日付: 2008 年 6 月 21 日
名前: 7.1.5-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0003
コンポーネント: IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.5
PTF 番号: U817130 (UNIX) または XR23279 (Windows)
注: 本文書の最後にある特記事項 をご一読の上、 この情報およびここで紹介する製品をご使用ください。
このセクションには、このフィックスパックに関する一般情報が記述されています。 この情報すべてをご一読の上、このフィックスパックをインストールすることを強くお勧めします。
このフィックスパックは、RS6000 AIX(R)、SUN SPARC Solaris、Linux Intel(TM)、Linux for S/390 (31 ビット)、および Microsoft(R) Windows(R) のそれぞれに対応する計 5 個のパッケージから構成されています。 IBM(R) Tivoli(R) NetView(R) ネイティブ・サーバー またはクライアントがインストールされている各プラットフォーム上で適切なパッケージを使用する必要があります。
なし。
IBM Tivoli NetView プログラムではパッチは提供しないため、このフィックスパックで置き換えられるパッチはありません。 しかし、この README の『このフィックスパックで修正された APAR』セクションに記載されている IBM Tivoli NetView 7.1.5 プログラムに対するすべてのテスト修正は置き換えられます。
このフィックスパックでサポートされるオペレーティング・システムは、NetView バージョン 7.1.5 の初期インストールでサポートされるオペレーティング・システムとまったく同じです。 Tivoli NetView 製品のインストール、アップグレード、および構成について詳しくは、「IBM Tivoli NetView for UNIX and Linux インストール・ガイド」(GC88-4093-00) および「IBM Tivoli NetView for Windows User's Guide」(SG32-1852-00) を参照してください。
APAR IZ13086 および IZ14447 では、 nvserverd (UNIX) および tecad_nv6k (Windows) の trapd および TEC アダプターによって、 印刷不能文字を含むトラップをどのような方法で処理するかに関する、いくつかの新機能が追加されています。 以前、trapd がオクテット文字列を 16 進にダンプしたのは、その文字列の半分を超える文字が印刷不能である場合に限られました。 ただし、16 進のヌル (x'00') は、特殊なケースでした。 これらを含むオクテット文字列は、常に16 進にダンプされました。 一方、TEC アダプターは、印刷不能文字を含むすべての文字列を常に 16 進にダンプします。 この矛盾する動作が変更されました。 16 進のヌルは、他のすべての印刷不能文字と同様に処理されるようになり、 2 つの TEC アダプターは、trapd と同じように動作するようになりました。 これらのアダプターが 16 進にダンプするのは、文字列内の半分を超える文字が印刷不能の場合に限られます。
この動作をオーバーライドして、印刷不能文字を含む文字列を常に 16 進にダンプするには、 環境変数 TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT を設定した後、NetView デーモンを始動します。 UNIX および Linux の場合、この作業を行うには、/usr/OV/bin/netnmrc.pre を編集または作成して、以下の行を追加します。
export TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT=TRUE次に、すべてのデーモンを停止 (ovstop nvsecd) した後、/etc/netnmrc (AIX の場合のみ) または /etc/init.d/netnmrc を指定して、それらを再始動する必要があります。 この変数を除去するには、この変数に FALSE ではなくヌルを設定します (下記参照)。
export TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT=その後、デーモンを再始動するか、リブートする必要があることに注意してください。
Windows 上で変数を設定するには、最初に「サーバーのセットアップ」を使用してすべてのデーモンを停止し、 次に「サービス」タブに移動して NetView Service を停止します。 TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT 環境変数を追加するには、以下のように「コントロール パネル」を使用します。
「コントロール パネル」-->「システム」-->「詳細」-->「環境変数」を選択します。
新しいシステム変数を追加します (下側のグループ)。
変数名: TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT
変数値: True、TRUE、true、1、または実際の任意の値。
「OK」をクリックして終了します。上記の作業が終了した後、「サーバーのセットアップ」から NetView Service を始動します。 これにより、すべてのデーモンが自動的に始動します。 除去する場合は、これと逆の手順を行います。 TRAPD_STRICT_HEX_FORMAT 環境変数は、完全に除去する必要があります。
IBM Tivoli NetView 7.1.5 フィックスパック 02 には、新規の項目はありません。
IBM Tivoli NetView 7.1.5 フィックスパック 01 には、新規の項目はありません。
APAR IZ17684 では、「IBM Tivoli NetView for Unix and Linux インストール・ガイド」 (バージョン 7.1.5) の 資料の誤りが訂正されています。これは、言語パックを Solaris 10 プラットフォームにインストールする際の説明を訂正するものです。 Solaris 10 の場合、言語パックは、NetView 基本製品とは別個にインストールする必要があります。
8 ページの『第 1 章 インストールの計画』 のサブセクション、『言語パックの要件』には、 以下のように書かれています。
言語パックは、英語製品をインストールするのと同時にインストールすることができますが、 英語製品をインストールした後、別個にインストールすることもできます。
上記のセクションは、以下のように変更されます。
Solaris 10 プラットフォームの場合、言語パックは、英語製品をインストールした後にインストールする必要があります。 それ以外のプラットフォームの場合、言語パックは、英語製品をインストールするのと同時にインストールすることができますが、 英語製品をインストールした後、別個にインストールすることもできます。
24 ページの『第 2 章 Tivoli NetView プログラムのインストールまたはアップグレード 』のサブセクション、 『バージョン 7.1.5 のインストールまたはバージョン 7.1.5 へのアップグレード』には、 以下のように書かれています。
注:
a. -k オプションを併用するか併用せずに、-l オプションを使用して、言語パックをインストールします。
上記のセクションは、以下のように変更されます。
注:
a. Solaris 10 以外のプラットフォームの場合、-k オプションを併用するか併用せずに、 -l オプションを使用して、言語パックをインストールします。 Solaris 10 プラットフォームの場合、-k オプションを指定してインストールした後は、-l オプションを使用する必要があります。
27 ページの『第 2 章 Tivoli NetView プログラムのインストールまたはアップグレード 』のサブセクション、 『instalnv スクリプトのコマンド構文』には、 以下のように書かれています。
-l locale サーバーまたはクライアントに、指定された言語パックをインストールします。 ここでロケールは以下の値のいずれか 1 つです。
上記のセクションは、以下のように変更されます。
-l locale サーバーまたはクライアントに、指定された言語パックをインストールします。 ここでロケールは以下の値のいずれか 1 つです。
注: Solaris 10 プラットフォームの場合は、-l オプションと -k オプションを一緒に使用しないでください。 最初に -k オプションを使用してインストールを行った後、-l オプションを使用して言語パックをインストールします。
APAR PJ32885 では、「IBM Tivoli NetView for Windows ユーザーズ・ガイド」 (バージョン 7.1.5) の資料の誤りが訂正されています。 『付録A. 大規模ネットワークのシステム・パフォーマンスの考慮事項 』の中で、perfmon の編集機能を使用すると NetView NETMON:PingsBehind および NETMON:SNMPsBehind カウンターを モニター対象に追加できると説明されていますが、これは誤りです。 perfmon の編集機能は Microsoft によって除去されたので、この機能は使用できなくなっています。 ただし、netmonaction コマンドを使用すれば、その情報を依然として見つけることができます。 付録 A は、以下のように変更されます。
ネットワークのサイズが大きくなると、デフォルトのポーリング・オプションと SNMP オプションによって、 netmon デーモンが、ICMP 要求および SNMP 要求でバックログ状態になる場合があります。 Tivoli NetView グラフィカル・ユーザー・インターフェースの右下にある、 ネットワーク・モニター・アクティビティー・バーおよび 「オプション」-->「ポーリング」ダイアログの「ネットワーク・モニターの 作業負荷 (Network Monitor Workload)」標識には、 netmon の現行の作業負荷が示されます。 「ポーリング・オプション」ダイアログには、 次にスケジュールされた構成ポーリングおよび新規ノード・ポーリングが行われる予定の時刻も示されます。 これらの値のいずれかが遅れたり互いに重なり合っている場合は、 その日の異なる時刻に行われるようにアクティビティーのスケジュールを調整してください。 例えば、「新規ノード・ディスカバー用ポーリング」のデフォルトは、 自動的な間隔で起こるように設定されています。この値を絶対的な毎日の時刻 (深夜または早朝) に変更することによって、 過度のシステムおよびネットワークのアクティビティーが 同時に行われるのを避けることができます。
任意の時点での ICMP メッセージの送信時の netmon デーモンの遅延を判別するには、 コマンド・ウィンドウでコマンド netmonaction 12 を発行して、 ¥usr¥ov¥log¥netmon.trace の出力を調べます。 このファイルには ping リストが含まれており、その内容は以下のような形式になっています。
---------- pingList [0x1045038] ---------- ** 80 elements on the IF list ** 3: 9.27.144.42 (abc.ibm.com) list = 0x1045038 21: 9.27.144.7 (9.27.144.7) list = 0x1045038 68: 9.27.144.166 (dyn9027144166.ibm.com) list = 0x1045038 102: 9.27.144.180 (dyn9027144180.ibm.com) list = 0x1045038 (etc) ------------- end pingList ----------各行の先頭にあるコロンの前の数値は、次回のポーリングまでに残されている秒数を示しています。 この数値が負の場合、netmon は、スケジュールより遅れています。
同様に、任意の時点での SNMP メッセージの送信時の netmon デーモンの遅延を判別するには、 コマンド・ウィンドウでコマンド netmonaction 16 を発行して、 ¥usr¥ov¥log¥netmon.trace の出力を調べます。 このファイルには SNMP リストが含まれており、その内容は以下のような形式になっています。
---------- snmpList [0x104504c] ---------- ** 72 elements on the NODE list ** 13: dyn9027144165.ibm.com (9.27.144.165) numif = 1 onlist = 0x104504c 67: xyz.ibm.com (9.27.144.11) numif = 1 onlist = 0x104504c 228: dyn9027144170.ibm.com (9.27.144.170) numif = 1 onlist =0x104504c 342: dyn9027144138.ibm.com (9.27.144.138) numif = 1 onlist = 0x104504c (etc) ---------- end snmpList ----------上記と同様、各行の先頭にあるコロンの前の数値は、次回のポーリングまでに残されている秒数を示しています。 この数値が負の場合、netmon は、スケジュールより遅れています。
netmon が ping (ICMP メッセージ) に遅れていると判断した場合は、 「Ping Spray をディスカバリー (Discovery Ping Spray)」オプションが使用可能であれば、 「オプション」-->「サーバーのセットアップ」--> 「ディスカバリー」を選択して、netmon が追いつくまで Ping Spray を使用不能にしてください。 キャッシュされた情報は、ストレージの限界を一時的に超える場合があります。 Ping Spray は、netmon が追いついたときに再開することができます。
「Ping タイムアウト」の値は、要求された作業負荷に netmon デーモンが追いつくかどうかに影響するため、 これらの値は、ネットワークの負荷およびパフォーマンスに関して適切な値に設定してください。
APAR IY96977 は、AIX 用の日本語言語パックを提供します。これはフィックスパック CD 内のほかの場所に格納されており、個別にインストールする必要があります。フィックスパックをインストールしても自動的にはインストールされません。
Ja_JP 用の以前の言語パックが既にインストールされていてもアンインストールする必要はありません。以前の言語パックがインストールされていない場合に事前にインストールする必要もありません。
新しい言語パックをインストールするには、以下の手順を実行します。
1. インストール・ファイルを次のコマンドで抽出します。
tar -xvf IY96977.AIX.V715.tar
2. インストール・スクリプトを次のコマンドで実行します。
./instalnv -l Ja_JP
APAR IZ04210 は DISPLAY 変数を設定する新規 netnmrc ファイルを提供します。DISPLAY 変数が設定されない場合、または設定が誤っている場合は、Web サーバーの始動時に (特に netnmrc によるリブート時に)、UpdateInstaller が正常に実行されず、WebConsole がサーバーから更新パッケージを取得できません。 フィックスパックのインストールの一環として、新規 netnmrc ファイルが ディレクトリー /usr/OV/newconfig/OVMIN にコピーされます。ユーザーは /usr/OV/newconfig/OVMIN/netnmrc を、Solaris および Linux の場合は /etc/init.d/netnmrc へ、AIX の場合は /usr/netnmrc へ手動でコピーする必要があります。
APAR IY92493 では、新規の snmp コマンド (Windows の場合は「wsnmp」コマンドと呼びます) のいくつかの問題点を修正します。これは、SNMPv2 および SNMPv1 を使用してデバイスを照会するためのコマンド行インターフェースを提供するコマンドに関するものです。 UNIX の man ページおよび使用上の注意は、それを反映して更新されています。 しかし、提供される資料は更新されていません。
また、「Windows Programmer's Reference」には、このコマンドの Windows バージョンである wsnmp について、「wsnmp」ではなく「snmp」という誤った記述があります。 構文も誤っています。オプションのバージョン番号は、他のオプション・パラメーターと共に関数の前に指定する必要があります。 正しい構文は以下のとおりです。
wsnmp [-d [level]] [-v 1 | 2 ][-h dest] [-p port] [-c community] [-t timeout]
[-r retries][-n non-rep][-m max-rep] function [variable [type][value] […]]
上記を除けば、それ以外の記述はすべて正確ですが、例については改善すべき点が多くあります。 ユーザーは、新規の例および完成したページを DCF # 1253630 で参照できます。
NetView for AIX バージョン 7.1.5 では、lslpp によって読み取られる ODM データベースにエントリーを追加することはありません。 しかし、NetView のインストールを必要とする追加製品の中には、ODM データベースを照会し、nv6000 エントリーのセットが見つからない限りインストールされないものもあります。 APAR IY94076 では、この問題を修正します。ここで提供されるインストール・スクリプトは、/usr/lpp/nv6000 ディレクトリーを作成し、ODM の lpp、product、および history クラスにスタンザを追加します。 現在提供されている NetView 製品コードには影響しないため、この修正はこのフィックスパックには含まれていません。 このサポートを必要とするユーザーは、NetView レベル 2 から一時修正を入手し、インストールする必要があります。
APAR IY95668 では、IBM Tivoli NetView バージョン 7.1.4 からバージョン 7.1.5 への更新インストールを実行したときに、新規の IPv4 アドレス・フィールドが既存のインターフェース・オブジェクトに追加されないという問題を修正します。
マイグレーション後にユーザーが直面するこの問題を解決するために、新規の netmon conf フラグが導入されています。このフラグを利用すると、ユーザーは、簡単な作業によって一回限りの修正を実装できます。 ユーザーは、以下の行を netmon.conf に追加する必要があります。
NV_NETMON_FIXUP_IPV4FIELD=TRUEその後、netmon を再始動します。
始動時に、欠落していた IPv4 アドレス・フィールドが、NetView の以前のバージョンによって作成されたインターフェース・オブジェクトに追加されます。 ただし、IP アドレスが 0.0.0.0 であるインターフェース (番号のないインターフェースや compoundPort インターフェースなど) には、IPv4 アドレス・フィールドは追加されません。
注: これは、マイグレーションが原因で新規オブジェクト・フィールドが欠落する問題を修正するために必要な一回限りの作業です。 ユーザーは、次の netmon リサイクル時にはこの netmon フラグを FALSE に設定できます。 次の netmon 再始動時にこのフラグが TRUE のままであっても問題ありません。ただし、この場合には、netmon が ovwdb およびトポロジー・データベース内を検索して、IPv4 アドレス・フィールドが欠落しているインターフェース・オブジェクトを識別しようとするため、その分だけ冗長な処理が実行されます。
お客様によって報告された以下の問題が、このフィックスパック 3 によって Tivoli NetView バージョン 7.1.5 プログラムで解決されました。
| 障害 # | プラットフォーム | 要約 |
|---|---|---|
| IZ04001 |
Unix
Linux
Windows
|
WEB CONSOLE MIB BROWSER DOES NOT DISPLAY SOME MIB DATA |
| IZ06723 |
Solaris
|
XNMBROWSER2 NOT DISPLAYING COUNTER64 CORRECTLY |
| IZ07702 |
Unix
Linux
Windows
|
PUBLIC COMMUNITY NAME USED IN MIB BROWSER. |
| IZ08062 |
Unix
Linux
Windows
|
THE FIND FEATURE IN WEBCONSOLE DOESN'T CONSIDER SCOPE SETTINGS |
| IZ08153 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON SHOULD IGNORE 0.0.0.0 IN HSRP MIB |
| IZ09100 |
Solaris
|
AFTER UPGRADED TO FP05 FROM FP01, WEB CONSOLE "FILTER SETTING" |
| IZ09390 |
Unix
Linux
Windows
|
TIME ZONE SETTINGS CAN CAUSE SNMP DATA COLLECTOR TIMING PROBLEM |
| IZ09466 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON CORE |
| IZ12940 |
Unix
Linux
Windows
|
ITMQUERY --DUMP-ENDPOINTS RESULTS IN OUTOFBOUNDSEXCEPTION |
| IZ13086 |
Unix
Linux
Windows
|
X00 IS HANDLED DIFFERENTLY IN VARBINDS BY TRAPD |
| IZ13506 |
Unix
Linux
|
GLOBAL ACKNOWLEDGE FEATURE NOT WORKING PROPERLY FROM GUI |
| IZ13509 |
Unix
Linux
Windows
|
NMDEMANDPOLL/QUICKTEST CORE AT SOLARIS 2.9 IF CALLED FROM NVWC |
| IZ14447 |
Unix
Linux
Windows
|
X'00' IN A TRAP VARIABLE FORCES HEX DISPLAY IN TEC |
| IZ14485 |
Unix
Linux
|
UPDAT.NVTRAP DAMAGED THE /ETC/SERVICES FILE |
| IZ15386 |
Unix
Linux
Windows
|
INTERFACES CANNOT BE SET TO MANAGED VIA WEBCONSOLE |
| IZ16246 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON DYING WITH EXIT (1) WHEN HSRP ADDRESS IS ATTEMPTED TO B |
| IZ17242 |
Unix
Linux
|
NETMON TAKES WRONG COMMUNITY WHEN ROUTER INTERFACE GETS MANAGED |
| IZ17684 |
Unix
|
JAPANESE LANGUAGE NOT INSTALLED CORRECTLY ON SOLARIS 10 AT |
| IZ18159 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON DYING WITH EXIT(1) WHEN HSRP CONFIGURED ROUTER IS |
| IZ21403 |
Solaris
|
DAEMONS NOT STARTING ON SOLARIS AFTER 7.1.5 FP 2 APPLIED. |
| PJ32580 |
Windows
|
OFF PERIOD DATA NOT BEING STORED IN NETVIEW WAREHOUSE DATABASE |
| PJ32581 |
Windows
|
TECCONFIG.BAT NOT DISPLAYING TRAPS THAT WERE ADDED INTO THE |
| PJ32619 |
Windows
|
TRAPD DESCRIPTIONS OVER 500 BYTES. |
| PJ32885 |
Windows
|
CAN NOT CHECK PING LIST VIA PERFMON PER V7.1.5 USER GUIDE-PAGE 222 |
お客様によって報告された以下の問題が、フィックスパック 2 によって Tivoli NetView バージョン 7.1.5 プログラムで解決されました。 これらの問題は、フィックスパック 3 でも解決されています。
| 障害 # | プラットフォーム | 要約 |
|---|---|---|
| IY96942 |
Unix
Linux
Windows
|
ADD AN OPTIONAL CHECK OF CHSRPGRPUSECONFIGVIRTUALIPADDR IN THE |
| IY96977 |
Unix
Linux
|
IN THE JAPANESE LANGUAGE IMPLEMENTATION FOR JA_JP, THERE IS |
| IY97267 |
Unix
Linux
Windows
|
NETVIEW ITM AGENT NAMETEST ALWAYS GIVES THE ANSWER "22". |
| IY98787 |
Unix
Linux
Windows
|
ADD CONTROL TO OPTIONALLY STOP HSRP MESSAGES ABOUT TRANSIENT |
| IY99025 |
Unix
Linux
|
CUSTOMER RECEIVED A CORE IN IPMAP |
| IY99052 |
Unix
Linux
Windows
|
MIBLOADER.SH --MIB2TRAP SETS WRONG STATUS TYPE FOR TRAP |
| IY99647 |
Unix
Linux
Windows
|
DEMANDPOLL FAILS WITH SR SECURITY PACK AND NETVIEW 7.1.5 |
| IY99885 |
Unix
Linux
Windows
|
NEW HOSTNAME IS NOT BEING PLACED IN SNMPCOLLECT DATABASE |
| IZ00634 |
Unix
Linux
|
XNMGRAPH IS NOT SET IN UPPER LEFT HAND CORNER LIKE BROWSER. |
| IZ00885 |
Unix
Linux
|
PROBLEM OF THE NODE BEING UNMANAGED WHILE THE STATUS ON THE MAP |
| IZ01253 |
Unix
Linux
|
CUSTOMER RECEIVED A CORE IN IPMAP |
| IZ01868 |
Unix
Linux
Windows
|
WEB SERVER WILL NOT RUN AFTER APPLYING FIX PACK 1 ON NV 7.1.5. |
| IZ02662 |
Unix
Linux
|
XNMTRAP TRUNCATES TEC SLOT VALUES TO 255 BYTES |
| IZ03235 |
Unix
Linux
|
XNMGRAPH APPEARS TO LOOP AFTER ATTEMPTING TO SAVE TO A DIRECTOR |
| IZ03327 |
Unix
Linux
Windows
|
ITMQUERY --DUMP-ENDPOINTS REPORTS NO AGENTS |
| IZ04001 |
Unix
Linux
Windows
|
WEB CONSOLE MIB BROWSER DOES NOT DISPLAY SOME MIB DATA |
| IZ04125 |
Unix
Linux
|
MIB2TRAP BUILDS A STRING THAT LEADS TO A PARSING FAILURE IN TEC |
| IZ04210 |
Unix
Linux
|
UPDATEINSTALLER REQUIRES DISPLAY VARIABLE SET AT WEBSEREVR START |
| IZ04278 |
Unix
Linux
|
IPMAP CORE |
| IZ04689 |
Unix
Linux
Windows
|
STATUS NOT SET FOR INTERFACE WHEN NO REPLY FROM SNMP AGENT |
| IZ05393 |
Unix
Linux
|
MODIFY OVTOPODUMP TO TELL ITSA AN INTERFACE HAS STATUS SET TO U |
| IZ06877 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON CORE WHEN SNMP QUERYING A NODE WITH NO VALID IP INTERFAC |
| IZ06861 |
Unix
Linux
Windows
|
MIBBROWSER.SH CANNOT DISPLAY A TABLE |
| IZ07016 |
Unix
Linux
Windows
|
REPORT WHICH SNMP QUERY GOT NOSUCHNAME ERROR FROM NETMON |
| PJ32012 |
Windows
|
NODE STAYING NORMAL GREEN ON MAP WHICH IS IN AN UNREACHABLE |
| PJ32101 |
Windows
|
OFFPERIODS.CONF FILE NOT WORKING AS EXPECTED, PINGING DEVI |
| PJ32134 |
Windows
|
AVAILABILITY RECORDS WRONG MANAGD IN ODBC WHEN DELETING NODES |
| PJ32136 |
Windows
|
RUNNING SMARTSETUTIL ON WINDOWS OR NVUTIL ON LINUX CAUSES A |
| PJ32206 |
Unix
Linux
Windows
|
THRESHOLD AND REARM TRAPS FROM NVCOLLECTOR ARE NOT BEING PASSED |
お客様によって報告された以下の問題が、フィックスパック 1 によって Tivoli NetView バージョン 7.1.5 プログラムで修正されました。このリストに記載されているのは、バージョン 7.1.4 で報告され、フィックスパック 1 によってバージョン 7.1.5 で修正される問題です。 これらの問題は、フィックスパック 3 でもすべて解決されています。
| 障害 # | プラットフォーム | 要約 |
|---|---|---|
| IY88876 |
Unix
Linux
Windows
|
IPMAP CORE BECAUSE OF A CONNECTION SYMBOL THAT DID NOT HAVE AN |
| IY90307 |
Linux
|
THE REVERSED IP ADDRESSES HAVE RETURNED TO THE TRAPD.LOG FILE |
| IY91336 |
Unix
Linux
|
AE IY88876 FIX COMPLETION - IPMAP CORE BECAUSE OF A CONNECTION |
| IY92493 |
Unix
Linux
Windows
|
NEW COMMAND SNMP NOT WORKING AS DESCRIBED |
| IY92772 |
Unix
Linux
Windows
|
TIMESTAMP OF EVENTS IN WEB CONSOLE IS WRONG |
| IY92775 |
Unix
Linux
|
GRAPH FEATURE IS NOT WORKING PROPERLY IN XNMBROWSER2 |
| IY92901 |
Unix
Linux
|
XNMAPPMON SOMETIMES DOES NOT DISPLAY CORRECTLY THE OUTPUT OF |
| IY92937 |
Unix
Linux
Windows
|
JAVA MIBBROWSER DOESN'T SHOW VALUES FOR HC COUNTER IN IFXTABLE |
| IY92980 |
Unix
Linux
|
SNMPCOLLECT WAS CORING |
| IY93217 |
Unix
Linux
Windows
|
MAPTREESERVER CONSUMES A LOT OF CPU |
| IY93288 |
Unix
Linux
Windows
|
FILTER IN NVCOLLECTOR GUI WORK INCORRECT |
| IY93549 |
Unix
Linux
Windows
|
PING MENUS IN GUI HAS TO BE DISABLED FOR ISVIRTUAL OBJECTS |
| IY93596 |
Unix
Linux
Windows
|
THE "RECENTLY OPENED" SECTION OF THE SMARTSET WILL NOT CHANGE |
| IY93835 |
Linux
|
AE-IY71793 DAEMONS WILL NOT START UP WHEN LINUX BOX BOOTS. |
| IY93917 |
Unix
Linux
Windows
|
FLAW IN SNMP COMMAND OUTPUT |
| IY94553 |
Unix
Linux
Windows
|
OVTOPODUMP OUTPUT CONTAINS A COMPOUNDPORT OBJECT OF 0.0.0.0 FOR |
| IY94677 |
Unix
Linux
|
IPMAP CORES IN THE FUNCTION "QUERYDELETESYMBOLSCALLBACK" |
| IY94911 |
Unix
Linux
Windows
|
FIND FUNCTION ON WEB CONSOLE WILL NOT WORK WITH WILDCARD OPTION |
| IY95087 |
Unix
Linux
|
OVW_BINARY CORE |
| IY95186 |
Unix
Linux
|
NETMON IGNORES GLOBAL DEFAULT DEFINED COMMUNITY STRING AND |
| IY95225 |
Unix
Linux
Windows
|
NVCOLLECTOR GRAPH SHOWS ALSO NEGATIVE RATE VALUES |
| IY95395 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON CORING(SIG 6) WHEN USING LOADHOSTS |
| IY95667 |
Unix
Linux
Windows
|
ERRORS AFTER USING AUTOMATIC UPDATE INSTALLER FOR WEBCLIENT |
| IY95668 |
Unix
Linux
Windows
|
IPV4 ADDRESS FIELD NOT ADDED TO MIGRATED INTERFACE OBJECTS |
| IY95670 |
Unix
Linux
Windows
|
"SNMP SYSNAME" FIELD NOT ADDED TO MIGRATED ROUTER OBJECTS |
| IY96316 |
Unix
Linux
Windows
|
NATIVE MAP FREEZING CAUSING WEB CONSOLE MAPS TO FREEZE WHEN |
| IY96391 |
Unix
Linux
Windows
|
HSRP INTERFACE TRAPS AT EACH DAILY CONFIG POLL |
| IY96575 |
Unix
Linux
Windows
|
TRAPD AT AIX DOESN'T USE V2 MIB DATABASE |
| IY96576 |
Unix
Linux
|
NVEVENTS DOESN'T RESOLVE SNMPV2 VARBINDS ALTHOUGH LOADED IN NV |
| IY96674 |
Unix
Linux
|
IPMAP CORES IN FUNCTION "IPMapObject::getSubmap" BECAUSE |
| IY96943 |
Unix
Linux
Windows
|
DISREGARD HSRP ADDRESSES FOR ADMINISTRATIVELY DOWN INTERFACES. |
| IY97203 |
Unix
Linux
Windows
|
NETVIEW/ITM AGENT WORKSPACE TOTAL TRAP COUNT IS INFLATED BY |
| IY97270 |
Unix
Linux
Windows
|
IF AN INTERFACE IS DELETED FROM A MAP THE NODE IS NOT DELETED |
| IY97491 |
Unix
Linux
|
IPMAP CORE IN FUNCTION "IPMAPOBJECT::GETOBJECTID". |
| IY97620 |
Unix
Linux
Windows
|
MEMORY LEAKS OF NETMON CAUSES EXIT(1) FOR NETMON |
| IY97855 |
Unix
Linux
Windows
|
NVCOLLECTOR.SH AND REMOTE DB2 |
| IY98187 |
Unix
Linux
Windows
|
NETMON INT. & NODE DOWN TRAPS ARE NOT SENT FROM AN MLM INT. DOWN |
| IY99059 |
Unix
Linux
Windows
|
ANM00043E WHEN LISTING LARGE DATASETS VIA NVCOLLECTOR GUI |
| PJ31755 |
Windows
|
TECAD_NV6K DAEMON HANGING WHEN ILL-FORMED TRAPS BEING RECEIVED |
| PJ31885 |
Windows
|
NETVIEW FOR WINDOWS "HOVER OVER" DISPLAY OF IP ADDRESSES HAS |
| PJ31952 |
Windows
|
RFI ACKNOWLEDGED OBJECT NOT REFLECTING CORRECT STATUS WHEN |
| PJ31971 |
Windows
|
U ON THE END OF A SERVMON CONFIGURATION STATEMENT NAME CAUSES |
| PJ31986 |
Unix
Linux
Windows
|
SNMPCOLLECTOR WILL NOT GATHER INFO FROM OTHER THAN PORT 161 |
以下の APAR は解決済みですが、どのフィックスパックにも含まれていません。これらの修正を必要とするユーザーは、NetView レベル 2 から一時修正を取得する必要があります。
| 障害 # | プラットフォーム | 要約 |
|---|---|---|
| IY94076 |
AIX
|
WHEN NETVIEW V7.1.5 IS INSTALLED ON AIX, IT DOES NOT ADD AN ENTRY TO |
Framework 4.1.1 をインストールした場合は、NetView 7.1.5 との後方互換性を維持するために、Framework パッチ 4.1.1-TMF-0003 を適用する必要があります。 Framework パッチなしで NetView 7.1.5 を Framework 4.1.1 上にインストールしようとすると、インストールが異常終了します。
IBM Tivoli NetView V7.1.5 フィックスパック 03 をシステムにインストールするには、以下の前提条件を満たす必要があります。
プラットフォームに適したパッケージをダウンロードし、インストール先のシステムで使用できるようにする必要があります。
元の Tivoli NetView バージョン 7.1.5 インストールを実行したときと同じユーザー・アカウントを使用してシステムにログインしている必要があります (UNIX の場合、root アカウント)。
システムには、すでに Tivoli NetView バージョン 7.1.5 がインストールされている必要があります。
フィックスパックをインストールするシステムには、以下を実行するのに十分なフリー・スペースが必要です。
以前の Tivoli NetView フィックスパックを含むインストール済み環境で、そのフィックスパックによって使用されているスペースの大部分を回復するには、このフィックスパックをインストールする前に、UNIX の場合は /usr/OV/service/V714/FixPackX ディレクトリー、Windows の場合は ¥usr¥ov¥service¥V714¥FixPack X ディレクトリーを削除することによって回復可能なことがあります。ただし、そうすることにより、以前のフィックスパックをバックアウトする機能、およびインストールに際して以前のフィックスパックを必要とするコード・フィックスをインストールする機能は失われますので注意してください。
以下の表に、上記の各スペース所要量の各プラットフォームでの必要量を示します。
|
オペレーティング・システム |
インストール時に必要なスペース1 |
アップグレードされた製品に必要なスペース2 |
|---|---|---|
|
RS6000 AIX |
329 Mb |
227 Mb |
|
SunOS Solaris |
233 Mb |
159 Mb |
|
Linux Intel |
242 Mb |
148 Mb |
|
Linux 390 |
240 Mb |
156 Mb |
|
Windows |
124 Mb |
66 Mb |
|
1このスペースは、ユーザーがフィックスパックのインストール・パッケージを置く場所に必要です。
2このスペースは、UNIX の場合は /usr/OV、Windows の場合は ¥usr¥ov に必要です。
|
||
フィックスパックをインストールする前に、すべての NetView アプリケーションおよびデーモンをシャットダウンします。インストール中にエラーが発生した場合は (インストール・プロセス自体が正常終了を報告するかどうかにかかわらず)、以下を実行してください。
Tivoli NetView for UNIX クライアントにフィックスパックをインストールする場合、以下を実行して、クライアントが Tivoli NetView サーバーから確実に切断されるようにする。
クライアント・セットアップ・アプリケーションを実行する。
新規ウィンドウをオープンし、フィックスパックをインストールするオペレーティング・システム上のローカル・サブディレクトリーにパッケージをコピーし、ディレクトリーをそのサブディレクトリーに変更する。
パッケージをコピーする前に、このオペレーティング・システムに IBM Tivoli NetView 7.1.5 フィックスパック 03 をインストールするのに必要なスペースよりも、このサブディレクトリーにある使用可能スペースのほうが大きいことを確認します。
以下のうちの 1 つを実行して、実際のインストールを行う。
zcat 7.1.5-TIV-NVD-{OperatingSystem}-FP0003.tar.Z | tar -xvf - install
./install
7.1.5-TIV-NVD-Win32-FP0003.exe
.\install
7.1.5-TIV-NVD-Win32-FP0003.exe
.\install -a noversioncheck
ネイティブ NetView クライアント・インストールにフィックスパックをインストールすると、 一部のファイル (nvexportd.jar、nvexportd.lrf、および notfoundhandler.class など) をコピーできなかったと いう一連のエラーがインストール・プロセスによって報告されます。 これらの ファイルは、クライアント・インストールには不要であり、エラーは無視できます。
インストール中に他のエラーが発生した場合は (インストール・プロセス自体が正常終了を報告するか否かに 関わらず)、以下のステップを実行してください。
Windows でスタンドアロン Web コンソールを C: ドライブ以外の場所にインストールした場合には、自動更新インストーラーを使用可能にするために、次のステップを実行する。
マシンのリブート、または、netnmrc スクリプト (AIX では /etc/netnmrc、Solaris または Linux では /etc/init.d/netnmrc) の実行のいずれかによって、UNIX 上の Tivoli NetView デーモンを再始動します。 マシンのリブート、または netview コマンドの実行、または、Tivoli NetView アイコンのクリックのいずれかによって Windows 上の Tivoli NetView デーモンを再始動します。
注: Tivoli NetView インストールが Windows 上で SQL データベースを使用している場合、SQL サーバーを再始動したあとで Tivoli NetView デーモンを再始動してください。
フィックスパック・インストールの一部として、インストール中に置換される各ファイルのコピーが、 UNIX の場合は /usr/OV/service/V715/FixPack3 サブディレクトリー、Windows の場合は ¥usr¥ov¥service¥V715¥FixPack3 サブディレクトリーに保存されます。
UNIX の場合、フィックスパック 03 をアンインストールするには、ディレクトリーを /usr/OV/service/V715/FixPack3 に変更して、そのディレクトリー内から バックアウト・コマンド「./backout」の相対パス形式を使用する必要があります。
Windows の場合、フィックスパック 03 をアンインストールするには、ディレクトリーを ¥usr¥ov¥service¥V715¥FixPack3 に変更して、そのディレクトリー内から バックアウト・コマンド「backout」の相対パス形式を使用する必要があります。
システムは、フィックスパック 03 がインストールされる前の状態に戻ります。
注:フィックスパックがインストールされた後にシステムにインストールされた Tivoli NetView フィックスは、 フィックスパックをバックアウトする前に、すべてバックアウトする必要があります。
注: ITSA/Switch Analyzer をアンインストールした後で、次のコマンドを実行して、WebConsole から ITSA メニュー・オプションを除去します。
.kshrc ファイルからの Korn シェル・ヒストリー・ファイルの操作は推奨されません。 Tivoli NetView プログラムで使用されるインストール機構の一部は、 標準ヒストリー・ファイルが設定されることを予期しています。 そうでない場合、 前提条件検査および実際の Tivoli NetView インストールが失敗します。
一部のユーザーで、カスタマイズされたロケーションに Tivoli Management Framework が インストールされているシステムの場合、スタンドアロンの Tivoli NetView インストールの使用時に障害がありました。 このような障害を回避するには、その環境で Tivoli Management Framework を保持したい場合、 標準 Tivoli Management Framework インストールを介して Tivoli NetView プログラムをインストールすることをお勧めします。 Tivoli Management Framework が Tivoli NetView プログラムをサポートするためだけにインストールされていて、 もう必要がない場合は、次のステップを実行してください。
Tivoli NetView for 7.1.5 フィックスパック 03 をインストールおよびバックアウトするときには、NetView GUI の開始が失敗し、「mapdb フィールド情報の検索でエラー: ヌルのフィールド値」というエラー・メッセージが表示されることがあります。このエラーは、Tivoli NetView プログラムを以前のバージョンからマイグレーションしたシステム上で特に多く発生します。このエラーが起こった場合にリカバリーするには、以下のステップを実行してください。
IBM Tivoli NetView for Windows は Microsoft Remote Terminal Services をサポートしないため、このサービスと共にインストールおよび実行しても正常に機能しません。
NetView for Windows プログラムにおいて、admin down インターフェース (状況 USER1) が、 インターフェースが非管理になっており、それが後で netmon デーモンによる ICMP ping の使用によって再び 管理されるようになると、誤ってクリティカル状況に変更されることがあります。 インターフェースの admin down 状況は、 次の構成チェックまたは要求時ポーリングまで、再び選出されません。 admin down インターフェースがこの状態でクリティカルと報告されるのを回避するには、admin down インターフェースを持つルーターが ICMP ポーリングの代わりに SNMP 状況ポーリングを使用するように、netmon シード・ファイル内で構成してください。
Windows 2003 上の Tivoli NetView for Windows プログラムにおいて、クライアントまたはサーバーにメッセージを送信しようとする (「サーバー・セットアップ」->「クライアント/サーバー」->「メッセージの送信」タブ) と、「メッセージなし」エラーがポップアップ表示されることがあります。 これは、Windows Messenger サービスが 使用可能になっていないことが原因である可能性があります。 デフォルトでは、Windows 2003 へのインストール後に、 このサービスは使用不可のままにされています。 Messenger サービスを使用可能にするには、次のステップを実行してください。
以前のバージョンからマイグレーションされた NetView for Windows の場合、NetView.exe 実行可能ファイルは、 /usr/ov/conf/c/finddialog.conf ファイルで <CR><LF> が <CR> だけに変更されているため、 検索ダイアログの単純タブの下にある「他のプロパティーで検索」の使用時にロックされます。
この問題を修正するには、finddialog.conf ファイルを Windows Wordpad プログラムにロードし、このファイルを保管します。 WordPad が <CR> を <CR><LF> に変更します。 注: Windows Notepad プログラムでは機能しません。
Red Hat Enterprise Linux Advance Server 3.0 および SuSE Linux Enterprise Server (SLES) 9.0 の、zLinux (System 390) 版の NetView/TEC 統合アダプターの状態相関エンジンで問題が検出されています。 状態相関エンジンと、イベント表示に使用される X11 ライブラリーとの間の未解決の内部競合のため、tecint.conf ファイルが UseStateCorrelation=YES を指定する場合には、nvserverd デーモンは、それらのプラットフォームに中核を置きます。 この理由により、状態相関エンジンは、zLinux 版の NetView 7.1.5 のインストール中は使用不可になっていました (これは tecint.conf ファイルで UseStateCorrelation ステートメントの値を「NO」に変更することによって行われます)。これらのプラットフォームから TEC に送信されるイベントには fqhostname フィールドは含まれません。これらのプラットフォームがサービス影響イベントを作成して送信することもありません。
NetView/TEC 統合の zLinux ユーザーが同じ問題を回避するには、zLinux の以前のバージョン (特に SLES 8.0 システム) 上であっても、その構成で "BufferEvents=NO" を指定する必要があります。
注: ovstop の実行後に ovstart または /etc/init.d/netnmrc コマンドを実行すると、nslookup が再度コアする場合があります。
/usr/OV/PD/cores/ovspmd/core がこの問題に起因しているかどうかを判断するために、該当するコア・ファイル上で次のコマンドを実行してください。
strings core | more出力にストリング nslookup が出力されていれば、該当するコアは無視することができます。
Linux オペレーティング・システムおよび Tivoli NetView for UNIX man ページのフォーマット設定における不具合が原因で、 Linux 端末ウィンドウが 80 文字を超える大きさでない場合、Linux システムで man ページが正しく表示されません。 フォーマット設定を修正するには、マウスでウィンドウの右枠を右にドラッグして端末ウィンドウを広げてください。
Linux のセキュリティー上の制限により、root 以外のユーザーは、指定されたグループ (「news」など) に属しているかどうかにかかわらず、ovwperms -a -G -l -m 664 -u root -g news コマンドが発行された後ではデフォルト・マップを開くことができなくなります。 Linux ユーザーは、代わりに ovwperms -a -G -l -m 775 -u root -g news を発行してください。
一部の Linux プラットフォームでは、オペレーティング・システムが、 Tivoli NetView for UNIX Java デーモンのスレッドの幾つかを正しくシャットダウンできない場合があり、 その結果、NetView デーモンの再始動で問題を起こすことがあります。 nvKill コマンドに "force" オプションが追加され、 すべての不良 Tivoli NetView デーモンおよびスレッドをシャットダウンし、ソケットをクリアすることができるようになりました。 これにより、このような状態が起こった場合にも正しくデーモンが再始動されるようにします。 Tivoli NetView デーモンがハングしていると考えられる場合 (再始動が 10 分以上かかっている)、コマンド・プロンプトで次のコマンドを入力してください。
次に、netnmrc または netview コマンドを実行して、通常の方法でデーモンを再始動します。
大規模なエンタープライズ・ネットワークでのインストールの場合は、 「nvsetup」->「ディスカバリー」->「Ping Spray を使用してディスカバー」オプションを 「はい」から「いいえ」に変更します。 「Ping Spray を使用してディスカバー」オプションを選択すると、大規模なエンタープライズ・ネットワークの ディスカバリーのパフォーマンスは大幅に低下します。
非管理の広域ネットワーク (WAN) の障害に関するクリティカル状況の通知を受信するようにするには、 netmon -n フラグを使用してください。
2 つのサイトを接続する外注の MPLS WAN があるとします。 通常、リモート・サイトにアクセスできなくなるような WAN の障害が発生すると、Tivoli NetView プログラムにより、 全リモート・サイトが到達不能であることが報告され、「Network Unreachable (ネットワーク到達不能)」および 「Router Unreachable (ルーター到達不能)」イベントが発行されます。 このイベントはクリティカル・イベントでは ありませんから、問題がオペレーターの注意を引くことはありません。
この場合に、リモート・ボーダー・ルーターについてはクリティカル・イベントを発行する ように Tivoli NetView プログラムを構成し、それによって、WAN に対してオペレーターの注意を向かせるように することができます。 そのためには、次のステップを実行します。
ネットワークを非管理にすると、他のエンド・ノードのデバイスも管理できなくなりますから、非管理にする サブネットは、シリアル・リンクを示すサブネットにするとよいと思われます。 ネットワークを非管理にしても ルーター・インターフェースの管理状態は変わりません。
ここで、このような処置でルーター障害分離機能がどのように働くかを説明します。 目的は、MPLS 経路で障害が起きたときにリモート MPLS ボーダー・ルーターが、「到達不能」ではなく「クリティカル」 になるようにすることです。
ルーター障害分離機能は、次の 2 つの要因によってインターフェースの状態を判断します。
ルーター自体の状態は、すべてのインターフェース状態の伝搬に基づいて決まります。
ルーターが到達不能になるためには、すべてのインターフェースが停止中になり、かつ、すべての ネットワークが到達不能または非管理になっていなければなりません。 netmon -n スイッチが設定されると、 非管理のネットワークは、到達可能として扱われます。 ルーターが停止中になるためには、稼働中のインターフェースがなく、かつ、少なくとも 1 つの インターフェースが到達可能なネットワークで停止中になっていなければなりません。 残りのインターフェースは、 非管理であってもかまわず、したがって、それらは無視されます。
ここで、WAN 経由の経路に障害が起こると、そのルーター・インターフェースが停止し、その非管理ネットワークは 到達可能とみなされます。 この状況は、ルーター障害分離機能が、このルーターについて 「Router Down (ルーター停止中)」イベントを発行する条件を十分に満たしています。
TDWAVAILABILITY=FALSE
xnmsnmpconf アプリケーション (UNIX) を使用して、あるいは、 ネイティブ NetView コンソールの作動時にディスカバーされた oid_to_type ファイル内の設定のために、 「管理ノードのディスカバー (Discover Node(s) Managed)」にチェックがされていないノードの場合、 マップには Unmanaged ではなく、Unknown と表示されます。
予備手段 (APAR IY58520 に記載) は、これらのノードがディスカバーされるときに、 ネイティブ NetView コンソールが稼働していないことを確認するか、ノードがマップに「Unknown」と表示されたら、 それらのノードを、GUI から手動で非管理にすることです。 さらに、ユーザーがそのノードを管理したいときは、 最初にそれを非管理にして、それから管理します。
正規表現を使用すると、文字ストリングの集合から特定のストリングを検索することができます。 UNIX システムの Web コンソールの場合、この検索は大/小文字が区別されます。 Windows システムの Web コンソール の場合、この検索では大/小文字が区別されません。
大規模な NetView データベースを持つ Web コンソールを使用する UNIX ユーザーは、次のステップを実行する必要があります。
NetView UNIX インストールにスタンドアロンの NetView 言語パックをインストールする場合、 インストールが実行されるコマンド・ウィンドウ次でコマンドを使用して、NVenvironment スクリプトを source する必要があります。
$ . /usr/OV/bin/NVenvironmentユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合、Windows および AIX Web コンソールは、 Solaris Netview サーバーに接続しません。 ただし、Solaris 8 Web コンソールは、ユーザー ID 内に 2 バイト文字が使用されている場合に Solaris NetView サーバーに接続できます。
日本語言語パックを使用するときには、マップ・スナップショット名のデフォルト値 (例えば、Snapshot 1) は、サーバー・セットアップ・ウィンドウのスナップショット・メニューに表示されません。 作成されたスナップショットは、「ファイル」->「マップ・スナップショット」->「オープン」を選択すると表示されます。 スナップショットは、ovmapsnap コマンドを実行しても表示されます。
SmartSet が NetView コンソールでオープンされている場合、その SmartSet に属する 新規オブジェクト (インターフェース、ネットワーク、セグメント、ノードなど) がディスカバーされると、その新規オブジェクトが汎用コンピューター・シンボルとして表示されます。 SmartSet を閉じてから、再オープンすると、適切なシンボルが表示されます。
SmartSet サブマップが Tivoli NetView for UNIX プログラム内でオープンされているとき、collmap アプリケーションは、汎用シンボルに対してユーザーがカスタマイズした ラベルを、オブジェクトの選択名でオーバーライドします。 予備手段としては、オブジェクトに対して汎用シンボルを構成し、それを使用します。
セキュリティーが適用された NetView クライアント/サーバー環境では、NetView サーバーからクライアント・ユーザーをログオフする場合は、最初にクライアント・マシンからユーザーをログアウトする必要があります。
servmon デーモンが大規模ネットワーク上のすべてのサービスをディスカバーするためにセットアップされると、NetView サーバーがメモリー不足になる可能性があります。
Tivoli NetView プログラムは、SNMPv3 エージェント・デーモンが実行されている IBM Tivoli NetView 管理 対象マシンについて、ディスカバリーと状況更新で問題が生じる場合があります。 これらの問題は、管理対象マシンの SNMP デーモンが SNMPv1 デーモンに リンクされており、SNMPv3 デーモンにはリンクされていないことを確認することで除去できます。
nvColToSQL コマンドを実行しようとすると、以下のエラー・メッセージが出される場合があります。
データベース・サーバーが存在しないか、ログ・ファイル、一時ファイル、 ロールバック・セグメント用に十分なディスク・スペースがないか、または、データベース内にテーブルが存在しませんこのメッセージは、処理する snmpCollect ファイルが多すぎる場合 (通常は 500 超) に発生することがあります。 このメッセージを受け取った場合、以下のスクリプトを使用してファイルを処理できます。 このスクリプトは、一度に 1 ファイルを処理し、出力をログ・ファイルに保管します。
#!/bin/sh LOG=/usr/OV/log/nvColToSQL.log date > $LOG # CREATE NEW LOG EACH TIME # Loop all files that do not have ! or archive in name for file in `ls /usr/OV/databases/snmpCollect | grep -v "\!" | grep -v "archive"` donvColToSQL -f $file -m 64 >> $LOG 2>> $LOG RC=$ ? echo "* FILE <$file> Return Code <$RC>" >> $LOGdone
Tivoli NetView バージョン 7.1.5 の資料は、次の Web サイトにあります。
http://publib.boulder.ibm.com/infocenter/tivihelp/v3r1/index.jsp?toc=/com.ibm.itnetview.doc/toc.xmlこの資料は更新されていないため、このフィックスパックの内容を反映していません。 このフィックスパックで変更された内容については、『フィックスパックに関する注意点』を参照してください。
いずれかの Tivoli 製品で問題がある場合、次の IBM ソフトウェア・サポート Web サイトをご覧ください。http://www.ibm.com/software/sysmgmt/products/support
IBM ソフトウェア・サポートに連絡したい場合は、次の Web サイトで「IBM Software Support Guide」をご覧ください。http://techsupport.services.ibm.com/guides/handbook.html
このガイドに、問題の重大度に応じた IBM ソフトウェア・サポートへの連絡方法に関する情報と、以下の情報が記述されています。
本書は米国 IBM が提供する製品およびサービスについて作成したものであり、 本書に記載の製品、サービス、または機能が日本においては提供されていない場合があります。 日本で利用可能な製品、サービス、および機能については、日本 IBM の営業担当員にお尋ねください。 本書で IBM 製品、プログラム、またはサービスに言及していても、その IBM 製品、プログラム、 またはサービスのみが使用可能であることを意味するものではありません。 これらに代えて、IBM の知的所有権を侵害することのない、機能的に同等の 製品、プログラム、またはサービスを使用することができます。 ただし、IBM 以外の製品とプログラムの操作またはサービスの 評価および検証は、お客様の責任で行っていただきます。
IBM は、本書に記載されている内容に関して特許権 (特許出願中のものを含む) を保有している場合があります。 本書の提供は、お客様にこれらの特許権について 実施権を許諾することを意味するものではありません。 実施権についてのお問い合わせは、書面にて下記宛先にお送りください。
〒106-8711
東京都港区六本木 3-2-12
日本アイ・ビー・エム株式会社
法務・知的財産
知的財産権ライセンス渉外
以下の保証は、国または地域の法律に沿わない場合は、適用されません。
IBM およびその直接または間接の子会社は、本書を特定物として現存するままの状態で提供し、商品性の保証、 特定目的適合性の保証および法律上の瑕疵担保責任を含むすべての明示もしくは黙示の保証責任を負わないものとします。
国または地域によっては、法律の強行規定により、保証責任の制限が 禁じられる場合、強行規定の制限を受けるものとします。
この情報には、技術的に不適切な記述や誤植を含む場合があります。 本書は定期的に見直され、必要な変更は本書の次版に組み込まれます。 IBM はこれらの情報に掲載されている製品やプログラムを何時でも、予告なしに改善または変更することがあります。
本書において IBM 以外の Web サイトに言及している場合がありますが、 便宜のため記載しただけであり、決してそれらの Web サイトを推奨するものでは ありません。 それらの Web サイトにある資料は、この IBM 製品の資料の一部では ありません。それらの Web サイトは、お客様の責任でご使用ください。
IBM は、お客様が提供するいかなる情報も、お客様に対してなんら義務も負うことのない、 自ら適切と信ずる方法で、使用もしくは配布することができるものとします。
本プログラムのライセンス保持者で、(i) 独自に作成したプログラムと その他のプログラム (本プログラムを含む) との間での情報交換、 および (ii) 交換された情報の相互利用を可能にすることを目的として、 本プログラムに関する情報を必要とする方は、下記に連絡してください。
IBM Corporation
2Z4A/10111400 Burnet Road
Austin, TX 78758 U.S.A.
本プログラムに関する上記の情報は、適切な使用条件の下で使用すること ができますが、有償の場合もあります。
本書で説明されているライセンス・プログラムまたはその他のライセンス資料は、 IBM 所定のプログラム契約の契約条項、IBM プログラムのご使用条件、またはそれと同等の条項に基づいて、 IBM より提供されます。
IBM 以外の製品に関する情報は、その製品の供給者、出版物、 もしくはその他の公に利用可能なソースから入手したものです。 IBM は、それらの製品のテストは行っておりません。したがって、 他社製品に関する実行性、互換性、またはその他の要求については確証できません。 IBM 以外の製品の性能に関する質問は、それらの製品の供給者にお願いします。
IBM の将来の方向または意向に関する記述については、 予告なしに変更または撤回される場合があり、単に目標を示しているものです。
IBM、AIX、S/390、NetView、zSeries、Tivoli、および Tivoli Enterprise Console は、 IBM Corporation の商標です。
Microsoft、Windows、Windows NT および Windows ロゴは、Microsoft Corporation の米国およびその他の国における商標です。
Java およびすべての Java 関連の商標およびロゴは、Sun Microsystems, Inc. の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
UNIX は、The Open Group の米国およびその他の国における登録商標です。
Linux は、Linus Torvalds の米国およびその他の国における商標です。
Intel、Intel Inside (ロゴ)、Pentium は、 Intel Corporation または子会社の米国およびその他の国における商標または登録商標です。
他の会社名、製品名およびサービス名などはそれぞれ各社の商標または登録商標です。