このトピックでは、パフォーマンスを微調整するために Rational® ClearQuest® Web 用に変更することができる、CM サーバーの MBean 属性について説明します。
ClearQuest Web 用の CM サーバーの MBean 属性には、ほとんどのデプロイメントに適したデフォルト値があります。
ClearQuest Web を使用する際は、CM サーバーの MBeans にあるオプションのいくつかを変更して、パフォーマンスを微調整することもできます。
例えば、一部の環境では、バックエンド プロセスに対して比較的高いしきい値と長い実行時間を許容しているため、これらのプロセスで必要になるリサイクルの頻度は低くなります。
ClearQuest Web アプリケーションには、CM サーバーの MBeans にある一部のオプションへの管理インターフェイスが用意されています。以下のオプションを微調整するには、[サイトの管理 (Site Administration)] ダイアログ ボックスの [CM サーバー オプション (CM Server Options)] タブを使用します。
- セッション タイムアウト
- ユーザー セッションのタイムアウトまでの存続時間 (秒単位)。
- サーバーの作業スレッド数 (Server work thread count)
- ClearQuest RPC サーバーが要求の処理に使用するワーカー スレッドの数。
- アクティブ HTTP セッションのしきい値 (Active HTTP session threshold)
- 単一の ClearQuest RPC サーバーが処理可能なセッションの数。
このしきい値を超えると、追加の要求を処理するための新しい ClearQuest RPC サーバーが作成されます。
- アクティブ サーバーの最大数 (Maximum active servers)
- ClearQuest RPC サーバーの許容最大数。
- サーバー リサイクルの HTTP セッション限度 (Recycle server HTTP session limit)
- リサイクルされるまでに ClearQuest RPC サーバーが処理可能なセッションの最大数。
- サーバー リサイクルの存続時間の限度 (Recycle server lifetime limit)
- ClearQuest RPC サーバーがリサイクルされるまでの最大存続時間 (秒単位)。
- サーバー リサイクルの ONC RPC 呼び出しの限度 (Recycle server ONC RPC call limit)
- リサイクルされるまでにバックエンド ClearQuest RPC サーバーが処理可能な ONC RPC 要求の最大数。
これらのオプションは、WebSphere の wsadmin コマンド行ツールと Jacl スクリプトを使用して、CM サーバーの MBean 属性を修正することによって変更することもできます。