CBE イベントの属性名は、表 1 の行に従って Enterprise Console イベントの属性名に変換されます。表 1 にない属性名は Enterprise Console イベントにマップされません。
CBE イベント属性 |
Enterprise Console イベント属性 |
---|---|
CLASS |
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msg |
msg |
severity |
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date |
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repeat_count |
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source |
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sub_source |
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globalInstanceId (アクティブ・ルール・ベースに定義されている場合) |
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マップされません。 |
表 1. CBE と Enterprise Console イベント・フォーマット間の属性のマッピング
以下のセクションでは、各属性を CBE イベントから Enterprise Console イベントにマップする方法について詳しく説明します。
CLASS 属性にマップされます。CBE イベントに extensionName がない場合、 CLASS 属性は EVENT に設定されます。これは TEC イベント・クラスのデフォルト値です。
注:
CBE イベントに msg 属性と msgDataElement 属性の msgId フィールドの両方が設定されている場合、Enterprise Console の msg 属性は、これらの 2 つのフィールドが連結して設定され、値の構成は msgId: msg となります。
CBE イベントに msg 属性のみが設定されている場合、この属性が Enterprise Console イベント msg に直接コピーされます。
Enterprise Console イベント severity スロットはオプションのスロットで、 数値または事前定義のキーワード (UNKNOWN、HARMLESS、WARNING、MINOR、CRITICAL、および FATAL) のいずれかで表すことができます。重大度は以下のようにしてマップされます。
CBE の重大度が列挙されたリストで一致した場合、Enterprise Console イベントの severity スロットは CBE の重大度の数値に設定されます。
重大度が列挙されたリストにない場合、以下のマッピングが行われます。このマッピングは、Enterprise Console のデフォルトの重大度が変更されていない場合に最適に機能します。ただし、Enterprise Console のデフォルトの重大度に加え、カスタム重大度を定義することもできます。
Enterprise Console イベント repeat_count スロットに直接マップされます。
Enterprise Console イベント date スロットはオプションです。通常「MMM dd HH:mm:ss yyyy」というパターンになります。この値は、CBE creationTime のパターン「yyyy-MM-dd'T'HH:mm:ss」から作成されます。
注:
sourceComponentId は複合 CBE 属性、つまり、他の内部属性を含む属性です。内部属性は、 以下の表に従って Enterprise Console イベントの属性にマップされます。
CBE 属性 |
Enterprise Console 属性 |
---|---|
sourceComponentId.component |
source (CBE 属性に空ストリングまたは値「N/A」が含まれる場合、値は設定されません) |
sourceComponentId.subcomponent |
sub_source (CBE 属性に空ストリングまたは値「N/A」が含まれる場合、値は設定されません) |
sourceComponentId.location |
fqhostname (sourceComponentId.locationType が 「FQHostname」の場合のみ値が設定されます) |
sourceComponentId.location |
hostname (sourceComponentId.locationType が「Hostname」の場合のみ値が設定されます) |
sourceComponentId.location |
origin (sourceComponentId.locationType が「Devicename」の場合のみ値が設定されます) |
表 2. CBE イベントの sourceComponentId 属性から Enterprise Console イベントへのマッピング
注:
このフィールドがルール・ベースのイベント・クラスのタイプに存在する場合、このフィールドは CBE イベントから Enterprise Console イベントにコピーされます。