複製作成パケットをインポートする場合は、既存の製造元データベースに未加工データをインポートします。
複製作成パケットにはデータベースは含まれません。複製作成パケットには、データベースを形成するメタ データとレコード データが含まれています。
パケットは製造元に対して固有でなく、サポートされている製造元データベースからスキーマ リポジトリまたはユーザー データベースを作成する場合に使用できます。
複製をインポートする場合は、以下の制限事項とガイドラインを考慮してください。
- エクスポート コマンドで使用したサイト名を使用する必要があります。複製作成パケットをインポートする場合は、サイト名を変更できません。
- 当初、multiutil コマンドを使用して複製にアクセスできるのは、mkreplica -import コマンドを初めて実行したコンピュータのみです。以降に別のコンピュータで multiutil コマンドを実行する場合は、複製にアクセスするようにコンピュータを構成する必要があります。
複製作成パケットをインポートするには、mkreplica -import コマンドを実行して、作成した空の製造元データベースに複製データをインポートします。インポートしているスキーマ リポジトリとユーザー データベースの両方に対して、データベース パラメータとログイン情報を入力します。
複製の追加
既存サイトに新しいユーザー データベースの複製を追加する場合、スキーマ リポジトリの製造元データベースを作成する必要はありません。
新しい複製の所属が同じである場合に mkreplica -import コマンドを実行すると、その新しい複製と、サイト内の既存のスキーマ リポジトリが関連付けられます。