クリーンアップ・サービス

このパネルでは、特定のクラスターまたはサーバー上で Business Flow Manager または Human Task Manager 用に定義されたすべてのクリーンアップ・ジョブの設定の要約を示します。この設定は変更または削除することができ、新規の設定を定義することもできます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > クラスター名または「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere アプリケーション・サーバー」 > サーバー名 をクリックし、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開します。. クリーンアップ・サービス設定とクリーンアップ・サービス・ジョブは、Business Flow Manager と Human Task Manager に対して別々に定義されるため、「Business Flow Manager」または「Human Task Manager」のいずれかをクリックしてから、「追加プロパティー」セクションで「クリーンアップ・サービス設定」をクリックします。「構成」タブを選択した場合、サーバーの再始動後に変更内容がサーバーに対して適用されます。「ランタイム」タブを選択した場合、変更を適用するためにサーバーを再始動する必要はありませんが、サーバーの再始動後も変更内容を継続して適用したい場合は、「構成へのランタイム変更も保存」を選択する必要があります。


(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。

このトピックへの更新の確認 (オンライン)

クリーンアップ・サービス設定

Business Flow Manager」と「Human Task Manager」のどちらを選択したかに応じて、Business Flow Manager または Human Task Manager のクリーンアップ・サービスのいずれかがこのセクションの設定によって制御されます。

クリーンアップ・サービスを使用可能にする

クリーンアップ・サービスを使用可能または使用不可に設定することができます。 クリーンアップ・サービスを使用可能にするには、チェック・ボックスを選択します。

プロパティー
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 使用不可 (クリア)

頻度 (CRON カレンダー)

クリーンアップ・ジョブを実行するスケジュール。

タイプ
データ型 String
フォーマット このフィールドでは、com.ibm.websphere.scheduler.UserCalendar に基づく WebSphere crontab 形式 <Seconds> <Minute> <Hour> <Day_of_the_Month> <Month_of_the_Year> <Day_of_the_Week> が使用されます。
1 時間に 1 回実行する場合は、0 0 * * * ? というスケジュールを使用します。
デフォルト 0 0 23 * * ? (毎晩 11 時)

最大期間 (分)

ここで指定した時間よりも長い時間がクリーンアップ・ジョブでかかる場合は、現行のクリーンアップ・ジョブの現在のトランザクション・スライスが完了すると現行のクリーンアップ・ジョブが停止され、次にスケジュールされているクリーンアップ・ジョブまではそれ以上のクリーンアップ・ジョブは実行されません。

タイプ
データ型 Integer
デフォルト 120
単位

トランザクション・スライス (トランザクション当たりのインスタンス)

削除操作用のトランザクションのサイズ。

タイプ
データ型 Integer
デフォルト 10
単位 データベース・トランザクションごとのビジネス・プロセス・インスタンスまたはヒューマン・タスク・インスタンス

クリーンアップ・サービス・ジョブ

クリーンアップ・サービスが起動されるたびに、すべての定義済みクリーンアップ・サービス・ジョブが順番に実行されます。「Business Flow Manager」と「Human Task Manager」のどちらを選択したかに応じて、Business Flow Manager または Human Task Manager のいずれかに対して定義されたすべてのクリーンアップ・サービス・ジョブがテーブルに表示されます。クリーンアップ・サービス・ジョブは、追加、削除、編集することができます。

追加

このボタンをクリックして詳細パネルを開き、選択されたクラスターまたはサーバーの新規クリーンアップ・ジョブを作成します。

削除

このボタンをクリックして、テーブル内で選択されたクリーンアップ・ジョブを削除します。

選択

この列には、テーブル内にリストされたクリーンアップ・ジョブごとに 1 つのチェック・ボックスが表示されます。1 つ以上のジョブを選択してから、「削除」をクリックすることができます。

順序番号

この列に表示される整数はクリーンアップ・ジョブが実行される順序を示すもので、ゼロから始まります。

クリーンアップ・ジョブ

この列には、すべてのクリーンアップ・ジョブの名前が表示されます。クリーンアップ・ジョブの詳細パネルを表示して設定を変更できるようにするには、クリーンアップ・ジョブの名前をクリックします。

テンプレート

この列には、クリーンアップ・ジョブでの削除対象となるインスタンスのテンプレートが表示されます。

ワイルドカード (*) は、すべてのテンプレートが消去されることを意味します。Human Task Manager のクリーンアップ・ジョブの場合、括弧内にターゲットの名前空間を指定します (名前空間が定義されている場合)。例えば、myTaskTemplate (http://bpc/samples/task/) のように指定します。

ステート

この列には、削除対象となるテンプレート・インスタンスの状態が表示されます。

削除までの期間

この列には、インスタンスが削除対象になるまでの時間が表示されます。この時間は、インスタンスが削除対象の状態に達した時点から計測されます。

プロパティー
データ型 スペースで区切られた整数のリスト
フォーマット 分 時 日 月 年
0 0 1 0 0 と指定されている場合、削除対象の状態に達してから 1 日後にインスタンスが削除対象になります。