ライセンス ファイルのマージ

同じコンピュータ上で FLEXnet ライセンス サーバーが稼働している製品が複数ある場合は、それらのライセンスを 1 つのライセンス ファイルにマージできる可能性があります。

このタスクについて

ベンダーが異なると、ホスト ID を生成するために使用するアルゴリズムも異なります。ホスト ID は、コンピュータを一意的に識別します。ベンダーは、カスタム アルゴリズムを使用することも、以下を使用してホスト ID を生成することもできます。

ホスト ID を生成するために使用されるアルゴリズムが異なる場合、2 つのライセンス ファイルをマージすることはできません。例えば、一方のライセンス ファイルではインターネット アドレスが使用されており、もう一方のライセンス ファイルではディスク シリアル番号が使用されている場合などです。

これらのライセンス ファイルで異なるアルゴリズムが使用されている場合は、もう一方のベンダーで使用されているのと同じアルゴリズムを使用する新規ライセンス ファイルを作成するように IBM Rational に依頼できます。

手順

  1. 他方のベンダーのカスタマ サポート チームに連絡します。 ライセンスのマージに既知の問題がないか確認します。
  2. テキスト エディタ (例えば、メモ帳など) を開きます。Rational ライセンス ファイルから SERVERDAEMON、および FEATURE 行をコピーします。それらの行を他方のベンダーのライセンス ファイルに貼り付けます。マージされたライセンス ファイルを license.dat として保存します。
  3. サーバー ライセンスをマージする場合は、新しいファイルに SERVER 行が 1 行のみ含まれていること、および SERVER 行がライセンス ファイル内の最初の行であることを確認します。
  4. サーバー ライセンスの場合は、FLEXnet ライセンス サーバーを再起動します。 Windows の場合:
    1. [スタート] > [すべてのプログラム] > [IBM Rational] > [IBM Rational License Server] > [LMTOOLS] をクリックします。
    2. [開始/停止/再読み取り] をクリックします。
    3. [サーバーの停止] をクリックしてから、[サーバーの起動] をクリックして、ライセンス サーバーを再起動します。[ライセンス ファイルの再読み取り] は使用しないでください。
    UNIX の場合:
    ライセンス ファイルを再読み取りするため、以下のコマンドを使用してライセンス サーバーを再起動します。
    lmutil lmdown -c <license_file_path>
    lmgrd -c <license_file_path> -l <license_log_path> -local
    注: サーバーを再起動するために lmutil lmreread を使用しないでください。

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