Rational RequisitePro のユーザー インターフェイスは、RequisitePro プロジェクトと要求成果物にアクセスしやすいように設計されています。次の図と説明で、アプリケーション環境について簡単に紹介します。
RequisitePro を起動すると、[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックスが表示され、操作するプロジェクトを選択するか、新規プロジェクトを作成することができます。 プロジェクト リストからプロジェクトを選択する場合は [既存] タブを、プロジェクトを作成する場合は [新規] タブをクリックします。プロジェクト リストのプロジェクトを追加または削除したり、プロジェクトを選択して読み取り専用モードまたは排他的権限モードで開くことができます。[プロジェクトを開く] ダイアログ ボックスは [ファイル] メニューの [プロジェクトを開く] をクリックして開くこともできます。[プロジェクトの作成] ダイアログ ボックスは [ファイル] メニューの [新規作成] をポイントし、[プロジェクト] をクリックして開くこともできます。
エクスプローラは、RequisitePro の主要なナビゲーション ウィンドウです。このウィンドウでは、プロジェクトの成果物 (ドキュメント、要求、ビュー、パッケージ) がツリー ブラウザ内に階層表示されます。プロジェクト情報はパッケージ単位で構成されます。 パッケージとは、関連する成果物の構成単位です。プロジェクトのルート パッケージはプロジェクト ノードとして表示され、各ルート パッケージの内容がその下に表示されます。
成果物を選択すると、その説明がエクスプローラの下のウィンドウに表示されます。エクスプローラを使用して、プロジェクトの成果物へのアクセス、表示、編集を行うことができます。たとえば、ビューまたはドキュメントをダブルクリックか右クリックして開く、要求を選択して編集する、パッケージ間で成果物をドラッグ アンド ドロップする、などの操作が行えます。開いたドキュメント、ビュー、要求に対して変更を加えると、エクスプローラの表示も変更されます。
パッケージを含まない古い RequisitePro プロジェクトをアップグレードするとき、RequisitePro は次のデフォルトのパッケージ構造で要求成果物を編成します。
チームのニーズに合わせてプロジェクト成果物を編成するために、パッケージの作成や削除が行えます。たとえば、ドキュメント、要求、ビューを機能別、コンポーネント別、チーム別にグループ化してパッケージに編成できます。パッケージ間で成果物を移動するには、成果物をドラッグ アンド ドロップするか、成果物の [プロパティ] ダイアログ ボックスで [パッケージ] の設定を変更します。
Microsoft Word では、フローティング ツールバーに RequisitePro ドキュメントの一般的な機能が表示されます。このツールバーを Word のワークスペースの端にドラッグして、そこに「ドッキング」することができます。RequisitePro メニューは Microsoft Word でも使用できます。その他のメニューは、最適なメニュー構造になるように変更されています。
RequisitePro 環境の使用法の詳細については、クイック ツアーと完全な RequisitePro オンライン チュートリアル、オンライン ヘルプ、『Rational RequisitePro ユーザーズ ガイド』を参照してください。
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