トレース診断の使用可能化
EIF WebSphere JMS プロバイダーを使用して問題をデバッグするために、ロギングおよびトレースを使用可能にすることができます。ロギングおよびトレースは、2 つのコンポーネント、つまり、JMS プロバイダー・コンポーネントと、EIF WebSphere JMS プロバイダーのイベント・コンバーターおよびフォワーダー・コンポーネントで使用可能にできます。
JMS プロバイダー・コンポーネントのトレース診断の使用可能化
JMS プロバイダー・コンポーネントのロギングおよびトレースを使用可能にするには、以下のステップを実行してください。
- WebSphere 管理コンソールで、「トラブルシューティング」>「ロギングおよびトレース」をクリックします。
- サービスのリストで、EIF WebSphere JMS プロバイダーがインストールされているサーバーをクリックします。
- 「ログ詳細レベルの変更」をクリックします。
- グループのリストで、com.ibm.wtci.* をクリックします。
- 使用可能にするトレース・タイプをクリックします。
- 「了解」をクリックして、構成を保管します。
トレース指定が更新され、選択したトレース・タイプが反映されます。例えば、EIF WebSphere JMS プロバイダーの JMS プロバイダー・コンポーネントのすべてのトレースをオンにするには、トレース指定を com.ibm.wtci.*=all にします。
ログ・ファイルは、WebSphere サーバー用に構成された場所に書き込まれます。
イベント・コンバーターおよびフォワーダー・コンポーネントのトレース診断の使用可能化
イベント・コンバーターおよびフォワーダー・コンポーネントのロギングおよびトレースを使用可能にするには、以下のステップを実行してください。
- WebSphere 管理コンソールで、「リソース・リスト (Resources List)」を展開します。
- 「JMS プロバイダー」>「汎用」をクリックします。
- EIF WebSphere JMS プロバイダーがインストールされているノードを選択して、ノードとなるリソースのスコープを選択します。
- 「EIF JMS プロバイダー (EIF JMS Provider)」>「JMS 接続・ファクトリー」>「TECQueueConnectionFactory」>「カスタム・プロパティー」>「LogLevel」をクリックします。
- プロパティーの値を「ALL」に設定してください。
- 「了解」をクリックします。
- 「TraceLevel」を選択します。
- プロパティーの値を「ALL」に設定してください。
- 「了解」をクリックします。
- 「LogFileName」を選択します。
- 必要に応じて、プロパティーの値を変更し、ログ・ファイルの場所と名前に設定します。
- 「了解」をクリックします。
- 「TraceFileName」を選択します。
- 必要に応じて、プロパティーの値を変更し、トレース・ファイルの場所と名前に設定します。
- 「了解」をクリックして、構成を保管します。
システムを再構成した場合は、EIF WebSphere JMS プロバイダー構成がインストールされているスコープを使用し、適切な JMS 接続ファクトリーを選択します。
構成変更を有効にするには、WebSphere Application Server を再始動する必要があります。
関連トピック
共通問題のトラブルシューティング
親トピック
概要