- インストール後、ストア・アンド・フォワード・エージェントが
AIX、バージョン 5.1、保守レベル 5100-02 上の管理サーバーへの登録に失敗する。
- AIX、バージョン 5.1 オペレーティング・システム、保守レベル 5100-02 上に
ストア・アンド・フォワード・エージェントをインストール後、ibmproxy サービスが
開始直後に停止するため、ストア・アンド・フォワード・エージェントを
管理サーバーに登録できません。この動作を解決するには、保守レベル 5100-03 の
AIX オペレーティング・システムをインストールしてください。
- 組み込み DB2 インストールの管理サーバーには、ポート 50000 が必要である。
ただし、ポート 50000 は SuSE SLES 8.0 オペレーティング・システムにも使用される。
-
注:
この項目および関連する次善策は、
IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 のインストールにのみ適用されます。この
フィックスパックでは新規管理サーバー・インストールは提供していません。
組み込み DB2 インストールを持つ管理サーバーが、
SuSE SLES 8.0 オペレーティング・システムのフレッシュ・インストールを持つ
コンピューターで実行されると、ポートの競合が発生することがあります。
SuSE SLES 8.0 オペレーティング・システムは /etc/services でポート 50000 を
要求しますが、そのポートは DB2 インスタンスも使用します。
その結果、DB2 インストールが停止します。この問題が発生すると、
次のエラーが /tmp/db2setup.his ファイルに表示されます。
ERROR:DBI1702E The specified service name or port number conflicts with
existing values in the TCP/IP services file.
このエラーを解決するためには、組み込み DB2 インストール付きの管理サーバー・インストールを
実行する前に、次の行をコメント化して /etc/services ファイルを編集してください。
mrt 50000/tcp # telnet interface of mrt programs
mrt 50000/udp # telnet interface of mrt programs
- トポロジー・レポートを IBM ホームページ・リーダーで表示およびナビゲートできない。
- トポロジーはアプレットであり、アプレットはホームページ・リーダーでは
サポートされていません。ただし、すべてのトポロジー・データはテーブル形式でも使用可能です。
IBM アクセシビリティー・チェックリストによって発表されたガイドラインに沿った、
テーブルでデータを表示できる機能により、トポロジーは視力に問題のあるユーザーにも
アクセス可能です。
テーブルは IBM ホームページ・リーダーで表示できます。
- IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 のインストールが、
Intel ベースの SLES 8.0 オペレーティング・システムを稼働する管理サーバー上で失敗する。
-
注:
この項目および関連する次善策は、
IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 のインストールにのみ適用されます。
このフィックスパックには新規管理サーバーのインストールは組み込まれていません。
IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 管理システムをインストールすると、
インストール・ユーティリティーは
<WAS_BASEDIR>/properties/version/was50_fp1_linux390.ptf という
名前のファイルを探します。
Intel ベースのインストールでは、このファイルが存在しません。
次の 2 つのうちいずれかの次善策を使用して、
Intel ベースの SLES 8.0 オペレーティング・システムに管理サーバーをインストールしてください。
- デポ・インストール (詳しくは、「 IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 Installation Guide 」を
参照)。インストール・プロセスを開始する前に、MsPrereq.xml ファイルを編集して
<WAS_BASEDIR>/properties/version/was50_fp1_linux390.ptf という
ファイル名を含む行から 390 を除去します。
インストールを継続します。
- <WAS_BASEDIR>/properties/version/was50_fp1_linux390.ptf という名前のゼロ・サイズのファイル。
この名前を持つ、サイズが 0 のファイルを作成すると、インストール・プロセスは
ファイルが存在すると認識して、正しく先行します。この次善策は、CD からのインストールが
必要な場合に有用です。
- Windows Internet Explorer KB832864 セキュリティー・パッチのインストール後、
管理サーバー GUI が時々ロードに失敗することがある。
- Windows オペレーティング・システムに Internet Explorer の
KB832864 セキュリティー・パッチをインストールしていて、
管理サーバー GUI の起動ができなくなった場合は、以下のステップを実行してください。
- Internet Explorer を起動します。
- 「ツール」->「インターネット・オプション」
の順にクリックし、「詳細設定」タブをクリックします。
- 「HTTP 1.1 設定」の下にある
「HTTP 1.1 を使用する」チェック・ボックスをクリアします。
- 「OK」をクリックして、ブラウザーをクローズします。
- 新規 Internet Explorer ブラウザーをオープンして、管理サーバーにログインします。
「HTTP 1.1 を使用する」チェック・ボックスをクリアすると、
使用中のほかの Web アプリケーションが中断されることがあります。その場合には、
「HTTP 1.1 を使用する」設定に関係なく、
以下のステップを実行して管理サーバーにログインするためのパッチを持つ
すべてのブラウザーを使用可能にしてください。
- URL http://<MS_HOSTNAME>:9090/admin
を表示して、管理サーバーのための WebSphere Administrator Console をオープンします。
- ナビゲーション・ツリーで「サーバー」->「アプリケーション・サーバー」の順に選択して、
「アプリケーション・サーバー」ウィンドウをオープンします。
- 「server1」を選択して、
「Web コンテナー」ウィンドウをオープンします。
- 「HTTP トランスポート」をクリックして、
「HTTP トランスポート」ウィンドウをオープンします。
- 9445 行の下線付きアスタリスク (*) を
クリックして、「9445」ウィンドウをオープンします。
- ページをスクロールダウンし、「カスタム・プロパティー」
をクリックして「カスタム・プロパティー」ウィンドウをオープンします。
- 「新規」をクリックして「新規」ウィンドウをオープンします。
- 「名前」フィールドに
「MaxKeepAliveConnections」と入力します。
- 「値」フィールドに
「0」と入力し、「OK」をクリックします。
- 「メッセージ」ボックスで
「保管」をクリックします。
- 「マスター構成に保管」ボックスで
「保管」をクリックして新規設定を保管します。
- 管理サーバーを再始動します。
- サイトがトラステッドでない場合、Windows 2003 Internet Explorer ブラウザーが
管理サーバー GUI をロードしない。
- Windows 2003 オペレーティング・システム上で管理サーバー GUI を
起動できない場合は、次のステップを実行してください: 「ファイル」->「このサイトを追加」->「トラステッド・サイト・ゾーン」の順にクリックします。
「ログイン」ウィンドウが表示されます。
- 既存の XML ファイルに追加されたアプリケーションが「コンポーネント管理」ウィンドウに
表示されない。
- XML ファイルを持つ ARM アプリケーションを使用可能にし、新規アプリケーションを
その XML ファイルに追加すると、アプリケーションは listen ポリシーに関連したウィンドウには
表示されますが、「コンポーネント管理」ウィンドウには表示されません。
新規アプリケーションが「コンポーネント管理」ウィンドウに表示されるようにするには、
既存の XML ファイルを編集するのではなく、新規アプリケーション用の
追加の XML ファイルを作成してください。
- コントロール・パネルからフィックスパックをアンインストールしても
ディレクトリー構造が完全に除去されない。
- ディレクトリー構造を完全に除去するためには、「エージェント更新の作業」
ウィンドウからのみフィックスパックをアンインストールしてください。フィックスパックは、
IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2 をアンインストールする前に
アンインストールする必要があります。
- 管理サーバーの登録が 500 管理エージェントに制限されている。
- このフィックスパックでは、管理サーバーに登録できる管理エージェントの
数は最大限度 500 に強制されています。500 管理エージェント限度到達後に
管理エージェントのインストールが試行された場合、管理エージェントは
管理サーバーに登録できません。管理エージェントのインストール・ログには
次のメッセージが含まれます: <![CDATA[500 agents
installed.Max licenses exceeded.]]>
- J2EE モニター・コンポーネントのデプロイメント・コードが
開始スクリプトの装備に失敗することがある。
- J2EE モニター・コンポーネントが、スクリプトによって開始される
WebLogic アプリケーション・サーバーにデプロイされると、自動的に
インスツルメンテーション・コードが開始スクリプトの Java コマンド
の直前に挿入されます。Java コマンドは、
Java 仮想マシン (JVM) を起動します。
ほとんどの WebLogic 7 開始スクリプトでは、WL_HOME/bin ディレクトリーの
startWLS スクリプトへの呼び出しと共に
インスツルメンテーション・コードが追加されます。開始スクリプトが
startWLS スクリプトを起動すると、
J2EE モニター・コンポーネントは startWLS への
呼び出しの直前に、インスツルメンテーション・コードを挿入します。
アプリケーション・サーバーの開始スクリプトが startWLS
を起動しないで JVM を直接起動すると、J2EE モニター・コンポーネント・コードは
開始スクリプトの装備に失敗します。
この問題を回避するためには、アプリケーション・サーバー JVM を
開始する呼び出しの直前に、次のコメントの 1 つをアプリケーション開始スクリプト
に挿入してください。
- (Windows CMD プログラムの場合) "@rem Insert
TMTP Instrumentation"
-- または --
- (Unix シェル・スクリプトの場合) "# Insert TMTP
Instrumentation"
- 特定の環境で、総称 Windows が 3270 エミュレーション記録を再生できない。
- 総称 Windows は、時々 3270 エミュレーション記録を再生できないことがあります。
これは、記録が日本語で行われた場合、非常に頻繁に起こります。ほとんどのユーザーは、
エミュレーション記録を正常に再生できます。しかし、端末エミュレーション再生に対する
正式サポートはありません。
- 使用可能アプリケーションが多くのトランザクションを持っている場合、
データベース・トランザクション・ログが満杯になる。
- ご使用環境に多くのトランザクション (8000 個のトランザクションなど) が
含まれた XML ファイルを持つ多くの使用可能アプリケーション (20 個の
アプリケーションなど) がある場合、データベース・トランザクション・ログが
満杯になることがあります。その場合は、その名前のアプリケーションがすでに
その管理エージェントに存在するというエラー・メッセージが表示されます。
トレース・ログは、トランザクション・ログがデータベースで満杯であるという
エラーを表示します。このエラーを解決するには、データベース・トランザクション・
ログ・ファイルのサイズを増加して再始動してください。ご使用データベースの
トランザクション・ログ・ファイルのサイズを増加する方法については、
データベースの資料を参照してください。
本書は、IBM(R) Tivoli(R) Monitoring
for Transaction Performance の 5.2-WTP-FP01 バージョン 5.2.0 および新しい版で明記されていない
限り、以降のすべてのリリースおよびモディフィケーションに適用されます。
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- 原 典:
GI11-4027-00
IBM Tivoli Monitoring for Transaction Performance 5.2
Fix Pack 1 Readme
- 発 行:
- 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 担 当:
- ナショナル・ランゲージ・サポート
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第1刷 2004.6
(C)Copyright International Business Machines Corporation 2003. All rights reserved.
(C)Copyright IBM Japan 2004
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