最大 JVM ヒープ サイズの増加

CM サーバーの最大 JVM ヒープ サイズを増やすことができます。

CM サーバーの一部となっている IBM® WebSphere® Application Server のインストールでは、デフォルトの最大ヒープ サイズが使用される可能性があるため、このサイズを増やす必要があります。インストールに備えられているユーティリティを使用してコマンド行から JVM ヒープ サイズを設定することができます。

まず、コマンド プロンプトで CM スクリプト ディレクトリ (例えば、Windows® では C:¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥cm¥scripts、UNIX® システムでは /opt/IBM/RationalSDLC/common/CM/scripts、Linux® では /opt/ibm/RationalSDLC/common/CM/scripts) にナビゲートする必要があります。以下のコマンドで、%WAS_BIN%eWAS¥bin ディレクトリのパス (例えば、C:¥Program Files¥IBM¥RationalSDLC¥common¥eWAS¥bin) です。

次のコマンド (Windows の場合) は、現在の最大ヒープ サイズを表示します。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize" 
次のコマンド (Windows の場合) は、最大ヒープ サイズを 2048 MB に設定します。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 2048"
WebSphere Application Server プロファイルが複数存在する場合は、例を修正して、プロファイルを指定することもできます。例えば、次のようになります。
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize"
%WAS_BIN%¥wsadmin.bat -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 2048"
UNIX システムおよび Linux では次のコマンドを使用することもできます。例えば、次のようになります。
$WAS_BIN/wsadmin.sh -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "getJvmMaxHeapSize" 
$WAS_BIN/wsadmin.sh -profile -profileName cmprofile teamAdminUtils.jacl -c "setJvmMaxHeapSize 2048"

デフォルト設定を使用するのではなく、CCRC または ClearQuest® Web サーバー用の CM サーバーの非インタラクティブ ヒープ サイズを制御する Windows CM サーバー レジストリ設定を変更する必要があるかもしれません。エラーの発生を防ぐには、非インタラクティブ デスクトップ ヒープ サイズを増やします。 また、使用するシステムが多くの CM サーバー ユーザーをサポートする場合は、Windows の SessionViewSize のデフォルト レジストリ値を増やす必要があります。非インタラクティブ デスクトップ ヒープ サイズおよび SessionViewSize 値 を増やす方法について詳しくは、http://www-01.ibm.com/support/docview.wss?uid=swg21142584 を参照してください。


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