独立 SCLMBuild レコードの作成

SCLMBuild レコードは、状態ありの、再使用不可のレコードで、ホスト上の単一の SCLM プロジェクトのビルドとプロモートに使用します。バッチ モードまたはオンライン モードでの実行用に SCLMBuild レコードを作成できます。SCLMBuild レコードは、SCLMBuildConfig レコードと共に使用されます。
注: [見出し] フィールドと [説明] フィールドを除き、このレコードの編集可能フィールドでは 使用中の文字セットに関わらず ASCII 文字しか使用できません。 この制限は、z/OS で稼働する SCLM 統合のサーバー コンポーネントの制限によるものです。
  1. [アクション] > [新規] とクリックします。
  2. [ClearQuest] > [作成] > youruseridanddbname > [SCLMBuild の作成] とクリックします。
  3. [レコード タイプの選択] ウィンドウで、[Sclmbuild] をクリックし、[OK] をクリックします。
  4. [SCLMBuild] ウィンドウで、次のいずれかを実行します。
    • [SCLMBuild] ウィンドウのフィールドにデフォルト項目を入力するには、[] ボタンをクリックし、[デフォルトのロード] をクリックします。新しく入力されたフィールドを必要に応じて編集します。たとえば、[見出し] フィールドと [説明] フィールドを編集して、この新規レコードを既存の SCLMBuild レコードと区別できるようにします。この新規レコードの編集を完了したら、ステップ 7 に進みます。
    • [SCLMBuild の登録] ウィンドウのフィールドにデフォルトを入力したくない場合は、ステップ 5 に進みます。
    • 保存済みのデフォルトを [SCLMBuild] ウィンドウのフィールドに入力するには、デフォルトが保存されているテンプレートの名前を [テンプレート] リストから選択し、[ロード] ボタンをクリックします。新しく入力されたフィールドを必要に応じて編集します。たとえば、 [見出し] フィールドと [説明] フィールドを編集して、新規レコードを既存の SCLMBuild レコードと区別できるようにします。この新規レコードの編集を完了したら、ステップ 8 に進みます。
    • [SCLMBuild] ウィンドウのフィールドにデフォルトを入力したくない場合は、ステップ 5 に進みます。
  5. [SCLMBuild] ウィンドウで、[メイン] タブをクリックします。
    ClearQuest ID
    これは編集不能フィールドであり、作成する SCLMBuild レコードの Rational® ClearQuest® ID が表示されます。
    状態
    これは編集不能フィールドであり、作成する SCLMBuild レコードのビルド状態が表示されます。新規レコードは、Submitted 状態で作成されます。
    見出し
    この SCLMBuild レコードの分かりやすい見出しを入力します。
    説明
    この SCLMBuild レコードの分かりやすい説明を入力します。
  6. [SCLM] タブをクリックします。
    CrossPlatformBuild 親
    これは編集不能フィールドであり、作成中の SCLMBuild レコードを関連付ける親レコードの Rational ClearQuest ID が表示されます。ただし、これらの ID は、親レコードの作成が完了するまでは表示されません。
    構成
    [構成] フィールドから、この SCLMBuild レコードと共に使用する SCLMBuildConfig レコードの名前を選択します。
    バッチ
    このレコードをバッチ モードで実行するために作成したい場合、[バッチ] をオンにします。オンライン モードで実行するレコードを作成する場合は、このフィールドをクリアしておきます。バッチ モードは、多数のファイルをビルドする場合、または長いビルドを実行する場合に使用します。
    グループ
    修正されたアプリケーション データを収容する SCLM グループの名前を入力します。複数のグループを階層で入力するには、各グループ名をコンマで区切って、低位から高位への順に入力します。これらは、プロモート元のグループであり、プロモート先のグループではないことに注意してください。従って、階層中で最も上位のグループを入力する必要はありません。

    たとえば、グループ DEV1、TEST、RELEASE を含むグループ階層の場合、このフィールドに「DEV1, TEST」と入力すると、プロジェクト階層の最上位への SCLM 成果物に対するビルド操作とプロモート操作を追跡できます。

    タイプ
    SCLM パッケージ メンバのタイプを指定する SCLM タイプの名前を入力します。
    メンバ
    アクションの対象である SCLM パッケージ メンバの名前を入力します。
  7. オプション: [] ボタンをクリックし、[デフォルトとして保存] をクリックすることによって、将来 SCLMBuild レコードを作成するときのために、この SCLMBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。これらの項目をデフォルトとして保存することによって、将来 SCLMBuild レコードを作成する際に、[] ボタンをクリックし、[デフォルトのロード] をクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
  8. オプション: [ロード] ボタンの横の矢印を選択し、[新規] をクリックすることによって、この SCLMBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。次に、[新規レコード テンプレート] ウィンドウでそのテンプレートに名前を付け、[OK] をクリックします。[SCLMBuild] ウィンドウで、[ロード] ボタンの横の矢印をクリックし、[デフォルトとして保存] を選択します。これらの項目を保存することによって、将来 SCLMBuild レコードを作成する際に、デフォルトが保存されているテンプレートを [テンプレート] リストから選択し、[ロード] ボタンをクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
  9. [OK] をクリックしてレコード作成を完了します。
関連タスク
チュートリアル: プラットフォームをまたがるビルド
CrossPlatformBuild レコードの作成
独立 CCBuild レコードの作成
CrossPlatformBuild 親レコードからの SCLMBuild または CCBuild 子レコードの削除
ビルド レコードの再使用
レコードの削除
レコードの修正 (編集)

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