validateldap サブコマンドは、LDAP 構成が正しく機能していることを確認するのに使用します。
概要
- installutil validateldap dbset_name cq_login cq_password [ –site site ] [ –domain domain ] ldap_login ldap_password
説明
validateldap サブコマンドは、
LDAP ユーザー名、パスワード、Rational® ClearQuest®
データベース セットの LDAP 構成設定値を使用して、LDAP 認証を実行します。
必要に応じて、
ドメインごとかサイトごと、またはドメインとサイトの両方で 1 回実行されます。
このサブコマンドは、次の条件を検査します。
- 現行サイト用に、有効でアクセス可能な LDAP サーバーがある。このサブコマンドは、MultiSite 所属内の他のサイトの構成設定を表示します。
- LDAP サーバーが構成されているサイトごとに、検索ベースが構成されている (setldapinit)。
- Rational ClearQuest から LDAP へのマッピングが指定されている (setcqldapmap)。
- パラメータ化された検索ストリング (%login% を含む) が構成されている (setldapsearch)。
このサブコマンドは、データベース セットの構成設定と、認証依頼の結果を表示します。検証が成功した場合、データベース セットは、LDAP サーバーを使用した Rational ClearQuest ユーザー認証を行う準備が完了しています。
オプションと引数
- ldap_login
- LDAP ユーザー ログイン名。
- ldap_password
- LDAP ログイン パスワード。
- –site site
- このオプションを使用すると、Rational ClearQuest は、
指定したサイトの LDAP 構成パラメータを使用して LDAP 認証を確認します。
LDAP サーバーは、このコマンドを実行するコンピュータからアクセス可能でなければなりません。
そうでない場合、コマンドは失敗します。
- –domain domain
- Rational ClearQuest では、
認証に複数の LDAP 構成を使用できる環境がサポートされます。
このオプションを使用すると、Rational ClearQuest は、
指定したドメインの LDAP 構成パラメータを使用して LDAP 認証を確認します。
LDAP サーバーは、このコマンドを実行するコンピュータからアクセス可能でなければなりません。
そうでない場合、コマンドは失敗します。
例
次の例では、
validateldap サブコマンドは、デフォルトの
Rational ClearQuest データベース セットの LDAP 構成設定を検査しています。このサブコマンドは、LDAP 認証を実行するときに、LDAP ユーザー
vladimir@vladimirscompany.com と LDAP パスワード
vlad_pw を使用しています。
installutil validateldap dbset1 bob_admin bob_pw vladimir@vladimirscompany.com vlad_pw