インポート スキーマの作成

Rational® ClearQuest® データベースに データをインポートする前に、インポートするデータをサポートするインポート スキーマを作成するか、 サポートするように既存のスキーマを修正します。

インポート操作が 確実に成功するように、インポート スキーマを作成するときは、 次の問題点に注意してください。

データ型はデータがインポートされるときに確認されます。インポートするレコードに サポートされないデータ型が含まれる場合は、そのデータ型を サポートされるほかのデータ型にマッピングできます。「サポートされるデータ型」を参照してください。

詳細については、「Rational ClearQuest スキーマ」と「スキーマのカスタマイズ」を参照してください。

重複レコード

重複レコードをインポートする場合は、インポート スキーマに Duplicate タイプのアクションを設定する必要があります。 さらに、Duplicate 状態と Duplicate 状態に変更される前のレコードの状態も 設定する必要があります。

レコード フォームには、重複レコードの表示と修正をサポートする コントロールが必要です。親レコードの ID を表示するには、重複元コントロールを使用します。 重複レコードの ID を表示するには、重複先コントロールを使用します。 例については、任意の事前定義スキーマで、Defect レコード タイプの [重複先] タブを 参照してください。

元のレコード ID

Rational ClearQuest ソフトウェアは、 インポートした各レコードに新規レコード ID を割り当てます。

インポート スキーマには、 元のレコード ID 用のフィールドを設定する必要があります。元のレコード ID は、 重複レコード、履歴、添付ファイルのインポート時と、既存のレコードの更新時に、 データ保全性を維持するために使用します。また、親/子リンクを 再作成するときにも使用します。クエリー内で元のレコード ID を使用して、 レコードを検索することもできます。

エクスポート ウィザードを使用して、 別の Rational ClearQuest データベースからデータをエクスポートする場合は、 インポート ファイルの ID フィールドを元の (旧) レ コード ID フィールドにマッピングします。


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