ベース アクションとは、プライマリ アクションまたは最上位アクションによって起動される 2 次アクションです。ベース アクションは、そのレコード タイプのほかのアクション (例えば、ネストされたアクション、初期化、アクセス制御、検証、コミット) によって自動的に起動されます。
ベース アクションでは、アクション フックを一度だけコーディングし、それを複数のアクションで再使用することが可能です。例えば、ベース アクションをコーディングして電子メールを送信する通知フックを追加すると、当該レコードに対して任意のアクションが実行されるときに電子メールが送信されるようになります。
アクションの各ステップ (初期化、アクセス制御、検証、コミット、通知) が、そのレコード タイプのすべてのベース アクションのフックを実行し、それに続けて、メイン アクション自体のフックを実行します。
ベース アクションは、ユーザーが直接開始することはできないので、[アクション] メニューに表示される実行可能なアクション リスト内には表示されません。
1 つのレコード タイプに対して複数のベース アクションがある場合もあります。一部のベース アクションは、パッケージのアプリケーションによってスキーマに追加できます。
1 つのレコードに複数のベース アクションがある場合、それらの実行順序は決まっていませんが、常にそれらを起動したメイン アクションより先に実行されます。