統一変更管理 (UCM) は、開発作業をプロジェクト内のアクティビティに関連付けます。
このトピックでは、UCM 開発サイクルの概要を説明します。
- UCM について
UCM (Unified Change Management: 統一変更管理) とは、ソフトウェア プロジェクト チームの作業の管理をサポートするプロセスです。
UCM では、Rational ClearCase と (オプションで) Rational ClearQuest を使用して、
ソフトウェア構成管理のタスクを自動化し、障害と変更の追跡を行います。
- UCM 作業域のセットアップ
UCM を使用するには、1 つまたは複数の作業域をセットアップする必要があります。
必要な作業域の数は、参加している UCM プロジェクトにあるストリームが 1 つか複数かによって異なります。
- フロント デスクでの ClearCase ビューの表示
フロント デスクの [ビュー] ページからは、ClearCase ビューおよびそれに関連した
Visual Studio プロジェクトに速やかにアクセスすることができます。
- ClearCase ビューを使った Visual Studio プロジェクトの管理
Microsoft Visual
Studio .NET 用の Rational ClearCase Client では、Visual Studio プロジェクトとそれに関連付けられた ClearCase ビューを管理するための操作を利用できます。
- UCM アクティビティの設定
UCM ビューでソース ファイルのチェックアウトや編集をする前に、ビューをアクティビティと関連付ける必要があります。
ビューをアクティビティに設定することによって、作成するソース ファイルのすべてのバージョンをアクティビティの変更セットに割り当てます。
- アクティビティの処理
アクティビティを処理するためには、ソース ファイルを変更し、変更をテストします。
プロジェクトが Rational ClearQuest を使用可能な場合、進行状況を伝えるために、変更依頼管理システムへの情報の入力が必要になる場合があります。
- アクティビティのデリバー
1 つ以上のアクティビティをプロジェクト チームで使用可能にする準備ができた時点で、作業域を準備します。
次にアクティビティをデリバーします。
- 新しいベースラインの作成
開発プロジェクト中に一定の間隔で、UCM 管理者によって、インテグレーション ストリームからの新規のベースラインが作成されて推奨されます。
- 作業域のリベース
適切な時点で、プロジェクト マネージャーはデリバー済みの開発の変更を組み込んでプロジェクトのインテグレーション ストリームにベースラインを作成します。
ベースラインのテストが完了した後、管理者によって推奨されたら、開発ストリームをリベースし、開発作業域を新規ベースラインに合わせて最新に保ちます。