WebSphere Community Edition のリリース情報

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リリース情報

1.0 既知の問題と回避方法
   1.1 ターゲット・ランタイム設定を WebSphere Application Server Community Edition V1.1 から切り替える
   1.2 プロジェクトのランタイムを WebSphere Community Edition V1.1 にリターゲットした後、プロジェクトがサーバー上で実行されなくなる

1.0 既知の問題と回避方法

1.1 ターゲット・ランタイム設定を WebSphere Application Server Community Edition V1.1 から切り替える

Community Edition Deployment V1.1 ファセットを J2EE プロジェクトへ適用した後は、このファセットを除去したりアンインストールしたりすることはできません。これは、実行時にターゲットを別のサーバー (WebSphere® Application Server V6.1 など) に切り替えようとする場合に制限事項になります。

回避方法

  1. ファイル」>「エクスポート 」>「J2EE」>「EAR」ファイルを選択し、EAR エクスポート・ツールを使用して、WebSphere Application Server Community Edition をターゲットとするすべてのプロジェクトをエクスポートします。
    ヒント: 「プロジェクト交換」を使用して EAR ファイルをエクスポートまたはインポートしないでください。そのような操作によって、同じ問題が発生します。
  2. ファイル 」>「インポート」>「J2EE 」>「EAR」ファイルを選択し、EAR ファイルをインポートします。
    ヒント: ワークスペース内でプロジェクト名が重複しないようにするには、インポート・ウィザードを使用して、EAR ファイルを別のワークスペースにインポートするか、または、EAR とその子プロジェクトの名前を変更します。
  3. インポート・ウィザードの「ターゲット・ランタイム」に、新規のターゲット・サーバー・ランタイムを指定します。

1.2 プロジェクトのランタイムを WebSphere Community Edition V1.1 にリターゲットした後、プロジェクトがサーバー上で実行されなくなる

プロジェクトのランタイムを WebSphere Community Edition Server V1.x にリターゲットすると、プロジェクトはサーバー上で正常に実行されなくなります。

この問題は、Community Edition Deployment ファセットがプロジェクトに追加されないために起こります。

回避方法: WebSphere Community Edition Server v1.x にリターゲットする各プロジェクトごとに、プロジェクトの「プロパティー」ウィンドウを開き、Community Edition Deployment ファセットを追加します。このファセットは、プロジェクトを WebSphere Community Edition サーバーで正常に実行するために必要です。