マスターシップはアクセス権には影響を与えません。アクセス権は複製間で伝搬されます。例えば、ユーザーにローカル複製の SQL エディタ権限がある場合、複製が同期されている限り、そのユーザーにはすべての複製に対しての SQL エディタ権限があります。
マスターシップは、次の点で Rational® ClearQuest®
クライアント ユーザーに影響を与えます。
- ユーザーが変更できるレコードおよびオブジェクト (共用クエリーなど) は、ログインしている複製に現在マスター登録されているもののみです。
ローカル複製に現在マスター登録されていないレコードまたはオブジェクトは変更できません。
- ユーザーが次のタスクを実行できるのは、ユーザーが現在マスター登録されている複製でのみです。例えば、ユーザーが複製 A で現在マスター登録されている場合、そのユーザーは複製 A にログインしているときのみ次のタスクを実行できます。
- ユーザー プロファイルの変更
- クエリーを実行依頼中のデフォルトの保存
- 起動クエリーの割り当て
- ワークスペース項目を [クエリー] メニューにお気に入りとして追加