Human Task Manager のランタイム構成

このパネルを使用して、Human Task Manager のランタイム設定を変更します。また、処理できなかったメッセージを再生し、担当者照会をリフレッシュすることもできます。

この管理コンソール・ページを表示するには、「サーバー」 > 「クラスター」 > 「WebSphere Application Server クラスター」 > クラスター名または「サーバー」 > 「サーバー・タイプ」 > 「WebSphere アプリケーション・サーバー」 > サーバー名 をクリックし、「構成」タブの「ビジネス・インテグレーション」セクションで「Business Process Choreographer」を展開します。次に、「Human Task Manager」をクリックして「ランタイム」タブを選択します。


(オンライン) とマークされているリンクはインターネットへアクセスする必要があります。 各リンクは、オンライン・インフォメーション・センターでトピックの検索を起動します。 検索結果がリストされたら、現在の構成に一番対応しているトピックを選択してください。

このトピックへの更新の確認 (オンライン)

メッセージ・カウントの更新

このボタンをクリックすると、保留キュー内のメッセージの表示数が更新されます。

保留キューの再生

このボタンをクリックすると、すべてのメッセージが保留キューから内部作業キューに移動されます。

担当者照会の更新

このボタンをクリックすると、担当者照会が更新されます。

保留キュー・メッセージ

このフィールドには、保留キュー内のメッセージ数が表示されます。このフィールドを更新するには、「メッセージ・カウントの更新」をクリックします。

タイプ
データ型 Integer

メッセージ例外

このフィールドには、メッセージの再生中にスローされる例外が表示されます。

タイプ
データ型 String

E メール・セッション JNDI 名

Human Task Manager がエスカレーション・メールの送信に使用する Simple Mail Transfer Protocol (SMTP) E メール・セッション・リソースの Java Naming and Directory Interface (JNDI) 名。

タイプ
データ型 読み取り専用ストリング
サーバー上で構成した場合の値 mail/HTMNotification_nodeName_serverName
クラスター上で構成した場合の値 mail/HTMNotification_clusterName

送信者の E メール・アドレス

エスカレーション E メールの送信者として使用されるアドレス。

タイプ
データ型 String
デフォルト taskmanager.emailservice@htm.companydomain

エスカレーション URL 接頭部

この接頭部を使用して、エスカレーションの詳細情報用のリンクをエスカレーション E メール内に挿入することができます。

タイプ
データ型 String
デフォルト なし
http://myServer:9080/EscalationDetailsView.jsp
Business Process Choreographer Explorer のデフォルト構成で機能する例 http://myServer:9080/bpc/faces/pages/layouts/views/EscalationDetailsView.jsp
Human Task Manager のタスク・エスカレーション・インスタンスの詳細を表示できる EscalationDetailsViewer という名前のアプリケーションが IBM Business Process Manager にインストールされていて、Business Process Choreographer Explorer がインストールされている IBM Business Process Manager サーバーのホスト名が myServer である場合は、以下の HTML リンクをエスカレーション E メールの本文に挿入することができます。これにより、E メールの受信者は、エスカレーションの詳細にアクセスできるようになります。
<a href="%htm:escalation.URLPrefix%?id=%htm:escalation.instanceID%">Escalation details</a>

タスク URL 接頭部

タスクについての詳細を提供するための、E メールに挿入できる URL の接頭部。

タイプ
データ型 String
デフォルト なし
http://myServer:9080/TaskInstanceDetailsView.jsp
Business Process Choreographer Explorer のデフォルト構成で機能する例 http://myServer:9080/bpc/faces/pages/layouts/views/TaskInstanceDetailsView.jsp
Human Task Manager のタスク・インスタンスの詳細を表示できる TaskDetailsViewer という名前のアプリケーションが IBM Business Process Manager にインストールされていて、Business Process Choreographer Explorer がインストールされている IBM Business Process Manager サーバーのホスト名が myServer である場合は、以下の HTML リンクをエスカレーション E メールの本文に挿入することができます。これにより、E メールの受信者は、タスクの詳細にアクセスできるようになります。
<a href="%htm:task.URLPrefix%?id=%htm:task.instanceID%">Task details</a>

管理者 URL 接頭部

タスク管理者ロールを実行する担当者に送信されるエスカレーション E メールに挿入できる URL の接頭部。

タイプ
データ型 String
デフォルト なし
http://myServer:9080/AdministratorTaskDetailsViewer
Business Process Choreographer Explorer のデフォルト構成で機能する例 http://myServer:9080/bpc/faces/pages/layouts/views/TaskInstanceDetailsView.jsp
管理者が Human Task Manager のタスク・インスタンスの詳細を表示するために使用できる AdministratorTaskDetailsViewer という名前のアプリケーションが IBM Business Process Manager にインストールされていて、Business Process Choreographer Explorer がインストールされている IBM Business Process Manager サーバーのホスト名が myServer である場合は、以下の HTML リンクをエスカレーション E メールの本文に挿入することができます。これにより、E メールの受信者は、タスクの詳細にアクセスできるようになります。
<a href="%htm:task.URLPrefixAdmin%?id=%htm:task.instanceID%">Task details</a>

Process Explorer URL 接頭部

Business Process Choreographer Explorer の URL の接頭部。

タイプ
データ型 String
デフォルト なし
http://myServer:9080/bpc

Common Event Infrastructure のロギングを使用可能に設定

Common Event Infrastructure (CEI) ロギングの使用可能と使用不可を切り替えることができます。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません

監査ロギングを使用可能に設定

監査ロギングの使用可能と使用不可を切り替えることができます。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません

タスク履歴を使用可能にする

ビジネス・スペースでタスク履歴データを表示する場合や、Task Instance History Representational State Transfer (REST) インターフェースを使用してタスク履歴データを取得する場合は、このチェック・ボックスを選択します。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません

担当者照会リフレッシュ・スケジュール

担当者照会をリフレッシュするスケジュール。代わりの担当者を使用する場合は、担当者割り当てで担当者の「不在」状況を変更してから担当者照会のリフレッシュを実行し、担当者の新しい状況を反映する必要があります。

タイプ
データ型 String
フォーマット このフィールドでは、com.ibm.websphere.scheduler.UserCalendar に基づく WebSphere crontab 形式 <Seconds> <Minute> <Hour> <Day_of_the_Month> <Month_of_the_Year> <Day_of_the_Week> が使用されます。
担当者照会を毎週木曜日に 1 時間ごとにリフレッシュする場合は、0 0 * * * 4 というスケジュールを使用します。
デフォルト 0 0 1 * * ? (毎晩 1 時)
注: スタッフ照会リフレッシュは実行するたびにパフォーマンスに大きな影響を与える可能性があるため、あまり頻繁にリフレッシュを実行しないことをお勧めします。

担当者照会結果のタイムアウト

担当者照会の結果を有効と見なす期間 (秒単位)。この期間を経過すると、担当者照会結果の有効期限が切れます。

タイプ
データ型 Integer
デフォルト 3600
単位

グループ作業項目を使用可能に設定

Human Task Manager 照会と API メソッドでグループ作業項目を考慮する場合は、このチェック・ボックスを選択します。グループ作業項目が使用不可になっている方が、照会速度は速くなります。

バージョン 6.0.2 よりも前のバージョン用に作成されたアプリケーションで、com.ibm.bpe.api.StaffResultSet インターフェースまたは com.ibm.task.api.StaffResultSet インターフェースのいずれかまたは両方を使用している場合は、グループ作業項目を使用可能にする前に、グループ作業項目を処理するためにアプリケーションを変更する必要があります。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません (バージョン 6.0.2 よりも前に作成されたアプリケーションとの互換性を確保するため、グループ作業項目は使用可能にはなりません)

代替を使用可能に設定

自分の ID ではないユーザー ID を対象にした代替操作を許可する場合は、このチェック・ボックスを選択します。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません

代替管理を管理者に制限

スタッフの代替処理を管理者だけが実行できるようにするには、このチェック・ボックスを選択します。このオプションを選択した場合、管理者以外のユーザーが自分以外のユーザー ID を対象に代替操作を実行しようとすると、例外が生成されます。

タイプ
データ型 チェック・ボックス
デフォルト 選択されません (代替管理は、管理者のみに制限されません)

構成へのランタイム変更も保存

サーバーの再始動後も変更内容を保持する場合は、このチェック・ボックスを選択します。