EIF WebSphere JMS プロバイダーは、Enterprise Console イベント・クラス定義を使用して、Common Base Event フォーマットのイベントを Enterprise Console イベント・フォーマットのイベントにマップします。
EIF WebSphere JMS プロバイダーが使用するイベント・クラス定義は、<was_profile_path>/eventext/tec_classes
ディレクトリーにインストールされ、Tivoli Enterprise Console サーバー・バージョン 3.9 のデフォルト定義を含んでいます。
Tivoli Enterpise Console サーバーのイベント・クラス定義を変更するたびに、EIF WebSphere JMS プロバイダーによって使用されるイベント・クラス定義をそれらの定義と同期させる必要があります。イベント・クラス定義を同期するには、以下のステップを実行します。
<was_profile_path>/eventext/tec_classes
内のすべてのファイルを削除します。 <$DBDIR>/tec/rb_dir/TEC_CLASSES
( <$DBDIR> は、TME setup_env スクリプトで設定される環境変数) 内のすべてのファイルを、すべての EIF WebSphere JMS プロバイダー・インストールのディレクトリー <was_profile_path>/eventext/tec_classes
にコピーします。
Tivoli Enterprise Console サーバーと EIF WebSphere JMS プロバイダーの両方で同一の Enterprise Console イベント定義のセットを使用する場合には十分に注意してください。そうしないと、EIF WebSphere JMS プロバイダーは、同一のイベント定義セットを使用しない場合に Tivoli Enterprise Console サーバーで処理されるイベントを抑止してしまうか、Tivoli Enterprise Console サーバーが理解できないイベントを転送してしまう可能性があります。
参照
JMS プロバイダーの構成
イベント・グループの構成
スクリプトを使用した EIF WebSphere JMS プロバイダーの構成
関連トピック
転送先 Tivoli Enterprise Console サーバーの変更
転送するイベントの選択
イベント・バッファリングの使用可能化
複数のサーバーへのイベントの転送
構成のスコープの変更