顧客の問題に関連したレコードの表示、新しい問題の登録、関連する他の共用情報の表示のために、Rational® ClearQuest® 内部データベースへの顧客アクセスを許可すると便利な場合があります。 同時に、ある会社の顧客ユーザーに別の会社の情報が表示されないようにすることも重要です。
このシナリオでは、顧客の会社の各ユーザーが、会社の内部データベース内に独自の個人用クエリー フォルダを持っています。また、共用クエリー フォルダには、顧客の会社のすべてのユーザーが共有する 1 つのフォルダもあります。
セキュリティ管理者は次の手順を実行します。
結果: CompanyAUsers のメンバーである顧客ユーザーは、個人用クエリー フォルダと CompanyAFolder を表示でき、それぞれのフォルダの内容も表示できます。 顧客ユーザーが CompanyAFolder に対する読み書き可能権限を持っている場合は、このフォルダとそのサブフォルダの項目を作成および変更することもできます。
この代替のワークフローでは、顧客ユーザーは 2 つのグループに分けられます。その 1 つには一般エンド ユーザーが含まれ、もう 1 つには、会社フォルダ CompanyAFolder を管理する権限を持つエンド ユーザーが含まれます。一般エンド ユーザーは CompanyAFolder に対する読み取り専用アクセス権を持ち、選択されたユーザーは読み書き可能アクセス権を持ちます。
セキュリティ管理者は次の追加手順を実行します。
結果: CompanyAAdmin のメンバーであるユーザーは CompanyAFolder の内容を変更できますが、CompanyAUsers だけのメンバーであるユーザーは変更できません。