バージョンの比較およびマージ
Rational ClearCase を使用した Visual Studio での変更の管理  

バージョンの比較およびマージ

開発ストリーム内のどのバージョンを変更した場合でも、同じエレメントのバージョンがほかのチーム メンバーによって変更されてデリバーされた場合は、そのデリバーされたバージョンを含むベースラインに対するリベースを行うときに、それぞれ異なるバージョンをマージする必要があります。

デリバー操作の場合と同様に、Rational® ClearCase® では、競合しない差分はすべてマージされます。開発作業域内の対応するバージョンと競合する変更がベースラインのバージョン内にある場合は、競合する差分をどのように解決するかを決定するようプロンプトで指示されます。

競合するエレメントのバージョンをマージするには、次のようにします。

  1. Rational ClearCase ツールで表示されるプロンプトに従ってください。

すべての競合をマージし終わったら、リベース操作は続行されて完了します。これで、リベースをテストするためのファイルを作成し、デリバーされなかった作業が、新しいベースライン内の変更内容によって正常にビルドされることを確認することができます。

新しい UTF8 比較/マージ ツールを使用すると、UTF8 でエンコードされたファイルに対して、比較およびマージ操作を実行できます。 Microsoft® Visual Studio 環境では、UTF8 でエンコードされたファイルが utf8_file_delta タイプ マネージャに関連付けられているエレメント タイプである場合、 それらのファイルに対して比較/マージ操作を実行すると、この新しいツールが自動的に起動されます。