プロジェクトは、フェーズと反復に分割することができます。反復は、計画され、目安とされる時間間隔 (例えば週単位) です。Rational Unified Process® (RUP®) は、「方向付け」、「推敲」、「構成」および「遷移」という、プロジェクトの 4 つのフェーズを定義します。また、「定義」、「設計」、「開発」、「デリバー」フェーズを使用する例があります。あるいは、フェーズ名として Milestone1、Milestone2 などを使用することもできます。
フェーズは、反復に分割されます。反復は、チームが、予測可能な方法で、付加的な価値を利害関係者にデリバーすることに集中できるようにします。
プロジェクトでフェーズを使用する必要がない場合にも、プロジェクトのために少なくとも 1 つのフェーズ レコードを作成する必要があります。フェーズを使用する必要がない場合には、1 つのフェーズ レコードに反復という名前を付け、必要な数の ALMIteration レコードを追加して、それぞれの反復の名前として単純な番号を指定することができます。こうすると、反復名が反復 1、反復 2 などと表示されるようになります。
組織で使用するフェーズと反復のラベルの定義から始めることができます。 例えば、最初の構築の反復に C1 (Construction Iteration One を意味します) というラベルを付けることができます。
フェーズ レコードを作成するときは、フェーズ ラベルを選択して、次にそのプロジェクトを選択します (例えば、PhaseLabel=Construction、StatusLabel=Pending)。プロジェクトのそれぞれのフェーズに 1 つずつフェーズ レコードを作成します。
それぞれのフェーズに反復レコードを作成できます。
プロジェクトのフェーズと反復は、[計画] タブに表示されます。