開発者の役割は、開発者、テスト担当者、または情報作成者が果たすことができます。
開発者の役割は、システムのある部分の開発を行うことです (アーキテクチャに合うような設計なども含む)。場合によっては、ユーザー インターフェースのプロトタイプ化や、ソリューションの一部であるコンポーネントのインプリメント、単体テスト、統合などを担当する場合もあります。
開発者の役割は、割り当てられたアクティビティ レコードで作業し、そのアクティビティで作業を完了します。開発者、テスト、文書評価の役割は、すべて関連するアクティビティで作業し、タスクを完了します。ALM アクティビティの共通タイプは以下のとおりです。
- 開発者: 開発者は問題に取り組み解決します。開発者アクティビティには、作業しているファイルを含む ChangeSet と、アクティビティが完了されたときの要求解決の説明が含まれます。
- テスト: テスト担当者は、開発者のアクティビティをテストして、適格とすることで、テスト アクティビティの作業を行います。それぞれのテスト アクティビティには、すべてのテストの情報と結果が含まれます。
- 文書評価: 情報作成者が、開発者アクティビティに関連付ける必要がある文書を評価することによって、文書評価アクティビティの作業を行ないます。文書評価アクティビティには、タスクの完了の一部として文書化が必要かどうかの指示が含まれます。
いずれのタイプのアクティビティにも、コメント、質問、および応答を追加することができます。
開発者アクティビティの開始点はオープン状態です。
アクティビティを確認した後、開発者は、現在の振る舞いが設計どおりである場合、修正しない場合、またはその他の適切な理由がある場合に、アクティビティを完了することができます。開発者は、すぐに解決できない問題であるために即座に作業に入らない場合は、アクティビティをオープン状態にしたままにしておき、作業するときにアクティブ化します。アクティビティでの作業を完了したら、アクティビティを Completed 状態に移動することができます。
開発者の役割で承認される可能性のあるアクションには、以下のアクションがあります。
- ALMActivity アクション: アクティブ化、完了、削除、インポート、修正、オープン、QuestionOrComment、再オープン、ReadyToWaiting、登録、作業
- ALMBaseline アクション: 修正、登録
- BTBuild レコード アクション: 完了、削除、失敗、修正、再登録、リタイヤ、登録