複数の状態ありレコード タイプと状態なしレコード タイプが含まれ、ユーザーは直ちに使用することができます。また、ユーザー独自のレコード タイプを作成することもできます。

このモジュールでは以下の演習を含みます。


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