データ変換方針を作成するには:
- codepageutil analyze_tables ユーティリティを使用して、データを解析します。データ中にある、バージョン 7.0 データベース セットで使用する予定の Rational® ClearQuest® データ コード ページでサポートされない文字をすべて識別します。
このツールは、すべてのそのような文字とその位置のリストを生成します。この情報を参考にして、データを新しいデータ コード ページの 1 つに変換するために必要な作業量を見積もることができます。
- codepageutil test_codepage ユーティリティをデータベース管理システムに対して使用して、
製造元データベース文字セットが、使用したいデータ コード ページをサポートするかどうかを検証します。
- analyze tables によって、データベース内のすべての文字が、
使用したい Rational ClearQuest データ コード ページに
存在することが報告され、test_codepage によって、製造元データベース文字セットがこのデータ コード ページをサポートすることが検証された場合、
すぐにそのデータ コード ページを設定します。
使用したいコード ページにない文字がコード ページ ユーティリティによって検出された場合は、次の 3 つの選択肢があります。
- 現在データベース セットにあるすべての文字を含む、別のデータ コード ページを選択する。
- サポートされない文字を、使用したいデータ コード ページでサポートされる文字に変換する。
- いくつかの文字が壊れてしまうリスクがあるけれども、最後の手段として、NOCHECKING オプションを付けて Rational ClearQuest データ コード ページ値を設定する。
最後の選択肢を選び、サポートされない文字をデータベースから除去する場合は、
その作業方針を決める必要があります。この方針では、次の問題点に対処しなければなりません。
- サポートされない各文字をどう処理するか。つまり、どの文字 (1 文字または複数の文字) に変換するか。
- 破壊された文字をどのように処理するか。
- どの既存情報 (該当がある場合) を保持するか。
- サポートされない文字をどのように変更するか。一度に 1 文字ずつか、バッチ処理でか。