URL のオープン

OpenURL グローバル フックは、Web ブラウザ ウィンドウを指定の URL で開きます。この機能は最初に、ユーザーがメッセージをカスタマイズできる確認ダイアログを開きます。ダイアログでユーザーが [OK] をクリックするとブラウザが開きます。ユーザーが [キャンセル] をクリックするとダイアログが閉じられ、レコード フォームに戻ります。

グローバル フック コードのダウンロード手順については、http://www.ibm.com/support/docview.wss?&rs=939&uid=swg21432968 のテクニカル ノート 1432968 を参照してください。

この機能は、ClearQuest Eclipse および ClearQuest web のクライアントで使用可能です。ユーザーが古いクライアントまたは ClearQuest for Windows クライアントから URL を開こうとすると、API は情報メッセージを返します。ユーザーにこのメッセージを表示するには、die 関数を呼び出します。

次の例は、URL を開くためにグローバル フックで使用できるレコード スクリプトです。この例では、[OpenIBM] ボタンをクリックするとダイアログが開き、ユーザーは、指定の URL でブラウザを開くかどうか聞かれます。ユーザーが [OK] をクリックすると、ブラウザ ウィンドウは www.ibm.com で開きます。ユーザーが [キャンセル] をクリックすると、ダイアログが閉じられます。

この例を使用するには、スキーマに次の変更を加えます。
  1. Perl または VBScript 例を使用して Open_Url という名前のレコード スクリプトを作成します。
  2. 障害レコード タイプの Defect_Base フォームに、OpenURL という名前のタブを新規に追加します。
  3. OpenURL タブで、OpenIBM という名前の新しい [ボタン] コントロールを追加し、それを Open_Url レコード スクリプトと関連付けます。

Perl 例

sub Defect_Open_Url {
    my($result);
    my($param) = @_;
    # record type name is Defect
    
    $url="http://www.ibm.com";
    $msg="Do you want to open a browser to this URL?";
    OpenURL($url,$msg);
    return $result;
}

VBScript 例

Function Defect_Open_Url(param)
  ' param As Variant
  ' record type name is Defect
    REM add your hook code here
	Dim url
	Dim message
	url = "http://www.ibm.com"
	message = "Do you want to open a browser to this URL?"
	Defect_Open_Url=OpenURL(url,message)
End Function

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