Rational® ClearCase サーバーのリリース情報

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リリース情報

1.0 制限
   1.1 「チェックアウトするバージョンの確認」ダイアログ・ボックスの問題

1.0 制限

1.1 「チェックアウトするバージョンの確認」ダイアログ・ボックスの問題

ClearCase® の成果物をチェックアウトするとき、以降のマージを回避するために最新バージョンをチェックアウトするかどうかを確認するダイアログ・ボックスが表示される場合があります。これは、同じ祖先バージョンに基づくより新しいバージョンの成果物がすでに他のユーザーによってチェックインされているために発生します。この確認に対する応答では、必ず「いいえ」を選択する必要があります。通常、モデルは複数の物理的成果物 (モデル・ファイルまたはフラグメント・ファイル) から構成されていますが、「はい」を選択すると、矛盾するパーツから構成されるモデルが即時に作成されます。これによって、モデルは破壊されやすくなります。モデルの中間にあるフラグメント (つまり、子フラグメントを持つ) の場合、モデルのブランチ全体が破損することがあります。フラグメント・ファイル間の関係は、相互の要素を参照するモデル間の関係よりも強固であり、 高レベルで相互依存しています。したがって、ClearCase からのチェックアウト時には細心の注意が必要です。

このことは、他のユーザーとストリームを共用している場合にのみ該当します。専用 UCM 開発ストリームにビューがある場合、ビューは常時同期されるため、このダイアログ・ボックスが表示されることはありません。

この要求を受諾した場合、即時にビュー全体を更新し、モデル全体を再度同期化する必要があります。