Web サービス・インターフェース定義

Enterprise Console Web サービス・アダプターは、「NotificationConsumer」サービス・ポートから「通知」操作をインプリメントします。このアダプターは、WS-Notification 1.0 と WS-Notification 1.3 の両方のフォーマットをサポートします。 メッセージには Common Base Event フォーマットのイベントが含まれている必要があります。

アダプターは、Web サービス要求がユビキタス SOAP over HTTP 機構によって送信されることを前提としています。

WS-Notification 1.0 サポートを使用するイベント・ソース

Enterprise Console Web サービス・アダプターは、以下のサービス・エンドポイント・アドレスを使用して、着信要求を listen します。

http://hostname:port/axis/services/NotificationConsumer10Soap

ここで、hostname は Enterprise Console Web サービス・アダプターがインストールされているマシンで、port はアダプターが listen するいずれかのポートです。

WS-Notification 1.0 フォーマットを使用するイベント・ソースを開発する場合は、<sdk_install_dir>/specs/wsn10 ディレクトリーにある Web サービス定義ファイル wsn10-wtci-1.0.0.wsdl を参照する必要があります。

WS-Notification 1.0 を使用する互換性のあるイベント・ソースでは、メッセージ・サンプルに示されている構造を持つメッセージを作成する必要があります。

WS-Notification 1.3 サポートを使用するイベント・ソース

Enterprise Console Web サービス・アダプターは、以下のサービス・エンドポイント・アドレスを使用して、着信要求を listen します。

http://hostname:port/axis/services/NotificationConsumer13Soap

ここで、hostname は Enterprise Console Web サービス・アダプターがインストールされているマシンで、port はアダプターが listen するいずれかのポートです。

WS-Notification 1.3 フォーマットを使用するイベント・ソースを開発する場合は、<sdk_install_dir>/specs/wsn13 ディレクトリーにある Web サービス定義ファイル wsn13-wtci-1.0.0.wsdl を参照する必要があります。

WS-Notification 1.3 を使用する互換性のあるイベント・ソースでは、メッセージ・サンプルに示されている構造を持つメッセージを作成する必要があります。


親トピック
アプリケーション開発

参照
Common Base Event 仕様 V1.0.1
WS-Notification 1.0 仕様
WS-Notification 1.3 仕様
SOAP 仕様