稀に、複製が破損する場合があります。
こうした破損は、通常、ハードウェアの障害 (ディスクの破損など)、ソフトウェアの障害 (OS レベルのファイル システムの破損など)、人為的なミスが原因で発生します。
複製を作成していないデータベースが破損した場合には、最新のバックアップからの復元を行い、開発作業を再開します。
バックアップを行ってから障害が発生するまでの間に行われた変更は、リカバリできません。
同様に、複製が破損した場合も、最新のバックアップからの復元を行うことができます。
ただし、その結果、以下のような状態になります。
- バックアップを行ってから障害が発生するまでの間に行われたいくつかの作業は、リカバリできない可能性があります。
更新パケットで他の複製に送信された操作がある場合は、それらの取得とインポートを行う必要があります。
- 復元された複製は無効です。
復元された複製の開発を続行する前に、そのファミリー内の他の複製とこの複製を整合させる必要があります。整合性の再確立に失敗すると、回復不可能な損傷を招く可能性があります。
この手順は大変な労力を要するため、重大な損傷が発生した場合が対象となります。
(例えば、複製が含まれているディスクが使用不可の場合など。)