本書には次のセクションが含まれています。
このフィックスパックには、以下の表にリストされている変更要求に対する フィックスが含まれています。
アダプターのバージョン |
CR 番号/APAR 番号 |
CR の詳細 |
完了したフィックスの説明 |
6.0.0.1 |
67109 |
BO レベル ASI の設定用のパネルが表示されず、 ESD が応答しません。 |
「構成パラメーター」画面が更新され、 各ストアード・プロシージャー・タイプ・グループに Schema プロパティーが追加されました。 Schema プロパティーは、データベース内のすべてのスキーマをリストする 単一選択プロパティーです。 Schema プロパティーでデータベース・スキーマが選択されると、 同じプロパティー・グループ内の StoredProcedure プロパティーが更新され、 選択したスキーマ内のストアード・プロシージャーのリストが表示されます。 |
6.0.0.1 |
73104 |
EMD で XA Resource プロパティーを設定できません。 |
「成果物の生成 (Generate Artifacts)」画面 の ManagedConnectionProperties プロパティー・グループに、 2 つの新規プロパティー XADataSourceName および XADatabaseName が追加されました。 「オブジェクトの構成 (Configure Objects)」画面で 「Outbound サービス・タイプ (Outbound ServiceType)」が選択され、 「成果物の生成 (Generate Artifacts)」画面で「発見された接続プロパティーを使用 (Use discovered connection properties)」が選択されると、MCF プロパティーが表示されます。 |
6.0.0.1 |
73614 |
オペレーション ASI の PropertyName 値が、 ビジネス・オブジェクト属性値でなく列名に設定されています。 |
「構成パラメーター」画面のストアード・プロシージャー・パラメーター・プロパティーは、テーブルの列ではなくビジネス・オブジェクト属性をリストします。
|
6.0.0.1 |
67622 |
テーブル名 または列名にポンド記号 (#) が含まれているデータベース・オブジェクトから ビジネス・オブジェクトを生成できません。 |
EMD が変更され、 ビジネス・オブジェクト名と属性名から # 文字が削除されました。 削除された文字が別の文字に置換されることはありません。実際の DB 名は、 引き続き ASI (TableName および ColumnName) に保持されます。 |
6.0.0.1 |
49070 |
更新される 子レコードがデータベース内に存在しない場合、アダプターはエラーをスローしません。 |
警告が ログ・ファイルでトレースされていましたが、これは例外をスローするように変更されました。 |
6.0.0.1 |
49258 |
JDBC アダプターで提供されているサンプルが WID テスト・ツールからパブリッシュされたものである場合、サンプルは正常に配置され、アプリケーションも正常に開始されています。Inbound は正常に機能しています。しかし、Outbound をテストすると、次の例外がスローされました。 「java.lang.NoClassDefFoundError: JDBC/Outbound/JDBCOutboundInterface (wrong name: jdbc/outbound/JDBCOutboundInterface)」 |
サンプル EAR が 正しく生成されませんでしたが、現在、これは訂正され、正しく機能するサンプル EAR が使用できるようになりました。 |
6.0.0.1 |
67449 |
正しくない JDBCDriverClass が指定されたときのエラー・メッセージが、 適切なエラーを表していませんでした。 |
正しくない JDBCDriverClass が指定された場合に、 適切なエラー・メッセージが表示されるようになりました。 |
6.0.0.1 |
73106 |
XA 属性の問題判別が正しくありません。 |
XA 属性が検証されていませんでした。 このために、適切なエラー・メッセージを持つ妥当性検査が追加されました。 |
6.0.0.1 |
73618 |
JDBC ASI によって Web Services が失敗します。 |
除去された BiDi セクションで、JDBCASI.xsd に余分なブランク・スペースがありました。 |
6.0.0.1 |
73786 |
Oracle データベースを使用した JDBC Inbound で、最大カーソル数を超過しました。 |
Inbound のイベントの処理中にカーソル・リークがありましたが、これは修正されました。 |
6.0.0.1 |
73799 |
JDBC は、 キャッシュ付き接続を使用する必要があります。 |
JDBCManagedConnection クラスは JDBC 接続をキャッシングできません。 これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
67824 |
JDBC アダプターを 使用して DB からビジネス・オブジェクトを正しく検索することができません。 |
単一カーディナリティー子外部キーの設定が正しくないため、階層ビジネス・オブジェクトの検索が正しくありませんでした。 これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
73432 |
BO エディターの BO レベルで BiDiContext を追加できません。 |
除去された BiDi セクションで、JDBCASI.xsd に余分なブランク・スペースがありました。 |
6.0.0.1 |
73426 |
EMD の 「イベント・テーブル名 BiDi フォーマット」フィールドは、必須であるべきではありません。 |
「イベント・テーブル名 BiDi フォーマット」フィールドは、現在ではオプションです。 |
6.0.0.1 |
73448 |
BiDiStringTransformation メソッドで、Inbound と Outbound の formatIn 値と formatOut 値が入れ替わります。 |
これは、BiDiStringTransformation() メソッドで修正されました。formatIn 値と formatOut 値は、Inbound と Outbound に対して適切に設定されています。 |
6.0.0.1 |
73436 |
Inbound で戻される ビジネス・オブジェクトの BiDi フォーマットが正しくありません。 |
これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
73207 |
'relativePath' が、EMD で正しく処理されませんでした。
|
'relativePath' に 「./」のプレフィックスが付いていないシナリオを処理するように変更されました。 今後は、このプレフィックスが存在する場合としない場合の両方が処理されます。 |
6.0.0.1 |
72346 |
管理接続ファクトリー内の 'setReauthSupported' が機能しません。
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これは、現在では修正されています。 タイプが 'boolean' から 'Boolean' に変更されました。 |
6.0.0.1 |
48839 |
UNORDERED デリバリー・モードでのポーリング時にエラーが発生すると、配信されるイベントがイベント・テーブルで未配信として示される場合があります。 |
イベントは、 このシナリオで配信されたときにクリーンアップされるようになりました。
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6.0.0.1 |
73563 |
ビジネス・オブジェクトをバイト配列としてパブリッシュすると、パフォーマンス上の問題が発生しました。 |
バイト配列を 16 進バイナリー・エンコードに変更しました。 |
6.0.0.1 |
72743 |
パブリッシュされたビジネス・オブジェクトのバイト配列が、ログ内でバイトごとに 1 行ずつ表示されます。 |
これには、16 進バイナリー・エンコードが非常に役立ちます。 また、ログ・レベルを WARNING にして実動システムを実行することを お勧めします。このレベルでは、これらのメッセージはログにまったく 表示されません。 |
6.0.0.1 |
73738 |
Inbound CEI イベントを相関できません。 |
これは修正され、相関情報が追加されました。 |
6.0.0.1 |
73449 |
接続メタデータの BiDi フォーマットが、空ストリングを正しく処理していませんでした。 |
これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
73477 |
BiDi ログ/トレース機能を拡張します。 |
BiDi 診断用にトレースが追加されました。 |
6.0.0.1 |
73566 |
ビジネス・オブジェクト BiDi フォーマットが正しく機能しませんでした。 |
これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
73143 |
BiDi プロパティーが EMD で検証されていませんでした。 |
現在では、BiDi プロパティーは EMD で検証されます。 |
6.0.0.1 |
73023 |
EMD 内の TurnBiDiOff プロパティーの表示がわかりにくくなっていました。 |
これは、現在では修正されています。 EMD 内の BiDi がアクティブである場合、デフォルトは「false」です。 |
6.0.0.1 |
73295 |
BiDi フォーマットのコンテキスト LTR または RTL コンポーネントが EMD の 1 番目の画面から 5 番目の画面へ渡されません。 |
これは、現在では修正されています。 |
6.0.0.1 |
72745 |
ログとトレースの間で時刻と日付の形式が矛盾しています。 |
ログの形式に合うように、トレース時刻形式が更新されました。 |
6.0.0.1 |
67575 |
WPS で Java 2 セキュリティーがオンにされたときに AccessControlException がスローされました。 |
Java 2 セキュリティーがオンにされた場合に AccessControlException がスローされないように、変更が加えられました。 |
6.0.0.1 |
67845 |
デフォルトの ManagedConnectionFactory 信用証明情報が適切に機能しません。 |
認証別名が構成されていない場合は Outbound プロパティーで指定された信用証明情報を使用するように接続コードが更新されました。 |
6.0.0.1 |
74333 |
Sybase のストアード・プロシージャーを使用すると、JCA JDBC アダプターが BO xsd を生成しません。 |
名前に特殊文字が含まれるストアード・プロシージャーの場合、BO xsd が生成されませんでした。BO に名前を設定する前にストアード・プロシージャー名、テーブル名、ビュー、シノニム/ニックネーム、および列名から特殊文字を除去するようにコードを更新しました。 |
6.0.0.1 |
67848 |
JDBC ESD: 予期された INFO レベル・メッセージが .log.cbe ログ・ファイルに記録されていません。 |
EMD とアダプターのメッセージ ID が重複していました。これは、EMD とアダプターに固有のメッセージ ID を設定することにより修正されました。具体的には、EMD のメッセージ ID が変更されました。 |
6.0.0.1 |
67866 |
JDBC EMD が SQL サーバー内でヒンディ語またはタイ語の文字を処理できません。 |
ドライバー・メソッド DatabaseMetaData.getColumns は、列名がヒンディ語またはタイ語の文字だった場合に正しく機能しません。この結果、結果セットにレコードが戻されませんでした。セットをクローズするには、少なくとも 1 つのレコードの戻りが必要だったため、セットをクローズできませんでした。どのような場合にも結果セットをクローズできるようにコードが変更されました。 |
フィックスパック、バージョン 6.0.0.1 にアップグレードするには、次の手順を実行します。
v SCA モジュール用の Java ビルド・パスを開き、 「プロジェクト」タブで選択されたコネクター・プロジェクトを削除します。
v 依存関係エディターを開き、コネクター・プロジェクトを削除します。
v ワークスペースからコネクター・プロジェクトを削除します。
v 新規 rar ファイルをインポートします。 必要に応じて、EIS 固有の API から任意の依存関係ファイルを追加します。
v SCA モジュール用の Java ビルド・パスを開き、 「プロジェクト」タブで選択されたコネクター・プロジェクトを選択します。
v 依存関係エディターを開き、コネクター・プロジェクトがまだ存在しない場合はそれを追加し、「モジュールと共に配置 (Deploy with Module)」にチェック・マークを付けます。
v WPS 管理コンソールで対応するアプリケーションの「更新」を選択します。
v rar ファイル CWYBC_JDBC.rar の名前として相対パスを指定し、「単一モジュール (Single Module)」を選択します。
v ローカル・ファイル・システムで「参照」ボタンをクリックし、 変更があった更新済み rar ファイルを選択します。
v 残りのステップでデフォルト値を選択して、「完了」をクリックします。 これにより、MCF など既存の構成を変更せずに、jar の更新だけを実行することができます。
最終変更日: 2005 年 12 月 10 日