スキーマ リポジトリ (マスター データベース) オブジェクトを使用すると、特定の種類のメタデータを取得および設定することができます。次の図は、所定の AdminSession から操作可能なこれらのオブジェクトを示したものです。

- スキーマ リポジトリ オブジェクト
- 説明
- AdminSession オブジェクト
- AdminSession オブジェクト は、スキーマ リポジトリへのアクセスに使用します。(これは、ユーザー データベースへのアクセスに Session オブジェクトを使用する場合と類似しています。)
- Database オブジェクト
- ユーザー データのデータベース (障害レポートなど)。
- Schema オブジェクト
- スキーマ リポジトリの各スキーマは、SchemaRev オブジェクトによって示されます。スキーマをプログラム ベースで変更することはできません。スキーマへの変更には、Rational® ClearQuest® Designer を使用します。
Schema オブジェクトは、データベースのアップグレードに使用できるスキーマ リビジョンのリストを提供します。
- SchemaRev オブジェクト
- スキーマ リポジトリのスキーマ リビジョンは、それぞれ SchemaRev オブジェクトによって示されます。SchemaRev オブジェクトをプログラム ベースで変更することはできません。
スキーマへの変更には、Rational ClearQuest Designer を使用します。
- Group オブジェクト
- スキーマ リポジトリの各ユーザー グループは、Group オブジェクトによって示されます。このオブジェクトには、グループに属するユーザー、グループが登録されているデータベースなど、基本的なグループ情報が含まれます。
- User オブジェクト
- スキーマ リポジトリの各ユーザー アカウントは、User オブジェクトによって示されます。このオブジェクトには、ユーザーが登録されているグループおよびデータベースなど、ユーザーのプロファイル情報が含まれます。
- PackageRev オブジェクト
- PackageRev は、パッケージの各バージョンに関する情報を含んだオブジェクトです。
Rational ClearQuest パッケージは、バージョン ベースのパッケージです。
パッケージは、現在 API では表示されません。
SchemaRev オブジェクトには、スキーマの各バージョンに関する情報が含まれます。
Rational ClearQuest スキーマは、バージョン ベースのメカニズムを使用します。
スキーマには、複数のバージョンが関連付けられています。