Rational ClearQuest による管理とスキーマ開発の概要

Rational ClearQuest 内のアプリケーションのいずれかを開始するには、 [スタート] > [プログラム] > [IBM Rational] > [IBM Rational ClearQuest] > およびアプリケーションの名前 (Designer、メンテナンス ツール、ユーザー管理、 インポート ツールなど) をクリックします。これらのツールには、Rational ClearQuest for Windows クライアントからのみ アクセスできます。ただし、エクスポート ツールは、Rational ClearQuest Client または Rational ClearQuest Client for Eclipse のいずれかからアクセス可能です。

Rational® ClearQuest®のインストールが終了したら、ログオンします。ログオンするには、ユーザー名に「admin」と入力し、パスワード フィールドを空白のままにして [OK] をクリックします。

各ツールのユース ケースは、役割別の次のヘルプ コンポーネントのいずれかに記述されています。

管理アカウントのパスワードの設定

初めて Rational ClearQuest をインストールする場合は、スーパーユーザー権限を持つ、デフォルトの admin アカウントを使用できます。このアカウントを使用して、 Designer、メンテナンス ツール、インポート ツール、エクスポート ツールを含む、すべての Rational ClearQuest 管理ツールにアクセスできます。ただし、このデフォルト admin アカウントを使用すると、パスワードなしでログオンできます。

セキュリティ上の理由から、ユーザー管理ツールを使用して、このデフォルト admin アカウントにパスワードを設定することをお勧めします。

詳しくは、Rational ClearQuest 管理オンライン ヘルプの「ユーザーの管理」を参照してください。

ツールバー、パレット、メニュー、ショートカット

Designer 以外のほとんどの Rational ClearQuest 管理ツールでは、1 つのウィンドウに、主要なツール アイコンとコントロールが表示されます。

Designer には、ツールバー、パレット、動的メニュー、キーボード ショートカットを使用してアクセスできる、さまざまな機能が用意されています。ただし、これらのアイテムは常に表示されているわけではありません。管理アクティビティを開始する前に、Designer での操作やアクションの実行に使用する、これらの機能について知っておく必要があります。

ツールバーの用途

Designer には、2 つのツールバーがあります。

パレットの用途

Designer には、コントロールの作成とそのフォームへの追加に使用するパレットが 2 つあります。

メニューの用途

Designer では、このプログラムの プルダウン メニューからほとんどの機能とコマンドを使用できるようになっています。メニュー オプションは、使用する Designer 機能によって変わります。例えば、フォームを表示すると、[編集] メニューと [表示] メニューが変更され、そのフォームに適用される新しいメニューになります。

ポップアップ メニューの用途

クリックされた項目のポップアップ メニューを表示するには、グリッド内のセル、フォーム コントロール、[確認の出力] ウィンドウ内のエラー メッセージ、ワークスペース内の項目のいずれかを右クリックします。 一部のメニュー オプションと、操作時間を短縮するための機能は、ポップアップ メニューだけにあります。 例えば、デフォルトのレコード タイプを設定する機能は、レコード タイプのポップアップ メニューだけにしかありません。

キーボード ショートカットとマウス操作

Designer には、次のキーボード ショートカットとマウス操作が使用できます。

表 1. キーボード ショートカット
キー 結果
[ファイル] メニュー  
Ctrl + O [スキーマを開く] ウィザードを表示します。
Ctrl + K [チェックアウト] ウィンドウを表示します。
Ctrl + I スキーマを確認し、[チェックイン] ウィンドウを表示します。
Ctrl + U スキーマのチェックアウトを取り消し、そのスキーマを Designer から削除します。
Ctrl + D スキーマの変更を確認します。
Ctrl + P [印刷] ウィンドウを表示します。
[編集] メニュー  
Ctrl + X 選択された項目を削除します。
Ctrl + C 選択された項目を作業中のウィンドウからクリップボードにコピーします。
Ctrl + V 最後にクリップボードにコピーされた項目を作業中のウィンドウに貼り付けます。
Ctrl + R 選択された項目のプロパティ ウィンドウを表示します。
Del 選択された項目を削除します。
Ctrl + Z 前回のアクションを取り消します。
Ctrl + Shift + Right 選択されたコントロールを横方向に等間隔に並べます。
Ctrl + Shift + Down 選択されたコントロールを縦方向に等間隔に並べます。
F9 選択されたコントロールを縦方向の中央揃えにします。
Shift +F9 選択されたコントロールを横方向の中央揃えにします。
[フォーム レイアウト] メニュー  
F7 内容に基づいてコントロールのサイズを設定します。
Ctrl + [←] 選択されたコントロールの左端を揃えます。
Ctrl + [→] 選択されたコントロールの右端を揃えます。
Ctrl + [↑] 選択されたコントロールの上端を揃えます。
Ctrl + [↓] 選択されたコントロールの下端を揃えます。
Ctrl + E 選択されたコントロールの高さと幅を同じサイズに設定します。
キーボード アクセラレータ  
F1 選択された項目または作業中のウィンドウのヘルプを表示します。
[→] 選択された項目を展開します。
[←] 選択された項目を折りたたみます。
キーパッド * 選択された項目のブランチをすべて展開します。
キーパッド + 選択された項目を展開します。
キーパッド - 選択された項目を折りたたみます。
[↓] グリッド内の次の行、またはワークスペース内の次の項目に移動します。
[↑] グリッド内の前の行、またはワークスペース内の前の項目に移動します。
[←] グリッド内で 1 つ左のセルに移動します。
[→] グリッド内で 1 つ右のセルに移動します。
Ctrl + クリック 項目 (グリッド内のセルなど) を不連続に選択します。
表 2. マウス操作
マウス操作  
ダブルクリック グリッドまたはフォーム コントロール内のセルをダブルクリックすると、プロパティ ウィンドウが表示される場合があります。
ドラッグ アンド ドロップ [フィールド リスト] ウィンドウのフィールドをフォーム コントロールにドラッグ アンド ドロップします。
右クリック グリッド内のセル、フォーム コントロール、[確認の出力] ウィンドウ内のエラー メッセージ、ワークスペース内の項目のいずれかを右クリックすると、クリックされた項目のポップアップ メニューが表示されます。

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