日付: 2005 年 4 月 1 日
名前: 7.1.4-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0003
コンポーネント: IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.4
PTF 番号: U802492 (UNIX) または XR23263 (Windows)
注: 本文書の最後にある特記事項 をご一読の上、 この情報およびここで紹介する製品をご使用ください。
このセクションでは、該当するフィックスパックに関する一般情報が記述されています。 文書全体をご一読の上で、このフィックスパックをインストールされることをお勧めします。
このフィックスパックは、RS6000 AIX(R)、SUN SPARC Solaris、Linux Intel(TM)、Linux for S/390 (31 ビット)、および Microsoft(R) Windows(R) のそれぞれに対応する計 5 個のパッケージから構成されています。IBM(R) Tivoli(R) NetView(R) ネイティブ・サーバー またはクライアントがインストールされている各プラットフォーム上で適切なパッケージを使用する必要があります。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 on S/390 (31 ビット) の 各システムについては、新規 CD が NetView 7.1.4 ベース・キットに追加されており、標準 IBM Tivoli NetView インストールが必要です。
Red Hat Enterprise Linux AS バージョン 3.0 および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 on zSeries (64 ビット) の 各システムについては、新規 CD が NetView 7.1.4 ベース・キットに追加されており、標準 IBM Tivoli NetView インストールが必要です。
このフィックスパックには、Tivoli Data Warehouse によって使用され、その内部に含まれている Tivoli NetView Warehouse Enablement Pack に 対する修正も含まれています。この修正を Tivoli Data Warehouse 内部の Tivoli NetView Warehouse Enablement Pack コードに 適用する方法については、このフィックスパックに付属している 1.1.0.4-TIV-NVD-WEP-FP0003.readme ファイルを参照してください。
なし。
IBM Tivoli NetView プログラムではパッチは提供しないため、このフィックスパックで置き換えられるパッチはありません。しかし、この README の『このフィックスパックで修正された APAR 』セクションに記載されている IBM Tivoli NetView 7.1.4 プログラムに対するすべてのテスト修正は置き換えられます。
このリリースでは、以下の Windows オペレーティング・システムはサポートされていないことに注意してください。
以下は、IBM Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 03 における新情報です。
PJ30038 に対する修正により、ユーザーは \usr\ov\databases\odbc ディレクトリーにある従来の mdb ファイル へのデータ記録を停止し、提供されている空のテンプレートを使用して新規のデータベースを作成する必要があります。 このデータベースの移行を行うには、次のステップを実行します。
元のデータベースのファイルは、MS Access など別のツールでの分析用に保管しておいてもかまいませんし、 削除してしまってもかまいません。ただし、上記の移行を行うと、Tivoli NetView プログラムは、 移行前のデータについては無視します。
IBM Tivoli Switch Analyzer プログラムでは、Tivoli NetView プログラムに NetView サーバーから各管理対象 スイッチに対して完全にディスカバーされたパスが必要です。このスコープ外のスイッチは、いわゆるリモート・ キャンパス内のスイッチということになります。 IBM Tivoli Switch Analyzer プログラムでは、そのようなスイッチに対しては接続ディスカバリーを実行しません。 典型的な状況としては、ISP バックボーンなど非管理の広域ネットワーク (WAN) にわたるリンクが挙げられます。
このフィックスパックでは、ルーター間に無番号シリアル・リンクに類似したカスタム・リンクを 手動で作成できるようになりました。
カスタム・リンクを指定、作成するには、次のステップを実行します。
ここで、ifIndex が '0' で指定されています。
たとえば、各ルーターの既存の IP アドレスを使用して、次の例のようなステートメントを追加します。
1 つのエッジ・ルーターから他の複数のルーターに対するリンクを作成する場合は、エッジ・ルーターの 各リンクに対して異なる IP アドレスを選択する必要があります。
カスタム・リンクは、マップ内では次のように表示されます。
IP アドレスをインターフェース・ラベルとして表示するように IP マップが構成された場合、 IP アドレスが「0.0.0.0」のインターフェースについて、デフォルトのインターフェース・ラベルが使用されるように なりました。これまでは、「0.0.0.0」という IP アドレスが表示されていました。
以下は、IBM Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 02 における新情報でした。
Red Hat Enterprise Linux AS 3.0 および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 については、ファイアウォールがオンである場合は、SNMP トラップは通り抜けることができません。さらに、ファイアウォールはデフォルトででオンに設定されます。よって、IBM Tivoli NetView が外部エージェントからトラップを受け取るためには、ファイアウォールがオフに設定されている必要があります。
IBM Tivoli NetView は、Cisco PIX ファイアウォールのフェイルオーバー状態をモニターするための サポートを提供します。 NetView は通常状態でのポーリング中に PIX 装置のフェイルオーバー状態をモニターできます。 フェイルオーバーが起こると、 新規イベントが生成され、アクティブなアドレスが基本装置または 2 次装置上にあるかどうかを アナウンスします。加えてオペレーターには、 アクティブなアドレスが 2 次装置上にあるときに、マップ上に、フェイルオーバーが発生したことと、 ファイアウォールを使用不可にしてしまうさらなる障害の発生を防ぐための処置が表示されます。 管理インターフェースは USER2 状況を表示します。通常は紫色で表示します (デフォルトで)。 これは、伝搬されて、PIX 装置シンボルを「マージナル」に変更します。アクティブなアドレスが基本装置に戻ったときに、 この事実と、マップ上の状況が「正常」に戻ったことが、イベントによってアナウンスされます。
netmon.seed ファイルを使用して、両方の PIX ファイアウォール・フェイルオーバー・マシンの構成と 、SNMP アドレスの設定およびロックを行ってください。
PIX ファイアウォール・フェイルオーバーのサポートについて詳しくは、/usr/OV/doc/PixFailoverReadme.pdf ファイルを参照してください。
NetView 管理者は任意のデバイスに対し SNMP アドレスの設定およびロックが可能になりました。
詳しくは、『変更された netmon.seed ファイル 』のセクションを参照してください。
netmon デーモンは seed ファイルの 2 つの新規トークンを認識するようになりました。
PIX ファイアウォールは、一般に、フェイルオーバーで、基本装置と 2 次装置の間でインターフェースをスワップします。更に、SNMP アクセスは通常制限されていますが、1 つのアドレスを使用したアクセスは必要とされます。Tivoli NetView プログラムは PIX マシンのフェイルオーバーをモニターします。詳しくは、/usr/OV/docs/PixFailoverReadme.pdf の資料を参照してください。
SNMP にアクセス可能な各マシンの IP アドレスの前に > を使用します。ワイルドカードと範囲は認められますが、ホスト名は使用できません。 以下に例を挙げます。
>172.30.100.2 >172.30.100.3
このトークンは、netmon がフェイルオーバーに対して Cisco MIB をポーリングすることを自動的に可能にし 、SNMP アドレスを設定およびロックし、このノードに対する SNMP 状況ポーリングを可能にします。
インターフェースがダウンしたことが分ると、Tivoli NetView プログラムは、デフォルトでノードの SNMP アドレス変更を試みます。 しかし、特定のノードに対しては、この動作をオーバーライドした方が有益かもしれません。
SNMP 照会を設定しロックする IP アドレスの前に、= を使用します。ワイルドカードと範囲は認められますが、ホスト名は使用できません。
Tivoli NetView プログラムが SNMP アドレスの変更を試行しないように、このトークンが SNMP アドレスの設定およびロックに使用されます。
Tivoli Switch Analyzer プログラムが Tivoli NetView プログラムと共にインストールされている場合、 それは、障害を層 2 根本原因と関連させます。根本原因がスイッチの場合、Tivoli NetView プログラムはスイッチのアイコン・カラーを 黄色に変えて、層 2 がポートで問題があることを示します。 スイッチの下に、新規の Layer2Status オブジェクトが新規のインターフェース・オブジェクトとして表示され、 それによって層 2 の状況が示されます。 この新規オブジェクトのデフォルト・ラベルは Layer2Status で、 選択名は <switchhostname>:Layer2Status です。 スイッチ・アイコンの状況は、IP インターフェースの標準の伝搬スキームと 新規 Layer2Status オブジェクトを基にしていますが、状況がより重大であるときは、IP 状況が優先します。
関連する問題があるときには、Tivoli Switch Analyzer プログラムがスイッチについての Layer2Status ovwdb フィールドを設定し、問題が解決されたときに、Tivoli Switch Analyzer プログラムが状況をリセットします。新規 Layer2Status オブジェクトの状況は、Layer2Status フィールドの値を反映します。この状況が「マージナル」に変わると 、netmon デーモンは、Interface Layer2Status marginal イベントを発行します。 このイベントは、「Interface Down」イベントと同じ固有の ID を持ちます。 層 2 の状況が「正常」に戻ると、標準インターフェース・イベント Interface UP が Layer2Status オブジェクトに送信されます。
スイッチ・ノードの既存の Layer2Status イベントは、引き続き送信され、ipmap によって 使用されます。新規 Layer2Status オブジェクトのフィールドは、ovobjprint コマンドを使用して表示できます。
新規 Layer2Status オブジェクトが作成されると、 イベント・ブラウザーの中に、次のメッセージが表示されます。
注: <switch name> メッセージは、スイッチごとに表示されます。
ovtopodump -r コマンドは変更されて、与えられたノードの各インターフェースを 1 回だけリストするようになりました。同じネットワーク上に複数のインターフェースを持つノードについて、これまでは、すべてのノードについて、インターフェースをすべて表示していました。
ユーザー・アカウント管理を改善するために、次の変更が行われました。
以前は、NetView サーバー上で Web コンソールのセキュリティー・アプリケーションを実行するか、NetView 管理者にテキスト・エディターを使用して /usr/OV/www/conf/NetViewRealm.properties を編集させるしか方法がありませんでした。
パスワードの有効期限に対応する新規ファイルが作成されました。
ここで、Web コンソールの新規のセキュリティー・フィーチャーの使用法を説明します。
IBM Tivoli NetView フィックスパック 02 のインストールの一環として、NetViewRealm.xml ファイルが作成されます。最初に、パスワードの有効期限が決して切れることのないように NetViewRealm.xml ファイルがセットアップされます。
<NetViewRealm validFor="-1"/>
validFor= 属性の値が -1 の場合 、NetViewRealm のエレメントは空にする必要があります。
validFor= 属性の現行値が -1 であるときに、パスワードの変更機能を再度使用可能にするには 、NetView 管理者は次のいずれかを行う必要があります。
注:generateNetViewRealmXML コマンドが実行されると、すべてのユーザー・アカウントが validFor= 属性に基づいて同時に有効期限切れになるように設定されます。ユーザーは、パスワードを変更するように事前に警告を受けます。ユーザーがパスワードを変更しない場合は、それらのユーザー・アカウントが削除されます。詳しくは、『パスワードの有効期限が切れたあとのログオン 』のセクションを参照してください。
NetViewRealm.xml ファイルはユーザー・アカウントのパスワードの有効期限に関連する次の属性を含みます。
以下にユーザー・アカウントを伴う NetViewRealm.xml ファイルの例を挙げます。
<NetViewRealm validFor="186" expireWarning="21" dateFormat="yyyyMMdd"> <Account name="jane" since="20040701"/> <Account name="john" since="20040701"/> <Account name="maria" since="20040701"/> " ... </NetViewRealm>
Web コンソールの新規ユーザー・アカウントの追加および NetViewRealm ファイルの同期化を保持するためには、次の方法の 1 つを使用してください。
この方法は、新規ユーザーに対して NetViewRealm.xml ファイルから現行の汎用パスワードの有効期限設定値をピック・アップします。汎用パスワードの有効期限設定値の変更方法についての詳細は、『NetViewRealm.xml ファイルの編集 』のセクションを参照してください。
NetView 管理者が多数のユーザーの追加を必要とする場合は、Web コンソール・セキュリティー・アプリケーションを使用するよりも、手動で NetViewRealm.properties ファイルを編集したほうが簡単です。
NetViewRealm.properties ファイルの更新後であれば、NetViewRealm.xml ファイルに対応する更新を手動で追加する代わりに、管理者が Web コンソール・セキュリティーのユーザー・アカウント情報を NetViewRealm.properties ファイルへ追加 (または除去) してから、generateNetViewRealmXML コマンドを実行して NetViewRealm.xml ファイルを更新することができます。
注: ユーザーを NetViewRealm.properties ファイルに追加した後に、NetView 管理者は Web コンソール・セキュリティー・アプリケーションを開始し、更新の保管を指定する必要があります。 更新の保管では、従来と同様、手動で追加されたユーザーのパスワードが暗号化されます。
注: Web コンソール・ユーザー・アカウントを追加または削除したあとは、必ず Web サーバーを再生してください。
NetView Web コンソールのログオン画面に「パスワードの変更」(使用不可) ボタンが追加されました。
Web コンソールのログオン画面にユーザー名とパスワードを入力すると、 「パスワードの変更」をクリックできるようになります。
認証検査要求が、サーバーに送信されます。応答を受信するまで、カーソルは砂時計に変わります。
認証が成功すると、ログオンのダイアログ・ボックスがクローズします。以後、 『パスワードの変更 』セクションの手順に従ってください。
パスワードが一致しないと、次のエラー・メッセージが表示されます。
パスワードが一致しません。
パスワード・フィールドが両方ともクリアされ、最初のパスワード・フィールドにフォーカスが移ります。 ユーザーは、操作をやり直してください。
いずれの場合も、最終的にフォーカスは「OK」ボタンに移ります。
パスワード変更要求が Web サーバーに送信されます。応答を受信するまで、カーソルは砂時計に変わります。パスワードの変更が成功すると、ログオンのダイアログ・ボックスはクローズし、Web コンソールが開始します。
ユーザーの新規パスワードは、旧パスワードと同じであってはなりません。
起こりうるエラー:
ダイアログ・ボックスに次のメッセージが表示されます。
パスワード・ファイルが使用中です。再試行しますか?
ユーザーが Enter キーを押すか、「はい」をクリックすると、ダイアログ・ボックスはクローズします。 ユーザーは、パスワード変更要求操作を繰り返すことができます。
ユーザーが「いいえ」をクリックすると、ダイアログ・ボックスはクローズします。ログオンのダイアログ・ボックスもクローズし、Web コンソールが開始します。
ダイアログ・ボックスに次のメッセージが表示されます。
Realm プロパティー・ファイルのアクセス時間がタイムアウトになりました。あとで再試行してください。
「OK」ボタンのみが使用可能になります。ユーザーが Enter キーを押すか、「OK」をクリックすると、ダイアログ・ボックスはクローズします。パスワードの変更のステップを繰り返して、 パスワード変更要求を再送してください。ユーザーが再試行を繰り返して何度もこのエラー・メッセージを受け取る場合は、 管理者が Web コンソール・セキュリティー・アプリケーションを使用していることがあります。Web コンソール・セキュリティーは、パスワード・ファイルをロックし、そのファイルがロックされている間、ユーザーはパスワードを変更できません。ユーザーは、「パスワードの変更」ダイアログをクローズするボタンを押して、Web コンソールを開始する必要があります。そして、アクセスのタイムアウトについて、管理者に問い合わせてください。
正常にログオンした直後、ログオンのダイアログ・ボックスがクローズされる前に、ユーザーに、パスワードの有効期限が切れそうであることが通知され、変更を勧めるプロンプトが表示されます。新規パスワードは即時に有効になります。
ユーザーのパスワードの有効期限が切れると、ユーザーは Web コンソールにログオンできません。新規パスワードを発行してもらうために、管理者に連絡する必要があります。
NetView 管理者は、パスワードの有効期限が切れたアカウントを NetViewRealm.properties から除去する日次タスクによってそのアカウントが除去された場合、 Web コンソール・セキュリティーを使用して、ユーザー・パスワードのリセットまたはユーザー・アカウントの復元、あるいはその両方の操作を行う必要があります。
この日次タスクは、パスワードの有効期限が切れたアカウントを除去し、除去されたアカウントの情報を ${jetty.home}/logs/expiredpasswords.log ファイルに記録します。NetView 管理者はこの情報を使用してアカウントを復元することができます。
NetView 管理者は、手動で NetViewRealm.xml ファイルを編集し、パスワードの有効期限に関連する各種属性を更新することができます。
パスワードの有効期限が切れると (『Web コンソールのセキュリティー設定の初期化 』のセクションをご参照)、NetView 管理者は、NetViewRealm.xml の validFor= 属性を -1 に設定し、generateNetViewRealmXML コマンドを実行することによってそれを無効にすることができません。この場合、generateNetViewRealmXML コマンドが NetViewRealm に残っているすべてのアカウント名のエントリーを削除します。
NetView 管理者は、NetViewRealm.xml ファイルの validFor= 属性の値を変えることによって、有効なパスワードの期間を変更することができます。
ユーザーにパスワードの有効期限切れが近いことを通知する時期を変更するには、expireWarning= 属性の値を変更します。デフォルト値は 21 日です。 ユーザーが、ユーザー・パスワードの有効期限の 21 日以内にログオンすると、ダイアログ・ボックスに次のメッセージが表示されます。
パスワードは、あと 21 [20, ...] 日で有効期限が切れます。今すぐパスワードを変更しますか?
NetView 管理者は、expireWarning= と validFor= 属性の値のみを変更します。管理者は、「アカウント」エレメントは変更しないでください。
<NetViewRealm validFor="30" expireWarning="7" dateFormat="yyyyMMdd"> <Account name="jane" since="20040701"/> <Account name="john" since="20040628"/> <Account name="maria" since="20040627"/> ... </NetViewRealm>
この例では、パスワードの使用日数の最大値は 30 日です。今日が 2004 年 7 月 28 日と仮定すると、Jane は、7 月 31 日より前にパスワードを変更しなければなりません。今日、Jane が Web コンソールにサインオンすると、パスワードの有効期限があと 3 日で切れることが通知され、パスワードの変更を行うかどうかが尋ねられます。John は今日、パスワードを変更しなければなりません。今日、John が Web コンソールにサインオンすると、パスワードの有効期限が今日で切れることが通知され、パスワードの変更を行うかどうかが尋ねられます。Web コンソールを使用している間にパスワードの有効期限が切れる可能性もあります。Maria のパスワードはすでに期限切れであるため、NetView 管理者にパスワードを変更してもらう必要があります。 Maria のアカウントは、期限切れパスワードの日次除去タスクによってファイルからすでに除去されていると思われます。
注: since= 属性はパスワードが最後に変更された日付です。これにより、管理者は、since= 属性値を再計算せずに validFor= 属性の値を変更できます。
注: NetViewRealm ファイルを編集した後で、generateNetViewRealmXML コマンドを実行し、Web サーバーを再生してください。
IBM Tivoli NetView for UNIX プログラムのグローバルの認知/認知の解除機能は、ユーザー作成の非 IP マップ・オブジェクトに対して機能するようになりました。
UNIX 上、および Windows 上の両方で、オブジェクト状況が「正常」であるマップ・オブジェクトを認知できるようになりました。
Windows 上の trapd デーモンは、外部 SNMPv2 トラップを受信できるようになりました。入力 SNMPv2 トラップは、 それの SNMPv1 等価に変換されます。trapd デーモンはまた、SNMPV2 INFORM を認知します。
SNMPv2 トラップを受信するには、着信のトラップ・ポート (通常は 162) でトラップを直接 listen するように、trapd デーモンを再度構成する必要があります。SNMPv2 トラップを Microsoft(R) Windows Trap Service を介して受信することはできません。 trapd がトラップをポート 162 で listen するように構成するには、次のステップを実行します。
> ovstop > nvservice -stop
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\trapdSharePort162
HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Tivoli\NetView\CurrentVersion\trapdTrapReceptionPort
> net stop snmptrap
> nvservice -remove > nvservice -install -username .\NetView -password <password>
64 ビット値を含む、入力 SNMPv2 トラップは、変換された SNMPv1 トラップから除去されることに注意してください。trapd デーモンのトレースが使用可能になっていれば、除去された値はトレース・ファイルにログされます。
nvmaputil 管理インターフェース および nvmaputil 非管理インターフェース・サブコマンドは、IP アドレスまたは選択名のどちらかを受け入れるようになりました。 IP アドレスが使用された場合で、それが見付からないか、同じ IP アドレスのオブジェクトが複数存在するときは、 nvmaputil は終了し、ユーザーに選択名を入力する指示が出されます。
注: AutoTrace は UNIX 上にのみ存在します。
新規のスクリプト /usr/OV/service/nvAT は、システムのリブートを必要とせずに、AutoTrace サブシステムの機能を制御します。このスクリプトには、 前のリリース情報で概要を示した、AutoTrace を制御するためのステップが組み込まれています。
使用法ステートメント:
使用法: nvAT [start|status|stop]
nvAT [/h | /?]
start : AutoTrace サブシステムを初期化し、NetView チャネルを開始する
status : AutoTrace サブシステムの状況を表示する
stop : NetView チャネルと AutoTrace サブシステムを停止する
/h : ヘルプ
/? : この使用法ステートメントを表示する
変更された Web コンソールのスイッチ管理ビューでは、すべてのポートが位置する VLAN を表示します。 これは、コミュニティー・ストリングの索引付けによって行われ、コミュニティー・ストリング <community name>@<port number> の使用を伴います。 ここで、<community name> はデバイスのコミュニティー・ストリング、<port number> はスイッチの VLAN テーブルからの VLAN ポート番号です。
これらの変更は、Cisco BRIDGE_MIB をサポートするスイッチ、事実上 Cisco Catalyst スイッチにのみ当てはまります。他のスイッチは、VLAN 情報なしで表示されます。
Cisco は、サポートを提供するものとして、次をリストしています。
http://www.cisco.com/en/US/tech/tk648/tk362/technologies_configuration_example09186a008015773e.shtml を参照してください。
VLAN 情報の表示:
このインプリメンテーションの制約事項:
Server Setup ツールで、サーバーの追加/変更オプションを使用して NetView クライアントを構成するとき 、提案された NetView サーバーへの接続のテストに、ICMP エコー要求 (ping) が使用されます。以前のリリースでは、 ping が有効な応答を返さない場合、Tivoli NetView プログラムでは、選択された NetView サーバー・マシンが無効か 到達不能と見なし、そのサーバーを使用したクライアントを構成できませんでした。その ping に障害が起きた場合、Server Setup ツールが警告を表示し、構成を続行します。
Server Setup ツールで、「保守」->「データベースのクリア」->「Clear object/topology/map databases, remove customizations」オプションは、デフォルトの SmartSets を再作成するようになりました。前のリリースでは、このオプションによって、 デフォルトの SmartSets は除去されました。
新規の /usr/OV/service/nvPerms スクリプトにより、Tivoli NetView ファイルおよびディレクトリーへの アクセス権が制限され、セキュリティーを強化できるようになりました。
nvPerms スクリプトは、Tivoli NetView ファイルとディレクトリーへのアクセス権をリセットします。 その結果、次のようになります。
注: nvPerms スクリプトは、NetView ネイティブ・クライアント/サーバー環境には使用することができません。
APAR IY53703 により、ストリング内に 16 進データを含む変数のフォーマットをユーザーがさらに制御できるように 、trapd デーモンが使用する新しい環境変数が導入されました。現在、trapd デーモンは、 ストリングの半分以上が印刷不能文字でない限り、trapd.log ファイルとイベント・ウィンドウへの出力を できる限り読めるようにするために、このデータを印刷可能なものにインタープリットしようとします。しかし、 ときには、たとえばそれが実際は MAC アドレスであるときなど、 全体のストリングを 16 進データとして印刷すべきであると、 ユーザーが知っていることがあります。trapd デーモンにより厳密に 16 進データをインタープリットさせ、 そしてストリングのすべてが印刷可能でない限り ストリングの全体を 16 進 でダンプさせたいと考えているユーザーは、TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT 環境変数を設定する必要があります。
UNIX では、次の行が入った /usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイルを作成するか、既存の usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイルに次の行を追加します。
export TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT=TRUE
すべてのデーモンを再始動し、デーモンがこの変数を継承するようにします。NetView マシンを リブートするか、ovstop nvsecd コマンドを使用して、 すべてのデーモンを停止します。そして、/etc/netnmrc コマンド (AIX) または /etc/init.d/netnmrc コマンド (Solaris または Linux) を使用して、この変更を有効にします。
Windows では、次の手順に従って「コントロール パネル」を使用し、環境変数を設定します。
「コントロール パネル」-->「システム」-->「詳細」-->「環境変数」と選択し、 「システム環境変数」の「新規」を選択して、次の内容を入力し、「OK」をクリックします。 変数名 変数値 TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT TRUE
この変更を有効にするために、NetView マシンをリブートします。
APAR IY56563 により、新しいオプション「Add collected data to the NetView Warehouse? (収集されたデータを NetView ウェアハウスに追加しますか?)」が 、serversetup の中の UNIX snmpCollect デーモンのデーモン・オプションに追加されました。
このオプションを 「はい」(デフォルト) に設定すると、snmpCollect デーモンは -w オプションを付けて 始動し、収集されたデータが NetView ウェアハウスに追加されるようになります。このオプションを「いいえ」に設定すると、収集されたデータは NetView ウェアハウスに追加されません。
注: この新規のオプションは、このフィックスパックの中の snmpCollect デーモンの 設定オプションへの UNIX smit パスの中に現れません。serversetup パスの中にのみ現れます。予備手段は、smit では なく、serversetup を使用することです。
APAR IY58514 の一環として、次の 2 つの snmpCollect オプションが追加されました。
snmpCollect デーモンを NetView Tivoli データウェアハウス・データベースから切断しますが、snmpCollect デーモンの実行は継続させます。 このオプションは、Linux on zSeries では使用できません。
snmpCollect デーモンを再生せずに、snmpCollect デーモンを NetView Tivoli データウェアハウス・データベースに接続させます。 このオプションは、Linux on zSeries では使用できません。
UNIX 用の新しい trapd.conf ファイルが、このフィックスパックで提供されています。trapd.conf ファイルに対する 変更により、イベントについて Tivoli Enterprise Console にインターフェース・リストを送信する APAR IY57432 に 関連する問題が、Linux 上のイベント・ウィンドウからの MIB ブラウザーの立ち上げの APAR IY52871 に 関連する Linux についての問題と共に修正されます。
/usr/OV/conf/C ディレクトリー内の trapd.conf ファイル (/usr/OV/conf 内の古い trapd.conf ファイルではない) が カスタマイズされていなければ、それを/usr/OV/newconfig/OVSNMP-RUN ディレクトリーからの新しい trapd.conf ファイルと 置き換えます。オリジナルの trapd.conf ファイルが変更されていれば、 変更を手動でオリジナル・ファイルに追加します。詳細は、 「イベントで、インターフェース・リストが Tivoli Enterprise Console に送信される」と 「Linux 上で MIB ブラウザーを立ち上げるための trapd.conf の変更」のセクションを参照してください。
注: Windows 用 trapd.conf ファイルの情報については、『フィックスパック 01 の新情報 』のセクションを参照してください。
『新しい trapd.conf ファイル 』のセクションで説明したように、 このフィックスパックと一緒に出荷される新しい trapd.conf ファイルは、Linux 上の イベント・ウィンドウから MIB ブラウザーを立ち上げることについての APAR IY52871 で示された問題を 修正します。
オリジナルの trapd.conf ファイルが変更されていれば、 新しい trapd.conf の中の変更をオリジナルの trapd.conf ファイルに手動で追加します。そうでない場合は、 単に新しい trapd.conf を使用します。
推奨する方法は、xnmtrap アプリケーションを使用して trapd.conf ファイルを編集するものです。 理由は、xnmtrap を終了したときに、trapd デーモンが自動的に trapd.conf ファイルを再ロードするためです。この場合、root として編集してください。
を次のように変更します。/usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'`
/usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'` "
注: 別のエディターを使用してこの変更を行うこともできます。trapd.conf ファイルで、次の行を見付けます。
次に、それを以下のように変更します。ACTION 0 "Browse MIB" /usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'`
ACTION 0 "Browse MIB" /usr/OV/bin/xnmbrowser -node "`awk '{if (NR==1)print $10}'` "
ファイルを保管し、trapd デーモンを再始動するか、/usr/OV/bin/event -e FMTCHG コマンドを実行して、 trapd デーモンがファイルを再読み取りするようにします。
APAR IY57432 (UNIX) PJ29821 (Windows) は、ある種のイベントは、Tivoli Enterprise Console(R) サーバーに 送信されるときに構文解析が失敗することを扱っています。これは、環境によっては一部のノードとルーターに あるインターフェースの数が多すぎて (30 個超)、varbind 8 として送信されるインターフェース・リストが大きくなりすぎ、 Tivoli Enterprise Console サーバーが正しく構文解析できないためです。この問題は、これらのイベントの一環として、 インターフェース・リストを Tivoli Enterprise Console サーバーに送信しない ということで対処されました。
Tivoli NetView for UNIX プログラムでは、これは、trapd.conf ファイル内のスロット・マップ項目によって 制御されます。/usr/OV/newconfig/OVSNMP-RUN ディレクトリーにある新規の trapd.conf ファイルでは、修正が 施されました。このファイルは、インストールされる /usr/OV/conf/C/trapd.conf ファイルを自動的に置換するものではありません。 /usr/OV/conf/C/trapd.conf ファイルをカスタマイズしていない場合、このファイルを、提供されている新規 の trapd.conf ファイルで置換してください。/usr/OV/conf/C/trapd.conf をカスタマイズした場合は、 以下の手順に従って、カスタマイズした trapd.conf ファイルに手動で項目を追加してください。
xnmtrap アプリケーションを使用して、trapd.conf ファイル内の次の各項目を変更します。
IBM_NVNM_EV 50790400 (Node Marginal)
IBM_NVNUP_EV 58916864 (Node Up)
IBM_NVNDWN_EV 58916865 (Node Down)
ROUTDOWN_EV 58916971 (Router Down)
ROUTUNREACH_EV 58916972 (Router Unreachable)
ROUTERUP_EV 58916973 (Router Up)
ROUTMARG_EV 58916974 (Router Marginal)
各項目について、次のステップを実行します。
Tivoli NetView for Windows プログラムでは、 これは、\usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds ファイル内の項目によって制御されます。\usr\ov\newconfig\tecad ディレクトリーに ある新規の tecad_nv6k.cds ファイルでは、修正が施されました。このファイルは、 インストールされる \usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds ファイルを自動的に置換するものではありません。 \usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds ファイルをカスタマイズしていない場合、このファイルを、提供されている新規 の tecad_nv6k.cds ファイルで置換してください。\usr\ov\conf\tecad_nv6k.cds ファイルをカスタマイズした場合は、 以下の手順に従って、カスタマイズした tecad_nv6k.cds ファイルに手動で項目を追加してください。
6: ATTR(=, "VB_8") ;
iflist = $V6 ;
次の例に出荷時の Node Up 項目を示します。
CLASS TEC_ITS_NODE_STATUS SELECT 1: ATTR(=,$ENTERPRISE) , VALUE(PREFIX, "1.3.6.1.4.1.2.6.3" ) ; 2: $SPECIFIC = 58916864 ; 3: ATTR(=, "nvObject" ) ; 4: ATTR(=, "nvEventDescr" ) ; 5: ATTR(=, "nvApplNbr" ) ; 6: ATTR(=, "VB_8") ; FETCH 1: IPADDR($V3); MAP origin = $F1 ; hostname = $V3 ; msg = $V4 ; category = $V5 ; nodestatus = 1 ; # UP iflist = $V6 ; nvhostname = $ADAPTER_IP ; # Required for ALL TEC_ITS events END
次の例は、変更後の Node Up 項目を示しています。
CLASS TEC_ITS_NODE_STATUS SELECT 1: ATTR(=,$ENTERPRISE) , VALUE(PREFIX, "1.3.6.1.4.1.2.6.3" ) ; 2: $SPECIFIC = 58916864 ; 3: ATTR(=, "nvObject" ) ; 4: ATTR(=, "nvEventDescr" ) ; 5: ATTR(=, "nvApplNbr" ) ; FETCH 1: IPADDR($V3); MAP origin = $F1 ; hostname = $V3 ; msg = $V4 ; category = $V5 ; nodestatus = 1 ; # UP nvhostname = $ADAPTER_IP ; # Required for ALL TEC_ITS events END
Tivoli NetView for Windows ユーザーは、新しい overridestatus_user1.rs ルール・セットを インプリメントできます。これは、正しくない setstatusseverity.rs ルール・セットを置き換えます。 \usr\ov\doc\Rulesets_on_Windows.readme 文書に、nvcord 相関デーモンで使用するルール・セットのサンプルが 記載されています。この setstatusseverity.rs ルール・セットは削除してください。これは、将来のリリースでは出荷されないことになっています。
xnmsnmpconf コマンドに、次の新しいオプションが追加されました。注: 大括弧 ([ ]) の 中の文字はオプションです。
特定のノードの特定の項目を含んだ SNMP 構成 nodedb ファイル (nodedb.dir と nodedb.pag) から、 すべての項目を除去します。
IP アドレスのワイルドカードの 特定の項目を含んだ SNMP 構成 wilddb ファイル (wilddb.dir と wilddb.pag) から、 すべての項目を除去します。
SmartSets の特定の項目を含んだ SNMP 構成 colldb ファイル (colldb.dir と colldb.pag) から、 すべての項目を除去します。
注: SNMP 構成ファイルは、/usr/OV/conf/ovsnmp.conf_db ディレクトリーにあります。
これら新規のオプションと xnmsnmpconf -clearCache コマンドを使用し、次の各ステップを実行する ことにより、SNMP 構成データベースを完全に空にすることができます。
xnmsnmpconf -clearnode xnmsnmpconf -clearwilddb xnmsnmpconf -clearcolldb xnmsnmpconf -clearCache
注: SNMP 構成データベースを空にする前に、xnmsnmpconf をカスタマイズしたもの (デフォルトの コミュニティー名や IP アドレスのワイルドカードなど) がある場合、それらを保管し、記録しておいてください。 SNMP 構成データベースを空にした後、これらのカスタマイズ内容を xnmsnmpconf -import コマンド または xnmsnmpconf GUI を使用して復元してください。
APAR IY56279 と IY60528 を合わせた対応として、nvserverd デーモン内の内部 Tivoli Enterprise Console アダプターの 動作を制御するために、UNIX 上の tecint.conf ファイルに新しい 3 つのオプションが追加されました (Tivoli 環境、 非 Tivoli 環境の両方)。デフォルトでは、これらのオプションはコメント化されていますが、ユーザーは、 前に付いているポンド記号 (#) を除去すれば、コメントを外して nvserverd デーモンの動作を次に説明するように変更できます。 tecint.conf ファイルの 新しい man ページには、これらのオプションの説明が含まれています。
このオプションが「Yes」または「YES」に設定された場合、このフラグにより、nvserverd デーモンがイベントの ログを作成し、Tivoli Enterprise Console サーバーの /usr/OV/log/nvserverd.log ファイルに送られるようになります。 イベントのログへの記録は、イベント・アダプターによる処理の前に行われます。また、ログには内部アダプターの始動パラメーターと、内部アダプターに関して記録されるエラー・メッセージがあればそれも 記録されます。このエラー情報は、以前は nettl ログの中にしか記録されませんでした。tecint.conf ファイルの 中でこのフラグを使用すると、ロギング機能を制御するための /usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイル内の NVSERVERD_TRACE_TEC_EVENTS=YES 環境変数をエクスポートする必要がなくなります。さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。
tecint.conf ファイルの中に NvserverdTraceTecEvents= フラグが無かったり、コメント化されていれば、デフォルトの動作は 、「nvserverd.log ファイルは作成されない」です。
このオプションを「No」または「NO」に設定すると、このフラグにより、nvserverd デーモンは、 nvcorrd 相関デーモンでセッションをオープンし、イベント・ウィンドウのように最新のイベントを事前通知しない ように要求します。デフォルトの動作では 、Tivoli Enterprise Console ルール・セットが事前通知されます。事前通知をすることで 、nvcorrd がアクティブである間に nvserverd デーモンが停止され再始動されるときに 、Tivoli Enterprise Console サーバーに重複イベントが送信される確率が増します。この項目を使用すると、 事前通知機能を制御するための、/usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイル内の NVSERVERD_PRIME_TEC_EVENTS=NO 環境変数を エクスポートする必要がなくなります。さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。
このオプションを「Yes」または「YES」に設定すると、このフラグにより、nvserverd デーモンは、 NetView 7.1.4 より前の動作に戻り、Tivoli Enterprise Console に送信されるイベントに関する、ユーザー構成可能 な NetView 重大度が送信されるようになります。もともとイベント重大度は、 それが IBM Tivoli Enterprise Console バージョン 3.9 プログラム (および、バージョン 3.8 と 3.7.1 用の フィックスパック) で提供される新規の Tivoli Enterprise Console ルールの働きを妨害するため、 バージョン 7.1.4 には入れられていませんでした。これらの新しい Tivoli Enterprise Console ルールは 、Tivoli Enterprise Console サーバーで受け取った時点の Tivoli NetView 内部イベントのイベント重大度を 自動的に設定し、そして Tivoli Enterprise Console サーバーでオープンされたイベント相関および時間に基づいて、 重大度を上げたり下げたりします。しかし、多くのユーザーは、これらの 新しいルールを使用するためのマイグレーションの用意ができておらず、 ユーザーのカスタム・ルールを機能させるために、依然として Tivoli NetView 重大度か 送信されることが必要です。したがって、 新しい NvserverdSendSeverityTecEvents= フラグは、マイグレーション・エイドとして 提供されます。このオプションを使用すると、重大度の送信を制御するための 、/usr/OV/bin/netnmrc.pre ファイル内の NVSERVERD_SEND_SEVERITY_TEC_EVENTS=YES 環境変数を エクスポートする必要がなくなります。さらにこれは、 その変数が存在すると、それをオーバーライドします。tecint.conf ファイルの中に NvserverdSendSeverityTecEvents= フラグが無かったり、コメント化されていれば、デフォルトの動作は 、「デフォルト・イベントで重大度フィールドは送信されない」です。slotmap フィールドに 明示的にコーディングされた重大度は、これらの変更によって影響を受けません。
以下は、IBM Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 01 における新情報でした。
APAR IY48379 で、ovstop コマンドが tdwdaemon を常に停止するわけではないという問題が記述されました。 この問題を解決するため、変更された tdwdaemon.lrf ファイルが提供されています。 この修正を UNIX プラットフォームにインストールするには、以下のステップに従って、 インストール内の tdwdaemon.lrf ファイルを置き換えてください。
この修正をバックアウトするには、上記の指示のうちコピーの 2 つのステップを、 保管された lrf ファイルを元の場所に戻すという 1 つのコピーに置き換えて実行します。
ロケーション・センシティブ・トポロジー機能 (location.conf ファイル) は、ゲートウェイ項目の中で 、IP アドレス範囲とワイルドカードを使用できるように拡張されました。範囲またはワイルドカードは、 ゲートウェイ IP アドレスのどの部分でも使用できます。 ワイルドカードは、ゲートウェイ名では使用できません。
以下の変更 (location.conf ファイルのコメント・セクションに、手動で適用 する必要があります) は、ゲートウェイ名またはアドレス・フィールドに対する変更内容を記述しています。
ゲートウェイ・エントリーのフォーマットは、次のとおりです。
<location name> <gateway name or address>
ここで、location name は、このゲートウェイが置かれる場所の名前で、 gateway name or address は、ゲートウェイの名前、または、そのインターフェースの 1 つの、 小数点表記法で表された IP アドレスです。ゲートウェイ IP アドレスには、ワイルドカードおよび範囲を 使用できます (たとえば、5.25-30.2.8 または 3.5.*.* などと指定できます)。 ゲートウェイ名 (myrouter.company.com) にワイルドカードを使用することはできません。
以下に示すのは、ゲートウェイ・エントリーのサンプルです。
ゲートウェイが複数のゲートウェイ・エントリーに一致する場合は、1 つのエントリーが任意に選択されます。ゲートウェイ・エントリーの 重複の解決を助けるために、複数のエントリーに一致するゲートウェイ・インターフェースに関する 警告メッセージが location.log ファイル内に表示されます。これは、あくまで警告メッセージです。 ゲートウェイまたはルーターの配置に問題があることを示すものではありません。
APAR IY47145 に対して変更された netmon.seed ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。このファイルには、 ノードを明示的にディスカバーし、そのノードを SNMP 管理にするために、netmon.seed ファイル内に 2 つの エントリー (1 つはノードをディスカバーするため、もう 1 つは SNMP 管理のため) がなければならないことが記述されています。この フィックスパックは、変更された netmon.seed ファイルを、UNIX では /usr/OV/newconfig/IBMVA-RUN/ サブディレクトリーに、 Windows では \usr\ov\newconfig\netmon サブディレクトリーに置きます。
デフォルトでは、7 個までの代替コミュニティー名を communityNames.conf ファイル内に 指定できます。代替コミュニティー名の許容最大数は、netmon.conf ファイル内の MaximumCommunityNames 環境変数を 0 と 100 の間の値に設定することで変更できます。
新しい trapd.conf ファイルが、このフィックスパックで出荷されます。この trapd.conf ファイルは、Tivoli NetView for Windows プログラム用の trapd.conf ファイル内 の HPCIFxxx トラップ内の幾つかの値を誤って切り捨てなくなりました。 このファイルは、\usr\ov\newconfig\ovsnmp-run\trapd.conf ディレクトリーにあります。 このファイルを使用する場合で、\usr\ov\conf\trapd.conf ファイルをカスタマイズしていない場合は、 \usr\ov\conf\trapd.conf ディレクトリーの trapd.conf を置換してください。\usr\ov\conf\trapd.conf ファイルが変更されている場合は、2 つのファイルをマージする必要があります。
servmon デーモンを使用して ITM 照会を行うときにサービス検出で問題がある場合、 servmon 初期化に対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にする必要がある場合があります。
servmon 初期化中に servmon デーモンに対して 2 次 IP アドレス検索を使用可能にするには、 servmon.conf ファイル内に、SECONDARY_IPADDRS のみからなる 1 行を追加してください。デフォルトでは、2 次 IP アドレスは、servmon 初期化中に検索されません。
ただし、この機能を使用可能にするとパフォーマンスが大幅に悪化します。Tivoli NetView プログラムが安定した後で変更を行うのが良いでしょう。 さらに、Tivoli NetView プログラムの実行時に、次のステップを実行してください。
Tivoli NetView for UNIX プログラムのバージョン 5.1 以降、アクション・ノード・ルール・セットは、 それを通過した各トラップの終わりに、以下の 3 個の変数を追加しました。 それらの変数は、順に、次のとおりです。
Tivoli NetView バージョン 6.0.3 プログラムに、現在トラップにある変数の数をユーザーに知らせる新たな 属性 NVATTR_COUNT が追加されました。また、上記の最後の 3 変数の参照が簡単になりました。
これらの追加の varbind は、参照が簡単な以下の変数にエクスポートされました。
mib2trap mib_file addtrap_output_file [baroc_file] [base_event_class_name]
このコマンドはユーザー定義の任意のベース・イベント・クラスをサポートするようになったので、 古い Nvserverd_Event ベース・クラスを使用し続けたい場合、以下のように、それを 4 番目の (オプショナル) パラメーターとして指定すれば使用し続けることができます。
mib2trap mib_file addtrap_output_file baroc_file Nvserverd_Event
nvserverd 内の内部 Tivoli Enterprise Console アダプターによって Tivoli Enterprise Console サーバーに送信されるイベントの 起点フィールドは、常に NetView サーバーの IP アドレスを含みます。 adapter_host フィールドは、NetView サーバーの完全修飾ドメイン名または 起点フィールドと同じ IP アドレスのいずれかを含みます。Tivoli Enterprise Console でのイベント応答および 転送を容易にするため、アダプター・ホスト・フィールドに短縮名を使用することはできなくなりました。
Java(TM) MIB ローダーは、ロードに失敗した MIB を、ロード済み MIB のリストに入れなくなりました。 また、MIB のロードがスキップされた場合はユーザーに警告するようになり、 それによって、Java MIB ローダーの場合、MIB ファイルに対して有効な拡張子は .mib、.my、および .def のみであることをユーザーに知らせます。
Solaris 上にインストールされる /etc/snmp/conf/mgragentd.rsrc ファイルが変更され、 コマンド・フィールドは、以前の値 'command = /usr/bin/echo mgragentd registered with snmpdx' から、 単に 'command = "" ' (ヌルのコマンド入力) を読み取るようになりました。この変更の目的は、snmpdx の 再始動時に機能不良のプロセスが作成される可能性を回避することです。ただし、 このファイルは、NetView の最初のインストール時に 1 回だけインストールされ、 ユーザーのシステム上にある現行のコピーは、このフィックスパックでは更新されません。したがって、 次のリリースの前にこの変更を適用したい場合、この変更を手動で /etc/snmp/conf/mgragentd.rsrc ファイルに挿入する必要があります。
Tivoli NetView プログラム、バージョン 7.1.2 以降につき、Tivoli NetView プログラムで使用される Tivoli Enterprise Console クラス 定義がアップグレードされました。Tivoli NetView プログラムによって使用される、以前の Tivoli Enterprise Console イベント・クラス定義は もうサポートされておらず、将来のマイグレーションは古いクラス定義をサポートしないので、 ユーザーは新しいクラス定義を使用するべきです。
ユーザーのシステム構成およびオペレーティング・システムのレベルによっては、Tivoli NetView バージョン 7.1.4 フィックスパック がインストールされたら、新しいバージョンの JRE にアップグレードする必要がある場合があります。フィックスパックが インストールされた後に NetView Web コンソールがコア・ダンプを引き起こす場合、適切なプラットフォーム用の フィックス IY45265 を IBM カスタマー・サポートに要請して、ご使用のシステムにそれをインストールすることによって、 JRE アップグレードを要求することができます。
snmpCollect デーモンが、適切と思われるよりも多くのコレクションを延期している場合、 問題の原因として考えられるのは、デフォルトの待ち時間である 3 秒が、snmpCollect デーモンが応答を受信するのに十分ではないこと です。
コレクションに対してさらに長い時間を許可するには、次のステップを実行します。
Tivoli NetView セキュリティーが使用可能になっている場合、Tivoli NetView サーバーの完全修飾ホスト名が、 サーバーの /etc/hosts ファイル内のサーバー・エントリーの最初のホスト名になっている必要があります。 そうでない場合、Tivoli NetView クライアントの信任状が検証できず、「セキュリティー管理」ダイアログ内で サーバーからメッセージが送信されるときにエラー (35) が報告されます。
UNIX 上で Tivoli NetView ネイティブ・サーバー/クライアント構成を使用している場合、 ネイティブ NetView クライアントは、Tivoli NetView サーバーが置かれているプラットフォームがリブートされた場合、 停止および再始動される必要があります。 リブートとそれに続く Tivoli NetView サーバーの再始動によって、ネイティブ・クライアントに関するセッション情報が 失われるので、その情報を復元するためにクライアントの停止および再始動が必要となります。
シード・ファイル内のワイルドカード範囲は、すべての管理対象ネットワークについて、 ディスカバリーがその範囲内に入るよう制限します。これは、netmon デーモンがその範囲内の新規ノードをディスカバーすることを強制するものではなく、 netmon デーモンに新規ネットワーク作成を強制することでもありません。ただし、シードされたエントリー (単一の IP またはホスト名) に 対して netmon デーモンは常にエントリーをディスカバーして、必要であればネットワークを作成しようとします。
「アイランド・ネットワーク」 (つまり、Tivoli NetView サーバーへのルーター接続の無いネットワーク) のディスカバリーを 強制するには、そのネットワーク内の 1 つの明示的な (シードされた) ノード・エントリーをシード・ファイルに 追加することによって、ノードのディスカバリーとネットワークの作成を強制する必要があります。 さらに、そのネットワークの他のデバイス上でディスカバリーを拡張するには、 シードされたエントリーが SNMP 使用可能になっていることを確認する必要があります。
xnmsnmpconf アプリケーションの SNMP 構成パネルにおいて、「再試行回数」フィールドに ping または SNMP 要求の 合計再試行回数が示されます。このカウントには、最初のポーリングが含まれるので、 値 1 は、1 回の試行が行われる必要があることを示し、値 "2" は、最初の試行と、その試行が失敗した場合の 1 回の再試行を示し、 以下同様になります。
Web サーバーの日次ログ・ファイルがシステム上で占めるスペースがあまりにも大きい場合、 これらの要求ログが保持される日数を減らす (方法は「IBM Tivoli NetView for UNIX リリース情報 バージョン 7.1.4 」に説明されています) のに加えて、 ユーザーは以下のようなアクションも実行することができます。
照会間隔は、Web サーバーがその時点でまだアクティブかどうかをチェックする要求を Web コンソールが 送信する頻度を決定します。
通常、このパラメーターをカスタマイズする必要はありません。しかし、日次の サーブレット要求ログ (UNIX の場合 /usr/OV/www/logs ディレクトリー、Windows の場合 \usr\ov\www\logs ディレクトリーにある yyyy_mm_dd.request.log) が 定期的に大きくなりすぎる場合は、照会間隔を増やして、作成される EventChannel 照会ログのエントリー数を 減らすことができます。ただし、この変更により、Web コンソールが Web サーバーのダウンを認識するまでの遅延時間が長くなります。
このパラメーターは、UNIX の場合は /usr/OV/www/webapps/netview/WEB-INF/web.xml ファイル内 、Windows の場合は \usr\ov\www\webapps\netview\WEB-INF\web.xml ファイル内に ある EventChannel サーブレットの queryIntervalSec パラメーターで構成できます。
クライアント・リフレッシュ率は、Web コンソールが Web サーバーにイベント・ブラウザーに対する イベントのリフレッシュを要求する頻度を決定します。
通常、このパラメーターをカスタマイズする必要はありません。しかし、日次の サーブレット要求ログ (UNIX の場合 /usr/OV/www/logs ディレクトリー、Windows の場合 \usr\ov\www\logs ディレクトリーにある yyyy_mm_dd.request.log) が 定期的に大きくなりすぎる場合は、クライアント・リフレッシュ率を増やして、作成される EventBrowser イベント要求ログのエントリー数を 減らすことができます。ただし、この変更により、EventBrowser データが Web コンソール内で更新される頻度が減少します。
このパラメーターは、UNIX の場合は /usr/OV/www/webapps/netview/WEB-INF/web.xml ファイル内 、Windows の場合は \usr\ov\www\webapps\netview\WEB-INF\web.xml ファイル内に ある EventBrowser サーブレットの clientRefreshRate パラメーターで構成できます。
上記アクションの両方とも、ログが保持される日数を減らすことと同様に、UNIX システムまたは Windows システムで 稼働する NetView Web サーバー上で実行できます。
Tivoli NetView プログラム、バージョン 7.1.4 では、イベントの Tivoli Enterprise Console サーバー への転送が使用可能になっている場合、最新リリースの Tivoli Enterprise Console (バージョン 3.8 に フィックスパック 01 を適用するか、バージョン 3.9) が必要です。 これは、最近のリリースの Tivoli Enterprise Console にのみ知られている、Tivoli NetView プログラムから Tivoli Enterprise Console サーバーに 送信されるトラップ・パラメーターにおける変更によるものです。
Solaris オペレーティング・システム上で初めてクライアント/サーバー・システムを構成する際、 「クライアント・アクセスの追加」段階で、次のようなエラー・メッセージが出されることがあります。
!-> エラー・メッセージ 「/etc/dfs/sharetab をオープンできません」(3 回)-> オペレーション完了
これは、/etc/dfs/sharetab ファイルが、作成されるまで Solaris に存在しないからです。 クライアント・セットアップは、ファイルへのアクセス失敗後にファイルを作成するので、 上記エラー・メッセージは障害を意味しません。
「セキュリティー監査構成」ダイアログ・ボックスには、2 つのペインがあります。
上部のペインには、監査カテゴリーの選択フィールドがあります。 このフィールドの中の「オン」と 「オフ」のボタンを使用して、保管する監査レコードのカテゴリーを選択します。各カテゴリー下で記録されるイベントの情報については、 「IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者の手引き バージョン 7 」を参照してください。
下部のペインには、以下のフィールドがあります。 これらは、監査ログ・ファイルのサイズとロケーションの制御に使用できます。
IBM Tivoli NetView for UNIX 管理者ガイド または IBM Tivoli NetView for Windows 管理者ガイド、itm_attributes.conf および servmon.conf ファイルの 中のコメント、servmon デーモンの man ページのどれも、servmon デーモンが Service SmartSets をいつどのように作成するのかを 正しく明確に説明していません。
servmon デーモンは、サービス属性エントリーに対して Service SmartSets を自動的に作成しません (itm_attributes.conf ファイルおよび servmon.conf ファイルの両方を 参照してください)。Service SmartSet が欲しいユーザーは、 そのサービスについて servmon.conf ファイルにエントリーを追加する必要があります (あるいは、 すでにそのサービスの行がある場合、コメント化されている行のコメントを外して、 必要な変更を行ないます)。詳しくは servmon.conf ファイルを参照してください。 それから、servmon デーモンを停止、再始動して、変更を取り込んでください。
代替方法として、手動で SmartSet を作成することができます。Windows の場合、 SmartSet サブマップ下のノードの状況は、サービス状況にのみ依存します。ただし、User SmartSets の場合、 ノードの状況は、IP 状況およびサービス状況の両方に依存します。UNIX の場合、Service SmartSets がサポートされていても、 サービスのアイコンは作成されず、サービス状況はノードの全体状況に寄与しません。
servmon デーモンについての追加の注:
UNIX の場合、ユーザーが /usr/OV/bin/netview.pre ファイルを作成すれば、そのスクリプトによって NetView コンソールの環境変数を設定することができます。/usr/OV/bin/netview.pre スクリプトは、 ユーザーが NetView コンソールを立ち上げると実行されます。デーモンの開始環境変数に 使用される /usr/OV/bin/netnmrc.pre スクリプトと同様、/usr/OV/bin/netview.pre スクリプトは自動的に バックアップされ、更新情報のインストール時、またはユーザーがマイグレーション中に /usr/OV/bin.USER カテゴリー を選択した時にマイグレーションされます。
netview.pre スクリプトは、NVMAPGLOBALACK 環境変数の設定に使用できます。NVMAPGLOBALACK 環境変数を 1 に 設定すると、マップ認知がグローバル・ベース・モードになります。
お客様によって報告された以下の問題が、 このフィックスパックによって Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムで修正されます。
APAR # | プラットフォーム | 説明 |
---|---|---|
IY56398 | Windows UNIX |
Tivoli Switch Analyzer プログラムのアンインストール後、正しくない複合ポート・ オブジェクト状況を示す。 |
IY56765 | UNIX |
要求時ポーリングが、Linux プラットフォームの SNMP V3 で失敗する。 |
IY56873 | UNIX |
xnmsnmpconf -clear<xx>db の実行後、netmon デーモンがコアする。 |
IY57383.1 | UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムにある Tivoli バージョンの nvtecia -reload コマンドが 作動しない (IY57383 のアップデート)。 |
IY58223 | UNIX |
オープン・トポロジー・オブジェクトの状況更新が、15 分後に停止する。 |
IY60881 | UNIX |
-restart と登録したアプリケーションが、実際には再始動しない。 |
IY60946 | UNIX |
一定の条件下で ovw_binary が多くの CPU を使用する。 |
IY61505 | Windows UNIX |
Web コンソールのサブマップ・エクスプローラーで、左右のペインに表示されるノードが 一致しないことがある。 |
IY61588 | UNIX |
初期ディスカバリー後に netmon.seed ファイルに項目 "!@oid 0" が追加されると、 日次構成チェックまたは要求時ポーリング後に SNMP をサポートしないデバイスが削除される。 |
IY61634 | UNIX |
明示的なスロット・マッピングが xnmtrap (trapd.conf ファイル) を使用して構成されていない場合、 トラップ varbind (nv_var1 ... nv_var<n>) がすべて Tivoli Enterprise Console サーバーに送信される。 スロット (重大度などの) が定義されると、重大度だけがただちに送られる。trapd.conf ファイルの man ページが この情報について更新されます。 |
IY62044 | UNIX |
nvcorrd の man ページを更新して、nvcorrd が最新の 25 イベントではなく、 最新の 100 イベントをキャッシュに入れると修正する必要がある。 |
IY62164 | Windows UNIX |
実在しない千単位のセグメントがユーザーのデータベースに追加される。 |
IY62217 | UNIX |
Solaris で、22 以上のネイティブ GUI が開かれると、ovwdb が 2 GB まで急速に増大し、 コアする。 |
IY62939 | Windows UNIX |
Tivoli NetView Warehouse Enablement Pack のデータマート ETL が、 ステップ anm_m05_s010_metric およびステップ anm_m05_s020_fact で FOREIGN KEY エラーとなり失敗する。 この問題は、一部のノードが ANM.D_L3NODES テーブルに追加されていないことを示している。 |
IY63318 | UNIX |
7.1.4 リリース情報で、一部の機能が Linux Intel プラットフォームだけではなく、 zSeries および S/390 プラットフォームについても搭載されないことが記載されていない。 この事実は、この Readme ファイルで記載されています。 |
IY63336 | Windows UNIX |
mib2trap コマンドが addtrap コマンドの発現を抑えるため、ユーザーに知らせるべき 警告メッセージが抑止されて表示されない。 |
IY63370 | Windows UNIX |
NetView Web コンソールで、デフォルトでない名前のマップだけに対して、 Open Map テーブルが不必要に開かれる。 |
IY63655 | UNIX |
ノードを ping すると定期的に ovw_binary がコアする。 |
IY63686 | Windows UNIX |
SmartSet に属する新規のオブジェクトが、NetView コンソールで SmartSet のオープン中 にディスカバーされると、その新規のオブジェクトが総称的なコンピューター・シンボルで表示される。 SmartSet をクローズして、再オープンすると正しいシンボルで表示されます。この次善策は、 この Readme の『既知の問題と制限 』セクションに記載されています。 |
IY64107 | Windows UNIX |
netmon.seed ファイルの SNMP ロックの IP アドレス範囲として「*.*.*.*」も使用できる ようにする必要がある。 |
IY64224 | Windows UNIX |
「ロックされた」SNMP アドレスが、他の「ロックされた」SNMP アドレスに移動する。 |
IY64226 | Windows UNIX |
NetView Web コンソールの検索機能が、UNIX では大/小文字を区別するが、 Windows では区別されない。 |
IY64241 | UNIX |
Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 2 を Solaris にインストールしているときに、 懸念されるが実際には該当しないメッセージ (「cp: .SunOS.V714 にアクセスできません」など) が表示される。 |
IY64272 | Windows UNIX |
特定の列のビュー、たとえば、Web クライアントの「IP アドレス」ビューなどの 特定の列をユーザーがカスタマイズすると、ユーザーがサブマップを変更する、または最新表示ボタンを押したときに 列サイズが元のサイズにリセットされる。 |
IY64366 | UNIX |
snmpCollect Unix APAR、IY50954 により、ユーザーが IP アドレスを指定できるが、 ネーム解決が常に使用されていた。現在は、IP アドレスについてネーム解決をしないオプションがユーザーに 設けられています。 |
IY64466 | Windows UNIX |
Tivoli Enterprise Console サーバーに転送される「Node Marginal (ノード・マージナル)」イベントに、 該当するノードの名前ではなく、発信元スロットの NetView マシンの名前が記載される。 |
IY64564 | UNIX |
インターフェースを含む SmartSet を作成後、新たにディスカバーされたインターフェース の SmartSet のインターフェース・ラベルに、現行の IP マップの「インターフェース・ラベルの表示」 構成パラメーターに従った ipmap ラベルではなく、デフォルトのトポロジー・ラベルが使用される。 |
IY65255 | Windows UNIX |
nvserverd デーモンが FQHOSTNAME スロットを作成しない。 |
IY65381 | Windows |
Tivoli NetView データマート ETL のステップ ANM_M05_S010_METRIC が、 ANM.F_3TRS_HOUR テーブルへの挿入時に外部キー・エラーで失敗する。 |
IY65723 | Windows UNIX |
Web コンソールでの Secure Socket Layer (SSL) の使用法に関する Readme の記述が 不完全で、jetty.xml ファイルに関する記述がなかった。 |
IY66025 | Windows UNIX |
NetView Web コンソールのイベント・ビューアー・ルール・セットのソートを 辞書式順序にする必要がある。 |
IY66032 | Windows UNIX |
疎 MIB テーブルが検出されたときに、戻されたデータの表示が正しくなくなる可能性が あることを Java MIB ブラウザーがユーザーに警告しない。 |
IY66096 | UNIX |
/usr/OV/bin/nvhotbackup コマンドに df -k を設定すると、コマンドが失敗することがある。 |
IY66382 | UNIX |
loadhosts -a オプションを使用して、ping できないデバイスをロードすると、 そのデバイスが停止する。ただし、インターフェースの状況変更は、データベース内のセグメントまたは ネットワークには伝搬しない。しかし、マップにはその状況が正しく表示される。 |
IY66383 | Windows UNIX |
nvmaputil.sh および nvmaputil.bat 非管理インターフェース・コマンドが正しく機能しない。 |
IY66397 | UNIX |
DebuggingToolsV2 が、まだツールがインストールされていないシステムにインストールできない。 |
IY66440 | UNIX |
保証されていないバージョンの ovobjprint コマンドである (フィックスパックと一緒には出荷されていない)。 |
IY67304 | UNIX |
rnetstat -an によって表示される出力が壊れている。 |
IY67766 | UNIX |
Solaris では、同時に開くことができる IBM Tivoli NetView GUI は、最大 24 に限られる ことが文書化されていない。 |
IY67784 | UNIX |
ネットワークを削除または非管理にするときに、compoundPort オブジェクトを 非管理および管理対象にすると、netmon がコアする。 | PJ29147 | Windows |
Intel Windows マシンで、シリアル・リンクのダミー・アドレスの増分が、正しくない バイト・オーダーで実行される、すなわち、netmon デーモンの最初の再始動前にディスカバーされなかった 無番号シリアル・リンクがディスカバーされなくなり、複合ポート状況オブジェクトが作成されない。 |
PJ29866 | Windows |
loadhosts コマンドを使用して追加されたノードが NetView GUI に表示されない。 |
PJ29983 | Windows UNIX |
ルール・セットが SmartSet を照会すると、「NVCOLLECTION API が初期化されていません」 というエラーになる。 |
PJ30029 | Windows |
netmon の ICMP サービスとの接続が、ソケットの問題により失われる。 |
PJ30038 | Windows |
tess および Tivoli NetView for Windows イベント・ブラウザーでカスタム・フィルターを使用すると、 しばらくしてブラウザー・ウィンドウが消え、次のテキストが nv.log ファイルに表示される: [tess] OnTimer exception at requery with hstmt:0. (-1) State:S1000,Native:-1045,Origin: Microsoft ODBC Microsoft Access Driver. Not a valid bookmark. |
PJ30082 | Windows |
Tivoli NetView for Windows イベント・ブラウザーの使用で、不要情報または 前のイベントのデータが tess の「イベント詳細」パネルに表示される。 |
PJ30090 | UNIX |
oid_to_type ファイルの AIX V4 および V5 に対する表記を変更する必要がある。 |
PJ30107 | Windows |
Windows の NetViewD が常時、マップ「default」をとる。 |
PJ30154 | Windows |
Netmon がデュアル CPU ボックスで停止する。 |
お客様によって報告された以下の問題が、フィックスパック 02 によって Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムで修正されます。
APAR # | プラットフォーム | 説明 |
---|---|---|
IY49659 | UNIX |
AIX 5.1 の場合、ovactiond デーモンで起動されたコマンドが、 待ち時間を超過しても強制終了されない。 |
IY50486 | Windows UNIX |
Tivoli NetView プログラムの DB2 可用性データベースに 重複レコードがある (IY53390 と IY55671 を参照)。 |
IY51398 | Windows UNIX |
nvdbformat パフォーマンスの向上 |
IY52871 | UNIX |
Tivoli NetView のイベント・アプリケーションの、「MIB のブラウズ」 および「イベントのソート」の追加アクションが、共用ライブラリーのロード・エラーで失敗する。 |
IY53390 | Windows UNIX |
中央データウェアハウス ETL で、可用性データを TWH_CDW に挿入すると、 ノード (comp_id) と測定値の組が重複する結果を招く。 |
IY53554 | UNIX |
mibtable コマンドが、Mid-Level Manager MIB から状況テーブルを 検索しようとするとループにはまる。 |
IY53580 | UNIX |
APM データ収集が、同じ値を何度も連続して戻す。 |
IY53703 | Windows UNIX |
trapd デーモンは、トラップ内の 16 進データを期待どおりにフォーマットしない。 |
IY54430 | UNIX |
netviewd デーモンの始動が失敗する。ovstatus 出力スタンザ内のメッセージは、 「不明な理由で終了」。これの対処法は、このフィックスパックに示されている。 |
IY54434 | Windows UNIX |
複合 SmartSets について、nvUtil 評価コマンドが必ずしも正しい結果を出さない。 特に、ルールの右辺が NOT 演算子で終了したり (たとえば、!(xxxx))、複数の && 条件がある場合。 |
IY54452 | UNIX |
Tivoli NetView プログラムのマイグレーションの間に /usr/OV/ITSL2 ファイルをバックアップする。 |
IY54575 | UNIX |
Linux で、nvcorrd デーモンは、動的に割り振られなかった配列に対して delete [] が 呼び出されると、コアする。 |
IY54590 | UNIX |
ovtopofix コマンドは空のネットワークを削除する必要がある。 |
IY55011 | UNIX |
nvUtil は、ovw データベースから取得されたオブジェクトのリストの中で 選択名のないオブジェクトを見付けると、メッセージ「GetValues が失敗しました - OVwDbGetFieldValuesByObjects は NULL 値を戻しました。ovwdb キャッシュ・サイズがデータベース内のオブジェクトの数よりも大きいことを確認してください。」を表示して、終了する。 |
IY55025 | UNIX |
AIX 5.2 で、 「/usr/OV/app-defaults」ディレクトリーは、LANG=en_US でサポートされない ibm850 フォントを含んでいるため、netview_root.log ファイルがフォント・エラーでいっぱいになる。 |
IY55219 | Windows UNIX |
DEMANDPOLL と PING STATUS POLL が同時に発生すると、Solaris の場合 netmon デーモンがコアする。 |
IY55256 | UNIX |
/usr/OV/security/C/Domains/* ディレクトリーにサブディレクトリーが存在すると 、nvsecd デーモンは nvsec_admin の起動をコアする。 |
IY55354 | UNIX |
HSRP インターフェースは、いつも、削除され再作成される。 |
IY55559 | UNIX |
バージョン 7.1.4 に AutoTrace 機能を追加すると、snmpwalk コマンドに大幅な性能低下が起こる。 |
IY55671 | Windows UNIX |
netmon デーモンのイベント生成方法が原因で、tdwdaemon が同じ状況イベントについて、 複数のレコードを可用性データベースに追加する。 |
IY55689 | Windows UNIX |
層 2 状況は、SmartSet またはカスタム・マップ上のスイッチ・アイコンに 正しく伝搬しない。 |
IY55803 | UNIX |
Tivoli NetView プログラムのオンライン・ブックとヘルプに、 使用するブラウザーとして Netscape がハードコーディングされている。 |
IY55831 | UNIX |
ovspmd デーモンとの通信中に、疑似の ovwdb がハングする。 |
IY55966 | UNIX |
スペース・バーを約 20 秒間押したままにすると、ovw_binary がコアする。 |
IY55972 | UNIX |
$AGENT_ADDR は、Tivoli Enterprise Console サーバーに転送されたイベントの中のホスト名を解決しない。 |
IY56095 | UNIX |
1 つの UNMANAGE アクションに対して 2 つの NODE UNMANAGED トラップがある。 |
IY56157 | UNIX |
複数の NetView ウィンドウをクローズするときにパフォーマンスが下がると、 マップがグレーになり、しばらくの間そのままである。 |
IY56279 | UNIX |
ユーザーが、nvcorrd デーモンも併せて停止することなく ovstop nvserverd または ovstart nvserverd コマンドを実行すると、イベントが重複して Tivoli Enterprise Console サーバーに送られる場合がある。 |
IY56323 | UNIX |
netmon.conf ファイル内の NMAVAILABILITY=TRUE フラグが機能しない。netmon.conf ファイルの設定に かかわらず、/usr/OV/databases/availData_yyymmdd ファイルに使用可能なデータは作成されなかった。 |
IY56338 | Windows UNIX |
netmon デーモンは、数字で始まるシード・ファイル名を解決しない。 |
IY56522 | UNIX |
Linux で、netcheck TCP ルーチンは、「エラー: ポート 5888 に接続できませんでした。 接続が拒否されました。」という間違ったエラー・メッセージを表示する。 |
IY56534 | UNIX |
UNIX の、ovtopofix の -R オプション (空のネットワークとセグメントを除去) は 、-A と -a オプションと結合してだけでなく、単独で機能するようになった。 |
IY56563 | Windows UNIX |
Server Setup アプリケーションに、snmpCollect デーモンの -w フラグを 設定する機能がない。これにより 、Tivoli Data Warehouse 機能が使用不可であった。 |
IY56564 | Windows UNIX |
snmpCollect デーモンの -w フラグが、「IBM Tivoli NetView Warehouse Enablement Pack Implementation Guide 」 および snmpCollect の man ページに記載されていない。 |
IY56565 | UNIX |
snmpCollect が Tivoli NetView ウェアハウス・データベースにデータを書き出すことに 関連する DB2 アクティビティー・トレースのメッセージまたはオプションはない。 |
IY56637 | Windows UNIX |
netmon -a 160 コマンドは、TDWAVAILABILITY フラグの値をダンプしない。 |
IY56671 | Windows UNIX |
ovstop、ovstop nvsecd、または /etc/netnmrc コマンドの実行後、 Tivoli NetView データベースから列挙が失われる。 |
IY56958 | Windows UNIX |
nvUtil 評価コマンドの実行で起動される nvcold デーモン内の大きなメモリー・リークを除去する。 |
IY57192 | UNIX |
サブマップへのズーミングが機能しないことがある。 |
IY57383 | UNIX |
nvtecia -reload コマンドを tme_nvserverd と共に実行すると作動せず、 プロセスが停止する。 |
IY57388 | UNIX |
Linux で、ルール・セットは、名前のないノードがあると問題が発生する。 |
IY57432 | UNIX |
大きなインターフェース・リスト (varbind 8) を伴う Tivoli NetView イベントは 、Tivoli Enterprise Console サーバーで構文解析に失敗する。 |
IY57468 | UNIX |
「Poll for Status」をオフにしても、SnmpStatus ポーリングを使用不可にしないが 、ICMP ping を使用不可にする。 |
IY57469 | UNIX |
「Topology/Status Polling」構成からのすべての設定がオフにされると、 明示的なシード・ファイル項目がディスカバーされない。 |
IY57579 | UNIX |
APAR IY4909 は、netmon デーモンの始動でパフォーマンス上の問題を引き起こす。 |
IY57654 | UNIX |
データベース内に不完全なオブジェクトが残されていると、ovtopmd デーモンはコアする。それは、 稀なケースでのみ起こる。 |
IY58119 | UNIX |
最初の定義が「2 ワード」属性で、2 番目の定義が IN_COLLECTION の SmartSets を 、SmartSet エディター (collectioned) ダイアログを使用して作成したユーザーの行ったテスト。SmartSet の作成は 成功した。しかし、その後、ユーザーがその SmartSet を SmartSet エディター・ダイアログを使用して 変更しようとすると、SmartSet エディターは、 「SmartSet はダイアログの中で正しく表現されていません。代わりにテキスト・エディターが使用されました。」の メッセージを表示する。 |
IY58244 | Windows UNIX |
nvdbformat コマンドは、選択ルール定義のいくつかで間違った結果を提供する。 |
IY58305 | UNIX |
ovw_binary は、ウィンドウのサイズ変更でコアする。 |
IY58392 | UNIX |
trapgend デーモンは、AIX 5.2 上の CORE_DUMP を正しく構文解析しない。 |
IY58404 | Windows UNIX |
netmon キャッシュの中の最初のアドレス snmp_addr で問題があるとき 、2 番目のアドレスも失敗である場合は、最初のアドレスを 2 番目のアドレスに変更すべきではない。 |
IY58428 | UNIX |
nmdemandpoll を停止するために Ctrl+C のキーの組み合わせを入力すると、 netmon デーモンがシグナル 13 で終了する。 |
IY58512 | UNIX |
snmpCollect デーモンは DB2 データベース接続を終了しない。 その結果、多くの接続が、使用されていなくても、まだアクティブであるとしてリストされる。 |
IY58514 | Windows UNIX |
tdwdaemon で DB2 NetView ウェアハウス・データベースを作成するため に Server Setup アプリケーションを使用すると、db2stop および db2start コマンドが不必要に発行される。 |
IY58551 | UNIX |
mib2trap コマンドは、slotmap が組み込んだコメントを baroc ファイルを追加しない。 |
IY58586 | UNIX |
ユーザーは SmartSet エディター (collectioned) を、ネイティブ NetView コンソールまたはコマンド行から開始する。「追加」->「変更」をクリックし、そのあと、 「定義タイプ」を「サブネット」に切り替える。そして、「計算」をクリックし 、IP アドレスとサブネット・マスクを入力して「計算」をクリックする。すると、collectioned は、 セグメンテーション障害でコアする。 |
IY58772 | UNIX |
snmpCollect-UNIX と DB2 の間の障害で 、sqlstate 値と sqlcode 値が snmpCol.trace ファイルに書き込まれない。 |
IY58780 | Windows UNIX |
submapexplorer 内のアイコン・サイズがときどき間違って計算される。 |
IY59196 | Windows UNIX |
メモリー・リークのために ovtopmd デーモンがコアする。 |
IY59201 | Windows UNIX |
オブジェクトがマップから削除されると、ovtopmd デーモンのサイズが大きくなる。 |
IY59424 | Windows UNIX |
要求でタイムアウトが生じると、常に、間違った SnmpStatus ポーリングの状況が 報告される。 |
IY59537 | Windows UNIX |
ノードが削除されたときに、servmon デーモンは SmartSet ovw データベース項目を クリアしない。 |
IY60528 | UNIX |
バージョン 7.1.4 では、Tivoli Enterprise Console イベントの一部として Tivoli NetView イベント重大度が 送信されなくなった。nvseverd デーモンに環境変数を追加すると、重大度を書き込むことができるが、デフォルトでは重大度は省略される。 |
IY60701 | UNIX |
netmon デーモンが、SNMP 状況要求 (req = SNMPStatus) のいずれかで 「SNMP エラー: 該当名なし」を検出すると、残りのインターフェースについて、インターフェース ・ダウン・イベントを報告する。 |
IY60978 | UNIX |
グローバル認知は、ロケーション・オブジェクトに対して機能しない。 |
IY61174 | Windows UNIX |
/usr/OV/conf/tdwdaemon.log ファイル内のエラー:「誤ったパラメーター数」 |
PJ29495 | Windows |
setstatusseverity.rs ルール・セットが不良である。 |
PJ29522 | Windows UNIX |
OVwFieldNameToFieldId API 呼び出しは、Tivoli NetView プログラムが再生され、 クライアント・アプリケーションは再生されなかったときは失敗となる。アプリケーション が ovwdb への接続を失ったことからリカバリーできるように、 新しい ovw API である OVwDbDone() が追加された。 |
PJ29525 | Windows |
ユーザーがサブマップのバックグラウンドを作成したが、表示されない。 |
PJ29701 | Windows UNIX |
Tivoli NetView SmartSet は、ITM サービスに対して作成されない。 |
PJ29726 | Windows UNIX |
SNMP 状況ポーリングが、ディスカバーされたインターフェースに限定される。 |
PJ29734 | UNIX |
UNIX xnmgraph で、「ビュー」->「統計」のあと、 ファイルに保管すると、出力行フィールドは、出力ファイルの中で 20 文字に制限される。 |
PJ29812 | Windows |
Windows Tivoli Enterprise Console イベント転送デーモン (tecad_nv6k) は、 多くのメモリーを消費したあと (Task Manager Window で見て判断される) 停止する。 |
PJ29814 | Windows |
「TEDW で使用するための DB2 へのデータ・エクスポートの構成」は 、snmpcollect がレコードを DB2 に書き込むように、snmpcollect に -w フラグを追加しない。さらに、 snmpcollect の nvsetup.exe 構成が、ovsuf および snmpCol.lrf ファイルを Tivoli Data Warehouse の -w フラグで 更新しない。 |
PJ29821 | Windows |
大きなインターフェース・リスト (varbind 8) を伴う Tivoli NetView イベントは 、Tivoli Enterprise Console サーバーで構文解析に失敗する。 |
PJ29910 | Windows UNIX |
SQL ステートメントは、SQL コマンド・ファイルの中で、 ゼロの周りの単一引用符を見逃す。 |
お客様によって報告された以下の問題が、フィックスパック 01 によって the Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムで修正されます。
APAR # | プラットフォーム | 説明 | |
---|---|---|---|
IY41085 | Windows UNIX |
ISDN ステータス・モニターが、MIB データの編成が原因で Cisco ルーターで機能しない。 | |
IY42473 | UNIX |
"-restart" パラメーターを指定して登録されたアプリケーションを Tivoli NetView プログラムが再始動しない。 | |
IY47145 | Windows UNIX |
SNMP 管理ノードをディスカバーするための netmon シード・ファイル内のエントリーに関する要件を文書中に明確に記述することの要求。 | |
IY47892 | Windows UNIX |
ovesmd デーモンが、ネットワークおよびネットワーク・セグメントへの DNS 要求を作成する際、不必要に DNS サーバーのパフォーマンスを悪化させる。 | |
IY48379 | Windows UNIX |
ovstop nvsecd コマンドが tdwdaemon を停止しない。 | |
IY48447 | Windows |
特定トラップのオブジェクト状況に関するヘルプ・メッセージ・パネル内の誤り。 | |
IY48542 | UNIX |
trapd デーモンが、バッファー・オーバーフローでコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49032 | UNIX |
Solaris および Linux の Server Setup アプリケーションに AIX 特定の用語およびオプションが含まれる。 | |
IY49405 | UNIX |
CNAT データが、前のバージョンの Tivoli NetView バージョン 7.1.x プログラムから バージョン 7.1.4 へマイグレーションされていない。 | |
IY49428 | Windows UNIX |
nvdbformat アプリケーションで、「TopM Interface List」の前に常に復帰が付加される。 | |
IY49532 | Windows UNIX |
nvdbformat アプリケーションが完了せず、出力が正しくない。 | |
IY49546 | UNIX |
printtool アプリケーションが、Linux 上の Tivoli NetView バージョン 7.1.3 プログラムでコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49787 | UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.3 ovw_binary コア。 | |
IY49953 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールが、誤ったデータを与えられると、セグメンテーション・フォールトでコアする。 | |
IY49954 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールのコマンド行パラメーターでオーバーフロー条件が発生する。 | |
IY49955 | UNIX |
nvauth 実行可能モジュールが、パスワード・コマンド行引き数が期待より長い場合にコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49975 | UNIX |
ipmap 実行可能モジュールが、GLOBAL ACKNOWLEDGE が使用可能にされている場合に、同期を永久に終了せず、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY49985 | UNIX |
pmd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50013 | UNIX |
nvlockd デーモンが、そのポートがサード・パーティーのソフトウェアでスキャンされると、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50133 | UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムの AIX 4.3.3 ML 10 へのインストール で nvsecd デーモンを開始できず、エラー・メッセージ「ovstart: ovspmd に連絡できません: そのようなファイルまたは ディレクトリーはありません」が発行される。 | |
IY50196 | Windows UNIX |
追加の代替コミュニティー名の要求。 | |
IY50227 | Windows |
servmon.log ファイル内に不必要なトレース・メッセージ。 | |
IY50265 | UNIX |
nvcorrd デーモンが、誤ったデータが nvcorrd ソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50266 | UNIX |
actionsvr デーモンが、誤ったデータがそのソケットに書き込まれるとコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50394 | Windows UNIX |
IPMAP アプリケーションが、Tivoli NetView バージョン 7.1.2 プログラムから バージョン 7.1.3 へのマイグレーション後にコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY50461 | Windows UNIX |
ルーター用のワイルドカード IP アドレスの location.conf ファイル内でのサポートを提供。 | |
IY50464 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、新しくディスカバーされたノードを管理するよう構成されていても、幾つかのデバイスをディスカバーし、それらを非管理として設定している。 | |
IY50663 | UNIX |
ovtopmd デーモンおよび ovtopofix コマンドの実行が、AutoTrace がオンの場合に大幅に遅くなる。 | |
IY50702 | Windows UNIX |
Tivoli Switch Analyzer プログラムが管理するスイッチで、ipmap に正しいシンボル状況が表示されない場合がある。 | |
IY50954 | UNIX |
snmpCollect デーモンが、アドレスがホスト名に変換される場合に、IP アドレス上で収集しない。 | |
IY50990 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、再始動後に状況ポーリングを実行するのに、構成された時間量を待機しない。 | |
IY51064 | Windows UNIX |
Query Database Field ノードが、ルール・セット内のインターフェース選択名に対して機能しない。 | |
IY51125 | Windows UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.3 プログラムで、netmon シード・ファイル内の SNMP ワイルドカード使用でエラー。 | |
IY51162 | UNIX |
長い名前を持つトラップ・スロット値が、保管時に 15 文字に切り捨てられる。 | |
IY51181 | UNIX |
シード・ファイル・エディターで右方スクロール・バーが機能しなくなる。 | |
IY51516 | Windows UNIX |
nvrsEdit アプリケーションが、オープン時にルール・セットを正しく処理できない場合に、エラーを表示しない。 | |
IY51641 | UNIX |
nvserverd デーモンが、非常に大きいトラップを正しくフォーマットするにはバッファーが小さすぎることが原因で、コア・ダンプを引き起こす。 | |
IY51700 | Windows UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムでは、イベントの Tivoli Enterprise Console サーバー への転送が使用可能になっている場合、最新リリースの Tivoli Enterprise Console が必要となる。 | |
IY51778 | Windows UNIX |
netmon シード・ファイル内のアドレス範囲の動作が、以前のリリースと異なる。 | |
IY51844 | Windows UNIX |
ルーターの再ディスカバリーが機能しない。 | |
IY52086 | UNIX |
netmon デーモンに対する "retries" パラメーターの意味を明示する必要がある。 | |
IY52227 | UNIX |
IP 状況が正常のスイッチで、層 2 マージナル状況を認知できる必要がある。 | |
IY52295 | UNIX |
非 AIX Tivoli NetView UNIX プラットフォームに、ping 数コントロールを追加する必要がある。 AIX 上ではそのようになっている。 | |
IY52234 | UNIX |
バージョン 7.1.4 へのアップグレードの結果、ipgettopoinfo コマンドが実行されると、リレーショナル・データベース内の IP トポロジー・カウントが正しくなくなる。 | |
IY52320 | UNIX |
SNMP 構成ルックアップ・ルーチンが、グローバル・デフォルト内にあるユーザーの設定値の代わりに、NetView のデフォルト値を戻すようになった。 | |
IY52341 | Windows UNIX |
ipmap 実行可能モジュールが、AIX 5.1 上の Tivoli NetView 7.1.3 フィックスパック 1 でコアしている。 | |
IY52351 | Windows UNIX |
幾つかのトラップが、ネットワークおよびセグメント・アドレスの DNS 要求を引き起こしている。 | |
IY52394 | Windows UNIX |
機能 setstatednode において nvcorrd デーモンがシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY52429 | UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムにおいて、Tivoli Enterprise Console イベント内のホスト名を持つトラップ・スロットが、ホスト名の中にハイフン (「-」) があると、ブランクのままになる。 | |
IY52758 | UNIX |
xnmgraph アプリケーションが、誤った y 軸値を計算している。 | |
IY52773 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、10 分ごとにシグナル 11 でコア・ダンプを引き起こす。 | |
IY52820 | UNIX |
trapd デーモンが、AIX 5.2 上の Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムで定期的にコアしている。 | |
IY53038 | UNIX |
Linux 用の Tivoli NetView バージョン 7.1.3 および 7.1.4 プログラムにおいて、 開始スクリプト内に欠落した行があるため、root 以外のユーザーは GUI を開始することを許可されない。 | |
IY53188 | Windows UNIX |
netmon.conf ファイル内の変数 MaximumCommunityNames=x を設定することで、 ユーザーがコミュニティー名の最大数を変更できることを文書に示す。x の値は、0 から 100。 | |
IY53205 | Windows UNIX |
IBM Tivoli Monitoring リソース・モデルのステータス・モニターを servmon デーモンに 追加しようとすると機能しない。 | |
IY53244 | UNIX |
nvgethost コマンドのコマンド使用法の中に不要情報が印刷される。 | |
IY53271 | Windows UNIX |
トレースを切り替える、または Linux on zSeries にログオンすると、trapd デーモンが停止する。 | |
IY53400 | UNIX |
NetView セキュリティーが使用可能にされている場合、xnmloadmib2 アプリケーションおよび xnmbrowser2 アプリケーションが実行できない。セキュリティー登録ファイルが存在しない。 | |
IY53554 | UNIX |
mibtable コマンドが Mid-Level Manager MIB でループする。 | |
IY53666 | UNIX |
trapd.log ファイルが最大サイズに達すると、trapd デーモンがシグナル 13 で停止する。 | |
IY53704 | UNIX |
NVRSEdit アプリケーション内の Set State ノード編集での問題。 | |
IY53727 | Windows UNIX |
幾つかのインターフェースのマップに、誤ったシンボルが現れる。 | |
IY53780 | UNIX |
netmon デーモンが、望まれないインターフェースを ping する。 | |
IY53804 | Windows UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.3 フィックスパック 2 の適用後、nvdbformat アプリケーションがコアしている。 | |
IY53928 | Windows UNIX |
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 プログラムにおいて、servmon デーモンのパフォーマンス上の問題がある。 | |
IY54371 | Windows UNIX |
ルーター障害分離が使用可能になっていると、ポーリング・サイクルが経過する たびに毎回 「Interface Unreachable (インターフェース到達不能)」 イベントが発生する。 | |
IY54644 | Windows UNIX |
NetView Web コンソールがハング。 | |
IY54964 | Windows UNIX |
netmon デーモンが、大規模ネットワークで同時に数千ものインターフェースをポーリングしようとする。 | |
IY55374 | UNIX |
AIX 5.2 での snmpd64v1 エージェントの使用に関する文書が不明確。 | |
PJ29055 | Windows |
特定のトラップに対する起点 tecad デフォルト・スロット値の出力が間違っている。 | |
PJ29416 | Windows |
Tivoli Enterprise Console サーバーにイベントを転送するとき、ホスト名フィールドがブランクのままになる。 | |
PJ29421 | Windows UNIX |
ovobjprint コマンドが、大容量データベースに関するすべての適切な情報を表示しない。 | |
PJ29460 | Windows |
最初のインターフェースが DNS にないルーターを netmon デーモンがディスカバーすると、アイコン選択名およびラベルで問題。 | |
PJ29480 | Windows |
Service Down インターバルに基づいてサービス・シンボルが削除された後、ノードの状況が正しく更新されない。 | |
PJ29481 | Windows |
ノードがアップに戻ると、SmartSet 内のノードの状況が誤っている可能性がある。 | |
PJ29503 | Windows UNIX |
削除されたサービス・シンボルが、誤った状況を伝搬する可能性がある。 | |
PJ29517 | Windows |
活動化されたルール・セットを通過したイベントに対して 、nvcord デーモンが「$A」値を誤って交換する。 | |
PJ29580 | Windows |
Collected Data オブジェクト・プロパティーダイアログ・ボックスの "filter by" オプションが、"<" または ">" オプションが使用されている場合、データを反映しない。 | |
PJ29586 | Windows UNIX |
nvdbformat および nvdbimport コマンドで、コンマ (,) を含むフィールド を取得および設定できない。 | |
PJ29588 | Windows UNIX |
Tivoli NetView ETL 使用時に、過大な数の切り捨てエラーがログに記録される。 | |
PJ29644 | Windows |
Microsoft Trap Service からのヌル IP アドレス で Tivoli NetView for Windows trapd デーモン例外。 | |
PJ29651 | Windows UNIX |
Tivoli NetView ウェアハウス使用可能パックが、ストリング切り捨てエラーが原因で、宛先データの挿入に失敗する。 | |
PJ29653 | Windows UNIX |
Tivoli NetView ウェアハウス使用可能パックにおいて、月次および年次レポートの両方で、障害パーセントを表示するレポート用のヒストリカル・データが欠落。 | |
PJ29654 | Windows UNIX |
Tivoli NetView データマート ETL で、すべての事例で可用性が正確に計算されない。 | |
PJ29666 | Windows |
収集するオブジェクトの数が 16 を超えると、snmpCollect デーモンが snmpget 要求を繰り返す。 | |
PJ29671 | Windows |
前に定義済みのデータ収集に対してグラフ機能が機能していない。 |
IBM Tivoli NetView V7.1.4 フィックスパック 03 をシステムにインストールするには、以下の前提条件を満たす必要があります。
そのプラットフォームに適したパッケージをダウンロードし、それをインストール先のシステムに対して使用可能にする必要があります。
元の Tivoli NetView バージョン 7.1.4 インストールを実行した時と同じユーザー・アカウントを用いてシステムにログインしている必要があります (UNIX の場合、ルート・アカウント)。
システムには、すでに Tivoli NetView バージョン 7.1.4 インストールがなければなりません。
フィックスパックをインストールするシステムには、以下のことを行うのに十分なフリー・スペースが必要です。
前の Tivoli NetView フィックスパックを含むインストールでは、 このフィックスパックをインストールする前に 、UNIX 上の /usr/OV/service/V714/Fix PackX ディレクトリー、 または、Windows 上の \usr\ov\service\v714\Fix PackX ディレクトリーを 削除することによって、前のフィックスパックが使用しているスペースのほとんどを回復できます。しかし、 そのようにすることで、前のフィックスパックをバックアウトできなくなることと、インストールのために前のフィックスパックを必要とするコード修正は インストールできなくなることに注意してください。
以下の表に、上記の各スペース所要量の各プラットフォームでの必要量を示します。
オペレーティング・システム |
インストール時に必要なスペース1 |
アップグレードされた製品に必要なスペース2 |
---|---|---|
RS6000 AIX |
625 Mb |
400 Mb |
SunOS Solaris |
740 Mb |
485 Mb |
Linux Intel |
605 Mb |
360 Mb |
Linux 390 |
570 Mb |
330 Mb |
Windows |
115 Mb |
65 Mb |
1このスペースは、ユーザーがフィックスパックのインストール・パッケージを置く場所に必要です。 2このスペースは、UNIX の場合は /usr/OV、Windows の場合は \usr\ov に必要です。 |
/usr/OV または \usr\ov ディレクトリー内の、フィックスパック内容を入れるのに必要なスペースのほとんど (2 番目の欄に記述されているスペース) は、/usr/OV/service/V714/FixPack3 ディレクトリー (UNIX の場合) または \usr\ov\service\V714\FixPack3 ディレクトリー (Windows の場合) の内容を削除することによって、 システムに戻すことができます。ただし、これを行うと、フィックスパックをバックアウトすることができなくなります。 FixPack3 サブディレクトリー自体は削除しないでください 。このサブディレクトリーは、このフィックスパックを前提条件とするフィックスをインストールするために存在している必要があります。
Red Hat Enterprise Linux AS バージョン 3.0、SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 8.0 および 9 の 各システムについては、新規の Tivoli NetView 7.1.4 Linux for zSeries (64 ビット) CD が Tivoli NetView 7.1.4 ベース・キットに 追加されており、標準の新規 Tivoli NetView インストールが必要です。この新規 CD は、新規の Tivoli NetView を、 Red Hat Enterprise Linux AS バージョン 3.0、zSeries 用 SUSE Linux Enterprise Server (SLES ) 8.0 および 9 for (64 ビット) にインストールすることのみを対象としています。
Tivoli NetView プログラムが正しく機能するためにインストールが必要な Linux パッケージに関する詳細は、 『新規フル・イメージ Linux for S/390 (31 ビット) CD のソフトウェア要件』 を参照してください。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット)、 および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) については、 新規 NetView 7.1.4 Linux CD が NetView 7.1.4 ベース・キットに追加されており、新規の IBM Tivoli NetView 標準インストールが必要です。 この新規 CD は、Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) への新規 Tivoli NetView インストールのみが対象です。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) 上の Tivoli NetView インストールが正常に機能するには、最初に次の Linux パッケージがインストールされている必要があります。
ユーザーは、オプションの Red Hat i386 パッケージ compat-libstdc++-7.3-2.96.122、または S/390 パッケージ compat-libstdc++-7.2-2.95.3.78 をインストールする必要があります。この パッケージは、Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 Update 1 または 2 CD セットに入っています。
IP-MIB による ifIndex 参照内の ifIndex と ipAdEntIfIndex のミスマッチを訂正するために、 ユーザーは、net-snmp RPM を次のレベルに更新する必要があります。
rpm -i --force pdksh-5.2.14.8.i386.rpm (または pdksh-5.2.14-197.s390.rpm)
次のコマンドを使用して、インストールを検査します。
rpm -q pdksh
注: SLES 9 では、Xvfb パッケージは、xextra ではなく、XFree86-Xvfb です。
新規のインストール時に、各グループ内に少なくとも 1 つのパッケージが検出されないと、 インストールの前提条件の検査は失敗となり、インストールは終了します。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 i386 (32 ビット) と S/390 (31 ビット) および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 i386 (32 ビット) および S/390 (31 ビット) の場合、IBM から新しい Tivoli NetView 7.1.4 Linux CD を取得し、「標準」インストールの現行の指示に従います。
Red Hat Enterprise Linux AS バージョン 3.0 および SUSE Linux Enterprise Server (SLES) 9 for zSeries ( 64 ビット) の場合、IBM から新規のフル・イメージの Linux for zSeries (64 ビット) CD を入手し、 その標準インストール指示に従います。
注: 新規の Tivoli NetView CD は、通常の IBM パスポート・アドバンテージ経由で注文できます。
他のすべてのプラットフォームの場合は、次のステップを実行して、 フィックスパックをインストールします。
Web コンソールがカスタマイズされているかどうかに応じて、Secure Socket Layer (SSL) プロトコルの ユーザーは、次のいずれかを実行する必要があります。
Tivoli NetView for UNIX クライアントにフィックスパックをインストールする場合、以下を実行して、 クライアントが Tivoli NetView サーバーから確実に切断されるようにする。
新規ウィンドウをオープンし、フィックスパックをインストールするオペレーティング・システム上のローカル・サブディレクトリーにパッケージをコピーし、ディレクトリーをそのサブディレクトリーに変更する。
パッケージをコピーする前に、 このオペレーティング・システムに IBM Tivoli NetView 7.1.4 フィックスパック 03 を インストールするのに必要な、十分なスペースがこのサブディレクトリーにあることを確認します。
以下のいずれかを実行して、インストール・スクリプトを抽出する。
zcat 7.1.4-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0003.tar.Z | tar -xvf - installを入力する。
7.1.4-TIV-NVD-Win32-FP0003.exeを入力する。
インストール・スクリプトを実行する。
./installを入力する。
installを入力する。
install noversioncheckを入力する。
ネイティブ NetView クライアント・インストールにフィックスパックをインストールすると、 一部のファイル (nvexportd.jar、nvexportd.lrf、および notfoundhandler.class など) をコピーできなかったと いう一連のエラーがインストール・プロセスによって報告されます。これらの ファイルは、クライアント・インストールには不要であり、エラーは無視できます。
インストール中に他のエラーが発生した場合は (インストール・プロセス自体が正常終了を報告するか否かに 関わらず)、以下のステップを実行してください。
マシンのリブート、または、netnmrc スクリプト (AIX では /etc/netnmrc、Solaris または Linux では /etc/init.d/netnmrc) の実行のいずれかによって、UNIX 上の Tivoli NetView デーモンを再始動します。マシンのリブート、または netview コマンドの実行、または、Tivoli NetView アイコンのクリックのいずれかによって Windows 上の Tivoli NetView デーモンを再始動します。
注: Tivoli NetView インストールが Windows 上で SQL データベースを使用している場合、SQL サーバーを再始動したあとで Tivoli NetView デーモンを再始動してください。
アップグレードされたネイティブ NetView サーバー・インストールから、 すべての Tivoli NetView Web コンソールのインストールを再インストールする。Web コンソールは、 NetView サーバーのアップグレード後 、次の Web サイトからダウンロードできます。
http://server:8080/download
Windows 上の Web コンソールの場合、次のファイルにフィックスパック更新が 含まれています。シン・クライアントを使用していたのであれば、nvwc_thin.zip ファイルを適用します。フル Web コンソール を使用していた場合、nvwcinstall.exe 実行可能ファイルを適用します。
nvwc_thin.zip (Windows のシン Web コンソール) nvwcinstall.exe (自己解凍型インストール)
UNIX 上の Web コンソールの場合、次のファイルにフィックスパック更新が 含まれています。
nvwc.tar (UNIX の Web コンソール)
NetView Web コンソールを NetView フィックスパック UNIX サーバーからアップグレードする場合、NetView Web コンソール・パッケージのこのバージョンを使用する必要があることに注意してください。NetView Web コンソールのフル・バージョン (nvwc_xxx_jre_1.3.tar) には、フィックスパック更新は含まれません。フィックスパックが NetView サーバー上にインストールされた後、フル・パッケージをインストールする場合は常に、nvwc.tar パッケージをフル・パッケージの先頭に適用する必要があります。
フィックスパック・インストールの一部として、インストール中に置換される各ファイルのコピーが、 UNIX の場合は /usr/OV/service/V714/FixPack3、Windows の場合は \usr\ov\service\V714\FixPack3 サブディレクトリーに保管されます。 必要であれば、そのディレクトリーに入っているバックアウト・スクリプトを実行することによって、 フィックスパックをアンインストールすることができ、そうすると、システムはフィックスパックがインストールされる前の状態に戻ります。
注: Windows の場合、 バックアウト・スクリプトは \usr\ov\service\V714\FixPack3 サブディレクトリーから 実行する必要があります。同様に、UNIX の場合、バックアウト・スクリプトは /usr/OV/service/V714/FixPack3 サブディレクトリーから 実行する必要があります。
フィックスパックがインストールされた後にシステムにインストールされた Tivoli NetView フィックスは、 フィックスパックをバックアウトする前に、すべてバックアウトする必要があります。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 の、zLinux (System 390) 版の NetView/TEC 統合アダプターの状態相関エンジンで問題が検出されています。状態相関エンジンと、イベント表示に使用される X11 ライブラリーとの間の未解決の内部競合のため、tecint.conf ファイルが UseStateCorrelation=YES を指定する場合には、nverserd デーモンは、それらのプラットフォームに中核を置きます。この理由により、状態相関エンジンは、Red Hat 3.0 および SLES 9.0 の zLinux 版の NetView 7.1.4 FixPack 3 のインストール中は使用不可になります (これは tecint.conf ファイルで UseStateCorrelation ステートメントの値を「NO」に変更することによって行われます)。これらのプラットフォームから TEC に送信されるイベントには fqhostname フィールドは含まれません。これらのプラットフォームがサービス影響イベントを作成して送信することもありません。zLinux の以前のバージョンおよび NetView 7.1.4 FixPack 3 をサポートするその他のすべてのプラットフォームは影響を受けません。
NetView 7.1.4 FixPack 3 がインストールされた後の NetView/TEC 統合のセットアップまたは変更にサーバー・セットアップを使用する場合は、zLinux Red Hat 3.0 および SLES 9.0 のシステムで、手動で /usr/OV/conf/tecint.conf を編集して UseStateCorrelation の値を「NO」にする必要があることに注意してください。
NetView UNIX インストールに独立の NetView 言語パックをインストールする場合、 次のコマンド、
$ . /usr/OV/bin/NVenvironmentをインストールが実行されるコマンド・ウィンドウで使用して、NVenvironment スクリプトを 入手する必要があります。
Solaris オペレーティング・システムの場合、32 ビット・モードでコンパイルされたプロセスについては、 1 プロセスに対して使用可能なファイル記述子が 256 個という制限があります。この制限は、 Solaris の libc ライブラリーにあります。この制限があるため、同時に開くことができる IBM Tivoli NetView GUI は、 最大で約 24 に限られます。
正規表現を使用すると、文字ストリングの集合から特定のストリングを検索することができます。 UNIX システムの Web コンソールの場合、この検索は大/小文字が区別されます。Windows システムの Web コンソール の場合、この検索では大/小文字が区別されません。
NetView コンソールの SNMP ビューで、AIX バージョン 5 にある RS/6000 が、AIX バージョン 4.1 にあると表示されます。
このフィックスパックでは、oid_to_type ファイルの更新版を /usr/OV/newconfig/OVIPMAP ディレクトリーにインストールします。 この更新ファイルを利用する場合、ユーザーはこの新規の oid_to_type ファイルを /usr/OV/config ディレクトリー にコピーしてください (または変更内容を現行の oid_to_type ファイルにマイグレーションします)。 この変更により、AIX バージョン 5 にある RS/6000 の AIX バージョンが V4 または V5 と表示されます。
大規模なエンタープライズ・ネットワークのインストールの場合、「nvsetup」->「ディスカバリー」 ->「Ping Spray を使用してディスカバー」オプションを「はい」から「いいえ」に変更します。 「Ping Spray を使用してディスカバー」オプションを選択すると、大規模なエンタープライズ・ネットワークの ディスカバリーのパフォーマンスが大幅に低下します。
非管理の広域ネットワーク (WAN) の障害に関するクリティカル状況の通知を受信するようにするには、 netmon -n フラグを使用してください。
2 つのサイトを接続する外注の MPLS WAN があるとします。 通常、リモート・サイトにアクセスできなくなるような WAN の障害が発生すると、Tivoli NetView プログラムにより、 全リモート・サイトが到達不能であることが報告され、「Network Unreachable (ネットワーク到達不能)」および 「Router Unreachable (ルーター到達不能)」イベントが発行されます。このイベントはクリティカル・イベントでは ありませんから、問題がオペレーターの注意を引くことはありません。
この場合に、リモート・ボーダー・ルーターについてはクリティカル・イベントを発行する ように Tivoli NetView プログラムを構成し、それによって、WAN に対してオペレーターの注意を向かせるように することができます。そのためには、次のステップを実行します。
ネットワークを非管理にすると、他のエンド・ノードのデバイスも管理できなくなりますから、非管理にする サブネットは、シリアル・リンクを示すサブネットにするとよいと思われます。ネットワークを非管理にしても ルーター・インターフェースの管理状態は変わりません。
ここで、このような処置でルーター障害分離機能がどのように働くかを説明します。 目的は、MPLS 経路で障害が起きたときにリモート MPLS ボーダー・ルーターが、「到達不能」ではなく「クリティカル」 になるようにすることです。
ルーター障害分離機能は、次の 2 つの要因によってインターフェースの状態を判断します。
ルーター自体の状態は、すべてのインターフェース状態の伝搬に基づいて決まります。
ルーターが到達不能になるためには、すべてのインターフェースが停止中になり、かつ、すべての ネットワークが到達不能または非管理になっていなければなりません。netmon -n スイッチが設定されると、 非管理のネットワークは、到達可能として扱われます。 ルーターが停止中になるためには、稼働中のインターフェースがなく、かつ、少なくとも 1 つの インターフェースが到達可能なネットワークで停止中になっていなければなりません。残りのインターフェースは、 非管理であってもかまわず、したがって、それらは無視されます。
ここで、WAN 経由の経路に障害が起こると、そのルーター・インターフェースが停止し、その非管理ネットワークは 到達可能とみなされます。この状況は、ルーター障害分離機能が、このルーターについて 「Router Down (ルーター停止中)」イベントを発行する条件を十分に満たしています。
SmartSet に属する新規のオブジェクト (インターフェース、ネットワーク、セグメント、またはノードなど) が、 NetView コンソールで SmartSet のオープン中にディスカバーされると、その新規のオブジェクトが総称的な コンピューター・シンボルで表示されます。SmartSet をクローズして、再オープンすると正しいシンボルで表示されます。
注: ovstop の実行後に ovstart または /etc/init.d/netmrc コマンドを実行すると、 nslookup が再度コアする場合があります。
/usr/OV/PD/cores/ovspmd/core がこの問題に起因しているかどうかを判断するために、該当するコア・ファイル上で次のコマンドを実行してください。
strings core | more出力にストリング nslookup が出力されていれば、該当するコアは無視することができます。
TDWAVAILABILITY=FALSE
Tivoli NetView プログラムは、SNMPv3 エージェント・デーモンが実行されている IBM Tivoli NetView 管理 対象マシンについて、ディスカバリーと状況更新で問題が生じる場合があります。これらの問題は、管理対象マシンの SNMP デーモンが SNMPv1 デーモンに リンクされており、SNMPv3 デーモンにはリンクされていないことを確認することで除去できます。
大規模な NetView データベースを持つ Web コンソールを使用する UNIX ユーザーは、次のステップを実行する必要があります。
AIX 上では、正しい X11 Xvfb が実行されていなければ、netviewd デーモンは始動に失敗します。
正しい X11 xvfb が実行されていないために netviewd デーモンが始動に失敗した場合 (APARs IY54430 および IY58569 をご参照)、ユーザーは、次の例に示すように、grep ":2" | を /etc/netnmrc ファイルに追加する必要があります。
# Start Xvfb Xserver # pid=`/bin/ps -ef | /bin/grep vfb | /bin/grep -v grep | grep ":2" | /bin/awk '{print $2}'`
xnmsnmpconf アプリケーション (UNIX) を使用して、あるいは、 ネイティブ NetView コンソールの作動時にディスカバーされた oid_to_type ファイル内の設定のために、 「管理ノードのディスカバー (Discover Node(s) Managed)」にチェックがされていないノードの場合、 マップには Unmanaged ではなく、Unknown と表示されます。
予備手段 (APAR IY58520 に記載) は、これらのノードがディスカバーされるときに、 ネイティブ NetView コンソールが稼働していないことを確認するか、ノードがマップに「Unknown」と表示されたら、 それらのノードを、GUI から手動で非管理にすることです。さらに、ユーザーがそのノードを管理したいときは、 最初にそれを非管理にして、それから管理します。
.kshrc ファイルからの Korn シェル・ヒストリー・ファイルの操作は 推奨されません。Tivoli NetView プログラムで使用されるインストール機構の一部は、 標準ヒストリー・ファイルが設定されることを予期しています。そうでない場合、 前提条件検査および実際の Tivoli NetView インストールが失敗します。
一部のユーザーで、カスタマイズされたロケーションに Tivoli Management Framework が インストールされているシステムの場合、スタンドアロンの Tivoli NetView インストールの使用時に障害がありました。 このような障害を回避するには、その環境で Tivoli Management Framework を保持したい場合、 標準 Tivoli Management Framework インストールを介して Tivoli NetView プログラムをインストールすることをお勧めします。 Tivoli Management Framework が Tivoli NetView プログラムをサポートするためだけにインストールされていて、 もう必要がない場合は、次のステップを実行してください。
nvColToSQL コマンドを実行しようとすると、以下のエラー・メッセージが出される場合があります。
データベース・サーバーが存在しないか、ログ・ファイル、一時ファイル、ロールバック・セグメント用に十分なディスク・スペースがないか、 または、データベース内にテーブルが存在しませんこのメッセージは、処理すべき snmpCollect ファイルが多すぎる場合 (通常は 500 超) に発生することがあります。このメッセージを 受け取った場合、以下のスクリプトを使用してファイルを処理できます。このスクリプトは、一度に 1 ファイルを処理し、出力をログ・ファイルに保管します。
#!/bin/sh LOG=/usr/OV/log/nvColToSQL.log date > $LOG # CREATE NEW LOG EACH TIME # Loop all files that do not have ! or archive in name for file in `ls /usr/OV/databases/snmpCollect | grep -v "\!" | grep -v "archive"` donvColToSQL -f $file -m 64 >> $LOG 2>> $LOG RC=$? echo "* FILE <$file> Return Code <$RC>" >> $LOGdone
Tivoli NetView for Windows バージョン 7.1 プログラムでの SNMPV2 コマンドのヘルプで、ヘルプ・メニュー項目のオープン、 「ヘルプ・トピック」の選択、「検索」タブの選択、snmp の入力、 リストからの SNMPV2 の選択、「ツール」->「MIB」->「SNMPV2」->「ロード・コマンド」 の選択で見つかるヘルプは、もう有効ではないので無視すべきです。
Linux オペレーティング・システムおよび Tivoli NetView for UNIX man ページのフォーマット設定における不具合が原因で、 Linux 端末ウィンドウが 80 文字を超える大きさでない場合、Linux システムで man ページが正しく表示されません。フォーマット設定を 修正するには、マウスを使用してウィンドウの右枠を右にドラッグしてください。
NetView for Windows プログラムにおいて、admin down インターフェース (状況 USER1) が、 インターフェースが非管理になっており、それが後で netmon デーモンによる ICMP ping の使用によって再び 管理されるようになると、誤ってクリティカル状況に変更されることがあります。インターフェースの admin down 状況は、 次の構成チェックまたは要求時ポーリングまで、再び選出されません。admin down インターフェースがこの状態でクリティカルと 報告されるのを回避するには、admin down インターフェースを持つルーターを、 netmon シード・ファイル内で、ICMP ポーリングの代わりに SnmpStatus ポーリングを使用するように構成してください。
Windows 2003 上の Tivoli NetView for Windows プログラムにおいて、クライアントまたはサーバーに メッセージを送信しようとする (「サーバー・セットアップ」->「クライアント/サーバー」->「メッセージの送信」タブ) と、 「メッセージなし」エラーがポップアップ表示されることがあります。これは、Windows Messenger サービスが 使用可能になっていないことが原因である可能性があります。デフォルトでは、Windows 2003 へのインストール後に、 このサービスは使用不可のままにされています。Messenger サービスを使用可能にするには、次のステップを実行してください。
SmartSet サブマップが Tivoli NetView for UNIX プログラム内でオープンされているとき、collmap アプリケーションは、汎用シンボルに対してユーザーがカスタマイズした ラベルを、オブジェクトの選択名でオーバーライドします。予備手段は、オブジェクトに対して汎用シンボルを構成し、それを使用することです。
一部の Linux プラットフォームでは、オペレーティング・システムが、 Tivoli NetView for UNIX Java デーモンのスレッドの幾つかを正しくシャットダウンできない場合があり、 その結果、NetView デーモンの再始動で問題を起こすことがあります。nvKill コマンドに "force" オプションが追加され、 すべての不良 Tivoli NetView デーモンおよびスレッドをシャットダウンし、ソケットをクリアすることができるようになりました。 これにより、このような状態が起こった場合にも正しくデーモンが再始動されるようにします。Tivoli NetView デーモンがハングしていると考えられる場合 (再始動が 10 分以上かかっている)、コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力してください。
次に、netnmrc または netview コマンドを実行して、通常の方法でデーモンを再始動します。
以前のバージョンからマイグレーションされた NetView for Windows の場合、NetView.exe 実行可能ファイルは、 /usr/ov/conf/c/finddialog.conf ファイルで <CR><LF> が <CR> だけに変更されているため、 検索ダイアログの単純タブの下にある「他のプロパティーで検索」の使用時にロックされます。
この問題を修正するには、finddialog.conf ファイルを Windows Wordpad プログラムにロードし、このファイルを保管します。WordPad が <CR> を <CR><LF> に変更します。注: Windows Notepad プログラムでは機能しません。
Solaris システム上で日本語言語パック付きの Tivoli NetView プログラムのインストール上に Tivoli NetView for 7.1.4 フィックスパック 03 をインストールしてバックアウトするときには、 NetView GUI の開始は、「mapdb フィールド情報の検索でエラー: ヌルのフィールド値」というメッセージで失敗しました。このエラーが起こった場合にリカバリーするには、以下のステップを実行してください。
ユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合、Windows および AIX Web コンソールは、Solaris NetView サーバーに接続しません。ただし、Solaris 8 Web コンソールは、ユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合に Solaris NetView サーバーに接続できます。
日本語言語パックを使用するときには、マップ・スナップショット名のデフォルト値 (例えば、Snapshot 1) は、サーバー・セットアップ・ウィンドウのスナップショット・メニューに表示されません。作成されたスナップショットは、 「ファイル」->「マップ・スナップショット」->「オープン」を選択すると表示されます。 スナップショットは、ovmapsnap コマンドを実行しても表示されます。
Tivoli NetView for Windows ユーザーは、setstatusseverity.rs ルール・セット (これは損傷しています) ではなく、 新しい overridestatus_user1.rs ルール・セットをインプリメントするようにしてください。 setstatusseverity.rs ルール・セットは、 相関デーモンをループさせ、連続的に偽の状況変更イベントを trapd デーモンに送信し続けます。 これは、相関デーモンと Tivoli Enterprise Console アダプター・デーモンの両方が制圧されるまで続きます。このルール・セットは、 将来のリリースで製品から除去される予定ですが、保守リリースでは除去されません。
注: フィックスパックがインストールされると、 ユーザーは新しい \usr\ov\doc\Rulesets_on_Windows.readme を参照して、 ルール・セットの詳細情報を得ることができます。
Tivoli NetView バージョン 7.1.4 の更新資料は、次の Web サイトにあります。
いずれかの Tivoli 製品で問題がある場合、次の IBM ソフトウェア・サポート Web サイトをご覧ください。http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support
IBM ソフトウェア・サポートに連絡したい場合は、次の Web サイトで「IBM Software Support Guide 」を ご覧ください。http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html
このガイドに、問題の重大度に応じた IBM ソフトウェア・サポートへの連絡方法に関する情報と、以下の情報が記述されています。
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