GSKit iKeyman ユーティリティを使用して、LDAP サーバーの証明書のうち、トラステッド CA の証明書を保管する鍵データベース ファイルを作成します。
iKeyman ユーティリティを使用するには、JAVA_HOME 環境変数を設定する必要があります。「JAVA_HOME 環境変数の設定」を参照してください。
このトピックでは、パス指定に以下の変数が使用されています。
- RATIONAL_COMMON
- Rational 共通ファイルがインストールされるディレクトリ
鍵データベース ファイルを作成するには、管理コンピュータ上で、以下のステップを行います。
- Windows® エクスプローラで、¥Program Files¥IBM¥GSK7¥bin ディレクトリに進み、gsk7ikm.exe をダブルクリックします。iKeyman GUI が開きます。
- とクリックします。[New] ウィンドウが開きます。
- [Key database type] リストの中で [CMS] を選択します。
- [File Name] フィールドに、鍵データベース ファイルの名前を入力します。
Rational® ClearQuest® は、実行時に、いくつかの方法で鍵データベース ファイルを検索できます。他のすべての方法が失敗した場合、ClearQuest は、デフォルトの位置で、ldapkey.kdb という名前の鍵データベース ファイルを検索します。
- Windows の場合:
- install-drive:¥%RATIONAL_COMMON%
- UNIX システムおよび Linux の場合:
- /$RATIONAL_COMMON
ClearQuest が鍵データベース ファイルをどのように検索するかについて詳しくは、「鍵データベース ファイルの配布」を参照してください。
- [Location] フィールドに、鍵データベース ファイルが含まれているディレクトリのパス名を入力します。[OK] をクリックします。[Password Prompt] ウィンドウが開きます。
- [Password] と [Confirm Password] フィールドに、鍵データベース ファイルにアクセスするためのパスワードを入力します。
- [Stash the password to a file?] チェック ボックスを選択します。これにより、パスワードの暗号化されたバージョンが拡張子 .sth のファイルに保管されます。Ikeyman ユーティリティは、ファイルを鍵データベース ファイルと同じ位置に格納し、鍵データベース ファイルと同じルート名を使用します。たとえば、鍵データベース ファイルに ldapkey.kdb という名前を付けると、パスワード スタッシュ ファイルは ldapkey.sth です。
- [OK] をクリックします。