受信箱ウィジェットの使用可能なビューおよびアクションの構成

受信箱ウィジェットを、このウィジェットを使用するユーザーに対して、ユーザーの作業に有効なビューおよびアクションだけが表示されるように構成できます。例えば、ユーザーが自分に割り当てられた作業をすべて表示できるようにウィジェットを構成できます。

始める前に

このウィジェットを構成するには、ページの所有者または編集者である必要があります。

このタスクについて

ユーザー対話」タブでの選択内容によって、ビュー、「アクション」リスト内のエントリー、およびリスト内の各項目に対して使用可能なインライン・アクションが決まります。
重要: システム環境の構成内容によっては、ここで選択した一部のビューおよびアクションが、このウィジェットのユーザーに対して使用不可になる場合があります。

手順

  1. ウィジェット・メニューを開いて、「設定の編集」を選択します。これにより、構成タブが表示されます。
  2. ユーザー対話」タブを選択し、「ビュー」ペインで、ウィジェットのユーザーが使用できるビューを指定します。
    ビューにより、ユーザーはウィジェットに表示させる項目をフィルタリングできます。以下の表は、ビューに応じてタスクおよび作業項目がどのようにフィルタリングされるかを説明しています。
    表 1. ビューによるタスクおよび作業項目のフィルター方法
    ビュー タスクがどのようにフィルタリングされるか 作業項目がどのようにフィルタリングされるか
    自分の作業 ユーザーに割り当てられているタスクを表示します。 ユーザーの個人用受信箱に存在する作業項目を表示します。
    未割り当ての作業 まだ誰にも割り当てられていないタスクをすべて表示します。 まだ誰にもロックされていない、役割キュー内の作業項目をすべて表示します。
    作成した項目 ユーザーが作成したタスクを表示します。これらのタスクは、ドラフトのタスクの場合もあれば、進行中のタスクの場合もあります。 サポートされません。
    未割り当ての作業および自分の作業 ユーザーの割り当て済みタスクとすべての未割り当てタスクの両方を表示します。 ユーザーの個人用受信箱内の作業項目と役割キュー内の未割り当て項目の両方を表示します。
    すべての項目 ユーザーがアクセス可能なすべてのタスクを表示します。 個人用受信箱および役割キュー内の作業項目を、ロックのステータスにかかわらずすべて表示します。
    自分のチームの作業 ユーザーが管理可能なタスク (タスクの所有者の変更など) を表示します。 サポートされません。
    延期された項目 ユーザーの保留タスクのリストを表示します。 サポートされません。
    選択したビューをウィジェットのデフォルト・ビューにするには、「デフォルトとして設定」をクリックします。
  3. アクション」ペインで、使用可能なアクションと、「アクション」リストにアクションが表示される順序を選択します。 アクション」リストに追加することもできます。
    重要: IBM® Case Manager 作業項目の場合、以下の表で説明するように、「編集」および「転送」のアクションのみがサポートされます。
    表 2. 作業項目に対して使用可能なアクション
    アクション 説明
    編集 IBM Case Manager ソリューション・スペースの作業ページで作業項目を開きます。ソリューション・スペースの「アイテムを開く」に対応するアクションです。
    転送 作業項目を他のユーザーに割り当てます。
  4. OK」をクリックして、構成変更を保存します。

次のタスク

カスタム・アクションについて、アクションの ActionRequested イベントを、アクションをトリガーするウィジェットにワイヤリングします。