サーバーで Crystal Reports レポートを実行する場合の構成

ClearQuest バージョン 7.1 では、Crystal Reports で作成されたレポートを実行する最新モデルが導入されています。Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーは、ClearQuest の変更管理サーバー上での Crystal Reports レポートの実行をサポートする、新しい Web アプリケーションです。

ClearQuest Eclipse クライアントを使用して、変更管理サーバー上での Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーを用いたレポートを実行する場合、管理者は、Eclipse クライアントで使用するデータベース プロファイルと一致したデータベース プロファイルを組み込むようにレポート サーバーを構成する必要があります。 例えば、Eclipse クライアントで、7.1.0 というスキーマ リポジトリと SAMPL というデータベースが関連付けられたレポートを実行する場合、Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーから同じスキーマとデータベースにアクセスする必要があります。

管理者は、レポート サーバーを構成して、デフォルトの変更管理サーバーを指定することもできます。この場合、変更管理サーバーに、Eclipse クライアントで使用したデータベース プロファイルと同じデータベース プロファイルが組み込まれている必要があります。管理者は、以下のディレクトリにある Crystal Reports 用 ClearQuest レポート サーバーの構成ファイル crconfiguration.properties 内で、変更管理サーバーを変更することができます。
$Rational_Common%¥CM¥profiles¥cmprofile¥installedApps¥WebSphereAppServer-cell¥RationalClearQuestWebReport.ear¥CQWebReportModule.war¥WEB-INF¥classes
ここで、各変数の定義は以下のとおりです。
%RATIONAL_COMMON%
Rational の共通インストール ディレクトリ
WebSphereAppServer-cell
WebSphere Application Server セルのディレクトリ

Crystal Reports 用の ClearQuest レポート サーバーを使用して、変更管理サーバー上でレポートを実行する前に、Eclipse クライアントを構成してください。


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