前の 2 つのステップで、構成レコードの作成方法を学習しました。次のステップではビルド レコードの作成方法、特に CrossPlatformBuild レコードの作成方法について学習します。
CrossPlatformBuild レコードは、状態ありの、再使用不可の親レコードであり、その SCLMBuild および CCBuild 子レコードで指定された SCLM プロジェクトと
Rational® ClearCase® ビューにおいて、統合ビルドとプロモート操作を実行します。
CrossPlatformBuild レコードには、少なくとも 1 つの SCLMBuild または CCBuild 子レコードが関連付けられている必要がありますが、複数の子レコードを持つことも可能です。CrossPlatformBuild レコードを作成する前に、作成する SCLMBuild または CCBuild レコードと共に使用するための少なくとも 1 つの SCLMBuildConfig または CCBuildConfig 構成レコードが必要です。
- とクリックします。
- とクリックします。
- [レコード タイプの選択] ウィンドウで、[Crossplatformbuild] をクリックし、[OK] をクリックします。
- [CrossPlatformBuild] ウィンドウで、[メイン] タブをクリックします。
- ClearQuest ID
- これは編集不能フィールドであり、作成する CrossPlatformBuild レコードの Rational ClearQuest® ID が表示されます。
- 状態
- これは編集不能フィールドであり、作成するレコードのビルド状態が表示されます。
新規レコードは、Submitted 状態で作成されます。
- 見出し
- この親ビルド レコードの分かりやすい見出しを入力します。
- 説明
- この親ビルド レコードの分かりやすい説明を入力します。
- オプション: [値] ボタンをクリックし、[デフォルトとして保存] をクリックすることによって、将来 CrossPlatformBuild レコードを作成するときのために、[見出し] 項目と [説明] 項目をデフォルトとして保存できます。これらのデフォルトを保存することによって、将来 CrossPlatformBuild レコードを作成する際に、[値] ボタンをクリックし、[デフォルトのロード] をクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- オプション: [ロード] ボタンの横の矢印をクリックし、[新規] を選択することによって、将来 CrossPlatformBuild レコードを作成するときのために、[見出し] 項目と [説明] 項目をデフォルトとして保存できます。
次に、[新規レコード テンプレート] ウィンドウでそのテンプレートに名前を付け、[OK] をクリックします。
[CrossPlatformBuild] ウィンドウで、[ロード] ボタンの横の矢印をクリックし、[デフォルトとして保存] を選択します。これらの項目を保存することによって、将来 CrossPlatformBuild レコードを作成する際に、デフォルトが保存されているテンプレートを [テンプレート] リストから選択し、[ロード] ボタンをクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- [ビルド レコード] タブをクリックします。
- SCLMBuild レコードを作成するため、[SCLMBuild] ペインで [新規] ボタンをクリックします。
注: [見出し]
フィールドと [説明] フィールドを除き、このレコードの編集可能フィールドでは
使用中の文字セットに関わらず ASCII 文字しか使用できません。
この制限は、z/OS で稼働する SCLM 統合のサーバー コンポーネントの制限によるものです。
- [SCLMBuild] ウィンドウで、[メイン] タブをクリックします。
- ClearQuest ID
- これは編集不能フィールドであり、作成する SCLMBuild レコードの Rational ClearQuest ID が表示されます。
- 状態
- これは編集不能フィールドであり、作成する SCLMBuild レコードのビルド状態が表示されます。新規レコードは、Submitted 状態で作成されます。
- 見出し
- この SCLMBuild レコードの分かりやすい見出しを入力します。
- 説明
- この SCLMBuild レコードの分かりやすい説明を入力します。
- [SCLM] タブをクリックします。
- CrossPlatformBuild 親
- これは編集不能フィールドであり、作成中の SCLMBuild レコードを関連付ける親レコードの Rational ClearQuest ID が表示されます。ただし、これらの ID は、親レコードの作成が完了するまでは表示されません。
- 構成
- [構成] フィールドから、この SCLMBuild レコードと共に使用する SCLMBuildConfig レコードの名前を選択します。
- バッチ
- このレコードをバッチ モードで実行するために作成したい場合、[バッチ] をオンにします。オンライン モードで実行するレコードを作成する場合は、このフィールドをクリアしておきます。バッチ モードは、多数のファイルをビルドする場合、または長いビルドを実行する場合に使用します。
- グループ
- 修正されたアプリケーション データを収容する SCLM グループの名前を入力します。複数のグループを階層で入力するには、各グループ名をコンマで区切って、低位から高位への順に入力します。これらは、プロモート元のグループであり、プロモート先のグループではないことに注意してください。従って、階層中で最も上位のグループを入力する必要はありません。
たとえば、グループ DEV1、TEST、RELEASE を含むグループ階層の場合、このフィールドに「DEV1, TEST」と入力すると、プロジェクト階層の最上位への SCLM 成果物に対するビルド操作とプロモート操作を追跡できます。
- タイプ
- SCLM パッケージ メンバのタイプを指定する SCLM タイプの名前を入力します。
- メンバ
- アクションの対象である SCLM パッケージ メンバの名前を入力します。
- オプション: [値] ボタンをクリックし、[デフォルトとして保存] をクリックすることによって、将来 SCLMBuild レコードを作成するときのために、この SCLMBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。これらの項目をデフォルトとして保存することによって、将来 SCLMBuild レコードを作成する際に、[値] ボタンをクリックし、[デフォルトのロード] をクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- オプション: [ロード] ボタンの横の矢印を選択し、[新規] を選択することによって、この SCLMBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。次に、[新規レコード テンプレート] ウィンドウでそのテンプレートに名前を付け、[OK] をクリックします。
[SCLMBuild] ウィンドウで、[ロード] ボタンの横の矢印をクリックし、[デフォルトとして保存] を選択します。これらの項目を保存することによって、将来 SCLMBuild レコードを作成する際に、デフォルトが保存されているテンプレートを [テンプレート] リストから選択し、[ロード] ボタンをクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- [OK] をクリックして SCLMBuild レコードを作成します。 このレコードが、[SCLMBuild] ペインに表示されます。
注: 新しく作成した子レコードは、このペインで ID をダブルクリックし、[アクション] ボタンをクリックしてから [Modify] をクリックすれば編集できます。
- CCBuild レコードを作成するため、[CCBuild] ペインで [新規] ボタンをクリックします。
- [CCBuild] ウィンドウで、[メイン] タブをクリックします。
- ClearQuest ID
- これは編集不能フィールドであり、作成する CCBuild レコードの Rational ClearQuest ID が表示されます。
- 状態
- これは編集不能フィールドであり、作成する CCBuild レコードのビルド状態が表示されます。
新規レコードは、Submitted 状態で作成されます。
- 所有者
- この CCBuild レコードの所有者を選択します。
- 見出し
- この CCBuild レコードの分かりやすい見出しを入力します。
- 説明
- この CCBuild レコードの分かりやすい説明を入力します。
- [ClearCase] タブをクリックします。
- [CCBuild] ウィンドウで、[ClearCase] タブをクリックします。
- CrossPlatformBuild 親
- これは編集不能フィールドであり、作成中の CCBuild レコードを関連付ける親レコードの Rational ClearQuest ID が表示されます。ただし、これらの ID は、親レコードの作成が完了するまでは表示されません。
- 構成
- [構成] フィールドから、この CCBuild レコードと共に使用する CCBuildConfig レコードを選択します。
- オプション: [値] ボタンをクリックし、[デフォルトとして保存] をクリックすることによって、将来 CCBuild レコードを作成するときのために、この CCBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。これらの項目をデフォルトとして保存することによって、将来 CCBuild レコードを作成する際に、[値] ボタンをクリックし、[デフォルトのロード] をクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- オプション: [ロード] ボタンの横の矢印を選択し、[新規] をクリックすることによって、将来 CCBuild レコードを作成するときのために、この CCBuild レコードの項目をデフォルトとして保存できます。次に、[新規レコード テンプレート] ウィンドウでそのテンプレートに名前を付け、[OK] をクリックします。
[CCBuild] ウィンドウで、[ロード] ボタンの横の矢印をクリックし、[デフォルトとして保存] を選択します。これらの項目を保存することによって、将来 CCBuild レコードを作成する際に、デフォルトが保存されているテンプレートを [テンプレート] リストから選択し、[ロード] ボタンをクリックすれば、レコードのフィールドを入力することができます。
- [OK] をクリックして CCBuild レコードを作成します。 このレコードが、[CCBuild] ペインに表示されます。
注: 新しく作成した子レコードは、このペインで ID をダブルクリックし、[アクション] ボタンをクリックしてから [Modify] をクリックすれば編集できます。
- オプション: この親レコードの項目をデフォルトとして保存できます。ただし、子レコードと関連付けられている親レコードのデフォルトを保存すると、それらのデフォルトから作成された新しい親レコードは、元の親レコードと関連付けられていた子レコードにリンクされたままになることに注意してください。ビルド レコード (子ビルド レコードも含む) は再利用できないので、新しい親レコードに子レコードを関連付けた後には、デフォルトを保存しないことをお勧めします。
その代わりに、ここでデフォルトを保存し、将来それらを使用して新しい親レコードを作成し、その親レコードを編集して新しい子ビルド レコードと関連付けるという方法があります。
- この親レコードを完了するため、[CrossPlatformBuild] ウィンドウで [OK] をクリックします。
これで、1 つの SCLMBuild 子レコードと 1 つの CCBuild 子レコードを含む CrossPlatformBuild 親レコードの作成の手順が完了しました。
次のステップでは、この親レコードを使用してビルドを実行します。